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投票しない人が世の中をダメにする話

注目していた東京15区補選、絶対イヤだと思っていた酒井さんがゼロ打ち当選。共産が相乗りしたことで最初から当選確実と言われていた酒井さん。討論会など出ずとも組織票で勝てると読んだのか討論会をトンズラ。討論できないから出てこれなかったのでしょうね。用意された原稿を読むことしか出来ない。自分の考えや理念がないからです。まあ、出たら出たで、増税、反原発(過去ポスト)を突っ込まれしどろもどろが目に見えますしね。余計なこと喋って失点するのを恐れた党が敢えて出さなかった、というのが大方の読みだと思います。

期日前投票で飯山さんの猛追を受け焦ったのでしょう。ニコ生の演説には出てきたものの、中身スッカラカン、予想通り「助産婦として12年…」から始まり「癌を経験して…」からの「まっとうな政治」丸暗記したような毎回同じ内容の演説でした。

唯一気になったのが、選択制夫婦別姓について話したところで「遅々として進まない」と言うべきところを「ききとして進まない」と言っていたことくらい。ききとして?嬉々(きき)として、いう言葉はあるが意味が違うし、嬉々として進まないという、そんな日本語ないわ。滑舌悪いだけ?私には何度聞き返してもキキに聞こえます。

予想通りの演説で笑ってしまいました。あれだけ空虚な演説も珍し何も響かない8分間の演説でした。ニコ生演説も9人揃わず参政党とN党は不参加でした。まあ大方落選結果が出ていたので訴えることもなく不参加としたのでしょうか…知らんけど…あ、N党の人は登山に出かけて日本にいないのでしたっけ…

期日前投票では2位につけていたらしい飯山さん。出口調査で2位につけていることに告知当初は泡沫扱いしていたNHKが慌ててニュースにしたときは笑いました。俄にざわついた瞬間ですね。NHKがニュースにしたことで、もしや?もしかすると?なんて期待しましたが結果は酒井さんのゼロ打ち当確。それでもNHKを焦らせた、地上波で飯山あかり、日本保守党をアピールできたこと、大健闘だと思います。

下馬評では1万票取れればいいほうだ、なんて言われて供託金没収されるだけ、と嘲笑する人もいましたけど、蓋を開ければ24264票の4位、小池さん都ファ全面バックアップの乙武さんが19655票、これは大きな勝利だと思います。泡沫扱いだった飯山さんがここまでの追い上げを見せて大いに日本保守党の名前を地上メディアに押し上げた。これは見事大勝利です。たった2ヶ月足らずの活動で5年も活動している国勢政党の金澤さんに迫ったのですからこれは大健闘でしょう。

今回法定得票数に未達で供託金没収されたのは下位4名でした。参政党もダメでしたね…個人的には参政党も応援はしているのですけど、吉川さんの立候補には反発がありましたね。1区で地道に頑張っている人をわざわざ15区にもってくる意味はどこにあるのか?甚だ疑問でした。日本保守党は名前を売って躍進したけど、参政党は逆で私のようなライトな支持層を失ったような気がします。支持を失ったと言えば国民民主の玉木さんでしょうけどね…私も応援していたのですが今回で見限りました。

飯山さんは結果落選、負けはしましたが実は勝利したのです。大好きなドラマ【石子と羽男】でそんな話があったな…、何話だったっけ?あー、そうそう、梶原善さんがゲスト出演したレストランの回だ。隠れ家的雰囲気を売りにして細やかに常連客を相手に営業していたけど、ある日グルメサイトレビュー口コミ投稿に載ったことで客が増えた。それを望まない店主が口コミレビュー削除を依頼しに来た話でした。裁判には負けたものの同情を誘い世論を巻き込んで、結果レビュー削除させることに成功した、という話でした。負けて勝ちを取る。まさに日本保守党がやったことはコレだったのかな、と。

有本さんが言っていました。一番の目的は保守層の掘り起こし、と。保守がなんであるか?私も分かりませんでした。ノンポリだった私は保守といえば右翼。旭日旗を掲げて大音響の街宣車天皇万歳しているイメージでした。よくありがちですよね。保守の意味を知らずにいたのです。でも日本保守党のおかげで保守の意味を知りました。守りたい家族がいる、守りたい日本の伝統がある、それが保守。そう言われたときに、あー、私も保守だ、って感じることができました。

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大注目を浴びた今回の補選、だと思っていたのですが、実はそうではないことが判明しましたね。メディアが大々的に報道したら状況は違っていたかも、なんて思います。某党の妨害行為をメディアがスルーせずに報道していればもっと注目を浴びる選挙になっていたかも知れません。無関心な人たちの掘り起こし、もっとメディアが報道してくれると目論んでいたけど、ネットでの盛り上がりと違いメディアは冷ややかな反応だった、私には有本さんがメディアに対して心底失望しているように見えました。期待していたのでしょうね…、やっぱりメディアはクソですね。読売にいたってはガン無視でしたしね。読売も朝日もTBSもNHKも全部ダメダメです。

敵は報道しないメディアと政治に無関心な国民であることが判明しました。一番厄介なのは無関心すぎる危機感のない国民です。

今回の選挙結果、アンチキッシーの夫を見ているとよく分かります。長崎、島根、東京、全て立民候補が当選したことを大喜び。ざまー岸田、です。ノンポリだとそうなるわな、という典型的な例。夫と言い争いはしたくないし、個人意思は尊重したいので、今までの選挙は投票する人が違ったりしていました。唯一、2009年の民主党圧倒勝利した選挙では夫に言われて民主党候補者に入れました。

惚れた弱み、ってやつです。当時夫は観光バスのドライバー、バス協会が民主党支持、高速料金無料化のマニュフェストに釣られたのでしょう…夫に頼まれてハイハイって感じて組織票に加担してしまいました。今回、反自民、反キッシーで相当酒井さんに票が入ったと思います。それは酒井さんを支持しているわけではなく、単に反自民、反キッシー票だと私は考えます。酒井さんを応援している勢力を知っていれば、その危険性に気づいていれば絶対避けるはずです。だから酒井さんに投票した人は過去の私のように全く政治に興味がなく組合に言われたとおりに何も考えず投票したのだと思われます。

もし夫が江東区民ならキッシー憎しで間違いなく酒井さんに投票すると思われます。なぜなら野党連合だから。飯山さんがいくら正論を語って反キッシーだとしても、夫は飯山さんの存在すら知らないのです。キッシー大嫌いですが夫はXをやっていないしネットで検索するのは車関係だったり趣味に関係するものだけ。だから日本保守党の存在すら知りませんし飯山さんの存在も知りません。夫を見ているといかに政治に無関心であるか、身にしみて感じることができます。そういうキッシー憎し自民党憎しの人は候補者ではなく野党第一党に投票するのだと夫を側で見ていて感じました。

私は投票したい候補者がいない場合は、落としたい候補者の対立候補に票を入れることにしています。なるべく死票にはしたくないので、泡沫候補にはいれません。共産党公明党れいわ候補者は問題外です。

日本保守党が今回の選挙で目指したこと、それは政治に無関心な人に危機感を持ってほしい、保守がなんであるか?知って欲しい、ということだったのですね。政治に無関心な人が世の中をダメにしているのだ、とつくづく感じました。注目していた投票率が40.70%これでは基礎票を持っている立憲共産党には勝てない、だからとにかく投票率を上げることが日本保守党が奇跡を起こせる可能性だったのです。

私は投票率が70%を超えれば確実に飯山さんが勝てる、と思っていました。敵は無関心な無責任な有権者、国民でした。その中でも乙武さんを上回る得票を得ました。これは間違いなく勝利です。これからに繋がる、組織票に勝てる、そう希望を持たせてくれる結果だと私は前向きに捉えています。とにかく一人でも多くの人に政治に関心を持ってもらうために、これからどうやってノンポリに政治をアピールしていくか?これが第一の課題になると思います。

それより問題は某党の妨害をなんとかしないとです。妨害行為と認めて逮捕して欲しい。あれを”表現の自由”と認めたら選挙活動ができません。街宣を妨害したら一発アウトで立候補取り消しとか厳しい対処にしないと聴衆の聴く権利が奪われて益々政治離れがおきてしまいます。候補者の表現の自由よりも有権者の聞く権利のほうが優先されるべきではないでしょうか?妨害を認めてしまったら民主主義の崩壊の危機です。選挙妨害をビジネスにしようとしている人たちを野放しにしている、一体どうなってるの?

今回の選挙で驚いたことがもう一つ。須藤さんが3万票近く集めたことです。育ちも江東区、地元である強み、なのでしょう。れいわ山本太郎さんが応援弁士に入ったことでれいわ票も入ったのでは?と思います。山本太郎さんは左翼フィクサーの息がかかった人。裏で左翼活動家との繋がりがあるなら少し危険な感じがしますね。須藤さんは知らないのかな…それと、総合格闘家ということもあり、某党が妨害を仕掛けなかったと言う…、強いものには手を出さない、防衛の基本を見た感じですね。国も同じ事。防衛力が高い国に手を出す馬鹿はいない。返り討ちに遭いますからね。弱いから攻められるのです。須藤さんが妨害されなかったのは須藤さんが格闘家だから。日本もそうあるべき、と私は考えます。戦争するための自衛隊ではなく守るための自衛隊なのです。

酒井さんに関しては東日本大震災で傷心している東北人を揶揄した数々のポスト、放射能デマ、そして、討論会を一人トンズラしたことも含め落としたい候補者筆頭、第一位でした。私は東北人として彼女を許すことができません。人間性や人格を疑うレベル。ああいうポストを政治家である公人が何食わぬ顔でやる。どういう神経しているのでしょうか…もし夫が酒井さんに投票しようとしたら全力で阻止します。酒井さんだけは止めて、とお願いします。で、飯山さんを紹介して説き伏せます。

私に出来ることは何も無い。でもこれからも日本保守党を応援します。党員になるか、真剣に考えます。毎日あさ8を見続け政治を見守ります。ノンポリだった私が政治に目覚めて日本保守党を知り、自分が保守であると気づいてつくづく感じたこと。選挙って候補者が無能でも勝てるのね、という絶望…

候補者の中で飯山さんはダントツ、ピカイチ、ただ一人違うレベルで国政で闘える人だったのに…残念でしかたありません。低投票率、組織票で立候補すれば政党の力で何もしなくても当選してしまう。やっぱり小選挙区制に問題あり…国政選挙は地元密着型ではないほうがいいと思うのですが…今回小選挙区ではなく東京都全体でやれば飯山さんが圧勝したのではないか?と思います。

そして酷かった妨害行為、公職選挙法見直しを早急にしたほうがいいと思います。小選挙区制度も何とかならないものでしょうか?選挙に勝つために秘書を地元に置くなんて馬鹿にしてます。

地盤を固めて他党に渡さないために作った小選挙区自民党議員が有利に選挙を闘えるよう作ったようなもの。新参者や新規参入が難しい小選挙区制度に疑問を感じます。

地元密着は区議や市議レベルでいいと思います。酒井さんが訴えていることは明らかに区議会レベル、国政でやれるとは到底思えません。所詮数合わせ要員で大した活躍は望めないでしょう。

こんな世の中になったのは政治家のせい、いかりちゃんが言っていました。でもその政治家を選挙で選んでいるのは国民ですから、結局は選挙に行かない無関心な国民がダメにしているのですよ。選挙に行かない人は政治に不満を言う権利はないと思います。

今回の選挙、大収穫はなんと言っても小池さんがオワコンだとはっきりしたことが一番ですね。夏の都知事選どうなるか?有本知事が誕生するのか?これからが楽しみです。

お読みいただきありがとうございました。