夫の咳が止まりません。もしかしたらインフルに感染したかも知れません。私に移すと大変なのでここ数日は別々の布団に寝ています。昨晩は特に辛かったらしく夜中一時間くらい咳き込んで眠れなかったようです。
私も気管支炎になった経験があるので分かるのですが、体を起こしているときは大丈夫だったりするのですが、横になったり寝ようとすると咳が出て止まらなくなるのです。咳のし過ぎで喉は痛いし腹筋も痛いし眠れないし、あの時はこのまま咳が止まらず死んでしまうのか？と不安になったものです。
辛すぎて姉に相談すると、漢方薬(麦門冬湯)がいいと勧められて決して美味しくない漢方薬をお湯に溶かしてチビチビ飲んでいました。一向に治らないと思われた咳も一週間ほどで治りました。私は喉の痛みがあったのですが夫は喉の痛みはなく咳のし過ぎによる腹筋の痛みだけがあるそうです。
食欲もあるし熱も微熱で収まっているのでそれだけが救いです。具合悪くてグッタリしていると気の毒ですが咳の症状以外は比較的元気なのでその点では安心です。食欲ないとか高熱で意識朦朧とかだと心配ですけど今回は大丈夫そうです。滅多に熱を出さない夫が高熱を出し入院した話は別記事で
夫に風の症状が出始めたのは一カ月前くらいからです。ここ最近咳が出るな、と気にしていたのですがだんだん酷くなってきました。夫が働いている委託先の会社でインフルが流行しているので、もしかしたら移ったかもしれません。私は実家に頼まれてインフルのワクチン接種をしていますが夫は未接種なので心配です。
病院に行って調べてインフル感染判明したとしても処方される薬はウィルス増殖を抑える薬で治療薬ではない。ウィルスに効く特効薬はないので自分の体にある免疫力で追い出すしかない。とりあえず水分いっぱい飲んで暖かくして汗を出してウィルスを体外に出す。熱が出たら解熱剤を飲んで栄養あるものいっぱい摂ってまた寝る。この繰り返し。世の中はクリスマスで浮かれ気味でしたが我が家ではお出かけはせずお家で過ごす引き籠り週末になりました。（選挙の投票だけは行きました）
土曜日の午後からダラダラとビデオを見ながら夫婦二人きりのクリスマスパーティーです。ハーフワインを空けるとほろ酔い気分。ツマミはクラッカーにクリームチーズ、ナッツが定番です。体調がイマイチの夫は炭酸飲料で乾杯です。
スマホを見ていた夫が三井住友カード作成で無事承認された、モッピー4,500ポイントゲットと報告してきました。「あと500ポイントでミッションクリアするとボーナスで2000ポイント貰えるよ」と言ってU-NEXT無料登録を進めるとまんまと乗ってきました。つくづくポイントという誘惑に弱い夫です。
ということでこれから無料期間、映画三昧な日々になりそうです。無料お試しで貰えるポイントは通常600ポイントみたいですが、なぜか1,000ポイントついていました。最新の映画も2本くらい見れそうです。安藤サクラさん、妻夫木さん、窪田さんの”ある男”でも購入してみようかな。月額2,189円（税込）で1,200ポイントがついて最新映画も見れる雑誌も読み放題なのがいいですね。体が動かなくなってからの老後はU-NEXTさえあれば毎日楽しく過ごせそうな感じがします。毎日ビデオ三昧で動かないと廃人になりそうで怖いですけど…映画は一日一本、程々にしないとですね。
日曜日は夫が一日ダウン、布団に入っていたので私は一人で映画2本見ました。最初の一本はクリスマスということで恒例のスモーク(1995年)、そしてもう一本はもう一度見たいと思っていたグリーンマイル(1999年)。リアルタイムで見た映画、私自身はかなり精神的に病んでいた時期でしたが、なんだかんだ言ってあの時代はいい時代で良かったな、としみじみしてしまいました。パソコンがまだ一般家庭に普及してない時代、1990年のニューヨークが舞台のスモークに出てくる小説家ポール・ベンジャミンが使っているのはタイプライターでした。
EP.1ポール、オギーのタバコ屋で常連客との会話「お前は楽天家だな」「そのほうが体にいいからな。あんたには女房と３人のこども、郊外の別荘、足には白い靴、家の居間は白いカーペット、だが心臓発作２回、俺はゼロ」「コイツ(葉巻)がいけないんだよ、コイツが命取だ」「せいぜい気をつけな、タバコ屋はそのうち営業停止」「タバコを吸う者は並べられて射殺さ」「タバコの次はセックスだな、他人に笑いかけるのも違法になる」「例の”モンテ・クリフト”の件はどうなった？」「進行中さ、数週間以内に入荷する、(オマエも話に)乗らないか？5千ドルが１万ドルに増えるんだぜ、キューバ産のシガーは右から左に売れるからな」「ドジって挙げられるなよ、キューバ産シガーは禁制品なんだ」「欲しがっているのは判事や弁護士だ、判事が自分を検挙するか？」それな…
最終EP5.オギーのクリスマス・ストーリー、冒頭タバコ屋にあつまる常連客の話が現実になっているような気がします。「見てろよ、そのうちまた戦争になる、国防省の役人には戦争が飯のタネだ、サダム・フセインがいい標的だ、見てろ絶対戦争になる」またまたそれな…の話。
そう考えると戦争を起こしたいのも富裕層、禁制品シガーを欲しがるのも富裕層、エプスタイン島の顧客も地位と権力がある富裕層。まったく嫌になります。庶民はある一部の富裕層を儲けさせるための駒でしかないのか、と思うと何も言えない。小説ではありますがカズオ・イシグロさんの”私を話さないで”も富裕層が自分たちを救うための臓器提供のためクローンを生み出す話。クローン人間にも感情はある、その感情のあるクローン人間に生きる意味があるのか？倫理観を問う話。結局は彼らはあくまで臓器提供者であるという判断で臓器を取られて死んでいく…。
日本から国際養子縁組で海外に渡った子供が、２０１１～１９年の約９年で少なくとも３３６人に上ることが、読売新聞の集計でわかった。７割弱が１歳未満の乳児だった。国際養子縁組を巡っては、人身売買に巻き込まれることや、子供の出自に関する情報を得ることが難しくなるといった問題が指摘される。世界的に減少傾向にある一方、日本からは多数の子供が国外に出ていた実態が浮かび上がった。
2021年ニュース記事の抜粋です。ベビーライフという会社、今は廃業していますが日本でも養子縁組に海外へ出された子供の生息が不明とのニュースがありました。臓器提供などが目的の人身売買だとしたら恐ろしいことです。
私が何もかも嫌になり現実から逃げて海外へ放浪していた2003年あたりはこんな世の中になるなんて思ってなかったです。スマホが普及する前はこんな世の中ではなかったような気がします。おかしくなったのはここ10年じゃないですかね…
2001年にアメリカ同時多発テロ、イラク戦争が2003年。映画スモークは1995年公開です。色々なこと予知してるなー…と。今見てもとってもおしゃれで心に響くいい映画です。やっぱり私のナンバーワン映画はスモークです。
グリーンマイルはリピートしたい映画には入れていませんが当時リアルタイムで見て衝撃を受けた映画でした。死刑囚のジョン・コーフィーが特別な見通せる力のせいで傷つき「生きていたくない」と訴えて無実なのに電気椅子を望むシーン、その奇跡の人ジョンから特別な力を引き継いだ死ぬことが許されないポール。ウォートンのように根っからのクズもいれば、パーシーのように権力を笠に着るセコイ悪人もいる。今回改めて見て当時感じなかった別の思いが湧いてきました。当時は死ねないポールに共感して安楽死や尊厳死について考えていたようですが、50代になった今はジョンの痛みのほうが共感できる。見る年齢や環境によって同じ映画でも感想は違ってくるものだな、と。
当時感激した映画やドラマでも50代になった今見たら何も心に響かないこともあるかも知れませんね。そういう点で言えばサスペンス映画や歴史ものSFやアクション映画などは再度視聴したい、という気持ちにはなれません。例えばシックスセンスとか、ユージュアル・サスペクツとか、ジェラシック・パークとか。気分が沈んでいるときは無条件で笑えるコメディが見たくなります。ジム・キャリーのMASKとかライヤーライヤーとか…私にとって映画は気軽にできる現実逃避です。
【あさ８】が終わりました。明日のゲストは前の前の仙台市長だった梅原さんが初登場らしい。パンダ騒動で揺れる仙台郡市長は親中なのか？明日のあさ８も目が離せません。さて、午後の映画は何を見ようか。
夫の具合が心配ではありますが今朝は熱はなく咳止め薬が効いているせいか普通に出勤していきました。最初はコホコホという空咳だったのが次第にゴホゴホ咳になり昨晩の咳はゼイゼイ痰が絡むようになってきたので快調に向っているのかも知れません。今日も無事に帰ってきますように。体調悪いのに忘年会なんて無理して行くから…でも無事に終わって良かったです。社員さんが気を使ってくれて拗らせオヤジとは一番離れた席を用意してくれたようです。
会費不要と言われ誘われた忘年会。会費ではなく”お礼”という形で5000円包みました。夫が10,000円包むと言うのでナイナイと猛反対しました。忘年会の会費だったら3,000～5,000円が相場でしょう。忘年会は会費制のほうが面倒くさくなくていいのに、と思います。会費10,000円と言われたら私なら絶対参加しませんけどね。私だったら3,000円までかな。会社の忘年会にそれ以上は出せません。
拗らせオヤジは以前に飲み会で下ネタオンパレードで大顰蹙をやらかした経験上、今回はお酒も程々で大人しかったそうです。所長と部長と同テーブルだったらしいので拗らせオヤジと言えども目上の人たち相手に遠慮があったのでしょう。拗らせオヤジが飲みすぎて大暴れないようにあえて上司と同じテーブルにしたのかも知れませんね。下品な絡み行動は自分より年下の社員さんにしかしない人ですから…
あと一週間無事にやりすごしたら年末年始のお休み、ゆっくり過ごしながら体調を万全に整えるのに丁度いい。一等７億当たるかもしれない宝くじを楽しみにこれから年内を過ごしたいと思います。夢は大きく持ちたいものです。７億あったらどうしよう…妄想が広がります。こういう妄想も幸せな時間なのですよね。
お読みいただきありがとうございました。
クリスマスディナー：モスチキン、ジェノベーゼパスタ、グリーンサラダ、カボチャサラダ、チリコンカン、ティラミスビエネッタ
