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案ずるより産むが易しな話

夫の叔父が高齢を理由に免許を返納したので、叔父の依頼で軽自動車を代理で売却してきました。普通自動車であれば委任状やら車庫証明やら住民票、本人確認など用意する書類も多くあるそうですが、軽自動車だったので手続きは簡単でした。

夫は標準買取平均価格より少しでも高く買い取ってもらおうと朝からはりきって洗車とワックスでビカビカにし、電話で問合せをしていた中古車販売店へ持込ました。事情は全部説明済み、アポも入れていたので話は早かったです。

査定は10分ほど。価格は希望通りで中古買取の最高額でした。ただスタッドレスタイヤを付けていったので、その分査定額が少し下がりました。ノーマルタイヤについていたアルミホイール(叔父が購入したもの)を手放すのが惜しくて付けなかったのです。

スタットレスタイヤにアルミホイールを組み換えてもいいと考えたらしいですが、冬タイヤ交換時期に突入していてタイヤ組み換えの予約が取れなかったのです。タイヤ組み換えの為に販売を遅らせて車本来の価値を下げるより、このままスタッドレスタイヤで持ち込もうという決断に至ったようです。

ぶっちゃけ、アルミホイールだの、鉄ホイールだの、純正だの言われてもチンプンカンプンなのです。脱着と組み換えの違いも説明されてやっと分かったくらいで…。車好きにはホイールは大切な見た目重要な要素らしいですが、私にとってはパンクしないで走ればタイヤの見た目など、どうでもいいことなのです。

「本当にないですか?ないはずないのですが…」とかなり疑いの目で見られ、夫が”ないです”って言った時、思わず担当さんから目を背けて俯いてしまいました。私って嘘がつけないのです…。もしかして担当さんも私の咄嗟の視線外しと表情を見て薄々”あ、コイツ持ってるな”と気づいたかも知れません。知らんけど。

夫曰く、私は嘘をつくとすぐわかるそうです。隠し事ができない性格なのです。口は堅い方ですが、追及されると弱いですね。ここは何とか耐えて余計なことは言わず夫に任せることに成功しました。やはりノーマルタイヤがないと嫌がられるようです。

中古車屋さんも数社ありますが一ヶ月かけて口コミなどを調査し、良さげなところに電話してすぐに商談がまとまりました。ネットで一括査定ができるので便利ですね。

残クレやローンがなかったのも手続きが簡単だった理由かも知れませんが、あまりにもあっという間に終わり拍子抜けした感じです。

去年の11月に購入して一年、走行距離は1000キロにもなっていないほぼ新車。状態も良く希望通りの価格で買い取りしてもらいました。

手続き面倒そうだし、代理で売却できるのか?とか、必要な書類とか委任状とか、あーだ、こーだ、調べているだけで動こうとしない夫に「悩んでないで中古車屋さんに聞いた方が面倒じゃないし早いと思うよ」と提案するも「あんたは人の身内のことになるとすぐ面倒とか言う!」とブチ切れされました。それに対して私もカッチ~ンと切れてしまいました。”人の身内”と言われたことが頭に来たのです。夫婦なんだから私も同じ身内だし!

夫の血縁だから軽んじてる、と思われることが正直不満だし、どっちの身内も同じくらい大切な家族です。ただ叔父さん(車の所有者)は少し違うかな…。普段から頻繁に会っていて日頃からお世話になっている割と近い関係の叔父とそうでない遠い存在の叔父では当然比重は違ってくると思います。

自分の身内と夫の身内を区別したことなど未だかつて一度もない。面倒なことが嫌いなことは否定しない。ただ、何でも案じるより産むが易し、と思っているだけです。分からなければ聞いた方が簡単に決まってます。なんでも慎重に石橋をたたいて渡る完璧主義者な夫と、考えるより先にすぐ衝動的に行動する私との性格の違いなのでしょう。

今回に限っては産むが易し、が正解でしたけど。時と場合に寄りますね。慎重派の夫と即決派の私、程よい夫婦のバランスなのだと思います。ただ、私が夫に対する不満を興奮状態で叔母に愚痴ったので、かなり心配かけてしまいました。そこは反省です。

「叔父の車の売却が発端で離婚なんてことにならないでね」なるか~!ならないわ~。離婚どころか喧嘩もしません。一瞬カッとなりますが、口喧嘩に発展する前に黙ります。何を言われても聞き流し言い返すことはしません。戦いは嫌いです。冷静になるために距離を置いて無言を貫くだけ。次第に夫の戦闘モードも解除され、しばらく気まずい沈黙は続きますがそれでも短い時は数分後には普通に話しています。

親戚付き合いは色々気を使います。結婚したら避けられない問題ですね。毎週実家通いを許してくれている夫には感謝しかありません。

お読みいただきありがとうございました。