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お金をかけない消極的レジャーを楽しむ話

9月に三連休が二回もあるよ?旅行計画立てないの?

夫に言われて計画を立て始めた。例年ならドライブ車中泊ですが今年はガソリン代高騰でJRの旅にしようか?という話になりました。

JR乗鉄旅で長野善光寺参り。ラフな企画提案書を渡す。一泊二日25,000円低予算旅行です。一人当たり¥12,500です。我ながら良くできた日程だと自己満足し、早割の格安料金でビジネスホテルを確保したところで夫が一言。これで今年の旅行は終わりね。

えええーーーーーー?シーは?ディズニーシーは?せっかくその気になってきたのに、9月の旅行で今年は終わり?せっかく計画した乗鉄旅とディズニーシーを両天秤に心はぐらぐら揺れます。どっちも実行じゃダメなの?食い下がるも、ゴールデンウィークは温泉行ったし、これからキャンプ3回も予約してるんだよ、と言われ予算の見直しをすることに。

我が家のレジャー費用の予算確保は月1万円。年間最大12万以内に収めるのが目標です。例年10万円以内で収まっています。夫婦の年齢とか、扶養家族の人数とか、世帯収入とか、ローンの有無とか家庭によってレジャー費用にかかる割合は違ってくると思いますが、子育て世帯だと収入の3%くらいが理想だそうです。

ディズニーリゾートへは安く見積もっても6万円、これまですでに使用したレジャー費用とこれから予定しているキャンプ費用に乗り鉄旅行を加えた費用の合計は7万円。そうか、考えれば予算オバーだよね。たった一万、されど一万。この一万をどう考えるか?ということでディズニーを来年にするか?はたまた乗鉄旅をキャンセルするかキャンプを減らすか思案中です。

ディズニーリゾートを全力で楽しめるのは年齢的にもこの先数年が限界だろう、と考えると体力があって全てのアトラクションを楽しめるうちはディズニーリゾートを優先したい。揺れる心。悩ましい。お金がいっぱいあれば、この先将来に不安がないくらい貯えがあれば、なんて思う。無いものは出せない。ここは頭を切り替えてお金を使わないレジャーを考えることにします。JRでは大回り乗車というシステムがあります。

大都市近郊区間内のみをご利用になる場合の特例

図のそれぞれの大都市近郊区間内のみを普通乗車券または回数乗車券でご利用になる場合は、実際にご乗車になる経路にかかわらず、最も安くなる経路(※)で計算した運賃で乗車することができます。

重複しない限り乗車経路は自由に選べますが、途中下車はできません。途中で下車される場合は、実際に乗車された区間の運賃と比較して不足している場合はその差額をいただきます。

これを利用して途中下車をしないことが条件にはなりますが、初乗り運賃で周遊乗り鉄を楽しめるわけです。山手線が分かりやすい例ですが、新宿から代々木へは普通内回りで一駅ですが、わざわざ外回りで移動するのが大回り乗車です。私の住んでいる地方都市でもこの特例を使い乗り鉄旅を楽しむことができます。

過去に一度この大回りの旅をしたことがあり意外と楽しかったので、善光寺は諦めて今年も大回り乗車を再度やるものいいかも知れません。前回は車掌さんに見せた計画書が手書きで恥ずかしい物だったので、次回はきちんとした運行ルートとスケジュール表を作成しようと思っていました。

大回り乗車をするときには「こういうルートで乗車してます」と説明できるような計画書を作ることが望ましいです。車掌さんが車内に巡回に来た時に、違法ではない大回り乗車の途中であることの説明が必要になります。説明ができないと無賃乗車を疑われ運賃を請求されてしまいます。

9月は暑くも寒くもなく過ごしやすいレジャーには最適なシーズンでもあるのでドライブ車中泊の旅も候補に加え気持ちを切り替えて計画練り直しです。お金を極力使わないで楽しむ方法を考える時間もまた楽しい。あれこれ調べて計画を立てる時間も私にとっても一種のレジャーだったりします。レジャーの定義はウィキによると「余暇」または「自由時間」のことだそうです。

最低限の生命の維持に必要な食事・排泄・睡眠などや、家族の生活の維持に必要な仕事や家事などを除いた時間を指す。趣味や消費活動などにあてられる場合は積極的レジャー、休息などにあてられる場合は消極的レジャーである。

そう考えると、昼寝も妄想も立派なレジャー。私の得意とするところです。このブログを書いている時間だってレジャー、旅行の計画を立てることもレジャー、観光地について下調べすることもレジャー、テレビや映画ドラマを楽しむ、ラジオや音楽を聴く、大谷選手の活躍を見るのもゲームも読書も何だってレジャーです。

お金の心配をしないでレジャーを楽しめるならそれが一番理想ですが、残念ながら我が家にはそんな余裕はありません。でも質素倹約が功を奏してある程度の貯蓄は出来ています。持家でローンもありません。でも、少しでも使い方を間違えればあっという間に逼迫すると思います。

この先10年で更に目標額の貯金が達成できれば年金は全て予備費としても大丈夫かなと思えます。夫が今年50才を迎え年金受給額が可視化されました。年金制度が破綻することはないという意見が多いですが、想定外のことが起こりうるのが今の世です。

不測の事態にも備えなくてはなりません。保険はありますが、それでも楽観はできません。一番怖いのは今回のロシアウクライナ戦争のような予想外のことが勃発することです。お金を育てるにはまず支出を減らすことが一番です。

世間一般で言われる夫婦生活費月26万円の支出で考えるなら老後破産まっしぐらですが、今はせいぜい使ってもその半分以下で生活できています。このまま物価上昇が続くと不安なので今は増々消費に消極的になっています。一番家計に影響があるのはやはりガソリン代です。夫が個人事業の軽貨物運送なので大打撃です。

年金制度が破綻しないで受給できるようならそれが予備費になるように試算しています。あくまで年金をもらえない最悪の体で考えています。

年間収支を見て予算を立ててその範囲内で楽しむことが重要です。これから先10年で目標の貯蓄額に向けて節約の日々です。なので、一万円でも予算オーバーであることは変わりません。節約や予算内で積極的レジャーを計画することも私にとっては一種のレジャー。500円貯金はディズニーシー旅行の為、食費や光熱費が浮いた分もせっせと貯金に回します。

コロナになった2020年から生活スタイルが一変して収入も減ってどうなることやらと不安はありましたが、私にはどうやらこの生活スタイルの方が性に合っているようです。家にいることが多くなり本格的に貯金を見直し積立NISAやidecoを始めて改めて老後の貯蓄目標を立ててからは節約も楽しくなりました。投資デビューの話は別記事で

u-tantantan.hatenablog.com

一時プラスになってウキウキしましたが、世界情勢悪化に伴いマイナスへ。その後しばらくマイナスが続きましたがやっと最近プラスに転じました。何があろうともこのまま運用を続けます。お金はなくては困りますが住む家があって、食べるものがあれば、少しの稼ぎでも楽しく生きていけるものです。投資額は少額だからマイナスでも落ち着いていられますが、投資が資産の50%以上の人は心配だと思います。私の投資への資産配分は年間で貯蓄額の10%くらいです。

少しのお金でも充実した生活を送ることができる、忙殺されて体壊して精神病んだら人生そこで終わり。老後積極的レジャーを満喫するために今は妄想して計画立てて消極的レジャーを楽しもうと思います。

お読みいただきありがとうございました。