いやー、甲子園終わりましたね~(テレビで見ていただけで疲れた)
個人的感想。高校生が気の毒だな、って…。優勝した慶応は本当に強かったと思います。春のセンバツで育英と対戦していて相当育英対策をしていたと思います。キャプテンの優勝インタビューを聞くと色々叩かれて辛い思いをしてきたようだし「(色々批判を繰り返す大人たちを)見返したかった」というのは本心だと思います。悔しい思いを胸に努力を続けた結果が今回の優勝、あっぱれです。
新しい取り組みや挑戦をしたり、常識破りなことをする人を認めることができず潰そうとするのは世の常。出る杭は打たれる。慶応は見事に優勝という最高の形で成果を出し結果を出したのです。心からおめでとう、です。それなのに…、話題に上るのは慶応の応援マナーのことばかり…。主役は高校生です。不愉快な応援の話なんてどうでもいい。
甲子園決勝戦の話題がやりすぎ応援の賛否についてなんて悲しすぎる。不愉快な応援のせいでせっかく優勝したのに慶応アンチを生み、祝福ムードに水をさす。挙句育英が完全アウェーで気の毒かわいそう、と同情する人が慶応酷い、と叩き始める始末。そしてまたそれを負けた僻みだ、と返す底辺の叩き合い。どっちもどっち。慶応が酷いわけがないし、育英が応援のせいで負けたわけでもない。何の対策もせず球場を完全アウェー状態にした大人が悪いし高校生相手にあの応援は、はっきり言って大人げない。
高校野球を心から楽しんでいる私としては、高校生が楽しくプレーできるような環境を作り出してあげることが大人の”優しさ”で責任だと思います。須江監督が頻繁に言っている言葉、優しさは想像力。その想像力が少しでも大人にあれば、頑張っている高校生へのリスペクトがあれば、あんな酷い応援にはならなかったと思います。想像力の欠片もない、悲しい大人が球場を占拠してしまったのですね。残念なことです。同じ大人として恥ずかしい。今回の件で慶応のイメージが悪くなった人は私を含め少なからずいるのではないでしょうか?下品すぎ。
須江監督は負けた言い訳を酷い応援のせいにはしないし、完敗だったと勝者慶応を称えました。勝った慶応の選手たちに拍手を送る選手たちを見て”誇らしい”と胸を張りました。相手をリスペクトする心を持ち、優しさと想像力を兼ね備えた須江イズムが浸透しているから自然にできた行動だったと思います。
負けた時に人間の価値が出る、グットルーザーであれ、人生は敗者復活、名言製造機な須江監督はコメントにも品格があります。勝負には勝ったけど株を下げた慶応、勝負には負けたけど株を上げた育英。ますます須江監督が好きになりました。人間力がずば抜けている。須江監督と過ごした時間は宝物だろうな、そして卒業してもずっとずっと一生いい関係で生徒さんにとって人生の恩師になるのでは、と想像せずにいられません。須江監督を慕い監督の元で野球をやりたいと入部する生徒さん、監督に預けたい親御さんが増えて益々強くなっていくことでしょう。野球部の監督であり、また、教育者でもある。野球を通して対等の立場で"人として"の教育をしていることが須江監督の素晴らしいところ。
2017年の飲酒や煙草の不祥事後に就任した須江監督。育英の素行の悪いイメージが払拭され今は高校球児の模範のよう。トップが変わるだけで、これだけ変わるのですね。全てはトップ次第。日本のトップも早急に交代したほうがいいと思います。
出会いは”運”でしかありません。どんな親の元に生まれるか、どんな先生と出会うか、どんな友達と出会うか、どんな同僚と出会うか、どんな上司と出会うか…。どんなパートナーと出会うか、境遇が、出会いが、その後の人生に大きく関わってくると思っています。私は中学の頃部活の先生に出会ったことがその後の私の人生にかなり影響を及ぼしたと考えています。
姉、双子の兄、私の4人姉弟。長女と長男は地元でかなり有名な神童、次男と次女(私)は落ちこぼれ。中学入学時には生徒会の副会長で吹奏楽部の部長だった長男の妹が入学するということで、教室まで私を見に来る先輩や先生がいたほど。地元では有名な天才も大学に入れば全国から同レベルやそれ以上の天才がウジャウジャ集まるのでそうでもないですけど、狭い地域では兄の名前を言えば誰でも分かるくらい有名人でしたから、その兄の妹、ということで周囲の期待はかなり大きかったのだと思います。
先輩の熱烈オファーもあって、双子の兄が所属する吹奏楽部に入部したのはいいですけど、周囲の落胆した様子は明らか。期待値が大きかった分、先輩とは違う、という失望感が大きかったのだと思います。次期部長は先輩の妹さん、という気持ちがあったのかも知れません。ふたを開けてみると、落ち着きがなくチョロチョロしていて、リーダーシップを取るどころか事件ばかり起こす問題児。そんな私を先生は、兄に引けをとることはない、兄を真似る必要はない、私は私でいい、と言ってくれたのです。
大人になって先生に会った時「あの時先生に救われた」と感謝の意を伝えると先生は笑顔になりました。先生は私のいいところを見つけて褒めてくれて、兄とは違う良さがある比較するものではない、私は私でいいんだ、とそう思わせてくれました。あの頃先生に出会ってなければ卑屈になっていじけて道を外していたかも知れません。テストの点数を見て「本当に血のつながった妹なの?」とデリカシーのないことを言う先生もいるくらいでしたから…中学生に向かって言う言葉じゃないですよね。
それは双子の兄(次男)にも言えたこと。あの頃、次男の兄の周囲には不良がたくさんいました。もし、長男の兄が次男の兄を不良の誘惑から守らなかったら確実に次男は容易に道を外れていたことでしょう。子供ながら、兄(長男)が良く兄(次男)の隣で目を光らせていたな、という記憶があります。妹でもかなり注目の的でしたから、双子となれば私の比でなく好奇の目に晒されたことと思います。兄と私にとって先生との出会いは宝です。先生が私たち兄妹の恩師であることは間違いありません。
事故に合い享年47歳で天国に旅立った兄(次男)ですが、兄(次男)の誇りは優秀な双子の兄(長男)でした。兄を失くして3人姉弟になりましたが、我が家はみんな仲良しです。辛いこともあったし、今も問題は色々ありますけど、それでも生きてきた中で今が一番幸せかな、って思っています。生きる目的があるだけで幸せです。暗黒の20代は何のために生まれてきて何のために生きているのか答えのない不毛な問いに悩まされ不安になり思考を止めるために酒に溺れ、生きていたくない、死にたいと思ったこともしばしばありました。
でも死ぬ勇気はないし怖いし誰かに迷惑もかけたくないし、とりあえず愚痴を聞いてくれる友達や同僚がいたのでなんとかやれたのだと思います。コンサートや旅行、レジャーもいっぱい行ったし楽しいことがなかったわけじゃない。一人ではなかったから、一緒に悩んでくれる仲間がいたから良かったのかな。でも今のような充実感はなかったかな。あの頃は虚無でただただ空しかった。惰性で何となく生きてた。でも長い人生、生きていればそういうことは誰にでも起こりえることなんじゃないかな、と。
酒さえ飲んでいれば嫌なことは忘れられる、若い頃は酒飲まないとやってられない、って感じでしたけど、今はお酒を飲まなくても全然生きていけます。いや?無理かな、やっぱり週一くらいは飲みたい。いつからかな、お酒が美味しいと思うようになったのは…。結婚を諦め仕事を辞め、長い海外放浪生活から戻り心機一転添乗員になった頃からかも知れません。20代のころは美味しいと思って飲んでいたわけじゃない。不思議なものですね。
何となくモヤモヤする甲子園の決勝でしたけど、両校、いや甲子園に出られなかった地方大会で惜しくも敗れたすべての高校球児に感動をありがとう、お疲れ様、と言いたいです。高校野球ってやっぱり特別なんですよね。多くの選手はそこで野球人生を終えるわけで…、プロに進めるのは一握り。プロになれたとしても活躍できるとは限らない。さらに、長く現役を続けてもせいぜい40歳前後で引退でしょう。
野球を通して人間力を磨き、何かを成し得る人材になる、色々な経験、喜びや悔しさ、仲間と過ごす時間で徐々に培われていくのかな。若い力に期待したいです。ダメな大人が増えているということは未来は暗いのかな…大人は子供の手本にならないといけません。大人が正しい行動をすれば子供は正しい大人の背中を見てそこから多くを学ぶ力を持っているものです。
優勝から100年遠ざかっているから興奮しても仕方ない?そんな事情知らんがな。民間企業のやることに口を出す政府じゃないけど、高校野球に大人の事情を押し付けるな、と感じた今年の夏の甲子園でした。
補助金とか余計なことしなくていいから減税して~、財政を黒字転換目指して税金上げることは国民に犠牲を強いて苦しめることだよ。そもそも税金って格差社会を是正するため、インフレを抑えるためのもので財源確保が目的ではないはずなのに、おかしくないですか?財源が必要なら国債発行とかお金刷ればいいのに…。私みたいな高卒の馬鹿でも分かるのに。優秀な大学で経済学んでコレかい。経済回したいなら減税して。減税してくれたらエコキュートもスマホもパソコンもなんなら車も買い替えますよ。そういう人、結構多いと思いますよ。お金を持っている人にお金を使ってもらう方法、考えれば答えは減税一択だと思うのですけど…。
荒れてきたのでここらへんで止めておきます。運送業者に燃料費高騰で県から補助金が出るようなので申請してきます。これで4回目の補助金です。今回の補助金は驚異の9,000円です。たった9,000円貰うために、パソコンから大量に申請書をダウンロードしてプリントアウト、納税申告書をもらいにガソリンかけて税務署に行って手数料400円払って切手貼って…、バカらしいけど仕方ない。ぶっちゃけ補助金よりトリガー発動して且つ二重課税止めてくれたほうがよっぽど助かるし嬉しい。
私が暇だからやるけど、夫一人だったら申請なんて面倒で正直やってられないと思います。そもそも書類ダウンロードしたり、普段から事務作業をしていないパソコンに疎い人にはなかなか難しいと思います。過去に申請してるのだから、第4弾とかで自動に振り込んでくれればいいのに…毎回毎回必要な大量の申請書類。それに納税証明書なんてわざわざ発行しなくてもマイナンバーで見れるんじゃないの…?何のためのマイナンバー?デジタルデジタル騒いでも結局補助金申請だって郵便の紙媒体頼り。マイナンバー口座紐付けも何の意味もない。納付や還付がネットで出来るのに、補助金申請は紙媒体?ネットで出来ないわけないじゃん…舐めてるのかと言いたい。
補助金と無利子融資で何とかギリギリやりくりした企業が返済期限を迎え、これからどんどん倒産が増えるんだろうな…。
お読みいただきありがとうございました。