ストレスフリーを目指すブログ

穏やかに健やかに暮らしたい

 本サイトはプロモーションが含まれています

「ロー対ウェイド」が違憲判決になって思う事

アメリカではトランプが指名して就任した判事が今頃効力発揮して半世紀ぶりに「ロー対ウェイド」判決を違憲だとしました。中絶禁止なんて時代を逆行させてしまったし、なんだかな~って感じです。いったい世界はどこへ向かっているのでしょうか?

自由が人間の尊厳が奪われた、大袈裟ではなくそんな気持ち。異国の判決に私が直接影響を受けることは勿論ありませんが憂鬱になってしまいます。

トランプが大統領になった時もビックリしましたけど。選挙って本当に重要なんだって分かるのは数年後のこういう時なんですよね。トランプを支持している人はどんな気持ちなんでしょうか?自分本位であることは間違いないですね。

日本の政治はどうだろう。今の現状に不満があるか?と言ったら生活に困窮しているわけではないし、そこそこ普通に生活できているので満足の部類に入るのだと思います。

政治に対して期待してないから現状これで仕方ないのかな、って感じです。でも議員選びを間違うととんでもないことになってしまう恐ろしさを実感しました。

今政治に望むことと言えば、希望を言えばお金を配るなら高齢者や所得金額で区別するのではなく、これからを担う働き手や若い人へ使って欲しいということです。

投資をするようになって気づいたのですが、投資って未来にするものなんですよね。年金暮らしの高齢者や所得が低い人から税金取れますか?って話です。税金を納めてくれる有望な人に投資するのは当然だと思うのですが。

物価高で困窮しているのは低所得者だけではありません。一時的にでも消費税をストップするなりやってみればいいと思うのですが。少なくてもお金を持っている人たちの購買意欲は上がると思いますけど。素人考えなのでしょうが、私の性格上”やってみなければ分からない”だから”やってみよう”の発想なので。

一部の人に支援金配るのを止めて、消費税取ることを止める。これを実践できないものでしょうか?そのほうがみんなに公平だと思います。今のばら撒き制作は恩恵を受ける人が限られていて不公平感が否めません。

ポイント制度とかクーポンとか無駄に中抜きされるだけの対策なんて要りません。配るのなら絶対お金です。それも所得関係なく税金を納めている人に一律全員に配って欲しい派です。でも配る処理で役所がミスしますから、やっぱり配るより取らないほうが間違いは起こりにくい。そう考えると、一時的に消費税を止めることが一番公平で簡単かな、と思ってしまいます。

政治の世界はそんな単純なものではないのだ、っと聞こえてきそうです。エネルギー不足にしても一時的に原発稼働させて価格を落ち着かせて、物価高もガソリン税撤廃するだけで収まると思うのですが、これも素人の浅はかな考えなのでしょう。

私の小さな抵抗は納める税金を少なくすることです。稼がない、極力買物しない。そうすれば、納める税金も少なくて済みます。今は失われた時代だと思って引き籠り生活です。齷齪働いて高い税金納めるほど馬鹿馬鹿しいものはない。

できる節税対策は全部やります。パートタイムで週2回出勤はしていますが事務処理で1~2時間の勤務なので無いに等しい収入です。夫の扶養控除でいる間はこの状態を維持したいと思っています。近々扶養控除も撤廃されるかも知れませんね。働け、働け、働いて沢山税金納めろ~って言われているような気がしてなりません。

選挙の投票が二週間後に迫っていますが、若い頃は真面目に行っていませんでした。真剣に考えて選挙に行くようになったのは、30代に入ってからだと思います。20代は色々病んでましたから。選挙に行く余裕なんてなかったです。

自分のことだけで精一杯。日本がこれからどうなるか?なんてどうでもよかったし、ぶっちゃけ、未来のことなど考えていませんでした。政治に無関心だったのだと思います。よく分からないのに無責任に投票もしたくなかったのです。

でも、添乗員になってから規制緩和に伴いバス業界が壊れ始めたことをきっかけに政治に対する不満が出始めてきました。2000年に施行された内容は以下の通りです。

一般貸切旅客自動車運送事業 ( 貸切バス事業 ) に対する規制緩和を目的とし、00 年 2 月 1 日に施行された。需給調整規制の廃止を前提とした新規参入の事業区域ごとの免許制から事業者ごとの許可制への移行、資格要件となる保有台数の緩和及び営業区域等の拡大、運賃・料金の認可制から事前届出制への変更、退出時の許可制から事後届出制への移行である。

価格競争に伴い教育や育成にかけるお金がなくなったバス会社は質が落ち、新規参入で観光バスのノウハウがない新参会社が席巻し事故やトラブルが多発。優秀な人材は激務と安月給に馬鹿らしくなり辞めていく。残ったのはプロ意識の欠片も無い素人乗務員集団。そんな状態で安全な運行管理ができずはずもなく大事故が起こるべくして起こった。規制緩和が生んだ歪が旅行者の安全性を蔑ろにしたのです。

だから民主党に投票に行きました。そして政権交代になりました。期待は裏切られました。やっぱり自民一択なのか…。そう印象付けてしまったような気がします。

投票率の低迷は自民有利の傾向。投票率が09年のように高水準であれば、自民党には向かい風、野党側には追い風となり、自民党単独過半数を確保し続ける構図が崩れた可能性もある。

誰だったか自民党の大物政治家で”無関心であることが我々にはもっとも好ましい”と言った人がいました。投票率なんて関係ない、勝てばいいのです。それを国民の総意だと言う。ふざけている。こんな横暴を私たちは許してはいけないと思います。

2009年の自民大敗投票率を上げることが唯一政権交代を可能にさせることだと知らしめた結果だと思います。ただ2009年と明らかに違うのは、対抗野党が弱すぎることです。野党第一党が立憲というのが弱すぎます。だから今悩みに悩んでいます。

政治に関心を持つこと。投票へ行くこと。これが大切だと思います。でも何も分からず誰かに薦められるがまま、とか、面白がって思い付きで投票するのはどうかな、と個人的には思います。よくわからない状態で一票投じるくらいなら白紙投票か無投票でもいいかと思います。

若い頃、よく分からないから、という理由で私は投票に行かない時期がありました。投票率の低さが自民党に有利な結果になるのであれば、無投票=自民党支持なのかな、と理解することができますね。

生活に特別不満が無い人や現状満足な人って政治に無関心なのかも知れません。私の若い頃がまさにそうでした。なんでも受け入れる、黙って従う。そして搾取され続ける。別にそれでいいならそれでいい。

ただ、文句も言えないし腹を立てる権利もない。だって、選挙権を放棄しているわけだから仕方ないと思います。私は腹を立てて文句を言う権利を得るために投票へ行きます。投票に行かない人は黙って従うことを選択したも同然です。政治に無関心なことは政治家の思うツボです。国民は舐められ搾取され続けるのですよ。

今回のアメリカでの判決は多様性が認められないというか、幸せになるために人工中絶が必要な人を理解せずに蔑ろにする本当に恐ろしい判決だと思います。これから増々マイノリティーへの締め付けが始まりますよ。ああ恐ろしい、恐ろしい。

やっと自分の個性を偽ることなく好きなものは好きと言える時代が来たと思った途端のこの逆戻り。時代の逆行が甚だしい。誰もが幸せに暮らしたいだけなのに。弱い立場で苦しんでいる人の声を拾ってくれる政治家に一票を入れたいと思います。

我々が納めた税金は他国の支援に回ります。ブログで何度も呟いていますけど、他国の支援してる場合じゃないと思うのですけど…。

お読みいただきありがとうございました。