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社会主義的な雇用制度の不思議

無知を重々承知で言いたい。児童手当を高校まで拡大?児童の定義知ってる?でもって扶養控除をなくす?なんじゃそりゃ…。異次元の少子化対策って何。悲しくなりました。政府のやろうとしていることが子育て世帯を逆に苦しめる結果になっているようで矛盾をかんじずにいられません。

子育て世帯が望んでいることはそこじゃない感がスゴい。子供がいない私には関係ないことですけど…。小さい子供3人の子育てをしている姪っ子を見ていると、児童手当よりも、もっと違う形の支援のほうがいいのでは?と思ってしまいます。

少子化対策には減税と子育てにかかるお金を無償化するのがいいと思っている。なんで配る財源がないのに配ろうとするかな?児童手当の財源を得るために子育て世帯からも税金を取るの?本末転倒だよ。取ることばかり考えてないで”取らない”選択ができないものだろうか?児童手当の拡充が異次元の少子化対策だと思っているのならそれは違うと思う。

お金がなければないなりに苦しいけどプライベートが充実していれば夫婦協力して何とかやりくりできるものだと思っているので、好きな相手が出来て結婚して自然と子供ができる人たちには現状維持の児童手当でいいと思う。姪っ子たちを見ていても裕福ではないもののそれなりに計画を立てて一軒家も手に入れ頑張ってやりくりしている様子です。

問題は、結婚したくても手取りが少なくて経済的に先延ばしせざるを得ない貧困カップルとか子供が欲しいけどなかなかできなくて不妊で悩んでいる夫婦とか、そういう人たちへの支援。

結婚して家庭を持ち子供を育てるとこれだけいいことありますよ、って言えばいいのに。不妊治療の保険適用、出産費用かかりません、高校まで無償化します、子育てを国でバックアップします、子育てにはお金必要ないですよ、なんなら控除額も広げて税金も優遇しますよ、って言うなら異次元も頷ける。

将来税金を納め国を担う優秀な若者を育てるための投資も必要。頑張って優秀な成績で国立大学に合格して奨学金を受けた学生が無事優秀な成績で卒業して一般企業に勤め日本に住んでくれるなら奨学金返済免除してあげる。(日本を離れ海外へ移住するときは奨学金は全額返金)そうすれば家が貧乏でも親ガチャに外れた人でも頑張れば報われる、お金がなくても大学を諦めず勉強したい人は進学することができるのではないでしょうか。

勉強嫌いなら高校へ行かないで見習いで働きながら手に職つけて専門職技術者になるのもいいし、自分にあるポテンシャルを生かしフリーで稼ぐもよし、芸を磨くも良し。自分の力で成り上がればいい。

政府がやらんとしていることは、少子化対策でも何でもなく"対策しましたよ"という政治的なパフォーマンスで意味のない子育て支援です。

何より一番変えるべきは日本の雇用制度です。結婚出産後の女性の社会復帰が云々言われていますが、産休後の職場復帰もリスキリングも結構ですが、一企業だけの問題ではなく出産後も社会復帰できるようなジョブ型採用、経験と能力さえあれば中途でもマネジメント職につけるような、そんな雇用形態にしないと明るい未来はないのではないでしょうか。

働く側も高い給料貰って管理職採用してもらうからには、会社側に求められた分の仕事はしないと。能力に満たないと判断されれば解雇されるリスクは背負うべき。そういうシビアな環境に身を置くことでキャリアを伸ばしていく。頑張れば認められる社会。それが資本主義というものだと思っています。

雇う側も仕事のできない人間を解雇し優秀な人材を雇えば効率アップが期待できるし業績アップに繋がります。解雇と雇用を繰り返すことによって自然と流動性も高まるし、優秀な人材を囲い込むための職場環境づくりや給料、ボーナスなどの待遇強化に力を入れる結果に繋がるのではないでしょうか。ベアベアと春闘で叫ばずも、業績アップすれば自然と給料が上がっていくもの。

政府も賃上げ要請するなら、会社側の立場、雇用する側の気持ちを考えてあげないといけません。利益がでない状況で賃上げできるはずもない。利益を出すには優秀な人材確保が必要、でも無下に解雇できない無能な社員を抱えているがために新たに人を雇えない。新たに雇ってもその人が優秀な人材かどうかの保証はなく、採用は一種のギャンブル。私が経営者なら怖くて新人採用なんてできません。

新卒と経験者なら迷わずキャリアがある人を選びますね。でも今の日本では採用したはいいけどまったく使い物にならなかったら解雇できるところまで到達していない。不当解雇で訴えられるのが実情。それが怖くてまた新たな能無し社員を抱えてしまう負の連鎖。無能社員の温床になり、やる気のない人達に蝕まれ優秀な人材はバカバカしくなり辞めていく。そんな社会主義的な雇用形態で会社が成長するわけがない。

残酷ですがダメな人間やダメな会社は淘汰されてしかるべきなのかな、と。昔は今ほど貧富の差がなかった、というのは今考えれば当たり前ですよね。社会主義的雇用の上で成り立っていたのですから。能力あるなしに関わらず年功序列で昇進、就職すれば定年退職までゆるゆるやれば良かったのですから。

子供の頃は一億総中流だったことも頷けます。貧困家庭は一クラスに一人いるか、いないか、でしたし。それも貧困家庭は片親だったり家庭内暴力だったり特殊ケースが多かったような…。今の貧困家庭が増えた要因は何なのでしょうか…離婚による一人親の増加が原因なのでしょうか…。貧困家庭の一人親にも手厚い支援が必要かと思います。

一括採用就職と終身雇用、社会主義な雇用形態を続けた結果が日本経済の没落を招いたのです。社会主義に経済成長は望めない。社会主義国家を見れば一目瞭然です。日本は資本主義国家といいつつ、なぜか雇用に関してだけは社会主義的。成長を止めた30年間はこの社会主義的雇用が生んだ結果です。

頑張ってやる気があって能力があっても認められず、ズルしてラクしてサボっていても、年数と年功序列で昇進していく今の現状はおかしいです。使えない人間はどんどん解雇して、欲しい人材をヘッドハンティングする。より良いものを生産していけるようなそんな会社づくりをしないと…。切磋琢磨しない環境では伸びるものも伸びません。良きライバルがいて、競争し合って、成績は伸びるもの。

色々な会社を渡り歩き多くのキャリアを積んで、できるなら自分で起業して新たな雇用を生む、そんな社会が理想。一つの仕事しか経験がない、とか、一つの会社でしか仕事経験がない、とか、そんな狭い社会でキャリアを終えるのは不自然です。日本では一つの会社で定年まで勤めあげることが美徳、転職を繰り返すと長続きしないマイナスのイメージですがまずそのイメージを払拭しないと。

頑張っても報われない社会。それが今の日本の問題だと思うのです。頑張って勉強して就職活動したってブラック企業に入社してしまったら、そこでキャリアが終わり、なんて酷すぎます。ブラック企業だと分かっていて就職する人なんていないわけで、入社して働いて初めて内情を知るのですから。一度の失敗で人生棒に振るなんてあってはならないことです。何度だっていつからだってやり直せる、自分に向いている仕事、自分にできる仕事や職場に出会うまで何度でも探せばいい。

次の就職先が見つからないと辞められない、と思っているのであれば、私の経験上未来のない会社にダラダラ勤めるのは無意味で無駄なので迷わずさっさと転職することを勧めます。そういう会社には決まってクソみたいな能無し人間が上司で幅を効かせているものです。そして大抵その取り巻き連中はゴマすりの腰巾着でウヨウヨ。働かなくても給料が貰えるならラクでいい、ダメ社員が居心地よく居残るような会社に成長はない。成長のない会社に未来はない、そんな会社に長居は必要ない。

何歳だろうが新卒中途関係なく能力次第で稼ぐことができればいい。雇う側も、使えなければいつでも解雇できる、業績が悪くなればいつでもレイオフできる、と思えば採用ハードルも低くお試しで雇うこともできると思います。一番いいのは全ての企業でインターン制度を取り入れる事。そして新入社員の入社式なんて馬鹿げたことはいち早く終わらせることです。会社が必要な時必要な人材を適材適所で探すのが健全なのです。新卒の就職活動解禁日とか意味ないこともうやめましょうよ、って感じ。

実力主義が浸透していけば当然能力がない人や仕事ができない人は使い物にならないとすぐ解雇になるでしょう。残酷かも知れませんが資本主義とはそういうこと。でもそんな人だって仕事がないわけではない。やれる仕事は絶対あると思うのです。色々な仕事を経験してみて、これなら自分にもできる、”やりたい”と思えるものをゆっくり時間をかけて探せばいい。

それでも稼ぐことができず生活ができないなら最後はセーフティネット生活保護も致し方ないのでは…、最低生活費は国民の権利。これが健全な資本主義のカタチじゃないかと。なんか前にも日本の雇用制度についてモノ申していたな…

u-tantantan.hatenablog.com

とにかく給料を上げて(労働時間は増やさず)国民の生活レベル底上げを図らないと、物価ばっかり上昇して賃金は目減りするばかりでは国民の負担は増すばかり。結婚して子供を育てることがまるで罰であるかのような世の中。政府が少子化対策と銘打ってやっていることが反って余計なことばかりで色々頭に来たのでブログで暴れています。

少子化対策でやるべきことは手取り額を上げること。団塊の世代みたいに深夜まで拘束され長時間勤務の残業代で得たものではダメです。基本給とボーナスの底上げ。因みに役所勤めや政治家にボーナスはなくていいいと個人的には思っている。何の利益も生みだしていないし、そもそも給与は国民の税金だし。

役所勤めは給与が低すぎて嫌だ、と思うくらいにしておかないと。ぶっちゃけ、バブルの頃はそうでしたし。父が国家公務員で生活苦しかったし、何より深夜まで残業続き、長期海外出張などもあり子供の頃の父親の記憶がないくらい。子供ながら父のような仕事人間にはなりたくないと思っていました。だからでしょうか、公務員のイメージは今でも悪いです。今思うと家族を5人養うために必死だったのでしょう。

バブル後不景気になってからは、安定しているから公務員になりたい、と思う人が多くなったようですが、私に言わせれば公務員ほど馬鹿らしい仕事はない、と小さい頃の働きづめの父を見ていて感じていました。それが今は公務員が勝ち組と言われる時代ですから世も変わったな、と。なりたい職業が公務員ってなんか夢がなくて切ない。

公務員が勝ち組、それがそもそもの間違い。一般企業と違い何の利益も生み出していないうえ、給料は国民の血税ときている。政治家にいたっては色々特権があって給与もいいから腹黒お馬鹿政治家が増える。手当てを、テトウと読む。小学生でもあり得ない。給与が低ければ本当に日本を憂いて国を良くしようと思う志のある熱血政治家だけが残る。もし政治家の給料が激務に対して薄給だったらバカバカしくて政治家になろうと志す人はいなくなるはずです。

とにかく雇用の流動性を高めること。安定を求めていたらそれ以上の進化は望めません。会社都合での解雇レイオフをもっと簡単に、終身雇用をなくして会社側の採用ハードルを下げる。能力ないものは淘汰されてもそれはそれで仕方ない。雇用制度改革はまったなしの急務だと私は思います。目指すは実力主義。今の老害政治家が国を牛耳っている限り無理だろうけど…。選挙の結果自分達が選んだ政治家がやることだから何も言えない。

やる気があって能力がある人、頑張っている人が報われる社会になって欲しいです。

お読みいただきありがとうございました。