ストレスフリーを目指すブログ

穏やかに健やかに暮らしたい

 本サイトはプロモーションが含まれています

ゴールデンウィークの温泉宿を予約した話

12月の電気料金が出ました。燃料費調整額上限撤廃して11月は766円だった調整費がが一気に3419円に…。2653円の値上がりです。これでは節電を頑張ったところでどうしようもありません。前年対比80%の使用量で102kwの節電成功でした。かなり節電には頑張っていますが、料金はと言うと16%増しでした。2000円を超える値上がり、東北電力から事前の予告お知らせにある試算通りで覚悟はしていましたが、実際に15,000円を超える明細を見るとガックリきます。

u-tantantan.hatenablog.com

節電しても出ていくお金は増える一方、考えることはレジャー費用の削減です。巷では全国旅行支援で盛り上がっていますが、旅行に行く気分になれません。旅行支援期間中の3月までに、2万円の部屋が割引で一泊16,000円くらいで泊まれるなら行こうか?なんて夫とケチな話をしていましたが、そんな宿見当たりません。

割引の恩恵を受けるにはある程度高級な宿(部屋)を選ぶ必要があるように感じました。同じ宿でも部屋のランクがあって、もともと安いランクの部屋は支援割り摘要範囲外だったりするのです。

例えばA旅館に、【さくら館】(デラックス)と【もみじ館】(エコノミー)があって、一泊4万円のさくら館では割引適用されるけど、2万円のもみじ館では対象外、とか…。2万円のもみじ館でも割引が効いて16,000円で泊まれるなら即予約するのですけど、って感じ?4万円のさくら館を割引きで利用しても2万円にはならないわけで…。

だったら、割引なくても【もみじ館】に泊まる?と考えた時、通常料金なんだし別に今わざわざ行かなくても、となる。だったら割引の恩恵を受けたいがために【さくら館】に32,000円出して泊まる?それもノー。もともと高級宿とか豪華な食事とか過剰なサービスに興味が無いのです。

温泉宿に行く目的は一つ、温泉と上げ膳据え膳の食事です。どうせ酔っぱらって記憶を失うのに、豪華な食事なんて必要なし、部屋なんて狭くても多少汚くても寝るだけだし、まして部屋からの眺望なんてまったく気にしない。障子窓すら開けない。

普段夫と行く温泉宿にかける予算は週末料金で一人当たり1万2~3千円前後です。平日料金で1万円前後の設定でしょうか。閑散期や繁忙期関係なく年間を通して一律料金のところもあるので、そいうった良心的な宿を見つけるのも楽しかったりします。

今回も色々検索はしましたが、割引適用したとしても普段二人で選ぶ宿並みの値段には及ばずお得感は微塵もない…。この機会に高級宿とやらに泊まってみる?と夫に聞いてみましたが案の定「いや」という返事です。

これまで添乗の仕事で高級旅館やラグジュアリーホテルに宿泊経験があるので、一生に一度は泊まってみたい、というような憧れや欲望がないのかも知れません。私にはフォーシーズンズやシャングリ・ラよりもルートインや東横インのほうがしっくり馴染むのです。身の丈にあった、というのでしょうか…。

添乗員にならなければ私にとって一生縁のないホテルだったり旅館に仕事とは言え宿泊できたことは添乗員冥利に尽きます。未だに少し後ろ髪を引かれています。お客様に同行して観光、温泉、食事付、控えめに言って最高です。未練タラタラ、コロナが恨めしい…。添乗員になって経験できた全ての事は私の宝です。

u-tantantan.hatenablog.com

旅行支援割り利用は諦めましたが、本来の目的はGWに義母と行く温泉宿を探すことでした。GWの予約は早めが吉です。毎年この時期に予約をしています。検討している宿にはランクが3つ(スタンダード、スーペリア、デラックス)あり、それぞれ価格設定が違います。

楽天トラベル5と10のつく日に5%オフクーポンを獲得していましたが、クーポン適用になるのはデラックスとスーペリアの部屋のみで、スタンダードの部屋は割引適用外でした。

通常一人20,000円のデラックスが5%割引きで19,000円、15,000円のスーペリアが5%割引きで14,250円、10,000円のスタンダードは割引なし、料金の違いは、部屋の広さとリノベーション、部屋からの眺望、バス付かアウトバスか、でした。どれを選ぶか?当然一番安いクーポン適用外のスタンダード部屋です。

宿を検討する時に考えることは予算と食事です。食事について色々なプランがあります。バイキングなのか、和食膳なのか。夫と二人で行くときにはバイキング、義母と行くときには小食な義母に合わせて品数少なめの和食膳を選びます。

以前義母とバイキングの宿を利用した時、張り切って元を取ろうと頑張って食べる夫婦横目に早々と食事を終えてしまった義母は私達にかなり気を遣っていたように感じました。「母親と一緒の時にバイキングの宿はダメだな」と夫。確かに。待たれる方も焦りますし、「先に戻って」と言えるような関係でもなかったので、あの時はお互いに気を遣いました。あれから義母と行く時は普通の和食膳を選ぶことにしました。

過去に普段夫と利用しているような格安な民宿に義母を連れて行ってドン引きされた経験もあるので、義母との旅行は色々気を遣います。「どこでもいいから連れてって」と言う割りには、どこでもいい訳じゃない、初めて経験するようなボロ宿で困惑したのか、本気で不満なのか、なかなか本音を語らない義母の好みを探るのは難しいです。

ゴールデンウィーク期間中にも関わらす、宿泊者が私達一組しかいなかったのは確かに衝撃的でした。貸し切り状態は初めての経験だったので私もちょっとビックリ。翌年に調べたらそのお宿、廃業していました。まさか私達が最後の客だった?女将が高齢だったので亡くなったのかも知れません。知らんけど。私的にはお湯が良く囲炉裏で頂く食事も美味しく料金の安さを考えれば満足の宿でしたので残念です。

この宿に行ってみたい!とハッキリ言ってくれた方が気が楽なのですけど…。遠慮があるのでしょうか。「あなた達が普段行く旅行に誘って」と言う義母のリクエストに答えたつもりだったのですが、義母にとってその寂れた旅館は想定外だったらしく、義母の言葉を真に受けてはダメだな、と感じました。ケチケチ旅行と激安宿は夫と二人だけで楽しむことにします。

私個人としては団体客が頻繁に利用するような大型温泉施設より、こじんまりとした部屋数少なめの民宿に近いような小さな温泉宿が好み。わちゃわちゃ人混みでの忙しいバイキングよりゆっくり食べる和食膳。お湯を楽しみ、お酒を楽しみまったりゆったり過ごす上げ膳据え膳こそが温泉旅行の醍醐味だと思っています。

バイキングだと好きなものを好きなだけ食べれるので好き嫌いが多い人にとってはいいと思いますが、元々小食だったり、お酒を飲みたいだけの人には不向きかな、と。あと私の母が典型的なタイプですが、欲張って取り過ぎる強欲タイプも不向きです。

母親と姉と三人でバイキングに行くときは、姉は母の性格を熟知しているので、自分では取りに行かず、母親が取ってきて残したものを食べるようにしています。母親は見た目で美味しそうなものをてんこ盛りにしてきて、自分が想像していた味と違うと残すルール違反タイプ。悪気はないのですが、お代わりしにいくのが面倒なのか、全部食べられると思っているのか、いちいち全部お皿てんこ盛りにするのです。

「バイキングで残すのはルール違反、自分の食べる分だけ持ってきて」何度窘めても聞きません。毎回食べきれず残しては姉や私に押し付けるパターンです。私ら二人は母親の残飯処理係みたいなものです。母親曰く「二人の分も持ってきた」と。余計なお世話だっちゅーの。自分を産んだ母親だから仕方なく付き合っていますが、親子じゃなければ無理、絶対一緒に行きたくないタイプです。

バイキングだと性格出ますよね。色んな種類を栄養バランスを考え適量取る人(常識人)、好物だけてんこ盛りの人(夫)、食事すっ飛ばして最初からデザート取る人(母親)、とりあえず少量を全種類取る人(私)、最初から取らないで人の取ってきたものを食べる人(姉)、ご飯のよそい方がえげつないほど山盛りな人(品が無い)、欲を出しすぎて具合悪くするほど食べちゃう人、仕切りたがる人、マイペースな人、気配りができる人できない人、順番が待てる人、短気な人、列を無視して横入りする人、そもそも並ばない人…、バイキング会場での立ち回り方で性格や生活環境、育ち方がある程度分かるような気がします。

昨年のGW温泉旅行、夕食前に飲み過ぎて夫がほぼ二人前を食べた記録がブログに残っています。コロナ禍になって旅行を自粛していましたが一年延期していたディズニー旅行、昨年からは温泉旅行も解禁しました。コロナ禍前は年に一度、親孝行のつもりでGWに義母を連れて温泉へ行っていましたが、コロナ禍になってから中止していましたので義母との温泉旅行は4年ぶりの復活です。

u-tantantan.hatenablog.com

とりあえずGWの宿が確保できたので一安心です。今年初の旅行は温泉になりそうです。初夏から秋にかけてはキャンプ、鉄道旅もしたいし、ディズニーリゾートにも行きたい。今年もやりたい事てんこ盛りです。

電気料金値上がり分を調整するにはレジャー費用を削るしかありません。2000円×12か月分、24000円、余裕でディズニーチケット2枚買えちゃうよ。そう考えると地味にデカいな~、まあ2,000円程度の値上げで収まっているので何とかなっていますけど、電気代5万越えたとか言う人も身近にいて、他人事ですが心配になります。

2022年にどのくらい貯蓄できたか?これから家計簿をつけて家庭の損益計算書を作成してみようと思います。余力がなければレジャーどころではありません。今年のレジャー費用にいくら費やせるのか?余力を知ることがレジャーを計画する第一歩です。予算を決めて予算内でいかに楽しむか?計画することもまたレジャーの内、ケチケチ旅行でも空想するだけでも立派なレジャーです。

u-tantantan.hatenablog.com

お読みいただきありがとうございました。