ストレスフリーを目指すブログ

穏やかに健やかに暮らしたい

 本サイトはプロモーションが含まれています

介護は施設に任せるのが一番いい話

祖母の面会へ行ったときに点滴もチューブも外されており思いのほか元気な様子に、なかなか人間って簡単には死なないものだと生命力の強さを感じました。ぶっちゃけた話、2月に倒れて入院したと聞いた時には、祖母ちゃんもとうとうお迎えが近そう、もって数日か?と思っていました。それが間もなく3ヵ月、退院できるところまで回復したのです。

要介護4くらいの認定は貰えるはずなので施設が決まり次第退院になるとの話でした。祖母は家に帰りたいと訴えていましたが、気の毒ですがその願いは叶うことはないでしょう。何カ月先か何年先か分かりませんが最後は施設で迎えることになると思います。

叔父に関しても介護できる身内がいないので施設に入るしかないと思います。100才の祖母に面倒を見てもらうような叔父です。叔父が孤独死寸前だった話は別記事で

u-tantantan.hatenablog.com

親の介護をする息子の話はよく聞く話ですが親子逆パターンです。祖母がいないと脳梗塞の薬を飲むことすら出来ないのです。薬さえ飲んでいたら再発はしなくて済んだかもしれません。甘ったれにも程があります。親が甘やかしすぎたのでしょうけど。結局育て方を間違ったのだと思います。

祖母が入院して半身不随の叔父が一人暮らしになった時点で自宅訪問介護ケアをつけるなり見守りカメラを導入するなり対策をするべきだったのです。

私はいつかこうなると思って心配していました。夫の身内のコミュニケーション不足は目に余ります。取るべき対策を取らず迎えた顛末。祖母と義母の親子間もあまり上手くいってない様子ですし、叔父は私が見知る限り自分では何も出来ないのに口だけ達者な面倒なタイプです。

私が結婚した時、親戚の顔合わせを兼ねてお食事会を開きました。その時に”もうひとりの叔父”が存在することは聞きました。実際に会ったのは大分後になってからでした。ずっと他県で暮らしていたそうですが脳梗塞を患ってからは世話が必要になり実家に戻ってきたらしいです。

それまでは女性と事実婚みたいな感じで暮らしていたそうですが、介護となった途端別れたようです。長年寄り添ったのに、弱ったら捨てられるって気の毒な感じもします。叔父を見ていると愛想を尽かされて捨てられたのも分かるような気がします。

もし今夫が脳梗塞で倒れて半身不随になったら絶対見捨てるようなことはしません。献身的に介護します。そう考えるとやっぱりいままでの叔父の行いが悪かったのだと思います。自業自得なのでしょう。籍を入れずに事実婚のカタチを選択してきたこと自体女性に対して不誠実なような気がします。

今日は叔父の入院から今までの経過観察とその後の相談をしに病院へ行くそうです。同席しましょうか?と言ったのですが、忌々しいコロナのせいで病院での面談が一人に限られているそうでダメだそうです。面会にも色々な制限があったり本当に恨めしいコロナです。一人で話を聞くのは不安だ、と訴えていました。

もっと頼って欲しいのですが、義母も気を遣ってるのでしょうか。同居の嫁(義姉)をさしおいて出しゃばるのも違うかな、なんて考えたり、色々気を遣います。

今話し合いをしているのは、入院中の叔父の車をどうするか?ということです。今年納車されたばかりの新車があるのです。半身不随でも補助器具をハンドルにつけて運転をし続ける叔父には不安しかありません。一刻も早い免許返納を望みます。新車を購入したと聞いたときは唖然としました。

叔父(弟)が預かってもいいと言ってくれたので運ぼうとしたら叔母から猛烈な抗議に合い断念。叔母は自身の体調が芳しくないこともあり、夫の実家の問題にはあまり積極的に関わりたくないようです。

義母は何かあるごとに叔母を頼っていましたが、叔母が最近なにかと「若い子(長男夫婦や私たちのこと)たちにお願いして」と言うようになったそうです。叔母だって祖母のことはとにかく、叔父については姉弟で何とかしてよ、と思っていることでしょう。義兄介護までは荷が重いというのが本音だと思います。

叔母に断られ、私たちの家に移動して預かることも検討しましたが、以前空き巣被害にあっているようで、人の気配がない家だと再度狙われる可能性もあるみたいなので、誰も住んでいない今、抑止力としても生活感を出すためにも車を置いておくほうがいい、という結論になりました。

車は動かさないとバッテリーが上がってしまいます。叔父の車の管理をお願いされ鍵を預かりました。家も車も使わなければどんどん劣化してしまいます。当分の間は定期的に通ってエンジンをかけるしかないです。

早めに車をどう処分するか?売却するのか名義変更で誰かに譲るのか話し合う必要があると思います。万が一劇的に回復したとしても叔父に運転させないように周りで監視しないといけません。自主返納するまでもなく現状では免許更新に行ける状態ではないので、このまま期限切れで免許失効になると思います。

なんでもこうやって話し合って決めなければならないことを押し付け合いなあなあとした結果がこれです。まったく呆れて何も言えません。親兄弟でいがみ合っているのは見ていて辛いです。家族なんだからもっと助け合って協力し合えないものか、夫の身内を見ているといつもそう思ってしまいます。

私の立場で言えることではないことは分かっていますが、脳梗塞を患ってからも運転し続ける叔父に苦言を呈する身内は誰もいないのか、交通事故被害者遺族として残念に思っていました。何か事が起こってからでは遅いのです。夫の身内を見ていつも思うのですが、対応が全て後手後手なのです。

父が睡眠薬の影響で追突事故を起こした時は家族総出で頭を下げて自主返納をお願いしました。最初は渋っていた父ですが家族の必死の説得に最後は納得して免許返納と車の廃車処分に応じてくれました。やっぱり周りの家族の説得は大事だし家族の責任は重いと思います。

義母が今年免許更新で認知機能検査と高齢者講習を受けると言っていました。心配です。更新しない選択はできないのでしょうか?運転を止めるように言える人間がいるとしたらそれは息子である夫です。運転させたくない、とは言うものの、今のところ免許更新する気満々の義母に何かを言うわけでもなくスルーです。

義母が叔父の介護をする姉弟介護。高齢の義母に叔父の在宅介護を押し付けるのは無理難題です。叔母も義兄の介護は勘弁だろうし、私だって義母の介護なら覚悟してやりますがいくら身内と言っても叔父の介護まではご免です。

私の兄が鬱で実家暮らしだった時、両親が自分たちが死んだ後の兄の行く末を案じて姉に相談したらしいのですが、その時に姉が言ったそうです。鬱病で実家に戻った兄の話は別記事で

u-tantantan.hatenablog.com

「老後は3人(姉夫婦と兄)で暮らすから心配しないで」

姉夫婦は老後鬱の兄と3人で暮らすことを約束してくれたそうです。義弟の面倒を請け負うとは人間的に素晴らしい義兄です。私だったら夫に「鬱病の兄と同居」を提案できるか?と言ったら無理だと思います。残念ながら施設に入ってもらう選択になると思います。なかなか義兄弟と一緒に暮らすってハードル高いと思います。

兄は交通事故でなくなってしまったので独居老人になる心配はなくなりましたが、それでもやっぱり家族間でそういった先の話はしておくべき、そう思います。

父のように自立歩行も自立生活もゆっくりですが自分でできる人は自宅介護のほうがいいと思います。但し介護者である母が倒れたら施設に入ってもらうことも視野に考えなければなりません。

後は父の認知機能がこれ以上低下しないことを祈るだけです。祖父が死ぬ間際の入院中にかなり暴れたり看護婦さんを殴ったり酷い認知症になって狂暴化したようなので少し心配ではありますが、今のところは穏やかな父です。

祖母のような寝たきり状態ではとてもとても自宅介護なんて無理な話です。介護するほうが疲れて死んでしまいます。叔父がどのような状態か?要介護認定がもらえるかどうか、気になるところです。

介護者が40~50代で若ければで可能かもしれませんが、介護者の子供が直面する家事負担や過度の責任が今のヤングケアラー問題ですよね。単に介護する人だけの問題ではなく家族全体に影響する。自宅介護の闇は深いです。

誰が介護をするのか。悩ましい問題ではありますが施設に入居が一番いいと思います。自宅介護を選択しても訪問介護などの人の手を借りることは大切なことです。

介護が必要ない健康な若々しい生き生きした老人になれるよう日頃から不摂生をしないよう心掛けよう。迷惑は極力かけたくない。自分の世話は自分でやる。ストレスは万病の元。ストレスを溜めないために好きなことを好きな時に好きなだけやること。

誰かのために何かをすることによって生きがいを感じ充実した日々を過ごすことができる、最近そう思うようになりました。

誰かに必要とされることは嬉しいことです。

お読みいただきありがとうございました。