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東大授業料引き上げニュースで思うこと

最近の気になったニュースは沢山ありますが、東大の授業料引き上げニュースについて父の話を思い出しました。現在87才、痴呆を患ってる父、ボケ防止の為に毎日音読や子供用のくもん数字版を使って簡単な足し算引き算などの脳トレをやっています。たまに一緒にやるのですが、足し算はできるものの引き算がなかなか難しい。理数系が得意で暗算もスラスラだった父が答えられず黙り込んで考えて込んでしまう姿を見ていると辛くなります。これが年を取るということなのですね。優秀だった人でも必ず老いはやってくる、順繰りなわけで…でもバリバリ優秀だった父を知っているので信じられません。

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私の父と兄は東大出身。因みに姉は医師で義兄も医師、伯父も医師、2人いる従兄弟には東大卒と京大卒、ともに理系です。2人の従兄弟と最後にあったのは中学校の頃だと思うので今何をしているか音沙汰なく詳しく知らんけど、かなり優秀な人だというのは間違いなさそうです。何してるのかな…

そんな親戚の話をすると夫は「エリート自慢か」と嫌みを言うけど自慢でもなんでもなく事実だから仕方ない。両親や姉兄、親戚関係一同優秀だけど私自身はエリートでもなんでもない極めて平凡で普通です。高校生時代一緒に暮らした祖母が私が大学受験に失敗したときに、親戚中で大学受験に失敗したのが私が始めてだ、と驚いていました。当然浪人するのだろう、と思っていたらしいけど、勉強なんて真っ平ゴメンだった私は何の躊躇いもなく、ただ父の転勤先である名古屋にある専門学校に入学して今に至っています。何の後悔もしていません。勉強嫌いの人間には勉強ができる人と違う生き方がある。

ただ血筋が良くポテンシャルがあっても努力しなければこんなものです。小さい頃は確かに優秀な姉や兄と比較されて卑屈になったこともありましたけど、悔しい、という感情がまったくなかった、私は私、母もこんな私をきちんと個性として認めてくれていました。それが救いだったのかも知れませんね、出来の悪い私を差別することなく平等に育ててくれた、のびのび環境で育ったからこそ道を踏み外すことなく成長できたのではないかな、と思います。

何も努力しないで一流になれるわけがない。大谷さんだって藤井さんだって血を吐くような努力を重ねた結果が今の地位を築いたのです。勉強しなければそれなりにしかならない、当たり前のこと。私は勉強嫌いで勉強しなかったから受験に失敗しただけの話です。大学に合格しても無駄に過ごすだけだと思うのでお金をドブに捨てるようなもの、今思えば落ちて良かったのかな、と。

とにかく勉強が大好きだった父、貧乏な家庭だったので授業料も自分で何とかするしかなかった父は、授業料が安い東大を目指したらしいです。理系が得意だったので理系を受験したかったけど学費が文系の方が安かったため文系にしたと言っていました。法学部に進んだからには司法試験を受けるか、と勉強したものの2回の不合格で法律家の道を諦め国家公務員上級試験に合格し法務省入省、エリート官僚の道を歩んできた父です。理系に進んでいたらまた違う人生だったかも知れませんね。

貧乏でも頑張れば授業料の安い国立大学で勉強ができる。国立大学や奨学金制度は貧乏な人でも勉強ができる最後の砦なのにそれが値上げしたらダメでしょう。一体何を考えているのでしょうね…奨学金もね本当に優秀な人には返済免除でいいと思いますよ。大学については少子化なんだしどんどん減らしていくべきと私は思いますね。

勉強したくない人や学びたい目的が無い人が無駄に大学へ行く、これが問題だと思うのです。地頭が良く勉強ができる人と、地頭が悪く勉強ができない人、それぞれに役目があると私は思うのです。大学が多すぎて飽和状態、阿呆でも馬鹿でも受験すれば合格してしまうのはどうなのでしょう。学生が足りなくて外国から留学生を誘致するってあり得ませんよ。留学生がダメって言ってるわけではないですよ、優秀なら…でも大学経営を維持することが目的の外国人誘致は違うような気がします。

外国から学生を誘致しないと経営が成り立たない大学なら潰して減らせばいいだけの問題だと思うのですけどね…会社経営だって同じでしょう。なんでもかんでも外国人に頼ろうとする安易な考え方が間違っているのですよ。大学に関しては進学率40%くらいでいいと思います。今は60%近いそうです。より優れた選ばれた人だけが大学に進学できるようにしてその他の人は働いてお金を稼ぐ。無駄に奨学金を背負って大学行くより、高卒で働いてキャリアを積む方が全然いいと思うのですけどね…特に今はどこも人手不足で職種も選び放題、売り手市場ですし。

下手に大学に入って学生運動に染まって左傾化するよりよっぽど健全です。大学は左翼への入り口ですからね。ピースボートとかいいカモですよね…ボランティアに参加してそのまま洗脳されて、みたいな…大学は左翼の勧誘の場、前出の従兄弟も大学で怪しげなサークルにソフト軟禁されて数ヶ月連絡取れなくなって伯父がパニック、問題になったことがありました。東大の兄も例外ではなく、警察から怪しい人物とマークされたこともあったようです。これは母から聞いた話、兄が在学中、警察から兄についてアレコレ聞かれたことがあったようです。どうやら怪しいサークルに勧誘されて一時期活動していたことは事実のようです。

兄が今どのような思考の持ち主なのか?アカデミックな人に多い”左”なのか、兄と政治的な話をしたことがないから知らんけど、ポスドクについて話したときに研究者の兄は非常に厳しいと言いながらも「論文一つ書かない、成果や結果を出せない研究者が職を失うのは仕方ないこと」と言っていました。とにかく結果を出すことが求められるのですね。やはり実績がものをいう厳しい世界、優秀な人が全て研究を生業にできるわけではないのです。時期とか運とか流行とか、そういうのもある、と兄は言っていました。

自分の研究が時代に合っているかどうか?兄曰く、IPS細胞の山中教授の研究は流行にドンピシャだった、と言っていました。「俺の研究に時代がついてこない…」と兄が申しておりました。先を行きすぎるのもどうか、という感じです。そもそも、その時代がくるのかどうか?も疑問ですしね…まあ、期待せずに応援したいな、と思っております。因みに兄の研究は糖鎖代謝について、です。私には何が何だかさっぱり分かりません。日本語だけど理解できない…、論文は英語発表、さらに意味不明です。

中学の頃、兄は学校でも注目の的、指揮をしながら登下校をしていたり、家でもお風呂でさだまさしさんの”防人の詩”「愛はしーにーまーすかー」と絶叫しながら泣いていたり、変わり者だった兄、大好きな兄ですが、そんな兄のことを殆ど何も知らない私です。それは兄にも言えることだと思います。母と兄が電話で話すようになって私が辛い20代を送っていたことを始めて知った兄が驚いていたそうです。「20代の頃?楽しそうで、何も悩みなさそうに見えたけどな…」と。そんな脳天気に見えていたのかな…?そういえば、私のことを”コーヒーを入れてくれる人”くらいにしか思っていなかったかも。以外と兄と妹ってこんな希薄な関係かも知れませんね。

話はずれますが今話題のいかりちゃんこと飯山あかりさんは筑波大付属出身、姉も兄も筑付卒でいかりちゃんは高校の後輩になります。何の関係も無いですけど、いかりちゃんが姉や兄と同じ高校に通っていただけでなんか関係ないけど嬉しい…。出身高校が同じ姉は勿論いかりちゃん応援団です。

兄が言っていました。地元では神童と呼ばれても筑付にはそういった神童ばかりウジャウジャ集まっている。筑付では自分が特別なわけではないし、姉に至っては「自分は筑府の落ちこぼれだ」と言っておりました。落ちこぼれでも医者にはなれるのですね…世界が違いすぎますわ…やっぱり私の家族って夫が言うように”フツーではない”のかな…でも私にとっては優しいフツーの姉でフツーの兄なのです。

兄と色々と話したのは2年前の夏、兄が家に泊まりに来たときです。楽しかったな。兄がニューヨークにいた頃遊びに行ったときに聞いた話が恐怖でした。黒人ゲイに力尽くで犯されそうになったそうです。よく逃れた。兄は決して小さくない、どっちかというとがっちり体型、身長も180近い。その兄を路地に引き釣り込んだ黒人は筋骨隆々で必死の抵抗も最後は諦めかけた、と言っていました。男もレイプされるのね、日本人男性は格好のターゲットなのだとか…、ほんと何事もなくて良かった…、兄も色々経験していますね…ロシアで足止めくらったり、聞けば聞くほど恐怖な話ばかりで驚いたものです。

u-tantantan.hatenablog.com

大学は専門分野をさらに突き詰めて勉強したい人や、なりたい目標に必要な知識を得るために行くところ、技術を習得するためには専門学校があるし、基本的な学力は義務教育の中学までで十分だと思っている私。誰でも受験すれば行けるような大学に何の意味はあるのだろうか…【あさ8】でも教育についての話題が多いですけど、なんか日本の教育、変な方向に向かっているように感じます。無償化するのではなく、勉強したい優秀な人材の奨学金を無料にする、そのほうがよっぽど有意義だと私は思います。私立なら致し方ないとしても国立大学の授業料を上げるなどもってのほか。

うわー、あさ8の話題…、大学だけではなく、少子化が進む過疎地の高校でもすでに中国からの留学生が半数以上になるとの驚くべきニュースが…、これ、どうすんの。日本人より中国人のほうが多いって、日本人が少数派になってる…ここは日本なのに、なんなん?これ以上中国人を誘致しないで欲しい。ウイグルと同じ道を歩むのか…。

Xで見かけるエリート教授の左翼発言は大学で培われた、もしくは植え付けられた思想だと思われます。ここで反日教育を施される、と言っても過言ではないような気がします。優秀な人ほど洗脳されやすい。そんな優秀な人は弁が立つ。フェミニスト左翼上野さんを尊敬する石丸市長が良い例なのかな、なんて思ったり…そんな危うい思想が跋扈する大学に60%の日本人が通えば日本がどんどん左傾化するのは必然というもの。

メディアもそうですけど、左翼思想が蔓延る現場に長く身を置いていれば知らず知らずに影響受けて気づいたときには左翼思想どっぷり、朱に染まれば赤くなる、そういった赤い思想の教育者が増えれば自然と教育現場も赤くなるって当たり前じゃないですか…

無駄に奨学金払って大学通うより、真面目に働いて実績積んでキャリアアップしていく、もしくは手に職付けて稼いだ方がいいんじゃない?と個人的には思います。なりたい目標があって、その目標達成のために大学に進学が必須だったりするのかな?知らんけど。就職氷河期だった私は最終学歴が高卒だったために大手旅行会社に履歴書すら送れなかったことを考えると、ある意味、大学卒、というだけで就職アドバンテージはあるのかな…知らんけど。履歴書に箔がつくのは有名大学だけでしょうから所謂Fラン大学に行くくらいなら働いたほうがいいのかな…と勉強嫌いな凡人の私は思ったりしています。

国立大学の授業料引き上げには断固反対です。目標に向かって頑張ってる人の足を引っ張るようなこと、負担を強いることはしないで欲しいと思います。

お読みいただきありがとうございました。