ストレスフリーを目指すブログ

穏やかに健やかに暮らしたい

 本サイトはプロモーションが含まれています

何に価値を見出すか価値観の話

窪田正孝さんにハマったのはアルジャーノンだったか、それ以来窪田さんの過去作を見漁りました。勿論今でも応援しているファンです。

NHKのドラマで黒木瞳さん主演の【下流の宴】という作品があるのですが、窪田さんは黒木さん演じる主人公のダメダメ息子、翔ちゃん役として出演しています。どんな役をやらせてもその役名が印象に残る稀有な俳優さんだと思います。まさしく、そこにいるのは窪田さんではなく、”翔ちゃん”です。

原作は林真理子さんだそうで2009年の連載執筆だそうです。(本は読んでいません)ドラマ放映は2011年ですが私が窪田さんにハマったのはずっと後なのでリアルタイムではなくビデオで見ました。ウィキの説明文では、あらすじは以下の通りです。

自身は医者の娘であり、「女は短大で充分」と言われた時代に4年制の国立大を出ている主婦・由美子。旦那は一流メーカーの統括職であり、自分たちは中流家庭であると自負していた。 しかしながら、息子は高校を中退し成人後もフリーターをしている。軌道修正に奔走する由美子だが、当の息子は結婚相手として所謂「下流の人」を連れてくるのだった。

努力が大嫌い頑張ることをしない生き方を実践している翔ちゃん。無気力でダメダメ人間の窪田さんを見ることができます。その翔ちゃんが言います。「お金がなくても幸せに暮らせる。お金そんなに使わないし必要ない」確かに!だから私は今まさに翔ちゃんの思想そのままの生活をしています。稼ぐお金は少ないけど支出も少なければイーブンでしょ。大金稼いで高級品を買うのと少ない稼ぎで安物を買う。価値観の違いです。

40万の収入で30万支出=貯金10万

20万の収入で10万支出=貯蓄10万

どっちも10万円の貯蓄です。40万の収入で10万支出の生活が出来たら30万の貯蓄ができます。因みに私は節約生活のお陰で現在収入の40%を貯蓄(投資)しています。お金を貯めるにはお金を使わない生活スタイルが最強です。

ドラマの結末は、なるほどな~。って感じです。私的にツボだったのが、翔ちゃんの義兄役で出演していた眞島さんです。眞島さんが演じるのは高収入のエリートだったのですが病んで鬱になって上流から下流落ちする役です。

華やかか世界にいる稼ぎのいい憧れの的になるような人だって、実際は悩んでいたり苦しんでいる人はいっぱいいると思います。勿論お金があって贅沢できるのも幸せ。翔ちゃんのように貧乏でも楽しく好きなことして生きることも幸せ。幸せのカタチって人それぞれ。価値観もそれぞれ違います。幸せのスタンダードについての話は別記事で

u-tantantan.hatenablog.com

世間にどう思われても誰に蔑まれても自分たちが幸せならそれでいい。ブランド品の高級鞄を買うために頑張って働くより安い鞄で十分。今話題のサイゼリアとかトップバリューとか貧乏人の代名詞みたいに使われていますが、それで満足できるなら安上がりで幸せじゃない?と思います。私はサイゼリアのヘビーユーザーです。独身時代は一人でよく利用していました。

チェーン系は一人で利用しやすいのでサイゼリアだけでなく、すき家などの牛丼チェーン、ドリンクバーがあるファミレス系、はなまるうどんやよい軒などの定食屋さんはかなりの頻度で利用していました。

ファミレス系は何といっても気軽に入店できますし、長居ができるのが最高です。食事時間帯や混雑時だと迷惑になりますが、私が利用する時間は大抵空いている時間が多かったので、サイゼリアだとワイン(デキャンタ)とドリアで2~3時間居座っていました。それでも500円ですからコスパ最高です。

添乗員の時に経験したことで、いつも納得いかなかったことがあります。それは味覚の問題です。東北は甘じょっぱいものや塩味が濃いのですが、それに対して「不味い」と訴える人が多いのです。東北人が美味しいと思って食べているものです。それを面と向かって不味いという必要ってありますか?って話です。

言い方次第だと思います。例えば「東北の味付けはしょっぱいな」「自分には合わなかった」くらいだったら分かりますけど。「不味い」の一言で済ますってかなり失礼だと思います。あなたの口に合わないだけの事。

口コミを見ても同じように感じます。「最悪の宿です。お勧めしません」と書いてある宿に何回か宿泊したことありますが、何が最悪か?私には理解できませんでした。人によって最悪のレベルが違いますし、求めるサービスがそもそも違えば”最悪”にもなり得るし”最高”にもなるわけで。同じ施設でも口コミがまったく違うので、人の評価なんて当てにならないなと思います。

5段階評価で1点台や2点台だとちょっと興味ありますね。2点台の某ホテルに興味本位で泊まりに行ったのですが、その時は口コミ通り最悪でした。いくら格安と言えども二度と行かないと決意しました。結局そのホテル潰れました。当然の結果だろうな、と思います。潰れるべくして潰れた、そんな感じです。

どんな商売でも同じことですがリピーターがつかないと継続するのは難しいと思います。一見さんより再来のお客様を優遇するのは商売人として当たり前のことだと思います。だからお店のポイントカードがあるし、客はポイントカード目的でその店をリピートする。リピーターの満足が得られれば評判になって、口コミで拡散されてまさにウィンウィン。商売で目指すはそこなのかな、と思います。

この価格でこのサービス、この価格でこの味。という落としどころを間違うと評価が悪くなるのだと思います。評価する人も「この価格でここまでやったら十分じゃない?」「この価格でこれでは到底納得できない」というように、価格に見合うサービスかどうか?で評価するべきだと思います。

もともと高級食材や高級宿を利用しない私は、期待するものが多くないので結果失望もしないわけです。ま、こんなもんか。という感じです。期待しすぎるから失望も大きい。だったら最初から期待しなければいい、というのが私の考え方です。期待しなければ大抵のものに満足するはずです。

私が節約できているのはトップバリュの功績が大きいと思います。買物はもっぱらイオン系列なので、ワオンポイントもいっぱい貯まりますし、黄色トップバリュ製品も色々買っています。今のところ不味くて無理、というものは一つもありません。

まあ、肥えた舌をもっていないバカ舌と言えばそうなのでしょう。高級品を食べたことがないから、というより、トップバリュ製品が普段通りなので、それがスタンダード。特に不満がないから買い続けているという感じでしょうか。

何が幸せかなんて本人たち次第。私は今の現状がすごく幸せです。人と比べることはないと思います。誰が何と言おうが私はトップバリュを買い続けるし、不味いと思ったものは買うのを止めます。

そう言えばトップバリュ製品で粉末の紅茶を買っていたのですが、最近急に味が変わったようです。化粧品臭いというか…、もう買うの止めます。あと、ジンジャーエールも味が変わりました。これも買うの止めます。時々トップバリューは味の変化がありますね。今のところ調味料は殆どがトップバリュー製品で満足しています。

ジンジャエールからサイダーへ、紅茶は止めて今はミロに変えました。健康に気を遣う夫がヤクルトに続いてミロに目覚めたようです。牛乳も摂取できるので一石二鳥ですね。私はもっぱら麦茶です。甘いのは飲めません。だから紅茶も私は一滴も飲んでいないので味変は夫の意見です。ジンジャエールは私も飲むので変化がわかりました。

まあ価値観の押しつけになるのでここらへんで止めておきます。性格的に人が”最悪”と評価するものに興味を持ってしまう私です。今度トップバリュウイスキーを買って飲んでみたいと思います。辛辣な評価で話題沸騰中。

ウィスキーの雑誌でフレーバーが冷たいコンクリートって酷評されているそうで。子供用咳止めシロップで想像は何となくつくけど…。多分甘いのだろう。挑戦する勇者に私はなります!でも流し台に捨てる羽目になりそうな気もします。こういう時に試飲があればな~。でも試飲なんてしたら誰も買わないんだろうな。

幸い夫とは食に関する価値観がかなり似ているので上手い具合に助かってます。基本夫は質より量を重視します。もし夫が高級志向で安物が口に合わな人だったらお金がかかってしかたありません。この前の世にも奇妙な物語の”お金持ち”の人間みたいです。

価値観が違う人同士が互いに押し付け合うのではなく認め合えればいいですね。

お読みいただきありがとうございました。