ストレスフリーを目指すブログ

穏やかに健やかに暮らしたい

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親戚の訃報と葬儀参列について

夫の仕事の愚痴が少なくなり割と穏やかな日々を過ごしていましたが、今朝は朝からイラつくことがありました。夫の出勤を見送りポストを見ると【町内会班長会議開催のお知らせ】が入っていました。今月に行われる町内会主催の球技大会についてのチーム編成について、だと。くだらん。

開催目的は親睦を深めることと体位向上だと。年1回の球技大会で体位向上するはずもなく、我が班は25世帯中たったの3世帯5名の参加って、親睦もくそもない、まったく意味をなさない。球技大会をやる意味を微塵も感じない。

球技大会は日曜日。班長は朝7時に集合って何してくれるの!と怒り心頭。ですが、ここは大人しく輪番班長として役員に従います。会場設営が終わったらとっとと帰りますけど…。競技中も班長は会場に残り親睦を図ってください、とか言われたらどうしよう…。一番苦手だわ、こういう役回り。

いつも嫌な会合や飲み会から逃れる方法として利用するのが”緊急連絡”です。あたかも電話を受けたようなフリをしてその場を逃げる。あるあるですけど、私はこの手を良く使います。すいません、父が倒れまして…、とか、すいません、母が救急搬送されて…、とか。まあ、そんな都合いいタイミングで倒れることはないので、相手方も薄々は嘘であろうことは承知だと思いますけど。

当たり障りなく退場する言い訳として最適なのかな、と思います。ブラック企業を辞めるときの理由も”両親の介護”でした。容体が急変しまして要介護になったのでこれ以上仕事を続けられなくなりました。と言えば会社側でもそれ以上何も言えません。まあ、これも顧問には嘘だとバレバレでしたけど。知ったことか。掃きだめ人材宝庫のブラック企業を半年で辞めた話は別記事で

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今年に入って遠方に住む姉が月一の割合で帰省するようになりました。昨日は気になっていたことを思い切って聞いてみました。月一で通っているのは何か理由があるのか?父の死が近いと感じているから?そう聞くと医師の姉は、”死期が近いと今晩が山場かな、あともって数日かな、というのがだいたい分かる”、としたうえで、”父は今すぐ死ぬような状況ではないけど急変しないとも限らないから正直分からない、でも何が起こってもおかしくない状況だから覚悟はしておいたほうがいい”との回答でした。

今年87才になる年齢を考えると長く生きても数年、母の介護負担を少しでも減らそうと交通費度外視で通っているのだと思います。今日も便の調子が良く少し遠くのコンビニまで姉と散歩したそうです。普段は絶対歩きたくないと拒否るのに姉がいると張り切る父です。最後の思い出作りというか、老い先短い両親と一日でも多く一緒に過ごしたいという気持ちがあるのかも知れません。私も姉も後悔しないためにも出来ることは全部やりたい、という気持ちなのだと思います。

昨日毎週恒例の実家に行ったとき現金書留を用意していたので、誰に送るの?と聞くと、母の叔母が亡くなったとのこと、99才の大往生だったそうです。喪主を務める娘さん(母のいとこ)とは交流がなく、葬式も家族葬とのことで母は参列はせず香典を送るだけにしたようです。

私もいとこは父方母方合わせて10人くらいいますけど、遠方に住んでいる親戚のいとこには会ったことすらありません。子供の頃にはよく遊んでいた割と近いところに住んでいるいとこでさえ成人してから会ったのは数えるほどしかありません。いとこってそんなものです。

香典の準備をしているタイミングで伯母(母の姉)から電話がかかってきました。伯母は叔母(ややこしい…)の葬式に参列したいみたいですが、二人いる娘夫婦に参列を反対されどうしよう、という相談を前日にしていたそうで、結局娘(私から見ると従姉)が一緒に参列してくれることになった、という報告の電話だったようです。

参列しない派の母に、参列したいと相談をされても困るよね、と母は困惑気味でしたけど、まあ、従姉が同行してくれることになって一安心したことでしょう。母が83才なので伯母は84か85才、どっちにしろ相当な年なわけで、無理しない方がいいと思うのですけど、参列したい人を無理に行くなとは言えないわけで。難しいです。

伯母が85才として、亡くなった叔母は99才、年の差14歳、え?叔父叔母ってそんな年齢差だったっけ?かなり年下の嫁さんなのかな。もしかして後妻?知らんけど。私にはまったく関係ない、なくはないのか…、子供の頃、叔父の家には何度か遊びに行ったみたいですけどまったく記憶にありません。

伯父伯母(叔父叔母)は三親等に当たるので日頃から交流があれば葬儀に出席したほうがいいとは思いますが、長年会ったことのない親戚で喪主と交流がなく家族葬なら尚更香典だけで十分なのかな、と個人的には参列しない派の母に賛同します。それに、年も年ですし、自分の体と相談しないと、ですよね。特に母は父の介護もありますし、無理しないことが一番です。

伯母が母に相談したのは、娘婿に”行く必要ない”とかなり猛反対をくらったからだそうです。葬儀に参列したい伯母と行かなくていいと反対する娘婿。反対するのが娘ならまだ分かるけど、婿が反対する構図も珍しい。母が参列したい、と言うなら私だったら反対はしない。もし夫が反対したらそれは筋違いだと思うし私だったら嫌かな…。代理で行ってきて、と頼まれたら断るかも…。送迎して、と頼まれたら時間が合えばしてあげるかな。わざわざ予定をキャンセルしてまではしないと思います。

伯母は夫に先立たれて一人暮らしなので、長女夫婦と次女夫婦がいつも気にかけて訪ねてくるそうです。伯母に何かがあると長女夫婦と次女夫婦、2組の夫婦が揃って話を聞きにくるらしい。なかなかのカオス。親に対して過保護すぎるでしょ…。

義兄も私の夫も基本我が家のことに関してはノータッチ(放任主義)なので、母と姉、もしくは母と私、という形で完結します。それぞれの夫が口を挟むことなど一切ありません。なので揉めることは滅多にありません。父が入院した時も姉妹揃って病院に行くことは極めて稀。姉が行くなら私は行かなくていいよね、どっちか一人でいいよね、というスタンス。夫が出てくることはあり得ません。そこが伯母の家とは大きな違いです。

父が救急車で搬送されたときは、気が動転している私の代わりに夫が運転手役を買って出ることはありましたが、その時でさえ控室で待っているだけでした。夫の身内、妻の身内、それぞれに嫁、婿がでしゃばるとややこしくなるので、うまく付き合うコツは血縁同士でやらせることです。まあ親戚であることは違わないけど、あくまで”義理”の関係ですから一歩下がって見守るのが一番です。

夫の祖母が昨年99才で亡くなった時の葬式で感じましたけど、99才まで生きたら葬儀は普段から交流がある人だけ(子と孫たち)で十分かと。そりゃそうでしょう、99才の大往生ともなれば親兄弟の殆どが他界していて、存命だとしても施設で寝たきりか高齢で葬儀に来れるような健康状態ではない人達ばっかりです。義母曰く、親戚への連絡は祖母の希望だった、とのことですけど代襲した日頃付き合いのない本家の甥姪を呼ぶ意味があるのか、と考えてしまいます。

叔父叔母を含めた親戚関係の葬儀に参列するかどうか、これは日頃の付き合い方次第だし、過去どれだけ世話になったかにもよるし、あとは本人の体調次第ではないか、何より葬儀に参列したいか?という気持ちがあるか否か、だと思います。行く必要ない、とか参列したい人に対して反対意見するとか訳分からん。参列したければ参列すればいい、体力的に無理なら香典だけでも気持ちは通じるはずです。

結婚式をしない夫婦がスタンダードになりつつあるように、葬儀なしで火葬場直行、墓は持たず散骨か樹木葬がスタンダードになるのでは、と予想します。檀家さんのお布施で生計をたてているお坊さんたちは収入源がなくなって大変になるでしょうけど…

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死後誰に連絡して欲しいのか、葬儀はどうするのか、相続についても常に話をしておくことは大切です。私達夫婦は子供がいないので割と近しい関係の姪っ子には将来何かと世話になるだろうと思っています。出会った頃は中学生だった姪っ子も今は立派な3人のお母さん、これからもずっと良い関係を保とうと心掛けています。それには義兄夫婦ともいい関係を築くことが絶対条件です。

今現在私の遺産相続人は夫と両親の3人です。両親がいないと仮定すれば、夫と姉兄の3人が相続人、夫が先に旅立てば夫の遺産相続人は配偶者である私と義母(義母が死亡している場合は義兄、義母も義兄も死亡している場合は姪と甥の2人)となります。

一番問題なのは、私の血縁関係が全員死亡し、夫にも先立たれ天涯孤独になってしまうこと。私一人残されると私の法定相続人はいないわけで、私が死亡したら私の遺産は全て国に召し上げられてしまいます。それだけは何としても避けたい。姉夫婦も兄夫婦も子供がいないので代襲相続ができないのです。だったらせめて義兄夫婦の子供(姪っ子甥っ子)に残したいと思うのは自然の話です。

終活するにはまだ早いけど、遺言書を残しておくことは大切なことです。突然の事故に備えて、脳死や延命治療、臓器提供、葬儀や遺骨の処分方法(私は海への散骨希望)など夫とは日々話を共有するようにしています。

明日何が起こるかわかりません。だから今は夫に全財産を相続させる内容の自筆証書遺言書を作成しています。微々たる金額のために手を煩わせたくないですから。何より夫に余計な負担をかけたくありません。そして夫に先立たれたときは、姪っ子と甥っ子に少しでも残せるものがあれば遺言書を作り直したいと思います。

少しでも遺せるものがあればいいのですけど、せめて負の遺産は残さないようにしないと。もしうまく夫婦長生きして80才も超えたらボケないうちに成年後見制度を利用することも視野に考えないと。ぶっちゃけあんまり長生きしたくないけど。

誰かが死ぬたびに思う葬儀や相続のこと。若い頃は全然気にもしていなかったことが最近は気がかりでなりません。昨年には伯父と夫の祖母が亡くなり、今年に入り母のお友達と親戚の叔母、続けざまに訃報が続いています。死を考える、そういう年齢になった、と言うことでしょう。

今一度、パスワードとかログイン関係の洗い出しをしておこうかな…。そうそう、積立NISAを始めて一年半がたち+75,791円で利益率12%です。びっくりぽん。まあ、乱降下激しいのでまたマイナスになる日もくるかもですけど、今のことろいい感じです。

新NISA来年からは年間投資金額の枠がかなり広がりますから頑張りどころです。目指せ生涯投資上限買付残高1800万円!非課税期間が無制限ってかなりスゴイ。買い付けも恒久化、死ぬまでできるって凄すぎ。idecoもいい感じに育っているので60才でセミリタイヤしてゆる~く遊んで暮らすのも夢じゃないかも。

頑張って働いて稼ぐと税金で召し上げられる馬鹿らしさ。稼ぐことは諦めて投資しながら実家の家事手伝いでゆるりと質素にストレスフリーで暮らすことを選択した私。夫にはまだ理解してもらえませんが、そのうち感謝する日もくるでしょう。その日が楽しみだ。余力があるうちに投資金額を上限まで頑張って増やそうと思います。

50才を過ぎ残りの人生、あと30年あるかないか、もう好きに自由に生きさせてもらいます。とりあえず今は文学に触れたい。フランス文学レ・ミゼラブル豊島さんの翻訳が難しすぎて途中で挫折したので、今度はロシア文学カラマーゾフ兄弟に鞍替えです。姉に貸してもらったので返却する期間の縛りがない分ゆっくり読めると思います。因みに光文社の亀山郁夫さんの翻訳です。一年かけてでも読破するぞ。

お読みいただきありがとうございました。