ストレスフリーを目指すブログ

穏やかに健やかに暮らしたい

 本サイトはプロモーションが含まれています

毎回何を言われるかドキドキする話

実家へ行くと母から一週間分の出来事についての報告があります。そしていつも恒例なのですが、”やって欲しいリスト”があるのですが、毎回「コレやって、アレやって」と頼まれごとをされるのです。私にやって欲しいことは多岐にわたります。母は私のことを便利屋さん、とでも思っているのでしょう。水漏れ修理だったり、電池や電球の交換だったり、電話番号登録だったり、棚のぐらつき調整だったり、薬調達だったり…私一人でできることは私がやりますが、私の手に負えない時には夫が出動します。

頼まれごとで一番多いのが買い物です。あれ欲しい、これ欲しい、突然始まるので大変です。欲しいと思ったらすぐ欲しい、一瞬たりとも待てないのが母です。昨日は行った途端にメジャーを渡されて「ダイニングテーブルの寸法測って新しいの買ってきて」と言われました。はー?ダイニングテーブル…?

新居購入時に合わせて新調したダイニングソファーセットのテーブルがガタガタぐらつくので新しいテーブルが欲しいとのことでした。確かにグラグラします。端っこに父が手をついて体重をかけた瞬間にテーブルが傾いて危険だと自宅訪問に来た介護認定調査員に指摘されたようです。ガタガタする理由はネジの緩みでは?と思って調べてみたのですが高さ調整するペダルが寿命みたいで修復不能な状態でした。

ソファーテーブルとしての高さとダイニングテーブルとしての高さ、2段階調整可能テーブルでしたがソファーテーブルとして利用する機会はなく常にダイニングテーブルの高さでしか使用していないので調整機能は不要とのことでした。

テーブル天板の寸法を測ると1メートルの正方形で高さが65と少し低めでした。家具といったらニトリ。行く前にネットでチェックするとダイニングテーブルの高さは規定でだいたい70でした。「高さ65ってのはないね、70でも構わない?」と聞くとそれでもいい、というのでポチッとしようと思ったのですが実物を見て買った方がいいかな、と思い店舗へ行ってみることにしました。

ニトリの一階が雑貨や小物中心、二階が大物家具なのですが、一回のフロアーには店員さんがいますが、二階へ上がると店員さんは人っ子一人いません。ガラーンとしていて静かすぎて怖いくらいです。勝手に見て回っていいのかな?と思いつつ最初はキョロキョロしていましたが徹底した人件費削除の対応だと気づきました。それとも人手不足なのかな?

私は店員さんから声をかけられることが苦手で基本的に過度な接客より放置プレーが正解だと思っている人間なのでとても合理的に感じましたし店員さんがいなくても何の問題もありませんでした。二階にはレジすらありません。商品について聞きたいことがあるときや購入したいときは、展示家具に添付されている【商品カード】を一階にあるサービスカウンターに持ち込んで聞いたり購入することができるシステムみたいです。

店員がいないおかげで誰にも邪魔されることなくゆっくりとフロアーを見て回ることができました。ネットで見ていたダイニングテーブルもありました。実物を見て触ってこれでいいかな、と思いましたが、ふと隣にあったソファーコーナーも気になって見てみると、なんと理想とする65センチの高さの頑丈なテーブルがあるじゃないですか!まさに欲しかった理想のソファーテーブル。安定感も抜群、天板も90サイズの正方形と90×120サイズの長方形とあります。母に早速電話して聞いてみると長方形の方がいいとのことで、90×120×65(高さ)のソファーテーブルを購入することにしました。

サービスカウンターへ商品カードを持ち込んで在庫を調べてもらうと取り寄せ商品でした。入荷は早くて今週日曜日だそうです。二週間以内に引き取ればいいそうです。組み立ては私一人でやるのは心許ないので夫に手伝ってもらうことにします。パソコン関係はめっぽう弱いですが、こういうことは夫の得意分野、夫も快諾してくれました。搬入組み立てなどの力仕事はやっぱり夫の存在が頼り、我が家では重宝なのです。

商品受取日の日曜日、じつは町内会総会があるのです。町内会総会は10時開始ですが、班長さんは会場の設営をするため朝9時集合だそうです。日曜からウザイわー。班長としての最後の仕事です。やっとこれで班長のお役目から解放されます。10時に総会が始まったらいったん抜け出してニトリに商品受け取り行こうと思います。で総会終わったらダッシュで撤退して午後イチで実家へ行ってチャッチャと組み立てて夕方には戻りたい。夫の仕事に差し障っても困りますしね。

母に購入報告と日曜日に行く約束の電話をすると今度は別の用事を言いつけられました。母がいつもぼけ防止脳トレにやっている暗算をする磁石数字オセロ版のようなものがあるのですが、父専用にもう一式欲しいそうで福祉の担当者に注文しようと電話したらネットで買ってくれ、と言われたみたいです。

母から【くもん出版、数字】と聞いてネット検索するとありました。【磁石数字版100】というKUMON出版の子供用教育玩具でした。ポチッと注文完了、簡単なことですがネットに疎い高齢者にはなかなか難しい作業なようです。ネットは使える人にとっては便利なものですが高齢者やネット環境が整っていない世帯にとっては厳しい世の中のようです。

母がいつも「朝起きると(呆けた父に)何を言われるか?ストレス」と私に訴えていますが、私も母が感じている同じストレスを感じています。私の場合、毎日ではなく毎週なので頻度は違いますが、行く度に”今度は何を頼まれるのかな”と毎回ドキドキします。ストレスはさほど感じませんが、それでも実家に到着するやいなや矢継ぎ早に色々言われると「落ち着けー」と言いたくなります。

まあこれが”老人性きかん坊”の症状なのかなと半分諦めていますけど、すべてが前のめりなのが気になります。自分がこう思ったらすぐに行動しないと気が済まない、自分の思い通りにならないと落ち込んだり怒ったりします。情緒不安定気味、だからなるべく母にストレスをかけないように私のやれる範囲にではありますが、無理難題言われると困るのですが今のところ手に負える範囲なので、できる限りリクエストには応えたいと思っています。母に関してはそんな感じです。

父は相変わらず、東京の地図を一日中眺めて東京散歩する、と言い出したり、爆弾が落とされるから避難ルートの導線を確認する、とか訳分からんことを言っています。私だったらスルーしますけど、真面目な母はいちいち父の戯言に反応してストレスを感じています。脳のMRI検査の結果が来週判るそうですが間違いなく年相応の認知機能の衰えだと私は思います。

福祉担当サポートの方に紹介してもらって受診した精神科の先生には散歩と脳トレを毎日するようにと言われたそうです。血縁以外の誰かと定期的に交流することが呆け防止には有効だそうです。不特定な他人と交流するデイサービスに行くのを極端に嫌がる父なのでそれは叶いませんが、脳トレと散歩は積極的に受け入れてくれているそうです。毎日テレビばっかり見ていたら呆けが進む一方ですからね。やる気になってくれただけ効果はあったのかな、とポジティブに捉えています。認知症検査を受けてくれただけでも良しとしないと、どんな判定になるか分かりませんが大きな一歩です。

今、ライブで見られなかった昨日の【あさ8】を見ています。やっぱり百田さんの松本発言で党員を辞めたいと申し出る人が続出したそうです。が、しかし、それ以上に党員数は上回って増加しているとのことで一安心しました。もうこれ以上だめになる日本を見てられません。私にできることは応援することだけですが党員にならずとも私のように支持している人間はたくさんいると思いますのでこのまま突っ走って欲しいです。

百田さんは百田さんのままで、変な圧力や非難の声に屈すること無く百田イズムを貫いて欲しいと思っています。

お読みいただきありがとうございました。