ストレスフリーを目指すブログ

穏やかに健やかに暮らしたい

幸せな海外移住生活を妄想する話

ウィーンへ旅行したのはいつだっだか?20代の頃だったので20年以上も前になります。

先日テレビでウィーンのカフェ事情の話しているのを見て、ウィーン旅行を懐かしく思い出しました。甘い物はあまり好きではないのですが、せっかくウィーンに来たならウィンナーコーヒーにザッハトルテでしょ。ザッハトルテを食べるならホテルザッハーでしょ。というわけでザッハトルテ発祥のカフェザッハーを訪ねました。

入店を断られたらどうしよう、と心配しましたが、一応ジャケットを着ていたので大丈夫でした。格式高い由緒あるホテルで何もかもが素敵で優雅な一時を過ごしました。ドレスコードはないものの、ラフすぎる服装は避けた方が良さそうです。ウィーンの街には原色は似合いません。黒かグレー茶系でまとめると街に馴染みます。

店内はほぼ全員観光客のような感じだったと記憶しています。カフェザッハーで食べるザッハトルテは雰囲気を含めて全部が最高でした。普通のおにぎりが大自然の中で食べると普段より美味しく感じるように、太陽の下で飲むビールが普段のビールより美味しく感じるように、食べる場所や雰囲気によって美味しさが格別なものになります。

音楽の都ウィーンではいたるところで音楽が楽しめます。普通に学生が路上で演奏していたり大道芸も多かったような記憶があります。ホテルのコンシェルジュにチケット手配を頼んで色々なコンサートを見に行きました。ワルツが似合う旧市街です。特に印象に残っているのはオペラ座で見たトゥーランドットです。感動しました。”誰も寝てはならぬ”は荒川静香さんがフリー演技で使用した曲として有名になりました。

ヴェートーベンミュージアムに行ったり、ワインの収穫時期でもあったのでぶどう畑を訪ねてホリイゲ(ワイン酒場)へ行ってワインとザワークラウトとソーセージを堪能し、カフェでは優雅に本場ウィンナーコーヒーを頂きながら聴こえてくる音楽に耳を傾け、映画”第三の男”に出てくる大観覧車にも乗ってきました。

ウィーン旅行の目的はもう一つ。大好きなクリムトの”接吻”を見に行くことでした。想像してたより大きくて豪華さに圧倒されました。フランスのルーブル美術館でみたモナリザは人だかりで見るのも苦労するくらい小さなものでしたが、接吻は見上げるくらいの大きさだったような気がします。部屋に入ったらドーン!と目の前に。見事でした。見事と言えばヴェルヴェデーレ宮殿もマリア・テレジアイエローが素敵なシェーンブルン宮殿も素晴らしかったです。

ヨーロッパを旅行するといつも歴史を勉強しなかったことを後悔します。シェーンブルンではハプスブルグ家について、ヴェッキオ宮殿ではメディチ家、ベルサイユ宮殿ではルイ14世始めとするフランス王朝やフランス革命についてなど、歴史を知っていればもっと楽しめたのに、と思いました。

日本の観光も同じです。寺社仏閣やお城でも歴史を知って見るのと知らないで見るのとでは感じ方が全然違います。昔に思いをはせて当時を想像しながら見ると感慨深いです。

旅行会社に勤めていたこともあり、海外旅行には結構行っています。アメリカ、グアム、サイパン、ハワイ、メキシコ、カナダ、韓国、台湾、香港、シンガポールベトナム、タイ、オーストラリア、タスマニアニュージーランド、イギリス、フランス、ニューカレドニア、イタリア、バチカンオーストリア、オランダ。国としては16カ国でしょうか。(香港、台湾を中国としてカウントするなら14カ国)

添乗員として行ったり研修を含めたら渡航歴は30回を超えると思います。年1~2回は海外へ行っていたことになります。まだまだ行ってみたい国はあるのですが、夫が外国嫌いなのでこの先海外旅行は行かないだろうなと諦めています。

一番印象に残っているのはやはり一番最後の旅、半年間のカナダ放浪の旅です。結婚もできない、バリバリのキャリアウーマンになることも出来ず、中途半端なまま自分に嫌気がさし、ただただ日本から脱出したい一心でバックパッカーになった話は別記事で

u-tantantan.hatenablog.com

目論見が外れたのがドイツのロマンチック街道とノイシュバンシュタイン城に行かなかったことです。ドイツは新婚旅行と勝手に決めていたのです。それが計画倒れになってしまいました。まさか結婚相手が外国嫌いとは想像していませんでした。

まだまた行きたい国はあるものの、カナダやオーストラリア、イギリス等、長期滞在も多くやり尽くした感があるので海外旅行に関しては心残りはありません。今は海外よりも我が国ニッポン制覇を目指しています。

行ったことがない県としては、鹿児島県、佐賀県長崎県熊本県、宮崎県の九州5県です。添乗員として仕事での全国制覇は近かったのですが、なかなか九州には当たる機会がありませんでした。父の転勤先である京都と福岡は夏休みや正月休みを利用して色々見学して回りました。一度家族で別府温泉へドライブへ行ったので、九州ではその二県だけは足を踏み入れています。

仕事ではなく夫婦で全国制覇。これが目標です。とりあえず車が運転できるうちはドライブで。免許返納したら鉄道で。駅弁食べながらビール片手にローカル列車の旅なんて最高です。夫が飛行機に乗ってくれるようなら飛行機の旅もいいですね。

旅行の意味は色々あると思いますが、私にとっての旅行は観光地を巡ることは勿論ですが、その土地の人々の生活や文化を知り感じることが楽しみだったりします。それには地元の人が利用するような例えばウィーンだったらカフェ、イギリスのパブ、イタリアのバール、アメリカのファーストフード、アジアの屋台文化など観光地以外の普通の生活に触れることを大切にしています。

その土地の名物は苦手なものでも極力食べるようにしています。オイシイ、マズイは人の感想なので仕方ないですが、私は「自分の口には合わない」という言い方をします。作った人や美味しいと思って食べている人に対して「マズイ」というのは失礼にあたると思うからです。味覚は人それぞれです。因みにオーストラリアにいた時、私はベジマイト好きで食べていましたよ。ランチはいつもベジマイトサンドウィッチでした。最初口にした時は確かに経験したことのない味なので、ゲッと思うのですが慣れると苦みが病みつきになります。

ウィーンでのカフェザッハーで食べたザッハトルテは格別でした。もう一度食べたい、というより、もう一度訪ねたい場所です。ウィーンは今まで行った中で一番好きな街かも知れません。旧市街は歩きやすくとても綺麗で比較的治安も良いところです。

治安がいいといっても日本と同じではダメです。ウィーンに限らずですけど。添乗員だったころ、某旅行会社のツアーに参加したおじいちゃんが胸ポケットに札束ぶっこんでいたことを思い出しました。怖い怖い。レジでは財布をガバ~っと開けて”勝手に取ってくれ”状態で慌てましたが四六時中一緒に付いて回るわけにもいかず、だいぶ盗られている様子でした。あんなにあった札束が最終日には見事になくなっていました。

ボケたじいちゃん一人で参加させるなー!と思いました。海外で夜に出歩くのは危険です。フラフラ夜中にコンビニに歩いていけるのは日本くらいです。そう考えると日本は良い国なんですけどね。物価だって税金だって諸外国と比べればそうでもないのかも。海外旅行から帰ってくると「やっぱり日本サイコー」と思ってしまいます。

治安がいいのは島国で陸続きのヨーロッパ諸外国と違い移民が少ないからだと思うのですが、これから働き手を補うために移民制度がどんどん拡充されればそれに比例して治安は悪化を辿ることになるでしょう。少子化だから移民を推し進めるのは仕方ないのでしょうけど。これからは移民がグローバルスタンダードになる時代がくるのでしょう。生まれた国ではなく住みたい国に住める。それが出来たら幸せですね。

為替レートが1ドル130円を超えて円安が進み”安い国ニッポン”の出来上がりです。一昔前に私たちがタイやアジア諸国へ旅行した時に感じた物価安を求めて、海外からのインバウンド旅行客がどんどん増えることでしょう。それが日本政府の狙いなのかも知れません。外貨貯金している人は利益確定でウハウハでしょうね…。

もし独身だったら日本脱出計画を立て始めると思います。両親がいなくなったら日本にいる意味もないですし…。そうだな~、観光に行くならヨーロッパ、移住するならカナダがいいな。いやー永住権とかムズイし税金高いし物価高いし冬のカナダは本当に死ぬほど寒いので1月~3月は南半球のオーストラリア、4月~9月はカナダ、10月~12月は日本で過ごす三重生活とか夢ですね。独りだったら、の話です。宝くじ当たらないかな~。妄想してあれこれ考える時間がまた楽しいのです。一種の現実逃避です。

お読みいただきありがとうございました。