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余命10年と宣告されたら

実家の近くにある駐在所の警察官が巡回に来たらしい。私に絶対玄関は開けてはダメ、インターホンで対応すること、ときつく言われているせいか、警察官の訪問も偽者を疑って頑として玄関を開けずに対応していた母ですが、最終的には本物である証拠を突きつけられ玄関を開けたそうです。

その証拠と言うのが姉の住所。「緊急時の連絡は京都にいる娘さんで変わりありませんか?」と言われ「京都に娘はいません」と返した母に、警察官は引っ越し前にいた姉の住所を言い始めたそうなのです。その住所は紛れもない姉が以前に住んでいた住所だったので、本物の駐在さんだ、と気がついたみたいです。

駐在さんに見せられた姉の住所のメモ書きは、明らかに母本人が書いたものだったそうです。きっと、数年前に父が散歩から帰ってこなくて駐在所に駆け込んだときに緊急連絡先で残したものだと思われます。その時は途中で転倒して立ち上がることがができず、その場で数時間寝っ転がっていたところを通りかかった近所の方が気づいて助けてくれたのだ、と聞いた記憶があります。姉が京都に住んでいたころの話だとすれば2017年より前のことです。姉は6年前に京都から東海地方に移り住んでいます。

警察官曰く「とにかく高齢者の詐欺被害が増加の一途なので高齢者だけの世帯を重点的に巡回しています」とのことらしいです。「娘が、絶対玄関ドアは開けるな、警察バッチを見せられても簡単に信用してはダメだって言うもんだから…」母が言うと、それくらい疑い深い方がいいと褒められたそうです。

その警察官は今年の4月に配属になったそうで実家には初めての訪問、当然母とは初対面だったそうです。固定電話はナンバーディスプレイで基本留守電メッセージにしているし、玄関は何があろうとインターホンで対応し絶対に開けない(おかげで駐在さんも信用されずに難儀したようですが…)、今は娘が週一で訪ねてくるので安否確認も大丈夫、とのことで、姉の京都の緊急連絡先は破棄してもらい、かわりに私の携帯番号を教えたそうです。古い情報はアップデートしてもらわないと。

「許可も得ず勝手に携帯番号教えてゴメンね」と母に言われました。本物の駐在さんなら問題ないです。警察官が巡回に来るなんて今どきあるのですね。近くに駐在所があるのは助かりますが、いつ見ても不在なので意味ないな、と思っていたのですが、こういった巡回に出ているからなのだと納得しました。警察官が巡回しているだけで犯罪抑止力になりますし大変ありがたいことです。駐在さんと顔見知りになれば何かあった時に安心ですよね。今回父も顔を出して駐在さんに挨拶したそうなので、それだけで一安心です。

高齢者をターゲットにした詐欺の被害は一向に減る兆しはないのですね。高齢者がなぜ騙されるのか?それは【正常な判断ができなくなる】からだと思うのですよ。だから、政治家とか識者とかアナリストとかもそうですけど、ある程度の年齢になったら引退すべきだと私は思うのです。政治家だけではないですよ、運転なんてもってのほかです。もう80歳で強制的に免許返納義務にしてもいいと思うくらいです。ついでに選挙権も返上してもらうのもいいかも。18才未満が選挙権ないんだから、80才を超えた高齢者もなくていいと思う。

政治家も同じく80歳で引退してもらうということで…、年を重ねるほど頭は固くなり人の意見に耳を傾けられなくなる。聞く耳持たない凝り固まった古い考え方の老害政治家は早々に引退してほしいです。

細田さんとか二階さんも麻生さんも見苦しい。菅さんは引退表明しましたけど、高齢者ばっかりでなんだかな、って感じ。どうせ政界引退しても森さんや小泉さんみたいに影響力は絶大で影の権力者になるとは思いますけど…あとは世襲政治家をどうするか、ですけどね…。ここが一番難しい。親・子・孫三世代の世襲は認めない、とかなると100年は無理だろうから…、議員引退後10年以内の世襲政治家の立候補は認めないとか?

例えば80歳で父親が政界引退したときに世襲政治家が50歳だとすると10年間は立候補できないから60歳で初めて選挙に立候補できる、みたいな…だとすれば、子供に地盤を継がせたい政治家は引退を10年早めるかも?それにしたって議員デビューが50歳ならかなりの遅咲きになる。当選回数が衆議院議員で5回、参議院議員で3回以上が大臣の資格の条件であるなら、任期を考えると入閣が難しい状況でそれでもなお政治家を目指すとなると本気度が試される。今回の長崎の金子さんもこれに当てはめれば当然立候補できないことになります。世襲議員を駆逐する案としては以外とアリかも…、なんて。

そもそも優秀であれば当選回数など考慮するまでもなく若かろうが大臣に抜擢すればいいのに、当選回数で決まるなんてくだらない。当選回数は重要か?当選回数が5回あれば入閣待機とか意味不明。まるで日本の悪しき慣習の年功序列みたいで嫌だな。優秀であれば実務経験などすっとばして然るべきだと思うのですが。大学の飛び級みたいなものですよ。

台湾のオードリー・タンさんのようにITに精通した若き天才プログラマーをデジタル大臣に指名してほしい。日本国憲法第68条で大臣の半数以下なら民間人でも大臣に指名できるみたい。そーなんだ…、知らないことばっかり。民間人なら選挙の組織票集めとか関係なくなるし損得生まれないから腐敗もなくなる?そんなに簡単なことならとっくにやってるよね…。あーヤダヤダ。権力持つとロクなことないわ。正義感の塊だった鷲津さんでさえも権力で闇落ちするくらいだからね…。罠の戦争、面白かったな。正義について考えさせられたドラマです。ドラマに影響されやすい私です。

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秋ドラマ、大奥だけ見始めました。シーズン1に続きシーズン2もなかなかヘビーな展開ですね。マンガ読んでないので展開が新鮮で毎回楽しみです。松下さん演じる才色兼備な田沼意次、良かったです。仲間さん演じる悪役一橋、安達さんが演じる、志はあるけど才はない、所謂、一番やっかいな、やる気のある能無し松平も素晴らしい。欲に塗れた影の権力者が無能な理想主義者を扇動して民のために働く志のある有能政治家を陥れ追い出し潰すパターン…将軍であっても自分にとって邪魔な存在だったり用済みな存在は暗殺、現在の政治の世界でもフツーにありそうですね。

駐在さんの訪問巡回の話からズレてしまいましたが、ジェイコムが点検と言う名のセールスに来た記事を書いたのが丁度一年前の出来事でした。一年があっという間です。

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高齢者の詐欺被害を防ぐにはどうすればいいか?周囲にいる人間がこまめに連絡を取り日頃から気を付けるしかないです。世話をする人が近くにいない高齢者だけの世帯の見守りは重要な課題、地域住民同士の付き合いが希薄な中で、駐在さんの定期的な巡回は心強いです。私たち夫婦は子供がいないので老後が不安ではあります。政治が動き法改正で高齢者の安楽死が認められる世界になっていることを期待します。できれば正常な判断ができなくなるまで生きていたくない、というのが本音です。管を入れられて寝たきり状態で生きたくもないのに生かされるなんてもってのほかです。元気なうちにピンピンコロリ、が理想です。

金ローで久々に映画を見ました。【余命10年】難病で余命10年と宣告された女の子の話。10年というのが微妙だけど、私だったら案外すんなり受け入れてポジティブに考えるかな。自分が先に逝くことで親や私を愛してくれる周りの人たちに悲しい思いをさせることが唯一心残りにはなるだろうけど、自分の人生なんだし、死ぬことが分かっている期限付きの人生なら尚更、自分の我儘を貫いてでもやりたいこと精力的にチャレンジすると思います。老後のお金の心配することもないし。今もし余命10年言われたら、両親を看取った後に全財産持って日本一周放浪の旅に出るかな…夢のノマド生活。お金が足りなくなったら適当に期間限定のバイトとかして細々と暮らせればいい。とか言って両親があと10年後も生きてたりして…現在父が87才、10年後が97才だからありえない話じゃないケド。そう考えると10年という年月は長いようで意外と短いのかも知れません。

余命宣告受ける本人も辛いけど、それより周りの方がもっとキツイし気の毒なような気がする。私は全然生きることに執着がないから、余命宣告受けたら体が言うことをきかなくなるギリギリまで旅を続けるかな。10代で宣告を受けるなら尚更、自分の知らない世界、全部見てみたい。狭い世界で一生終わりたくない。「え?マジ?10年後死ぬの?」と大して親しくない旅先で出会った人たちと適当に浅い交友関係を築きつつ全力で楽しみたい。映画の主人公と同じで誰かを本気で好きにならないように距離をとって傷つかないように予防線は張るだろうな。傷つかないための予防線…ミスチルの【しるし】を思い出してしまった。ミスチルで一番好きな歌です。

昨年公開の映画がもう地上波で見られる、ラジハの時も感じましたが、映画公開から地上波への展開が早い。映画の感想としては、小松菜奈ちゃんのボソボソ喋るセリフが聞きづらかったけど、個人的にはお姉ちゃん役の黒木華ちゃんの表情の演技だけで号泣していました。私にも姉がいますけど、姉の存在は唯一無二なのですよ…お姉ちゃんの張り裂けそうな悲痛な叫びが聞こえるようでした。

病気が判明してからの家族の様子、松重さんと原さん演じるご両親の気持ちが痛いほど伝わってきて最初から最後まで泣きっぱなしでした。事故で亡くなった兄だって、若年癌で亡くなった親友だって、望んで親より早く死んだのではないと分かっているけど、親より早く死んではダメだな、と思ってしまいました。年のせいでしょうか、涙腺が緩みまくっています。

お読みいただきありがとうございました。