ストレスフリーを目指すブログ

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ストレス社会を生きる話

鬱の事務員さんが出社しなくなり、配送業務から営業に上がったはずの若手社員が事務をやらされ、嫌になって退職を決め現在有給消化中らしい。夫に”辞めることになりました”と報告の電話があったらしいです。

夫は会社に出入りしている委託業者なので、関係ないと言えば関係ないのですが、その若手社員は何かと夫に相談事をしていたらしいです。「オレに言われてもな~」夫は困惑気味でしたが、相談には乗っていたらしく、ダメもとで会社に相談してみたら?とアドバイスしていたそうです。

その結果が退職、ということは話し合いは決裂した、ということなのでしょう。まあ若いんだし、決断は早いに越したことはない。彼の決断は間違っていないと私は思います。私は入社して3年、上司のイジメが原因で会社を辞めました。

仕事自体に不満はなく同僚とも仲良くて、割とフランクな感じで和気あいあい、いい雰囲気の職場でした。たった一人の上司を除いては…。親会社から左遷されたその上司は次々とターゲットを変えイジメをしていました。私がそのイジメのターゲットにされたのはお茶を出さなかったから。”女はお茶出しだけしてればいい”という考えの人でした。

辞めるつもりなんて更々なかった。売り言葉に買い言葉、挑発に乗って思わず口からでた「辞めます」に速攻返されました「オウ!早く退職届だせ」瞬間的に言ってしまったことを後悔したけど一旦口から出てしまった言葉を取り消すことはできません。若気の至りってやつです。いまでもあの得意げな”やってやったぜ”な顔が思い出されてムカムカしますけど、あの会社、親会社も含め今はありません。そんな社会人なって挫折した話は別記事で。

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あれから私は旅行会社を数回変えながら契約社員として事務職をしていました。就職氷河期時代です。正社員になりたいと思って働いていたわけではないので、別に契約社員でも正社員と同じ仕事内容でしたし、気にはしていませんでした。それより、結婚の夢破れ、仕事も中途半端で精神的に限界だったので、海外へ逃げて一年間放浪して人生リセット。帰国後は内勤には戻らず、添乗員として働き、世界を旅しながら独身生活を満喫する予定だったのですが、夫との出会いで一変。今に至ります。海外へ逃亡した話は別記事で

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夫は9年前、観光バスの運転手を引退してから自営業者として軽貨物運送を始めました。4年前、EBウィルス感染症で体調を崩して入院したことを機に今の会社で委託業務を請け負うようになり3年が経とうとしています。EB感染については別記事で

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今の会社では、夫の軽貨物ともう一台は潜りの素人違法白ナンバーハイエース持ち込み)の2台体制で配送業務を委託で請け負っています。夫と白ナンバーの拗らせオヤジは犬猿の仲でまったく協力体制が取れていない。夫のストレスの元凶です。

そして新たな悩みの種がもう一つ、配送担当で入社した30代の中年社員(以降”赤ら顔”と呼ぶ)です。配送キャリアがあるとのことで期待されての採用でしたが、夫に言わせると「一人では何もできない」とのこと。途中入社して半年、まともに配達できないどころか2度も車をぶつける始末。冬タイヤの交換には4時間近くかかったらしい。

挨拶できない、道は知らない、地図も読めない、重い荷物は運べない、フットワークが重い、体力なし、気遣いなし。同乗研修で助手席にいた時に、狭い道で車同士の睨みあいでしばらく動けず、根負けして動いたら車を壁にぶつけてしまったそうです。狭い道で睨みあいになった時、助手席にいたら車を降りて安全誘導するのが普通だと思います。運転していた社員も何故誘導を依頼しなかったのか?入社は先で先輩社員とはいえ、赤ら顔より年下だったので、頼みにくかったのかもしれません。年上の新人って厄介ですよね。

物量と配達する地域を見ながら配送の振り分けを指示する立場の社員なのに、まともに指示もできず(指示する知識も技量が無い)夫は彼に翻弄され続けストレスで口内炎が治まらず最近は頭皮湿疹まで出始めました。仕事ができない違法白ナンバーと赤ら顔に振り回されて夫の負担は増すばかりです。

若手社員が営業に上がったことで配送部門の社員がいなくなり新たに社員を採用することになったとき、二人の候補がいたそうです。今回採用した30代ともう一人20代。そして会社が出した結論が20代の未経験者ではなく、”過去某有名飲料メーカーで配送経験があり道路に詳しい”という、いわゆる”配送経験者”を採用したようです。

今となれば、未経験の20代にすればよかった、ともっぱら後悔しているそうで、採用担当の見る目の無さに呆れてしまいます。夫曰く「オレが面接官なら絶対採用しない」とのこと。初対面の時から挨拶なし何言っても反応なし理解力がないのか意思疎通が普通にできない、ないない尽くしだったそうです。

あるのは体臭だけ、だそうで、いつもアルコール臭がしてクサイ、というのです。顔も赤ら顔でアル中か?と夫は疑っていますが、まさか、ですよね。酔っ払いのゲロのニオイがする、と…。どんな体臭やねん!もし体臭が病気だったら気の毒ですけど、どうなのでしょうか。

会社では、採用するときに”配送業務”と募集して、1~2年程すると営業へ上げるらしいのですが、営業に上がった途端に辞めていく社員が多いようで、今回の若手社員もどうやら営業が嫌で辞める決断に至ったらしいです。営業で募集して、経験値を積むために最初に配送をやらせるなら分かりますけど、配送で募集して営業に上げるって詐欺に近いものがあると思うのですけど、これって普通なのでしょうか。人事異動で部署が変わるような感じなのでしょうか。

残業代が出ない(営業手当というみなし残業?)、帰りが遅い、仕事が終わらないと自主的休日出勤、などなど”営業は大変だぞ~”的なネガティブな話ばっかり聞かされて嫌になったそうです。

出入りの委託業者の夫が会社のことにクビを突っ込むのは筋違いなので、愚痴を聞いてあげることしかできません。という私も夫から又聞きなので、色々大変ね~と他人事なのですけど、彼がまだ若くて今彼女と同棲を始めたばかり、これから世帯を構えようとしているらしいので、陰ながら彼の未来が明るいものになりますように、と祈るしかありません。

そして、問題がもう一人。彼より少し先輩のもう一人の中堅社員も最近毎日のように夫に愚痴の電話をするようになったらしいのです。夫は社員のいい愚痴をこぼせる相談役になっているようです。「オレに話してもどうしようもない」といいつつ、聞いてあげる優しい夫です。多分話しやすいのだと思います。今回の退職を決めた若手社員にしろ、中堅社員にしろ、夫に相談しても仕方ないのに、誰かに話さずにいられないくらいストレスが溜まっているのでしょう。皆ストレス社会で生きているのですね…。

夫の携帯が鳴ることは稀なのですが、最近帰宅後の電話が鳴ることが多く、仕事のあれやこれやを夫に聞いてくるそうです。ただの出入りの委託業者にですよ。おかしくないですか?普通だったら配送担当の社員、赤ら顔のカレに聞くでしょう。社員ではなく委託業者の夫が頼りですか?

結局、赤ら顔のカレに聞いても埒が明かないのでしょう。夫に聞いた方が早い、そういうことだと思います。急な配送も、重要な案件も頼まれるのはいつも夫。なんか都合よく使われているような気がしてなりません。お給料上げてくれとは言いません。違法白ナンバーと使えない社員を即刻切ってください。そうすれば少なくても夫の口内炎は治まると思います。

なんで3ヵ月の試雇期間中に切らないかな。何のための試雇期間なのかと思ってしまいます。1ヵ月で”使えない”と分かっただろうに…。使えない社員をクビにできない今の日本の雇用システムがそもそも変だと思うのです。結果が出せなければクビを切られて当たり前、そういう実力主義であって欲しいです。そんな話は別記事で

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若手社員が辞めることになって営業に空きがでたことで、赤ら顔を営業に上げる話になるのかと思いきや、「アイツに営業は無理だ」という話らしいですけど、それってオカシな話で、仕事ができない人を何故雇い続ける?と思ってしまいます。

だとすると、営業できない人が配送業務を続ける、ということになる。営業ができないダメ社員を配送部門に押し付ける。営業に上がりたくなくて辞めていった優秀な社員が気の毒すぎます。私が辞めた原因になった上司も親会社からの押しつけでした。クビにできないから押し付ける、はっきり言って迷惑です。

赤ら顔のカレはロクに電話応対もできないようなので営業どころか事務も無理でしょう。違法白ナンバーの拗らせオヤジもそうですけど、どこへも行けない人はしがみ付くよりほか生き残る術はないのですから。気の毒に思います。

辞める決断をした彼は、他でもやれると思います。まだ20代、若いのだし、決断するなら早い方がいい。夫から話を聞く限り、この会社の未来は明るくないような気がします。会社沿革を見ると社長が若くて先代と同じ姓なので、私が半年お世話になったブラック企業と同じ【世襲の二代目社長】のニオイがプンプンします。

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私が半年お世話になったブラックな会社でも、どうしようもないダメ社員を重宝していました。その社員と一緒に働くことが耐え難く辞めた次第です。馬鹿らしいったらありゃしない。夫も違法白ナンバーの拗らせオヤジの動向次第では契約解除すると言っているので、これからどうなることやら…。拗らせオヤジはここ最近事故やミス連発で、以前のような勢いはないものの、まだ現状契約解除の具体的は話はでていないようで、このままダラダラ続くのだろうな、と私と夫は諦めの境地です。

人によって態度をコロコロ変える二面性も社員や顧客に知れ渡り、今は大分大人しくなっているようですが、ほとぼり冷めればでまた暴れ出すでしょう。拗らせオヤジにとっては”白ナンバー営業”であることを突かれることが一番嫌だと思うので、何とか社員として雇ってもらう方向で話をしているようで恐怖しかありません。

仕事のキャリアが今の会社だけ、という素人白ナンバーの拗らせオヤジ。夫は軽貨物としてのキャリアはまもなく10年のプロ、観光バスドライバーとしてのキャリアもある。大型二種免許だけでなく、なんなら運行管理、車両整備の資格もある。やろうと思えば何だってできる。それが夫の強み。

一つの会社でしか働いたことのない世間知らずの拗らせオヤジとは違うから今の会社にしがみつく必要はないけど、仕事内容に不満はないし、惜しいのよね、って感じ…。”アイツさえいなければ…”って思う気持ち、すごく分かる。分かるけど、絶対アイツも同じこと考えてると思うから状況は変わらない。大抵こっちの感情は相手にも伝わるもの。無視するか、できなければこっちが辞めるしかない。意地張ってストレス溜めて命削る価値があるのか…。答えはノーです。

ストレス社会を生きる夫、せめて家ではストレスフリーでいられますように。無事に年を越すことができるのか、一波乱あるのか?知らんけど。まあ、なるようになる。夫ならどこでもやれるし大丈夫、心配ないさ~

お読みいただきありがとうございました。