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常識と非常識のはざまで

常識のある人、ない人。この境目はどこなのか?常識は誰が決めるのか?

最近の話なのですが、常識の違いや温度差に驚愕した出来事がありました。倒れて入院した叔父が所有する新車の処遇を話し合った結果、売却しよう、という話になったのです。新車だから価値のあるうちに売ってくれ、と叔父(車の所有者の弟)からの依頼でした。夫は”分かった”と安請け合いし市場調査に乗り出したのです。

私はてっきり入院中の叔父本人からの依頼だと思ったのですが、どうやら話が違うらしく、所有者の意思とは関係ないとところで話が進んでいるらしいので、それはダメでしょうと猛反対したのです。勝手に人の所有物を売っていいわけがない。

「どうせこの先回復することはないし運転はできないだろう」と夫は言いますが、運転ができないからと言って売っていい理由にはなりません。そんなこと、常識です。

私「売るならぜったい叔父さんの許可なり委任状なり貰わないとダメだよ」

夫「寝たきりなのに無理でしょ、意識ないんだから」

私「それにしたって勝手に売るのは反対」

夫「価値あるうちに手放した方がいい」

私「それはそうかもしれないけど、委任状がないと」

夫「だから意識ないんだって」

私「これから回復するかも知れないじゃん」

夫「あんたは人の身内の話になると、すぐそうやって反対する」

私「は?誰の身内だろうが関係ないじゃん、人の資産を勝手に売るのは非常識だ、って言ってるの」

だんだん喧嘩腰です。結局私が義母に勝手に売却する方向で話が進んでいるけどどう思いますか?と報告(チクる)して”売らない”方向で落ち着いたのですが、常識、非常識の境目って人によって違うのかな?と感じた瞬間でした。

自分が常識だと思っていることが人によっては違ったりすること多々あります。いわゆる常識が通用しない人です。今まで出会った非常識人間を挙げてみます。

遅刻して飛行機に乗り遅れたのに返金を求める客

添乗員をしていた頃、団体旅行で集合時間に間に合わず飛行機に乗り遅れた客がノーマルチケットを自腹で購入し後追いでホテル合流したときの話

客「飛行機代とホテル到着までかかった費用返金してちょうだい」

私「(お客様都合ですので)できかねます」

客「私、遅れるって連絡したわよね。何のための連絡か分かる?」

はーーーーーーー?バスツアーならともかく、飛行機ですよ。連絡したからって待てるわけないですよね。新幹線だって待ちませんよ。団体マル契のチケットは後発の自由席にも乗車不可ですよ。(稀に乗れる場合もあるますが)基本的に乗り遅れたら払い戻しにも応じません。切符はただの紙切れになります。飛行機だって同じこと。

出発空港でもかなり揉めたみたいですが、結局正規運賃の航空券を自腹で購入してホテルまで来たのですが、その代金を全額求めてきたのです。あり得ません。更にバス車内で他のお客様に「遅れるって言ったのに待ってくれないの酷いでしょ~、飛行機代返してくれないのよ、酷いでしょ~」って騒ぐ。誰も同情しません。

そのお客様の迷惑行為は騒ぐだけではなく、バス座席のリクライニング、集合時間無視、添乗員の私に対する恫喝や営業妨害がありました。会社が支払いに応じないことが分かると今度は添乗員の私に、訴えてやる、クビにしてやるとの脅しが始まりました。

同行の友達が「あの子にお金返してあげて、お金さえ戻ってくれば大人しくなるから」って。友達もあり得ねー!二人して非常識。だいたい”返金して”って表現がそもそもオカシイでしょ。何の返金ですか?”返金”って言葉の意味分かってる?旅行会社に非がありますか?ましてや薄給の添乗員がお金を出す義理がどこにありますか?

遅刻して乗り遅れたのはお客様でしょ。激安団体パッケージツアーの航空券の値段なんて聞いたらビックリしますよ。返金なんか受けられるような代物ではありません。ましてや個人都合での乗り遅れ、返金できるわけがありません。

普通運賃航空券を購入して現地合流したのもあなたが自分で決断したことで、別に旅行会社として頼んで来ていただいたわけではありません。不満だったら旅行自体キャンセルしたらよかったのでは?当日キャンセルで50%の返金うけたらよろしかったのに。

あまりにも不愉快な言動に他のお客様が激怒し、結果「ほかのお客様からクレームが出ております。これ以上迷惑行為が続くと離団していただくしかごぜいません」と申し上げたところ、観念したのか大人しくなりました。騒ぐことはなくなりましたが、終始不機嫌な態度で挨拶すらしませんでした。

宅急便を間違えたふりして着払いで送ってという人

これは以前半年間だけ働いたブラック企業での話。血圧計が誤作動するようになり点検修理をお願いした時に、”送料負担は御社でお願いします”と言われているのにも関わらず、「間違えたふりして着払いで送って」と平気で言う社員がいました。

修理依頼するのに、着払いってありですか?通常は送る側の負担であることは常識だと思うのですが。いつもそんな事してるのですか?それが会社の常識ですか?だったら非常識すぎます。そんな非常識な会社で働いている自分も非常識な人間に成り下がるような気がして嫌だったので、勝手に元払いで送りましたが、後から個人的に請求されたとしても、倫理に反することはしたくありませんでした。

弊社にご送付頂く際の送料は、お客様にてご負担願います。
修理品を返送する際の送料は、弊社にて負担させて頂きます。

大抵の場合は元払いです。着払いで送るケースは自分が受け取る時くらいですよね。つくづく嫌になりました。非常識な人間と一緒に仕事するのは耐え難いことです。非常識社員がいるブラック企業に勤めた話は別記事で

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その他にも、列に並んでいる人を無視して横入りする人、真夜中に爆音たてて走る暴走族、住宅地で大人数で集まり道路を占領して騒ぐ輩とか、ポイ捨てする人、家庭ごみを不法投棄する人、規則や約束を守れない人、非常識な人で溢れています。

人の物を勝手に売り買いしてはいけません。車は個人資産です。ググったら代理人が売ることはできるらしいですが、やっぱり委任状や譲渡証明書などの書類を揃える必要があるようで勝手には売ることができないことが分かり一安心です。

何より夫が”人の物を勝手に売るのは非常識”であることを理解してくれたようなので良かったです。夫が非常識な行動をとることは悲しいことですし妻として何としても阻止しなければなりません。

会津藩「什 (じゅう)の掟」

一、年長者(としうえのひと)の言ふことに背いてはなりませぬ
一、年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ
一、嘘言(うそ)を言ふことはなりませぬ
一、卑怯な振舞をしてはなりませぬ
一、弱い者をいぢめてはなりませぬ
一、戸外で物を食べてはなりませぬ
一、戸外で婦人(おんな)と言葉を交へてはなりませぬ
ならぬことはならぬものです

常識は時代によって変わっていくもの。いつの時代でも非常識な人間と思われないように周りを見ながら新しい常識に対応していきたいものです。

お読みいただきありがとうございました。

異常さに気付くか否かの話

丑三つ時(午前2時半)のゴミ投棄が相変わらず続いています。

我が家のセンサーサイトが点いたので覗いてみるとホンダの青と白のツートンの車です。深夜にゴミを投棄していきました。三軒隣の同じく区画に住んでいる人です。毎回真夜中にゴミを投棄する常習犯家族の一員です。

続く迷惑時間外投棄に辟易し町内会へ相談すると回覧板で注意喚起してくれました。でもそういう問題に疎い人は回覧板も適当に斜め読みなのでしょう。深夜の投棄は現在も続いています。ゴミ問題は別記事で

u-tantantan.hatenablog.com

その人の家から集積所まで50mもない距離なので車でわざわざ捨てに来る、というより、出勤する途中で投棄していくのだと思います。深夜出勤の方なのかも知れません。でも、その人の家は車4台所有しており、車を運転できる年齢の人が少なくても4人いるわけで、一人が深夜出勤だとしても他の人が決められた時間に出せばいいだけの話です。どうしても一人暮らしでゴミ出しの時間に出せない事情があれば別ですが、家族で住んでいてそれはないだろう、と。

深夜に大量のビール缶(本麒麟)を廃棄する人がいて静寂の中に響き渡る音が迷惑だなと思っていたのですが、青白ツートン車と同じ家族の人でした。先週の水曜日、夕方私が夕飯の支度をしているとガラガラガラ~と大量の缶を投棄する人がいて、思わず二階の窓から彼を追うと三軒隣の問題の家に入っていったのが確認できました。

やっぱりあそこの家だったか。予想的中でした。深夜だけでなく夕方まだ明るい人目がある時間帯に堂々と捨てに来るとは驚きです。回覧板を見ていないのか?ゴミ出しルールを知らないのか、知っていて無視しているのか…。とんだ迷惑一家です。

町内会へ報告すると今度は集積所の入り口に張り紙をしてくれました。

【ゴミ出し時間を守りましょう】

これで時間外投棄はやらないだろう、と思った矢先に本日の出来事です。もうお手上げです。これ以上打つ手なし。昨日の夕方も、例の彼が集積所にやってきて張り紙をボーっと眺めて引き返すかと思いきや、どうどうと本麒麟を大量投棄していきました。張り紙ガン無視です。もう2回も町内会へ苦情を出しているので、あまりしつこく言うと私たちが厄介扱いされかねません。

夫は”見かけた時に注意すれば”と言いますが、注意して聞くような人間ではないと思いますし、逆切れされて車にイタズラとか、それこそご近所トラブルになったり最悪殺されることだってあるかも知れません。君子、危うきに近寄らず、です。

耐えるしか…。耐えるのではなくて”あ~、また日本語が理解できないアホが来た”と思って見ておこう。バカは相手にしないことだ。あ~イライラしている自分にイライラする。バカバカしい。考えるの止めた!缶の投棄については深夜よりは夕方のほうがまだマシ、そう思うようにします。夜中の騒音は耐えられません。

揃いも揃って家族全員非常識。どういう家族なんだ。あの時間に家にいてビール飲んでる身分って何者なの?自宅勤務か引き籠りニートか。あれじゃ会社勤めも無理そうだから確実にニートだと思いますが、どっちにしろ、まともにルールを守れない人に何を言っても無駄です。

バカ相手に怒っても仕方ないし、怒る時間も労力ももったいない。怒る価値もないです。スルーが一番。でも夜中の缶投棄だけは勘弁です。また深夜投棄が始まったらどうしよう…。缶・瓶以外の音がでないゴミなら深夜投棄でも目を瞑るよ、だけど、瓶・缶だけは…、お願いだから勘弁して、って感じです。

親が頭のオカシイ人なのだと思います。躾というより、子供は親の行動を見て学ぶことが多い。だから親がオカシイと子供もオカシイ。親が非常識でルールを守らないようであれば、子供はその非常識が常識になってしまう。その繰り返し。非常心人間製造ループだ。ドキュンドキュンを育てる。ドキュン家庭に生まれてそれが普通だと思ってしまうのは北朝鮮と似ているのかも知れません。

北朝鮮に生まれたら金正恩が正義だと教えられて育つ。他を知らないからその世界が彼らにとっては普通で”変であること”に気付かないし疑いようがない。望んで北朝鮮に生まれたわけではないだろう。ある意味親ガチャの比でない悲劇だ。

学校で「ん?何かうちの親変、他の家庭と違うかも」自分の親がどうやら”ドキュン”と言われる人らしいと異常さに気づくことができればいいのですが、そういう人たちの周りって自然と同じタイプのドキュンが集まるので結局ドキュンがスタンダードになってしまうのですよね。でも情報統制されている北朝鮮と違って情報社会の日本なら色々見聞きしていく中で、自分で判断ができるはずなのですが…。

”この親にしてこの子あり”本来はいい意味なんです。いつの頃からか悪い意味で使われるようになりました。ググると”誤用して”と記載されています。

1 このような優れた親があってこそ、はじめてこんなにりっぱな子が生まれるのだ。また、子は親の性質を受けつぐものである。
2 (俗に1を誤用して)このような悪い親だから、こんな悪い子が生まれるのだ。

同じような意味で”蛙の子は蛙”や”血は争えない”もありますね。”鳶が鷹を生む”パターンもあるので一概には言えませんが、育て方というより幼少期の親との関わりがその後の人格形成に影響を及ぼすのではないかと個人的には思っています。

三つ子の魂百まで

幼時に表れた性質は、いくつになっても変わらない。教育を受け、大人になって経験を積んでも、幼い頃の性癖や思いは根強く残る。

何もかも親のせいではないとは思いますが、少なからず影響はあると思います。ちょっと頭のオカシイ人や常識が通用しない人を見ると、ネグレクトか毒親か?と虐待を疑ってしまうことがあります。とりあえず、これから親になる人には、赤ちゃんが生まれたらいっぱい抱きしめて愛してあげて欲しいと思います。

育児放棄されたり虐待された子供全員がオカシイ人間になるわけではありません。”親のようにはならない”と毒親を反面教師にして立派に成長する人間も沢山います。要は、”こんな親恥ずかしい、こんな家嫌だ”と思うかどうか?育った環境がオカシイと気づけるか否か、だと私は思います。

私の母は何より人の迷惑になるようなことをすると厳しく叱る人でした。厳しい母親でしたがその厳しさには愛がありました。幼少期に”愛されている”ことを感じ育った私は幸運でした。

北朝鮮の話と同様に、ロシア・ウクライナの人たちも今の自分たちの置かれている状況がオカシイと思わないのか?両国には戦争をやめない自国の主に反旗を翻す反骨精神の人はいないのだろうか。戦争下にある当事者が早くこの異常な状態に気づいて反戦運動を起こさない限り戦争は続くと思います。早く気づいて欲しいです。

攻撃を始めたロシアが悪い。だけど原因を作ったウクライナも悪い。武器提供を続ける支援国も悪い。資金提供する日本も悪い。支援するとしたら市民への生活必需品や医療物資です。戦争を終わらせたのち、ウクライナを支援する。それではダメなのでしょうか…。まずは終わらせることが先決です。

迷惑一家の話にしろ北朝鮮にしろ戦争にしろ【異常であることに気付くか否か】はその後の人生に大きな影響を及ぼすと思います。

お読みいただきありがとうございました。

幸せな海外移住生活を妄想する話

ウィーンへ旅行したのはいつだっだか?20代の頃だったので20年以上も前になります。

先日テレビでウィーンのカフェ事情の話しているのを見て、ウィーン旅行を懐かしく思い出しました。甘い物はあまり好きではないのですが、せっかくウィーンに来たならウィンナーコーヒーにザッハトルテでしょ。ザッハトルテを食べるならホテルザッハーでしょ。というわけでザッハトルテ発祥のカフェザッハーを訪ねました。

入店を断られたらどうしよう、と心配しましたが、一応ジャケットを着ていたので大丈夫でした。格式高い由緒あるホテルで何もかもが素敵で優雅な一時を過ごしました。ドレスコードはないものの、ラフすぎる服装は避けた方が良さそうです。ウィーンの街には原色は似合いません。黒かグレー茶系でまとめると街に馴染みます。

店内はほぼ全員観光客のような感じだったと記憶しています。カフェザッハーで食べるザッハトルテは雰囲気を含めて全部が最高でした。普通のおにぎりが大自然の中で食べると普段より美味しく感じるように、太陽の下で飲むビールが普段のビールより美味しく感じるように、食べる場所や雰囲気によって美味しさが格別なものになります。

音楽の都ウィーンではいたるところで音楽が楽しめます。普通に学生が路上で演奏していたり大道芸も多かったような記憶があります。ホテルのコンシェルジュにチケット手配を頼んで色々なコンサートを見に行きました。ワルツが似合う旧市街です。特に印象に残っているのはオペラ座で見たトゥーランドットです。感動しました。”誰も寝てはならぬ”は荒川静香さんがフリー演技で使用した曲として有名になりました。

ヴェートーベンミュージアムに行ったり、ワインの収穫時期でもあったのでぶどう畑を訪ねてホリイゲ(ワイン酒場)へ行ってワインとザワークラウトとソーセージを堪能し、カフェでは優雅に本場ウィンナーコーヒーを頂きながら聴こえてくる音楽に耳を傾け、映画”第三の男”に出てくる大観覧車にも乗ってきました。

ウィーン旅行の目的はもう一つ。大好きなクリムトの”接吻”を見に行くことでした。想像してたより大きくて豪華さに圧倒されました。フランスのルーブル美術館でみたモナリザは人だかりで見るのも苦労するくらい小さなものでしたが、接吻は見上げるくらいの大きさだったような気がします。部屋に入ったらドーン!と目の前に。見事でした。見事と言えばヴェルヴェデーレ宮殿もマリア・テレジアイエローが素敵なシェーンブルン宮殿も素晴らしかったです。

ヨーロッパを旅行するといつも歴史を勉強しなかったことを後悔します。シェーンブルンではハプスブルグ家について、ヴェッキオ宮殿ではメディチ家、ベルサイユ宮殿ではルイ14世始めとするフランス王朝やフランス革命についてなど、歴史を知っていればもっと楽しめたのに、と思いました。

日本の観光も同じです。寺社仏閣やお城でも歴史を知って見るのと知らないで見るのとでは感じ方が全然違います。昔に思いをはせて当時を想像しながら見ると感慨深いです。

旅行会社に勤めていたこともあり、海外旅行には結構行っています。アメリカ、グアム、サイパン、ハワイ、メキシコ、カナダ、韓国、台湾、香港、シンガポールベトナム、タイ、オーストラリア、タスマニアニュージーランド、イギリス、フランス、ニューカレドニア、イタリア、バチカンオーストリア、オランダ。国としては16カ国でしょうか。(香港、台湾を中国としてカウントするなら14カ国)

添乗員として行ったり研修を含めたら渡航歴は30回を超えると思います。年1~2回は海外へ行っていたことになります。まだまだ行ってみたい国はあるのですが、夫が外国嫌いなのでこの先海外旅行は行かないだろうなと諦めています。

一番印象に残っているのはやはり一番最後の旅、半年間のカナダ放浪の旅です。結婚もできない、バリバリのキャリアウーマンになることも出来ず、中途半端なまま自分に嫌気がさし、ただただ日本から脱出したい一心でバックパッカーになった話は別記事で

u-tantantan.hatenablog.com

目論見が外れたのがドイツのロマンチック街道とノイシュバンシュタイン城に行かなかったことです。ドイツは新婚旅行と勝手に決めていたのです。それが計画倒れになってしまいました。まさか結婚相手が外国嫌いとは想像していませんでした。

まだまた行きたい国はあるものの、カナダやオーストラリア、イギリス等、長期滞在も多くやり尽くした感があるので海外旅行に関しては心残りはありません。今は海外よりも我が国ニッポン制覇を目指しています。

行ったことがない県としては、鹿児島県、佐賀県長崎県熊本県、宮崎県の九州5県です。添乗員として仕事での全国制覇は近かったのですが、なかなか九州には当たる機会がありませんでした。父の転勤先である京都と福岡は夏休みや正月休みを利用して色々見学して回りました。一度家族で別府温泉へドライブへ行ったので、九州ではその二県だけは足を踏み入れています。

仕事ではなく夫婦で全国制覇。これが目標です。とりあえず車が運転できるうちはドライブで。免許返納したら鉄道で。駅弁食べながらビール片手にローカル列車の旅なんて最高です。夫が飛行機に乗ってくれるようなら飛行機の旅もいいですね。

旅行の意味は色々あると思いますが、私にとっての旅行は観光地を巡ることは勿論ですが、その土地の人々の生活や文化を知り感じることが楽しみだったりします。それには地元の人が利用するような例えばウィーンだったらカフェ、イギリスのパブ、イタリアのバール、アメリカのファーストフード、アジアの屋台文化など観光地以外の普通の生活に触れることを大切にしています。

その土地の名物は苦手なものでも極力食べるようにしています。オイシイ、マズイは人の感想なので仕方ないですが、私は「自分の口には合わない」という言い方をします。作った人や美味しいと思って食べている人に対して「マズイ」というのは失礼にあたると思うからです。味覚は人それぞれです。因みにオーストラリアにいた時、私はベジマイト好きで食べていましたよ。ランチはいつもベジマイトサンドウィッチでした。最初口にした時は確かに経験したことのない味なので、ゲッと思うのですが慣れると苦みが病みつきになります。

ウィーンでのカフェザッハーで食べたザッハトルテは格別でした。もう一度食べたい、というより、もう一度訪ねたい場所です。ウィーンは今まで行った中で一番好きな街かも知れません。旧市街は歩きやすくとても綺麗で比較的治安も良いところです。

治安がいいといっても日本と同じではダメです。ウィーンに限らずですけど。添乗員だったころ、某旅行会社のツアーに参加したおじいちゃんが胸ポケットに札束ぶっこんでいたことを思い出しました。怖い怖い。レジでは財布をガバ~っと開けて”勝手に取ってくれ”状態で慌てましたが四六時中一緒に付いて回るわけにもいかず、だいぶ盗られている様子でした。あんなにあった札束が最終日には見事になくなっていました。

ボケたじいちゃん一人で参加させるなー!と思いました。海外で夜に出歩くのは危険です。フラフラ夜中にコンビニに歩いていけるのは日本くらいです。そう考えると日本は良い国なんですけどね。物価だって税金だって諸外国と比べればそうでもないのかも。海外旅行から帰ってくると「やっぱり日本サイコー」と思ってしまいます。

治安がいいのは島国で陸続きのヨーロッパ諸外国と違い移民が少ないからだと思うのですが、これから働き手を補うために移民制度がどんどん拡充されればそれに比例して治安は悪化を辿ることになるでしょう。少子化だから移民を推し進めるのは仕方ないのでしょうけど。これからは移民がグローバルスタンダードになる時代がくるのでしょう。生まれた国ではなく住みたい国に住める。それが出来たら幸せですね。

為替レートが1ドル130円を超えて円安が進み”安い国ニッポン”の出来上がりです。一昔前に私たちがタイやアジア諸国へ旅行した時に感じた物価安を求めて、海外からのインバウンド旅行客がどんどん増えることでしょう。それが日本政府の狙いなのかも知れません。外貨貯金している人は利益確定でウハウハでしょうね…。

もし独身だったら日本脱出計画を立て始めると思います。両親がいなくなったら日本にいる意味もないですし…。そうだな~、観光に行くならヨーロッパ、移住するならカナダがいいな。いやー永住権とかムズイし税金高いし物価高いし冬のカナダは本当に死ぬほど寒いので1月~3月は南半球のオーストラリア、4月~9月はカナダ、10月~12月は日本で過ごす三重生活とか夢ですね。独りだったら、の話です。宝くじ当たらないかな~。妄想してあれこれ考える時間がまた楽しいのです。一種の現実逃避です。

お読みいただきありがとうございました。

家族間介護トラブル扶養義務の話

親族間のゴタゴタについて最近考えるようになりました。親子間トラブル、兄弟間トラブル。ニュースでも親が子を殺したり凄惨な事件が少なくありません。東村山で起こった放火焼身心中火災も家族関係に問題がありそうで闇が深そうです。

兄妹間トラブルとしては兵庫県の伯父が妹夫婦の家を放火して小学生二人が犠牲になった事件が思い出されます。妹夫婦に苦痛を与えたかったという動機。妹夫婦の家に同居する兄という関係性が普通ではないニオイがします。義兄弟と同居することは簡単な事ではないと思うからです。少なくても私だったら絶対に無理です。

今でこそ家族みんな仲良しですが、それはこの年齢になって言えること。15年前は兄と私の関係は険悪なものでした。鬱病を発症して実家に戻ってきた兄との同居が始まり、病気のことが理解できなかった私が兄に辛く当たったことが原因です。

当時の私は鬱に対して、というより精神疾患というものにまったく理解ができませんでした。そんなものは病気でもなんでもない。一日家に引き籠りひたすら寝てて仕事したくないだけでしょ、目が合えば不機嫌に睨みつけ不愉快極まりない。何か言い争いになると二言目には「俺は障害者だ」と言う。どこが?見た目フツーだけど?

兄も兄で、なんでこんなに辛いのに理解してくれないんだ、そんな想いだったと思います。毎日いがみ合いです。私と兄が殺し合いを始めても不思議でないくらいお互い邪魔な存在だったと思います。兄の殺気を感じたこともありました。兄妹だからこそ憎しみが深くなる、家族間での殺人はそうやって起こるのだな、と実感した瞬間でもありました。近くにいるからこそ兄妹だからこそ憎しみが深くなるのです。

父はいち早くその危険を察知し二人を離す決断をしました。追い出されたのは当然健常者の私です。納得いかない気持ちもありましたが、私もストレスが限界に近かったので家を出ることにしました。距離を置くことは一番の解決策です。

私が家を出た後、兄の症状は徐々に回復に向かって仕事に復帰できるまでになりました。もともと兄は資格マニアだったので仕事は引手数多のようでした。障害者支援センターからの紹介だったので兄の鬱症状にも理解があり、仕事内容や勤務時間も融通してくれていたようで割と快適に仕事をしていたようです。

私も結婚し心に余裕ができたのか、やっと兄の病気に向き合い理解するようになりました。そしてこれからの兄に家族として何ができるか、やっと挨拶が普通に交わせるようにまで関係が回復しつつあった矢先に交通事故で亡くなってしまいました。やっとこれから普通の兄妹としての関係が築ける、そう思っていたのに。今までのクソ悪い態度も謝ることができませんでした。

神様は残酷な事をする。あの時程神様を恨んだことはありません。事故は両親の金婚式のお祝いお食事会を予定していたほんの数週間前の出来事でした。お祝いの会が兄の葬儀に変わってしまいました。あんなに【いなくなれ!】と願っていたのに実際にいなくなると神様を恨むとは自分勝手にもほどがあります。罰が当たったのかな…。

兄はただただ人の痛みや苦しみにに敏感な心優しい人だったのだと気づかされました。人の痛みに寄り添いすぎて自分が病んでしまったのです。家族にはその辛さを理解してもらいたかったのだと思います。だから鬱を理解しようとしない私に辛く当たったのだと思います。もっと優しくできなかったのか?兄に対する態度が今でも悔やまれます。兄と過ごした葛藤の日々の話は別記事で

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なんで、今こんなことを思い出しているか?と言うと、義母と叔父の関係が15年前の私と兄の関係に似ているな、と思ったからです。

兄は精神疾患障害者、叔父は半身不随の身体障害と抱えている障害は違いますが、姉弟(私の場合は兄妹)間の関係悪化という点では同じです。義母の気持ちが分かるから余計に辛いのです。義母は今、母と弟二人の面倒でテンパり状態です。

なんとか義母を支えたい、そう思い二週連続で義母の実家(祖母の家)の片付け参戦です。前回はキッチンの片付けがメインでした。今回は探し物でした。祖母の財産である”証券とベルコ会員証”を探したい、でも自分では見つけられないから手伝って欲しいとのことでした。一回目のお手伝いの様子は別記事で

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夫が貴重品を探す間、私はひたすら部屋の掃除です。よくぞここまで汚くしたもんだ。しばらくして夫が貴重品を見つけてきました。南京錠が掛かった手提げ金庫です。鍵が10個以上あって鍵合わせも一苦労。

お目当ての証券と会員証を見つけたものの、相続手続きができるのは死亡後だし今使えるお金は年金だけのようで、結局入居できる施設は年金額に見合った施設に限られます。祖母の場合要介護3か4、年金だけだと第二段階(当人および世帯全体が市民税非課税かつ「合計所得金額+課税年金収入額」が80万円以下の場合)なので月額80,000円くらいの目安になりそうです。

義母は証券を見つけて安堵していましたが、不安材料が一つ。口には出しませんでしたが、紙媒体の証券は法改正で電子化され無効のはずではなかったか。紙の証券を見つけたところで(よく分からないですけど)もうすでに売却していたら、それはただの紙切れなわけで…。

証券会社に聞けば教えてもらえるのかとは思いますが"証券が見つかったから安心だ”というのは違うかな、と一抹の不安を感じてしまいます。と、いうのも母が国債を買っていて満期になったら通帳に勝手に振り込まれていたと話していたので、どうなのかな、と。私が心配することでもないのでいいですけど…。

問題は叔父で預かっている通帳の残高が底を尽きそうで施設にも入るお金が無さそうなのです。叔父は年金を納めていない未納期間が長すぎてどうも受給額が雀の涙だそうで、もっぱら祖母から小遣いを貰って生活していたようです。

叔父はあればあるほど使う質らしく、今年初め性懲りもなく新車も買って、その前に起こした事故処理などでもお金を使い果たし殆ど残金もないそうです。そんな叔父の面倒を見ることに義母はほとほと嫌気がさしているようです。

聞いた話なので嘘か本当かわかりませんが、叔父が年金代として祖母に預けていたお金を祖母が貯金に回していたようで、叔父としては年金未納は寝耳に水だったそうです。私から言わせれば自分の年金くらい自分で納めろ、と言いたいです。祖母としたら、息子から貰ったお金を貯金して何が悪い、と思っていたのでしょう。

年金は口座引き落としにすることが多いと思うのですが、それをしていなかったことに疑問を感じるし、親のところに納付書が届いたら、普通だったら息子に転送するなり、もしくは立替して支払いをすると思うのですが、納付書を無視し未納を続けていたのなら祖母の行動も理解できません。

年金支払いを祖母に任せる叔父も悪いし、納付書を無視し続けた祖母も悪い。私から言わせるとどっちもどっちです。最初から口座引き落としにしとけよ、って感じです。

叔父の介護をどうするのか?施設に入れるお金がなければ自宅介護?それは無理です。78才になる義母に介護は到底できるものではありません。かと言って義母の子供である夫(甥)に介護しろ、と言われても困ります。

義母は直系血族の姉弟なので叔父の扶養義務があるのは仕方ないですが、甥である夫は特別叔父から資金提供をを受けているわけでも支援を受けているわけでもないので世話をする義務はありません。

病院からもこれ以上の治療は望めないということで施設へ移ることを提案されているようで義母も困った様子です。介護する人なしお金なしでこの先どうするのでしょうか?

結局は施設費用は扶養義務がある姉弟である義母と叔父(弟)の二人が負担するしかないのかな、と思います。それで祖母が亡くなった時点で証券や家などの不動産を遺産相続して弟の施設費用を返してもらうような感じになるでしょうか。

何で事前に財産を現金化して娘に託すなり財産管理を依頼できなかったのか?義母が話し合いを提案していたのにも関わらず、それを頑なに拒み続けた祖母。祖母が80才を過ぎた頃から認知機能低下が原因かも知れませんが、娘を敵視するようになり親子関係が拗れていったみたいです。

義母曰く、祖母には”財産を娘に奪われる”という強迫観念と被害妄想が強くあったようです。そんな敵対心ありの不仲な親だとしても扶養義務があるわけで義母の胸中は複雑なものがあると思います。そこまで親子関係が拗れたのは義母にも原因があるのでは?と思わないでもないですが聞けるはずもなく知る由もありません。

自身の100才になる年齢に加え体力の低下を考えればいつ倒れてもおかしくないことは容易に想像できたはずです。しかも半身不随の脳梗塞持ちの息子と同居。その息子の面倒もあるわけで、娘が信頼できないなら司法書士でも依頼して成年後見人を立てるなりして欲しかったです。

「子供なんだから親の世話して当たり前」と思っているのでしょうが、弟の世話まで負担させるのは違うと思います。「この金で弟の面倒を頼む」くらい言われれば義母も納得するでしょうけど…。金は渡さないけど世話だけはしてくれ、とは都合よすぎです。叔父自体の全財産はすでに預かっているようなので、祖母がどのくらい潤沢な資金を貯め込んで持ち合わせているか?だと思います。

どこにどれくらいのお金があるのか?それさえも家族が把握できていない状況が信じられません。少なくても何か起こった時にすぐ使えるような銀行口座一つくらいは共有しておくべきだと思います。80才過ぎたら定期貯金とか要らないです。何のために貯蓄しているのか意味不明です。介護が必要になる万が一の事態に備えた貯金なのではないですか?必要な時に使うことができないお金ほど無駄なものはありません。

子のいない叔父の介護問題を目の当たりにして、子のいない私たち夫婦にとっても深刻な問題で他人ごとではないと感じています。認知機能が衰える前に正常な判断ができるうちに後継人を立てておく必要があるのかな、と考えてしまいました。

75才あたりから考えればいいかな…。75才まで生きれるかどうか?夫はそれを心配しています。「オヤジの親戚関係の男は皆早死にだから」義父は56才の若さで亡くなっているので、今年50才を迎えた夫は「あと6年か…」などと縁起でもないことを呟くようになりました。

夫を亡くした時義母はまだ閉経していなかったそうです。不正出血と大量出血が続いたらしく家族には内緒で日帰り手術をしたみたいです。因みに私の閉経は45才の時でした。なんの症状もなく気づいたら終わっていた感じです。今回の祖母と叔父の同時入院をきっかけに義母と色々な話をするようになりました。

夫の親戚関係を見ると、父方も母方も脳梗塞で倒れている人が多いらしいので、遺伝的には脳梗塞のリスクは高めなのかも知れません。私の家系は癌が多いです。

健康寿命を延ばすにはストレスフリーでいることと、適度な運動とバランスの取れた食事が大切です。規則正しい生活習慣、良質な睡眠をとることを心がけて日々を過ごそうと思います。夫の無気力さが多少気になるところではありますが、このところの身内の入院騒ぎで気が滅入っているのだと思います。

「何のために生きているのか分からない、何もする気にならない」と言う夫が心配ではありますが、せいぜい私がストレスの捌け口になって夫の負担軽減に繋がればいいなと思っています。今の私の仕事は夫の健康管理です。お互い支え合って末永く仲良く。家庭円満で楽しい老後を!健康第一です。お金があっても健康でなければ待つのは介護付き老人ホームで寝たきり生活です。

北朝鮮は狂ってるし、アメリカを始め支援国が武器提供を続ける限り戦争は泥沼化して、プーチンが自暴自棄になって核を落としたら第三次世界大戦勃発間違いなしです。この戦争がこんなに長期化している原因をもっと真剣に考えるべきです。日本だって戦争に負けたけど何とかやってこれたではないですか。今は悪化の一途ですけど。

お先真っ暗。平和なうちに楽しもう。先の事なんて考えても仕方ない。日本は将来経済破綻して消滅するか中国かロシアに侵略されて終わりでしょう。若者には気の毒ですが諦めの境地です。早いとこ見切りつけて国外脱出したほうが良さそうです。私は海外嫌いな夫がいるので仕方なく日本とともに静かに沈んでいきます。(相当病んでます)

動けるうちに楽しんで、正常な判断ができるうちに終活しようと思います。目指せピンピンコロリ。最後まで元気で大往生したね、と言われる人生にしたいです。

お読みいただきありがとうございました。

映画のパンフレットを断捨離する話③

断捨離映画パンフレット第三弾はジョニー・デップ篇です。

( )はパンフレット発行年と監督です。

  1. エドウッド(1995ティム・バートン
  2. デッドマン(1995ジム・ジャームッシュ
  3. フェイク(1997マイク・ニューウェル
  4. ラスベガスをやっつけろ(1999テリー・ギリアム
  5. スリーピーホロウ(2000ティム・バートン
  6. ノイズ(2000ランド・ラビッチ)
  7. ナインスゲート(2000ロマン・ポランスキー
  8. 耳に残るは君の歌声(2000サリー・ポッター)
  9. ショコラ(2001ラッセ・ハルストレム
  10. フロムヘル(2002アレン&アルバート・ヒューズ)
  11. ブロウ(2001デッド・デミ)
  12. パイレーツオブカリビアン呪われた海賊たち(2003ゴア・ヴァービンスキー
  13. ネバーランド(2005マーク・フォスター
  14. チャーリーとチョコレイト工場(2005ティム・バートン

パンフレットがあったのは上記14作品でした。パンフレットがないものは映画館ではなくビデオで見たのかもしれません。2005年までのジョニー主演作は殆ど見ています。

今アンバーと泥沼裁判を繰り広げている話題のジョニーですが、結婚する出会いのきっかけである共演作ラム・ダイヤリーは見ていません。

パイレーツ2作目のデッドマンズチェストあたりから急激にジョニー熱が冷めていったような気がします。2008年結婚して以降映画館に行かなくなりましたのでジョニーの作品もパイレーツワールドエンドが最後です。

私個人的にはジョニーにはティム・バートンのヘンテコな世界観がピッタリだと個人的には思っています。ティムとタッグを組んだ作品は多くあります。

シザーハンズエドウッド、スリーピーホロウ、チャーリーとチョコレート工場、スウィーニードット、ダークシャドウ、アリスインワンダーランドの計7作品。(アニメーション声優除く)個人的に一番好きなのはスリーピーホロウです。バートンの世界観が発揮されまくったシザーハンズもおススメです。

バートン監督が作り上げる世界観が凄く好きです。バートン作品ではビートルジュースバットマンが好きです。ブルース・ウェインは色々な俳優さんが演じていますが、私はやっぱりマイケル・キートンのブルースが一番好きです。

マイケルは2作目のリターンズで降板、3作目からはヴァル・キルマーに変わってしまったのでバートン色がかなり抑えられたバットマンになってしまいました。バットマンはやぱりマイケル主演の2作が個人的には押しです。マイケルもティムと相性がいい俳優さんだと思います。一作目ジャック・ニコルソンのジョーカー、二作目キャットウーマンミシェル・ファイファーがかなり良いです。

有名監督に愛される質なのか、ジム・ジャームッシュテリー・ギリアムロマン・ポランスキーラッセ・ハルストレムマイク・ニューウェルなどにも起用されています。ジョニー出演作に限ってはどれもあまりお勧めできないのですが、唯一ギルバート・グレイプだけは大好きな映画で何度も見ています。

ギルバートグレイプは映画館で見たような記憶があるのですが、パンフレットが見当たりません。ニックオブタイム、ブレイブ(兼監督脚本)、シークレットウィンドウ、リバティーンも映画館で見た記憶があるのですがこれも見当たりません。

ジョニーの初期出演作で【妹の恋人】という映画があるのですが、若い頃のジョニーがドタイプすぎて永遠のものにしたくてVHSを購入しました。今はビデオデッキが故障してしまい見れなくなって箪笥の肥やしになっています。VHSこそ断捨離しないと、と思いつつ痛ましくて処分できずにいます。ちょっと自閉症気味で精神不安定な女の子とちょっと風変わりな男の子との恋物語です。初々しさ満点、困り顔のジョニーが可愛いのです。普段のジョニーも困り顔です。裁判でのジョニーも困り顔でした。

大好きだったジョニーも58才です。悪い女に引っ掛かったな、と同情してしまいます。アンバーはしたたかな女です。運が悪かった。アンバーはジョニーを狂わせた魔性の女です。女って怖いです。ジョニーの人生はアンバーに出会ってから落ちていったような気がします。まさにアンバーは”さげまん”です。

莫大な慰謝料を受取って別れたあとに更に色々暴露するのは卑怯だと思います。金目当てで結婚したと言われても仕方ない。人として軽蔑します。有名人は因果な商売です。何を言われても我慢しなければならない。そんなのオカシイ。私は断然ジョニーを支持です。裁判の結果が出ましたね。思った通りジョニー勝訴です。ジョニーとアンバーでは格も人気も違いすぎます。喧嘩を吹っ掛ける相手を侮りましたね。

俳優業はイメージが大切ですから勝訴できて良かったです。敗訴したアンバーは泣きっ面に蜂。さげまん女のイメージ定着で男も怖くて寄り付かないでしょう。いつまでも分かれた男の悪口言ってないで前に進むべし。イーロンと復縁するのか今後のアンバーの動向にも注目していこうと思います。イーロンもバカではないので復縁はないと思いますが。女優としては二流のまま詰むのかなと思います。

アンバーに比べ、バネッサは理想の年の取り方をしていると思います。娘リリーが今最高に美しい。ジョニーとバネッサ最強DNAですから当然でしょう。バネッサも今年で50才ですが、とてもとても同世代とは思えない美しさです。年相応の皺は自然で美しい。同じ女性として憧れます。若い頃はお人形のようでした。

ジョニーの女性遍歴はそうそうたるものですが、最後の最後でやっちゃった感じですね。やんちゃが抜けないあたりがジョニーたる所以なのでしょうが、そろそろミドルの落ち着きが欲しいものです。いつまでもワルを気取っているとイタジジイになってしまうようで少し心配です。

一度は愛し合ったはずなのに裁判で罵り合うのは悲しいことですね。

パンフレットはまだまだあります。この話題いつまで続けるか悩むところです。

お読みいただきありがとうございました。

映画のパンフレットを断捨離する話②

若い頃に見た映画のパンフレットコレクション。駄作いっぱい見てます。かなり無駄遣いしています。断捨離映画パンフレット第二弾です。

( )はパンフレット発行年と主演俳優

  1. 赤ちゃんはトップレディがお好き(1988ダイアン・キートン
  2. 赤毛のアン(1989ミーガン・フォローズ
  3. レインマン(1989ダスティン・ホフマン/トム・クルーズ
  4. カクテル(1989トム・クルーズ)💀
  5. バックマン家の人々(1989スティーブ・マーチン
  6. いまを生きる(1990ロビン・ウィリアムズ/イーサン・ホーク
  7. ターミネーター2(1991シュワルツネッガー/エドワード・ファーロング
  8. ナチュラル・ボーン・キラーズ(1995ジュリエット・リュイス)💀
  9. 星に願いを(1995ティム・ロビンス/メグ・ライアン
  10. フレンチ・キス(1995メグ・ライアン
  11. フォールームス(1995ティム・ロス
  12. セブン(1996ブラッド・ピット)💀
  13. ブロークン・アロー(1996クリスチャン・スレーター/ジョン・トラボルタ
  14. ゲットショーティー(1996ジョン・トラボルタ
  15. クラッシュ(1997ジェームス・スペイダー)💀
  16. THE LONG KISS GOOD NIGHT(1997サミュエル・L・ジャクソン
  17. 身代金(1997メル・ギブソン
  18. マーズ・アタック(1997ジャック・ニコルソン)💀
  19. バットマン&ロビン(1997シュワルツネッガー/ジョージ・クルーニー
  20. TAXI(1998サミー・ナセリ
  21. 追跡者(1998トミー・リー・ジョーンズ
  22. アルマゲドン(1998ブルース・ウィリス
  23. エネミーオブアメリカ(1999ウィル・スミス)
  24. ペイバック(1999メル・ギブソン
  25. ダブル・ジョパティ(2000トミー・リー・ジョーンズ
  26. TAXI-2(2000サミー・ナセリ
  27. バーティカルリミット(2000クリス・オドネル
  28. トラフィック(2001マイケル・ダグラス
  29. ジェラシックパークⅢ(2001サム・ニール
  30. I-SPY(2003エディ・マーフィ/オーウェン・ウィルソン

金返せー!って叫びたくなるような作品を何個も見てる自分が腹立たしいです。💀マークを付けておきました。30作品中で自分が見て良かったと思う映画は【いまを生きる】です。主人公の一人が死を選んだ時その責任は誰にあるのか?考えさせられました。自分がやりたいことがやれない、なりたいものになれないそんな時代の話です。

何か起こった時に誰かのせいにして排除するのはいつの時代でもあるものです。弱い人間が切られるのは世の常ですよね。政治の世界では今でも普通に行われています。

メグ・ライアンが最盛期でラブコメの女王だった時代の作品は結構好きで見に行っていたみたいです。今はイジリが度を越えて怖いですけど昔はキュートな女性でした。美を追求しすぎてやり過ぎたダメなパターンですね。年をとれば皺ができるのは仕方のないこと。その皺ひとつに美しさがあると思います。自然が一番です。

リュック・ベンソンの【TAXI/TAXI-2】は結構好きな作品です。痛快アクションコメディです。娯楽作品として見るのはいいかと思います。

【フォールームス】はクエンティン・タランティーノとその仲間たちがそれぞれ作ったショートムービーを四つ合わせたオムニバス作品ですが、当時【レサボアドックス】とか【パルプフィクション】が大流行していた時代で私も割と好きでした。サントラがカッコよくてよく聞いていました。タランティーノ作品でハーヴェイ・カイテル、テュム・ロス、スティーブ・ブシュミ、サミュエル・L・ジャクソンなどの渋オジにどっぷりハマりました。

パルプフィクションも映画館で見ているはずなのにパンフレットが見当たりません。まだ実家にあるのかも知れません。そういえば高校生時代に見ていた邦画のパンフレットが一個も見当たりません。高校生当時もかなり映画館に通っていたので残っているはずなのですが。今度実家へ行ったときに探してみようと思います。

良質な映画は内容を忘れないものです。30作品中結末を覚えているのは、いまを生きるとアルマゲドンしかありません。【アルマゲドン】は当時号泣したのを覚えています。エアロスミスの音楽がヒットしました。

掘削メンバーがみんな曲者ばかり(押しはスティーブ・ブシュミとオーウェン・ウィルソン)で楽しいです。泣けて笑えて感動できるこれぞ娯楽超大作と呼ぶにふさわしい映画だと思います。あの頃はインデペンスデイなどのパニックアクションやツイスターなどのデザスター映画が大流行していました。

30作品中でおススメできる映画は5つです。フォールームスとTAXIはコメディなので結末は覚えていませんが、気楽に楽しめる映画です。タランティーノ初心者にはフォールームスは入り口として見るにはいいと思います。TAXIはプジョーを始め車好きにはおススメな映画です。いまを生きるは少し重いテーマで最後もハッピーエンドとは言えません。見終わったあとは不条理さが残ります。アルマゲドンは笑えて且つ泣けて感動できます。

セブンの監督デビット・フィンチャー、クラッシュの監督デビット・クローネンバーグの作品は二度と見ないと誓いました。グロイ、キモイ、胸糞悪いの三拍子です。

チュラル・ボーン・キラーズはタランティーノ原案だったので見に行ったのだと思いますが、タランティーノ作品とはかけ離れた出来具合でやっぱり監督によってこんなに違うのだ、と感じた作品でした。あの内容を映像化するのは堅物オリバー・ストーン監督ではやっぱり無理だったようです。もともとこの人の作る作品は好きじゃないです。

当時クリスチャン・スレーターのファンでよく見ていました。クリスチャン主演映画はB級映画が多いです。少し前にヒューレットパッカードのコマーシャルに、クリスチャンとよく似た独特な特徴のある話し方をする人が出ていてビックリして調べたらクリスチャンでした。あんなにヤンチャだったのに現在52才イケオジになっていました。

第二弾はここまでにします。第三弾は大好きだったジョニー・デップ特集にしたいと思います。

映画って素晴らしい、映画っていいですね。サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。

解説者の淀川長治さん。分かる方、いらっしゃるでしょうか?懐かしいです。余談ですがこの時代の字幕スーパーは殆どがトムが愛してやまない戸田奈津子さんです。私が小さい頃に憧れていた人の一人です。あとは兼高かおるさんが憧れでした。兼高かおる世界の旅が大好きでした。なりたかったのは世界ふしぎ発見!ミステリーハンターです。夕方のニュースは幸田シャーミン逸見政孝。わかる!知ってるっていう方は同世代です。

お読みいただきありがとうございました。

映画のパンフレットを断捨離する話①

母が断捨離を始めて実家に置いてあった古いアルバムやらコンサートや映画のパンフレットやら漫画本やら雑誌を処分するように言われて、とりあえず毎回少しづつ家に持ち帰っては懐かしく見ています。今回は映画のパンフレットを整理したいと思います。

( )はパンフレット発行年と主演俳優。年代別に並べてみました。

  1. 風と共に去りぬ(1987クラーク・ゲーブル
  2. フォレストガンプ(1995トム・ハンクス
  3. クイズショウ(1995レイフ・ファインズ監督:レッドフォード)
  4. アンカーウーマン(1996ロバート・レッドフォード
  5. BABE(1996ベイブ)
  6. キルトに綴る愛(1996ウィノナ・ライダー/ダーモット・マルロニー)
  7. 真実の行方(1996リチャード・ギア/エドワード・ノートン
  8. イングリッシュペイシェント(1997レイフ・ファインズ
  9. 素晴らしき日(1997ジョージ・クルーニー
  10. ラブアンドウォー(1997サンドラ・ブロック/クリス・オトネル)
  11. ベストフレンズ・ウェディング(1997ジュリア・ロバーツ/ダーモット・マルロニー)
  12. ザ・エージェント(1997トム・クルーズ
  13. 大いなる遺産(1998グウィネス・パルトロウ/イーサン・ホーク
  14. グッドウィルハンティング(1998マット・デイモン
  15. モンタナの風に抱かれて(1998ロバート・レッドフォード
  16. 仮面の男(1998レオナルド・ディカプリオ/ガブリエル・バーン
  17. レ・ミゼラブル(1999リーアム・ニースン)
  18. 微笑みをもう一度(1999サンドラ・ブロック/ハリー・コニックJR)
  19. ウェディングシンガー(1999ドリュー・バリモア
  20. 25年目のキス(1999ドリュー・バリモア
  21. シックスセンス(1999ブルース・ウィリス
  22. プロポーズ(2000クリス・オドネル
  23. アメリカン・ビューティー(2000ケビン・スペシー)
  24. ハートオブウーマン(2001メル・ギブソン
  25. タイタンズを忘れない(2001デンゼル・ワシントン
  26. PROOF OF LIFE(2001ラッセル・クロウ
  27. 猿の惑星(2001マーク・ウォルバーグ/ティム・ロス
  28. スパイゲーム(2001ロバート・レッドフォード/ブラッド・ピット
  29. アイスエイジ(2002吹替:山寺宏一
  30. シャンハイナイト(2003ジャッキー・チェン/オーウェン・ウィルソン

ほんの一部でまだまだありますが、とりあえずの30作品。殆ど内容も覚えていない映画が沢山あります。ラインナップの主演俳優を見ると私の当時好きだったタイプが分かります。いい男に大画面で癒されたいという不純な動機で選んだ映画たちです。

好みバラバラです。ドリュー・バリモアは当時一番好きな女優さんでした。BABEとアイスエイジは何きっかけで見に行ったのか覚えていません。

猿の惑星は監督がティム・バートンで、ティム・ロスが好きだったのでティム目当てに行ったのですが、ティムは人間ではなく特殊メイクの猿でした。残念。ティム・バートンは好きな監督の一人ですが、この映画に関してはあまりバートン色は感じられない普通の作品でした。バートンが監督しなくても…、と思ってしまいました。

確かあの頃は上映前にパンフレットを買っていたような気がします。内容も覚えていないようなB級映画でも俳優さん目当てで買っていたパンフレット。若い頃は色々無駄遣いしていました。惜しみなくお金を使っていたようです。映画を見た記録としてパンフレットを購入していたのかも知れません。

パンフレットのコレクションを見る限り海外放浪の旅から戻って添乗員になったあたりからパンフレットを買わなくなったようです。最近では映画館へ行くことすらなくなりました。今でも映画のパンフレットはあるのでしょうか?もしかしたら、パンフレット自体がないのかも知れません。

今ググってみたらシン・ウルトラマンのパンフレットが990円で販売されているようです。高っ!昔は500円くらいだったような気がします。

結婚してからは映画館行くこともなくなりました。毎日夫に癒されていて、いい男を見に行く必要がなくなったのでしょう(デレ)。冗談です。1~2年待てば配信されるだろうな、と思って待ってしまうからだと思います。それからやっぱり値上げが一番の理由だと思います。一般料金が1900円というのが驚きです。私が映画館に通っていた頃は映画デー1000円の時代でした。

最近だったら【トップガンマーヴェリック】が話題ですね。トムも間もなく還暦ですよ。信じられません。いつまでもカッコいいですよね。ファンだったジョニー・デップが少し残念な年の取り方をしているので、トムには期待しています。

目指せロバート・レッドフォードです。御年85才ですがシワシワな顔の中にも気品を感じます。父と同い年です。信じられません。若い頃はそれはそれはお美しくハンサムです。カッコよく年を重ねたいものです。20代、30代がカッコいいのは当たり前。問題は40代以降です。日本の俳優だったら仲村トオルさんに期待です。

上記30作品の中で印象に残っているのは【タイタンズを忘れない】です。リピートしている映画で紹介しているように、これは円盤購入しています。

u-tantantan.hatenablog.com

あとは【仮面の男】は良かったです。ディカプリオよりもダルタニアン役のガブリエル・バーンが渋くてカッコいいのです。この映画はディカプリオではなくガブリエル・バーンを目当てに見に行きました。音楽は冬季オリンピックフィギュアスケートアレクセイ・ヤグディンが使用して金メダルを取りました。あの演技は感動しました。プルシェンコがミスをしたから取れた金メダルかも知れませんが、私個人的にはヤグディンを応援していたので思わず嬉し涙を流した思い出があります。完璧な演技でした。


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ブルースは好きな俳優ではないのですがシックスセンスを何故見に行ったのか不思議です。それなりに話題作だったのでしょうか。ネタバレになるので書きませんが、ホホウ、そうだったのか、という感想でした。子役のハーレイジョエル君、中年になった現在の姿が話題ですよね。あんなに可愛かったのに…。

アメリカン・ビューティー、イングリッシュペイシェント、フォレストガンプはアカデミー作品賞だったので見に行ったのだと思います。アカデミー賞を受賞する映画で面白いと思ったものはあまりありません。アカデミー会員が選ぶものは私には崇高すぎるのかも知れません。難解だったり癖が強めかタイタニックのような製作費のかかった超大作が多いような気がします。

【微笑みをもう一度】でサンドラの恋の相手役を演じたハリー・コニックJRは本業はピアニストでジャズミュージシャンです。当時よく聞いていました。今では普通のオッサンですが昔はイケメンだったハリーです。カウボーイハットがよく似合う格好いいハリーを拝むことができます。パンフレットには心ふるわせる愛と感動のラブストーリーと記載がありますが、ぶっちゃけ内容は全然覚えていません。

カウボーイハットと言えば【モンタナの風に抱かれて】のレッドフォードとクリスティンがカウボーイスタイルのお手本を見せてくれています。この映画でクリスティンの娘役として10代のスカーレット・ヨハンソンが出演しています。モンタナの自然美が堪能できる映画です。レッドフォードは【愛と悲しみの果て】でサファリルックのお手本も見せてくれています。美しい人は何を着せても様になるものです。因みにアフリカの大自然も堪能できます。フラミンゴが一斉に飛び立つ映像とメリルの髪を洗ってあげるシーンを見るだけでも価値のある映像が美しい映画です。

レッドフォード監督作品でブラッド・ピット主演の【リバーランズ・スルーイット】という映画がありますが、これもモンタナがロケ地でこちらも素晴らしいです。同じく監督作品で【普通の人々】という映画がありますが、これも良質な映画です。因みに【クイズショウ】もレッドフォード監督です。監督作は硬派な社会派ドラマが多いです。

リバーも普通の人々も兄弟間の軋轢や葛藤、兄弟愛家族愛を描いています。夫も兄がいますが不仲ではないものの、あまり良好な関係とは言えません。兄弟っていろいろあるのですね。特にどちらかが優秀だったりすると比較されたりなんだりかんだり、妬み嫉み、兄の立場、弟の立場、色々あります。でも兄弟っていいな、と思える映画です。

私の兄は双子で兄が地元でも評判の優秀な神童、弟が落ちこぼれまではいかないものの中の中くらいの平凡な弟だったので比較されていました。妹の私まで色々言われましたから。今でこそ大好きな兄ですが中学生の頃は、”消えてこの世からいなくなればいいのに!”と心で思っていました。兄妹も複雑なのです。

窪田さんの映画【犬猿】もお勧めです。ダメな兄とそんなダメ兄にいつも振り回される弟。うざいけど兄弟だから仕方ない、自分で悪口言うのはいいけど、他人には言われたくない。そんな複雑な感情が爆発する兄弟の話です。

【アンカーウーマン】は、レッドフォードとミシェルのラブ・ロマンスですが「あなたを法律で縛りたいの」というミシェルがレッドフォードにプロポーズするセリフがお気に入りなのですが、パンフレットを読み返してもそんな事一滴も書いていませんでした。私の記憶違い?パンフレットを読んだら監督が【フライドグリーントマト】と同じ人でした。これは私がお気に入りの映画として紹介している作品です。

今回はこの30作品のパンフレットを読み直したいと思います。【風と共に去りぬ】なんて多分名画座リバイバル上映だと思いますがレトロ感溢れるパンフレットです。名画座ではローマの休日や7年目の浮気などを見た記憶があります。名画座に通っていたのは高校生の頃だったと思います。当時大学生だった姉と二人で通っていました。

上記30作品でお勧め3作品を選ぶとしたら…

どれも爽やかに感動できるものばかりです。トムはミッションインポッシブルを始めアクションが多いように感じますが、個人的にはミッションインポッシブルのイーサン・ハントよりザ・エージェントのジェリー・マクガイヤのような人間味溢れるキャラクターのほうが好きです。トムも喜怒哀楽がある普通の人間なんだと感じることができます。

グッド・ウィルはマットとベン・アフレックの共同脚本で過去にトラウマを持つ天才悪ガキが色々な人と出会い成長していく物語です。映画のキーは”ソウルメイト”。私には、もうこの世にはいないソウルメイトがいます。彼女を思い出すたび心がほっこりします。何か悩み事がある時は、彼女だったらどうするかな?とか彼女だったら何て言うかな?なんて考えたりします。もう彼女が亡くなって8年が経ちます。

この映画で精神科医を演じたロビン・ウィリアムも親友と同じ2014年に亡くなっています。【いまを生きる】のキーティング先生(キャプテン)は忘れることができません。今でも彼のウィンクが目に浮かびます。素晴らしい俳優さんでした。残念です。

たまには昔を振り返るのもいいですね。まだまだパンフレットはありますので、②、③と後日記事にしていこうと思います。ブックオフに持って行ったところで需要ないと思うし、読み直したら思い切って断捨離しようと思います。

お読みいただきありがとうございました。