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人の話を聞いて理解する難しさの話

「今度の新人さ…」夫が重い口を開きます。8月下旬に新しく入ってきた中途採用の社員さんの話です。一ヶ月もたてば仕事にも慣れてきて優秀な人なら即戦力でバリバリ働くのでしょうけど、新しく入ってきた彼はどうやら適応できず苦戦しているようです。教えても理解できず何度もお同じことを聞く。覚えが悪い効率が悪いという問題ではなく、そもそも理解する力が乏しいのではないか?と夫は言います。【できる人】と【できない人】の判断は一ヶ月ほどでだいたい分かります。新人さんの仕事ぶりを見て夫は【できない人】と判断しているようです。次から次と【できない人】ばかり採用する会社です。どこまで人を見る目がないんだか…きっと来る者拒まずで即採用しているのだと思います。ちゃんと考えて選ぼうよ…

夫は軽貨物の個人事業主なので、会社の社員ではなく委託業者ですが、運送のプロとして配送に係る仕事について社員に配達場所や配達先の詳細を伝えることもあるそうです。それが、なかなか理解してもらえなくて難儀しているようなのです。

「俺の説明の仕方が悪いのかな?なかなか一発で理解してもらえなくて困ってるんだよ。同じこと何回も聞かれて説明に時間がとられて仕事にならない…」夫は困り顔です。え?もしかして説明が下手くそなのでは?と思い、普段新人君に説明している感じで私にも説明してみてよ、と試しに聞いてみると、なんてことない、完璧に理解できました。私が理解力が特別高いわけではありません。ごくごく一般的な理解力だと思っています。配達する資材の納品場所についての説明です。

「建物の裏に小さな物置があって、小物はその物置に納品。裏の物置に入らないような大物や長物は表にある大きな倉庫に搬入する。表の倉庫は鍵付きだから事務所で鍵を借りること。事務所は裏の物置近くの外階段を上がった2階にある。鍵は事務所カウンターの右側に常に置いてあるが、勝手に持ち出すのはNG、常駐している人がいるから必ず声をかけること。鍵の場所が分からなければ聞けば教えてくれるから事務所の人に聞いて。納入が終わったら配達伝票は2階の事務所に置いてくる」

商品の納品場所についての説明。誰が聞いても理解できる内容だと思うのですが。この説明で理解できなかったら、これ以上なんと説明すればいいのか逆に教えてほしい。不明点が見当たらないくらい完璧な説明だと思うのですが…さらに夫は理解力が乏しい彼のために表の倉庫と裏の物置、外階段、事務所など紙に配置図を書きながら説明したらしい…

この説明で分かること。

  1. 基本的に小物類は鍵がかかっていない事務所建物裏の物置に納入
  2. 裏の物置は鍵なし、表の倉庫は鍵付き
  3. 配達伝票は事務所置き(事務所は2階で裏口より入る)
  4. 裏の物置に入らないような大きな商品は表の鍵付き倉庫に納入
  5. 表倉庫の鍵は事務所にある(カウンター右側)
  6. 鍵を持ち出すときは事務所の人に声掛けをすること(鍵が見つけられない時は事務所の人に聞く)
  7. 事務所へは裏の物置そばの外階段を上る(裏口利用)

ってことでしょ?不明点があるとすれば…、大物と小物同時に納品があるときは小物もまとめて表の大きな倉庫に入れていいのか?ということくらい。まあ、それだって、もし私だったらですよ、事務所に鍵を取りに行ったときに「今回大物と小物の納品がありますが、両方とも表の倉庫に納品します」と配達先で言うけどな。それで事務所の人が「小物は裏の物置に入れて」と言われたら従うまで。そこらへんは現地で臨機応変に対応すればいいだけの話。事務所が無人ならともかく常駐であれば、人とのコミュニケーションが取れる人なら現場で聞けばいいだけの話でしょう。

どこまで説明するか?私は夫が世話を焼きすぎなのでは?と思ってしまいます。鍵のロック解除方法まで聞いてくるらしいので、ダイヤル合わせ式だと教えると、それからさらに質問責めに合うらしい。ダイヤル回すのですか?右に?角度は?90度?180度?一から百まで手取り足取り説明しているみたいです。耐えられない。心配性なのかな、案ずるより産むが易しだから、取り合えずやってみたらいいのに。

もっと突き放していい。というか、私だったら「とりあえず行ってきて」って言っちゃうかな…。理解力がない人にだらだら説明しても時間の無駄。ここまで丁寧に説明して”分からない”と言われたら、説明しているこっちだって”なんで分からないのかが分からない”状態です。これ以上、どうやって説明すればいいの?という感じ。夫が混乱するのも分かります。

思い出すのは添乗員時代、新人研修を任された時の話。何言っても反応が薄い子がいて、一通り説明し終わり、じゃあ、ここまでやってみて、と言ったら「何をやればいいですか?」と言われた時にはズッこけてしまいました。

私「え?だから今説明したことを全部やって」新人「分かりません」私「え?どこから分からなかった?」新人「どこから…?」私「イヤイヤ、何が分からない?」新人「何が分からないかが分かりません」私「…(絶句)」

説明が早すぎたか一気に話しすぎたかと反省して一個一個丁寧に進めていくことにした。私「まず、バス会社に配車確認の電話して」新人「電話ですか?配車確認…」私「研修でやったでしょ?配車確認」新人「分かりません」私「…(無理)」

新人添乗員はみっちり添乗のノウハウを勉強して数週間の研修を経て旅程管理の試験も受けているはず…、とりあえず電話ができないことがそもそも大問題だし、配車確認が分からない、と言われた時点でアサイナーにお手上げしました。「無理だと思います」そういうとアサイナーは「だよね、私もそう思う」と…。無理だと思う子をなぜ採用する?途中で「添乗員には向いてないからやめた方がいいよ」って言ってあげたほうが彼女のためになると思うのですけど…

無駄に数週間、稼ぎにならない研修を受け、旅程管理の試験もお金を払って受け、合否は分かりませんが、試験に受かったとして、ですよ、電話ができません、では仕事になりません。結局彼女は初仕事の事前準備打合せの段階で泣き出してしまい、デビューすることなく辞めていきました。新人「私には無理です」私「そうだね…」思わず同意してしまいました。研修時に気づくことができれば傷は浅くて済んだのに、と思わずにいらせませんでした。研修期間まるっと無駄になって気の毒なことをしました。

添乗員になりたい、と応募してくる人に適正ないのでは?と思っても「不向き」だけの理由で断れないから…、とアサイナーも困惑気味でした。研修中も、ん?と思うことが度々あって、やんわりと”向いてないよ~、無理かもね~”的な雰囲気を醸し出して、なんとか彼女自身に気づいて欲しかったそうですが、うまく伝わらなかったようです。

空気読める子なら、なんとなく自分には無理かも、と感じ取って辞めるのだろうけど鈍感だから気づかない。添乗員はある程度鈍感力が必要な仕事ではあるけど、彼女の鈍感さは添乗員のそれとは少し違う。添乗員デビューさせるにも会社として経費がかかるわけで、デビュー前に自分で適正ないことに気付いて辞めてくれたから費用負担が出る前に決断してもらって良かったのでは?という話に落ち着きました。

添乗員としての適性がない、というより、あの子は何をやらせてもダメなのだろうな、と…。人の話を理解する力がない。何を説明しても何の反応もない、分かっているのか?分かっていないのか?すら判断に迷ってしまう。一応、ハイ、ハイと返事はするので話は進めるが、結局何も理解しておらず、どこまで理解していてどこから先が理解していないのか?が分からないから最初から話すことに。同じことの繰り返し。そうなると説明する時間が無駄、ということになります。

「分からないことあれば何でも聞いて」と彼女に言ったときに「何を聞いていいか、が分からない」と返された時はどうも変な子だな…とは感じていました。アサイナーも研修を始める前に「ちょっと不思議系だから苦労するかも…」と意味深なことを言っていました。不思議系、というより、うーん、なんと表現したらいいか、頭悪いとしか言いようがない。あの子、今頃何をしているのかな…まともに働けてるのかな?あの子に務まる仕事があるとは到底思えないのです。電話ができなければテレアポも事務も無理だし…。自分が接客業の添乗員をやれると思って応募したところが逆にスゴイ。きっと自分を分かっていないのだろうな…それか自分に何ができるか模索中だったとか?

旅行会社で10年近く手配業務をやってきて添乗員と打ち合わせをする立場だった私でさえ、添乗員なんて過酷な仕事は自分には絶対ムリ、と思っていました。現役添乗員さんから苦労話も多く聞いていましたし、接客業は嫌いではなかったですけど、多種多様な客のお世話とか団体行動ができな自分が団体を仕切るなどできるはずがない、と思っていました。

でも、いざ自分が添乗員になると意外なほどピタッとハマり、事務職だった期間を超えて15年という長きにわたり添乗員を続けてこれたのは自分でも驚きです。子供の頃からヘラヘラおだって人前で芸を披露するような子だったし、長年の社会人経験から聞き流す術も習得していたので、10年間の社会人経験が添乗員としての仕事に大いに役立ったのだと思います。だから酒に溺れた暗黒の10年間でしたけど決して無駄な10年ではなかったと思います。新卒後すぐに添乗員の世界に足を踏み入れたら、こんなに長く続けられなかったと思っています。

自分には不向きだと思っていたものでも、いざやってみたら案外向いている、ということもある。だからやってみないとわからない。だから色々やってみるのはいいことだと思います。やってみて、やっぱり自分には無理、ということも当然ながらあります。私の場合それがプログラミングでした。諦めるのも早いのです。泣いて辞めたあの子も色々やってみて自分にピッタリしっくりくる仕事が見つかればいいな。あの時の辛かった経験が役に立ってると嬉しいですね。何事も経験が大事です。人生に無駄があっていい。後々に活きてくることもありますし。

やる前から絶対ムリだと思っている職業は営業職。これはやってみたいとすら思いません。自分には絶対ムリ。あとはドライバー。これも絶対ムリ。集中力がないですから。実家の往復だけで神経すり減らしてぐったりです。自分には運転は不向きです。ドライブは好きなのですが特に兄を交通事故で失ってからは自ら進んで運転はしていません。実家の往復と通勤くらいです。プライベートではプロのドライバー(夫)がいますから助手席専門、運転は夫に任せて安心です。

話が逸れてしまいましたが、理解力を培うにはどうすればいいのでしょうか…、話が通じないというのは、仕事ができる、できない、合理的かつ効率的に仕事をこなす云々以前の問題です。社会人として、というより人間として、というレベルです。

夫の委託先にいる違法白ナンバーも理解力がなく話を捻じ曲げたり挿げ替えることが得意の曲者。ことあるごとに夫にイチャモンつけてあることないこと嘘偽りの作り話であの手この手で情報操作、幼稚園児並み虐めや嫌がらせを繰り返し、夫を悪者にして孤立させる作戦を性懲りもなく継続中。裏工作もここまでくるとバレバレなので若手社員からは総スカン。そんなこともお構いなしで相変わらず新人社員への低レベルなセクハラ、エロ音源の押し付けや体の接触なども続いているそうです。迷惑がられていることに気づかない、困ったものですね。早く警察に違法白トラ通報すればいいのに…

違法を訴え改善をお願いしても結局トップが見て見ぬふり、違法と理解しながら契約を続けているということは、違法拗らせおやじとトップは蜜月な関係なのでしょう。ジャニとメディア、メディアと政治家みたい。何をやっても自分は安泰、そうでもなきゃ、あんな暴挙許されるはずがない。日本のトップ、キッシーと同じです。何やっても自分は安泰だと思って安心しきって好き勝手やりたい放題やってるキッシーと拗らせおやじ、似てるわ~、そっくりだわ。周りがいくら訴えたところで聞く力ゼロ。何訴えても聞く耳持たずですから、トップが無能だと改善の余地なしです。

なにせ子供から首相になりたかった理由を聞かれて「こうなってほしいと思うことを先頭に立って実現する仕事をしたいと思った。日本で一番権限が大きい人なので首相を目指した」と答えたくらいですからね、何も考えてないんですよ、あの人。嘘でもいいから”日本を良くしたいから”、くらい言ったらいいのに、キッシーが首相になってから日本はどんどん貧乏な国になります。やりたいことを実現するには力をつけなければいけない、とも発言したそうで…。首相になったからと言って何でもやっていいわけがない。権力とは恐ろしい。キッシーが言う”やりたいこと”が国民を地獄に落とす増税だったのね…もう次の選挙では利権蔓延る自民党には絶対投票しません。

今回は人の話を聞いて理解する難しさの話ですが、過去記事で人に伝えることの難しさの話も書いていますので貼り付けておきます。

u-tantantan.hatenablog.com

夫の新人さんの愚痴話を聞いていて、つくづく感じること。人の話を理解できない、人の話を聞けない、物事を正確に伝えられない、イエスかノー選択の問に対してトンチンカンな答えが返ってくる、会話が成り立たない、基本的な挨拶ができない、電話ができない、ビジネストークができない、ここ最近なのでしょうか?コミュ障が溢れすぎて、まともに会話ができないシチュエーションが増えてきたような…、社会不適合者があまりにも多すぎる気がしてなりません。話が通じない(理解できない)相手に説明するほど無駄な時間はありません。

バカに足を引っ張られる、話を理解しない、仕事も遅い、配達ミスも多いから余計な仕事が増える。彼に教える時間も割かれるし(教えている時間に自分が配達したほうが簡単だしラク)仕事の邪魔になるだけだから、いないほうがマシ、と言うやつらしいです。なんだかな…、やっとまともな新人に出会えた、と喜んでいたらすぐ辞めちゃうし、逆に使えない役立たずな人間ばかりが居残る、簡単にクビにできない日本の雇用制度なので採用するのも難しいものですね。

まともな人間はダメな会社に見切り付けるのも早い、そういうものです。私もブラック企業を半年で辞めました。決断は早いに越したことはありません。

u-tantantan.hatenablog.com

夫が委託で入っている会社も夫から話を聞く限り、かなりダメダメでブラックな感じだし、白トラ違法に関して何度苦言を呈しても改善する兆しは皆無なので、いい加減見限って辞めたらいいのにと思っています。夫が委託契約を続けているのは、違法白トラ拗らせおやじの思い通り(夫を排除したくてたまらない)にさせたくない、負けたくないという強い思いがあるからなのだと理解はしつつ、固執しないで”負けるが勝ち”でさっさと警察通報しちゃって、スパッと切ればいいのに…、とイライラしてしまいます。私が出る幕ではないのでブログでぶち暴れていますが、それにしたってまもなく4年ですよ、もうそろそろ私の堪忍袋はブチ切れる寸前、限界まで膨らんでいます。ストレスたまります。今日はこの辺にしておきます。

お読みいただきありがとうございました。