ストレスフリーを目指すブログ

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誤審だの色々物議がありますが…

スポーツ全般自分ではやらないけど見るのが好きな私、特にNBANFL、NHL、MLBなど、アメリカで人気のスポーツが大好きです。だからと言って有料サブスクしているわけでもなく、W杯やオリンピックなどで超一流スーパースターの活躍を見るとただただ幸せになれる、というか、ビールを美味しく飲みながら盛り上がる、というか…。

まあ、推しのチームだったり応援しているチームや選手が負けるのは悔しいですし、あまりにも肩入れしすぎると、緊張しすぎてリアルタイムでライブ中継が見られない、というヘタレでもあります。それに自分が応援すると負けるジンクスがあるので…。最近だと、オードリーの春日さんが勝ちを予想すると必ず負けるジンクスが強すぎて…、みたいなことがスーパーボールで毎回話題になっていますが、私もそんな感じなのです。

好プレーとかプロのスゴ技とか見ると幸せになります。例えばNFLにハマったきっかけはブレット・ファーブの技(ロングスローパスの正確さ)だったし、NBAにハマったきっかけは神様ジョーダン率いるバルセロナオリンピックのドリームチームでした。NHLはカナダで生の試合を観戦して迫力に圧倒されてドハマリ。ルールもパワープレイの意味も分からずに見ていました。MLBは野茂さんきっかけで見るようになりました。

応援する人やチームがあれば勝ち負けに一喜一憂するのは当たり前。ですけど、負けたから暴れるとか、喧嘩する、とか、ヤジを飛ばす、とか、そういうのは嫌いです。だからかな、フーリガンだったりファンが暴走するイメージがあるサッカーをイマイチ好きになれない理由がファンの質の低さにあるのかも知れません。サッカーファンは熱烈すぎてちょっと引きます。

高校野球で感じたこと。選手が一生懸命全力でプレーしていてとっても気持ちいい。だから、勝ったのは審判の誤審のおかげ、とか言われると悲しい。準決勝の仙台育英神村学園戦、3回裏の育英のスクイズがアウトなのにセーフに誤審されて流れが変わった、絶対アウトじゃん、など色々な意見が飛び交っていました。

あれを誤審とするか、しないか。何度も見返したけど、やっぱりビミョウ。タイミング的に言えばアウトでしょう。審判のいる位置からは空タッチに見えたのだと思います。追いタッチは空タッチでアウト判定されることが多いことを考えると誤審ともい言いきれない。キャッチャーへの送球が少しずれてしまった悪送球なのか、またはキャッチャーの位置取りミスかな、と…。

素人考えですけど、もっとキャッチャーがホームベース手前にいて送球が上手ければ(ランナーが回り込む好走塁なりキャッチャーの上を飛び越えるような曲芸的なことをすれば話は変わりますが…)タッチアウトにできたと思います。タイミング的にはアウトだったので、審判にもちゃんと見える位置できちんとベース上でタッチができなかった守備のミスだと私は思います。

不運にも審判に見えないところで追いタッチの形になってしまったことが誤審と騒がれる原因なのではないでしょうか。私は走者を褒めるべきかな、と。それとやっぱり守備ミス。スクイズの前にも二塁けん制悪送球していたし、自分のミスで三塁まで進塁させていますから少なからずキャッチャーの動揺はあったと思います。

まあ、私の意見も育英押しなので贔屓目ですが…。難しい問題ですよね。審判は悪くないと思いますよ。自分の目を信じるしかないです。審判の位置からはタッチが確認できなかった、だからセーフの判定をした、それだけの話。キャッチャーは確実に審判が見える位置でタッチをするべきだと感じました。

ビデオ判定とかあれば越したことないですけど、現実問題導入にはお金がかかるわけで…。それに騒いでいるのは一部の野球のルールすら知らないスポーツに疎い人達だと思います。タッチアウトとフォースアウトの違いとか、ストライクゾーンの定義とか、ヤフーのコメントを見ているとそもそも野球のルールを分かっていない人が「絶対アウトだ」とか「誤審だ」「ボールだ」とか騒いでいるように感じます。

ストライクゾーンは打者によって高さ低さが変わる事、キャッチャーの捕球位置は判定には関係ないことを今回初めて知りました。私を含め素人は、なんで地面すれすれで捕球したボールがストライク判定なの?なんで、あんなに内角(外角)なのにストライクなの?って疑問に思っていると思います。ストライクゾーンの定義は以下の通り

公認野球規則において、ストライクゾーン(Strike Zone)は次のように定められています。

打者の肩の上部とユニフォームの ズボンの上部との中間点に引いた水平のラインを上限とし、膝頭の下部のラインを下限 とする本塁上の空間をいう。このストライクゾーンは打者が投球を打つための姿勢で決定される

この規則のポイントは、ストライクゾーンが打者の体格によって高さが変わることと、本塁(ホームベース)上の空間であり3次元であることです。また、ボール全体がストライクゾーンを通過せずとも、ボール(球体)の一部だけでもストライクゾーンを通過すればストライクとなります(バウンドしたボールは除く)。

定義を知っていれば(ストレート以外の球種では)捕球位置が判定にはまったく関係ないことが分かります。ストライクゾーンも打者の体格や打席に立つ姿勢によって範囲は変わってくる、そういうこと。私も今回初めて知りました。野球経験者なら常識でも素人には分からないこと、たくさんあると思います。ルールや定義を知らないであーだこーだ発言するのは恥ずかしいことで、自分の無知を露呈するだけ。だから知ったかぶりで色々言わない方がいい。

球種はストレート、スライダー、シュート、カーブ、シンカー、フォークとあって、ストレート以外は変化球。ベース上はストライクゾーンを通過(三次元)で(右腕なら)スライダーなら左、シュートなら右、カーブなら左下、シンカーなら右下、フォークなら落ちるボールとなりキャッチャーミットに収まるのです。

球種が色々あることも知らないでキャッチャーの捕球位置だけ見て「絶対ボール、審判酷い」とか言ってる人の方が酷いよ、って思っちゃいます。ミットが地面スレスレということはエゲつない曲がり方をする素晴らしい球筋のフォークと言えます。

判定に文句ばっかり言ってないでもっと純粋にスポーツ観戦を楽しめばいいのに…、疑問に思ったら今はネットでなんでも調べられる時代なんだし、下手にSNSに知ったかぶりで呟くと恥をかくだけだからやめた方がいい。

応援しているチームが負けたのは、あの時アウトだったら…、と思う気持ちもわからないでもないけど、対戦チームを悪く言ったり審判のせいにするのは違うと思う。ましてや育英の選手が悪いわけがない。育英の選手を責めるとか、あり得ません。たられば言ったところで勝敗は覆りません。勝ったチームを褒めるほうが気持ちいい。いい試合だったし、上村学園の投手に育英の選手がスプレーしてあげる心温まるほのぼのシーンもあったし、たられば言ってないで”両校頑張ったね”でいいじゃない。

高校野球の本質って勝ち負けが全てじゃないと思うのですよ。育英の須江監督が優勝後の取材インタビューで言ってましたけど、長い人生の中で高校生活(甲子園での優勝)が人生のピークであってはならない、って。本当にそう思います。見る方は高校生のはつらつ全力プレーを全力で応援する、これが高校野球の楽しみ方だと思います。

高校三年間、甲子園に憧れ出場が叶い試合できたことは経験値として凄いこと。その経験をバネに、これから長い人生思い通りにいかないことの連続だと思うけど、悔しさだったり嬉しさだったり経験を糧にしてその後の人生に活かすことができれば負けた経験は意味のある事だと私は思います。勝つことより負けることのほうが多いのが人生。敗けや失敗から多くを学べるし知ることができる、そうやって人は成長していくのだ、と私は思います。

高校野球に関して言えば、勝っても負けても勝者。明日の決勝、私は東北在住なのでもちろん育英推しですが、とにかく両校頑張っていい試合になればいい。練習の成果を存分に発揮して甲子園でのプレーを楽しんでほしいです。みんな頑張れ~、応援しています。

お読みいただきありがとうございました。