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家族間介護トラブル扶養義務の話

親族間のゴタゴタについて最近考えるようになりました。親子間トラブル、兄弟間トラブル。ニュースでも親が子を殺したり凄惨な事件が少なくありません。東村山で起こった放火焼身心中火災も家族関係に問題がありそうで闇が深そうです。

兄妹間トラブルとしては兵庫県の伯父が妹夫婦の家を放火して小学生二人が犠牲になった事件が思い出されます。妹夫婦に苦痛を与えたかったという動機。妹夫婦の家に同居する兄という関係性が普通ではないニオイがします。義兄弟と同居することは簡単な事ではないと思うからです。少なくても私だったら絶対に無理です。

今でこそ家族みんな仲良しですが、それはこの年齢になって言えること。15年前は兄と私の関係は険悪なものでした。鬱病を発症して実家に戻ってきた兄との同居が始まり、病気のことが理解できなかった私が兄に辛く当たったことが原因です。

当時の私は鬱に対して、というより精神疾患というものにまったく理解ができませんでした。そんなものは病気でもなんでもない。一日家に引き籠りひたすら寝てて仕事したくないだけでしょ、目が合えば不機嫌に睨みつけ不愉快極まりない。何か言い争いになると二言目には「俺は障害者だ」と言う。どこが?見た目フツーだけど?

兄も兄で、なんでこんなに辛いのに理解してくれないんだ、そんな想いだったと思います。毎日いがみ合いです。私と兄が殺し合いを始めても不思議でないくらいお互い邪魔な存在だったと思います。兄の殺気を感じたこともありました。兄妹だからこそ憎しみが深くなる、家族間での殺人はそうやって起こるのだな、と実感した瞬間でもありました。近くにいるからこそ兄妹だからこそ憎しみが深くなるのです。

父はいち早くその危険を察知し二人を離す決断をしました。追い出されたのは当然健常者の私です。納得いかない気持ちもありましたが、私もストレスが限界に近かったので家を出ることにしました。距離を置くことは一番の解決策です。

私が家を出た後、兄の症状は徐々に回復に向かって仕事に復帰できるまでになりました。もともと兄は資格マニアだったので仕事は引手数多のようでした。障害者支援センターからの紹介だったので兄の鬱症状にも理解があり、仕事内容や勤務時間も融通してくれていたようで割と快適に仕事をしていたようです。

私も結婚し心に余裕ができたのか、やっと兄の病気に向き合い理解するようになりました。そしてこれからの兄に家族として何ができるか、やっと挨拶が普通に交わせるようにまで関係が回復しつつあった矢先に交通事故で亡くなってしまいました。やっとこれから普通の兄妹としての関係が築ける、そう思っていたのに。今までのクソ悪い態度も謝ることができませんでした。

神様は残酷な事をする。あの時程神様を恨んだことはありません。事故は両親の金婚式のお祝いお食事会を予定していたほんの数週間前の出来事でした。お祝いの会が兄の葬儀に変わってしまいました。あんなに【いなくなれ!】と願っていたのに実際にいなくなると神様を恨むとは自分勝手にもほどがあります。罰が当たったのかな…。

兄はただただ人の痛みや苦しみにに敏感な心優しい人だったのだと気づかされました。人の痛みに寄り添いすぎて自分が病んでしまったのです。家族にはその辛さを理解してもらいたかったのだと思います。だから鬱を理解しようとしない私に辛く当たったのだと思います。もっと優しくできなかったのか?兄に対する態度が今でも悔やまれます。兄と過ごした葛藤の日々の話は別記事で

u-tantantan.hatenablog.com

なんで、今こんなことを思い出しているか?と言うと、義母と叔父の関係が15年前の私と兄の関係に似ているな、と思ったからです。

兄は精神疾患障害者、叔父は半身不随の身体障害と抱えている障害は違いますが、姉弟(私の場合は兄妹)間の関係悪化という点では同じです。義母の気持ちが分かるから余計に辛いのです。義母は今、母と弟二人の面倒でテンパり状態です。

なんとか義母を支えたい、そう思い二週連続で義母の実家(祖母の家)の片付け参戦です。前回はキッチンの片付けがメインでした。今回は探し物でした。祖母の財産である”証券とベルコ会員証”を探したい、でも自分では見つけられないから手伝って欲しいとのことでした。一回目のお手伝いの様子は別記事で

u-tantantan.hatenablog.com

夫が貴重品を探す間、私はひたすら部屋の掃除です。よくぞここまで汚くしたもんだ。しばらくして夫が貴重品を見つけてきました。南京錠が掛かった手提げ金庫です。鍵が10個以上あって鍵合わせも一苦労。

お目当ての証券と会員証を見つけたものの、相続手続きができるのは死亡後だし今使えるお金は年金だけのようで、結局入居できる施設は年金額に見合った施設に限られます。祖母の場合要介護3か4、年金だけだと第二段階(当人および世帯全体が市民税非課税かつ「合計所得金額+課税年金収入額」が80万円以下の場合)なので月額80,000円くらいの目安になりそうです。

義母は証券を見つけて安堵していましたが、不安材料が一つ。口には出しませんでしたが、紙媒体の証券は法改正で電子化され無効のはずではなかったか。紙の証券を見つけたところで(よく分からないですけど)もうすでに売却していたら、それはただの紙切れなわけで…。

証券会社に聞けば教えてもらえるのかとは思いますが"証券が見つかったから安心だ”というのは違うかな、と一抹の不安を感じてしまいます。と、いうのも母が国債を買っていて満期になったら通帳に勝手に振り込まれていたと話していたので、どうなのかな、と。私が心配することでもないのでいいですけど…。

問題は叔父で預かっている通帳の残高が底を尽きそうで施設にも入るお金が無さそうなのです。叔父は年金を納めていない未納期間が長すぎてどうも受給額が雀の涙だそうで、もっぱら祖母から小遣いを貰って生活していたようです。

叔父はあればあるほど使う質らしく、今年初め性懲りもなく新車も買って、その前に起こした事故処理などでもお金を使い果たし殆ど残金もないそうです。そんな叔父の面倒を見ることに義母はほとほと嫌気がさしているようです。

聞いた話なので嘘か本当かわかりませんが、叔父が年金代として祖母に預けていたお金を祖母が貯金に回していたようで、叔父としては年金未納は寝耳に水だったそうです。私から言わせれば自分の年金くらい自分で納めろ、と言いたいです。祖母としたら、息子から貰ったお金を貯金して何が悪い、と思っていたのでしょう。

年金は口座引き落としにすることが多いと思うのですが、それをしていなかったことに疑問を感じるし、親のところに納付書が届いたら、普通だったら息子に転送するなり、もしくは立替して支払いをすると思うのですが、納付書を無視し未納を続けていたのなら祖母の行動も理解できません。

年金支払いを祖母に任せる叔父も悪いし、納付書を無視し続けた祖母も悪い。私から言わせるとどっちもどっちです。最初から口座引き落としにしとけよ、って感じです。

叔父の介護をどうするのか?施設に入れるお金がなければ自宅介護?それは無理です。78才になる義母に介護は到底できるものではありません。かと言って義母の子供である夫(甥)に介護しろ、と言われても困ります。

義母は直系血族の姉弟なので叔父の扶養義務があるのは仕方ないですが、甥である夫は特別叔父から資金提供をを受けているわけでも支援を受けているわけでもないので世話をする義務はありません。

病院からもこれ以上の治療は望めないということで施設へ移ることを提案されているようで義母も困った様子です。介護する人なしお金なしでこの先どうするのでしょうか?

結局は施設費用は扶養義務がある姉弟である義母と叔父(弟)の二人が負担するしかないのかな、と思います。それで祖母が亡くなった時点で証券や家などの不動産を遺産相続して弟の施設費用を返してもらうような感じになるでしょうか。

何で事前に財産を現金化して娘に託すなり財産管理を依頼できなかったのか?義母が話し合いを提案していたのにも関わらず、それを頑なに拒み続けた祖母。祖母が80才を過ぎた頃から認知機能低下が原因かも知れませんが、娘を敵視するようになり親子関係が拗れていったみたいです。

義母曰く、祖母には”財産を娘に奪われる”という強迫観念と被害妄想が強くあったようです。そんな敵対心ありの不仲な親だとしても扶養義務があるわけで義母の胸中は複雑なものがあると思います。そこまで親子関係が拗れたのは義母にも原因があるのでは?と思わないでもないですが聞けるはずもなく知る由もありません。

自身の100才になる年齢に加え体力の低下を考えればいつ倒れてもおかしくないことは容易に想像できたはずです。しかも半身不随の脳梗塞持ちの息子と同居。その息子の面倒もあるわけで、娘が信頼できないなら司法書士でも依頼して成年後見人を立てるなりして欲しかったです。

「子供なんだから親の世話して当たり前」と思っているのでしょうが、弟の世話まで負担させるのは違うと思います。「この金で弟の面倒を頼む」くらい言われれば義母も納得するでしょうけど…。金は渡さないけど世話だけはしてくれ、とは都合よすぎです。叔父自体の全財産はすでに預かっているようなので、祖母がどのくらい潤沢な資金を貯め込んで持ち合わせているか?だと思います。

どこにどれくらいのお金があるのか?それさえも家族が把握できていない状況が信じられません。少なくても何か起こった時にすぐ使えるような銀行口座一つくらいは共有しておくべきだと思います。80才過ぎたら定期貯金とか要らないです。何のために貯蓄しているのか意味不明です。介護が必要になる万が一の事態に備えた貯金なのではないですか?必要な時に使うことができないお金ほど無駄なものはありません。

子のいない叔父の介護問題を目の当たりにして、子のいない私たち夫婦にとっても深刻な問題で他人ごとではないと感じています。認知機能が衰える前に正常な判断ができるうちに後継人を立てておく必要があるのかな、と考えてしまいました。

75才あたりから考えればいいかな…。75才まで生きれるかどうか?夫はそれを心配しています。「オヤジの親戚関係の男は皆早死にだから」義父は56才の若さで亡くなっているので、今年50才を迎えた夫は「あと6年か…」などと縁起でもないことを呟くようになりました。

夫を亡くした時義母はまだ閉経していなかったそうです。不正出血と大量出血が続いたらしく家族には内緒で日帰り手術をしたみたいです。因みに私の閉経は45才の時でした。なんの症状もなく気づいたら終わっていた感じです。今回の祖母と叔父の同時入院をきっかけに義母と色々な話をするようになりました。

夫の親戚関係を見ると、父方も母方も脳梗塞で倒れている人が多いらしいので、遺伝的には脳梗塞のリスクは高めなのかも知れません。私の家系は癌が多いです。

健康寿命を延ばすにはストレスフリーでいることと、適度な運動とバランスの取れた食事が大切です。規則正しい生活習慣、良質な睡眠をとることを心がけて日々を過ごそうと思います。夫の無気力さが多少気になるところではありますが、このところの身内の入院騒ぎで気が滅入っているのだと思います。

「何のために生きているのか分からない、何もする気にならない」と言う夫が心配ではありますが、せいぜい私がストレスの捌け口になって夫の負担軽減に繋がればいいなと思っています。今の私の仕事は夫の健康管理です。お互い支え合って末永く仲良く。家庭円満で楽しい老後を!健康第一です。お金があっても健康でなければ待つのは介護付き老人ホームで寝たきり生活です。

北朝鮮は狂ってるし、アメリカを始め支援国が武器提供を続ける限り戦争は泥沼化して、プーチンが自暴自棄になって核を落としたら第三次世界大戦勃発間違いなしです。この戦争がこんなに長期化している原因をもっと真剣に考えるべきです。日本だって戦争に負けたけど何とかやってこれたではないですか。今は悪化の一途ですけど。

お先真っ暗。平和なうちに楽しもう。先の事なんて考えても仕方ない。日本は将来経済破綻して消滅するか中国かロシアに侵略されて終わりでしょう。若者には気の毒ですが諦めの境地です。早いとこ見切りつけて国外脱出したほうが良さそうです。私は海外嫌いな夫がいるので仕方なく日本とともに静かに沈んでいきます。(相当病んでます)

動けるうちに楽しんで、正常な判断ができるうちに終活しようと思います。目指せピンピンコロリ。最後まで元気で大往生したね、と言われる人生にしたいです。

お読みいただきありがとうございました。