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老いていくということ

三連休明け、実家へ顔を出すと母がヨチヨチ歩きをしていました。どうした?と聞くと足を痛めたらしい。右の膝の後ろ側が痛むそうで、湿布をしてカロナール(鎮痛剤)を飲んで連休中は安静にしていたそうです。猛暑だったし外出しなかったのは正解です。少しはマシになったと言っていましたが、かなり辛そうに見えました。歩きすぎが原因だと思う、と本人は言っています。動かないと筋肉が衰えてしまうのが心配ですが無理は禁物です。父を介護する母が歩けなくなったら緊急事態です。

実家から戻ると今度は夫が車からぎこちない様子で降りてきました。どうした?と聞くと「腰をやっちまった」とのこと。「ギックリ腰?」と聞くとどうやらそうではないらしく、足元が雨で滑った時に不自然に体を捻ってしまって腰を痛めてしまったらしいです。ギックリ腰だったら歩くこともままならないと思うので、捻ったことによる捻挫だと思われます。

アイシングとストレッチと軽くマッサージ。湿布を貼って今朝は少しマシになったようですが、痛みは少し残っているそうです。普通にしていれば大丈夫みたいですが、負荷がかかったり腰を捻ると激痛が走るそうです。運転には支障ないと言っていたけど、車の乗り降りとか積荷の搬入とか大丈夫かな…。母といい夫といい心配事が重なります。

私は腰を痛めた経験はありませんが、50歳になった時に初めて五十肩というのを経験しました。左肩が全く上がらなくなったのです。五十肩経験者の話によると、自然治癒するから大丈夫、とのこと。マジか…、と思いながらその言葉を信じて過ごすこと一年、今は嘘のように全快しました。若い頃ならどこか痛めても数日で治ることが多かったので、一年という長きに渡り苦しんだことを考えるとやっぱり年のせいか治癒力もなくなってきているように感じます。

体が痛かったり辛いと何もできません。体の不調が続いたりなかなか良くならないと、どうしても”老い”を感じてしまいます。体が資本。50代はまだまだ若いと頭では思っていても体は正直で無理がきかない年齢なのです。気持ちだけが若いから”できる”と思ってしまうのですね。過信です。老いを認めたくないのだと思います。高齢者がよく何もないところで躓いたり転んだりする理由がまさにコレ。私も何もない道で躓くことが最近多くなった気がします。

若い頃は階段を二段飛ばしでピョイピョイ飛んでいましたが、最近は自分はもう若くない、と言い聞かせ、さすがに二段飛ばしはしなくなりました。膝を上げているつもりが上がってない。飛んでいるつもりが飛んでない、この年になると結構あるものです。

骨も年齢とともに脆くなってるでしょうし…。添乗員の頃、ツアーでよくお客様を病院へお連れすることがありました。中高年は転倒すると骨折することが多いのです。若い人だったら転んでも大した怪我にはなりませんが、中高年は転倒イコール骨折。咄嗟に手をつくこともできず、顔面を打って血だらけになった人もいました。冬場のツアーでは病院送りが増えます。雪道に不慣れな都会人が雪を見てはしゃいだ結果転倒、骨折するケースが東北の冬のツアーではよくあることなのです。

滑ってよろけても立て直す力がある人と、そのまま転んでしまう人の違いはやはり反射神経。この反射神経も加齢により徐々に衰えていきます。運転もそうですけど、年齢とともに咄嗟の判断力がなくなってくる。年には勝てません。

ある程度の年齢になったら若い人と同じ行動は命取り。体力低下や判断力低下、反射神経低下など自覚しながら無理をせずゆっくり気を付けて行動することが大切です。立派な中年であることを自覚してゆっくり慎重に、そして無理をしないことを念頭に気を付けて行動したいと思います。

母にボケボケ言ってるけど、いずれ私もボケるのかな…。イヤだな。ボケたくない。老いに対して不安を感じる日々です。ボケないようにするには料理がいい、毎日献立を考えて包丁を握り料理をする、日常の家事をやっていればボケないと思っているのでせいぜい頑張ろう。ブログを書くこともボケ防止になると信じています。効果は知らんけど。パソコンを使うことはボケ防止になる、と自分では思っています。

あとは毎日ダラダラ過ごさずに動くこと。猛烈な暑さの時は除いて、ですけど…。今日は曇りベース。ブログを書いている今も雨が降ったり止んだり。そのたびに窓を開け閉めしに部屋中動いています。日常のそういう何気ない動きでいいのかも知れません。家事をするときは足腰を意識したスクワットの動きを心がけています。家事をこなすだけでも結構な運動量になると思います。家事は立派な運動です。

”老い”は誰にでも平等にくるもの。今20代の若者だって30年後には立派な中年、50年後には立派な高齢者になるのです。順繰りです。老いを避けることはできません。いかに健康に老いていくか。頭はボケないように、体は動けるように、若いうちから知力と体力を鍛えておくことは大切かも知れません。

自立したカッコいい高齢者になりたい…。楽しい老後を謳歌するために今から気を付けよう。80歳になってもバリバリ毎日を楽しんで旅先からブログ更新しているといいな。社会的なつながりのある人は認知症の発症リスクが70%も減少するらしい。やっぱり生涯現役が一番いいのかも知れないですね。適度な運動とバランスのいい食事、生活習慣病に気を付けて規則正しい生活。

結局、日々の生活習慣を整えることが一番重要ってことなのでしょう。それからストレス軽減。ボケないための対策、これからも続けていこうと思います。

お読みいただきありがとうございました。