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ロングバケーションがハマらない理由

リアルタイムでロングバケーションを見ていなかったので、Tverで再放送されていると知り早速視聴しました。3話まで見終わり、4話目…。途中で見るのやめました。

私がロングバケーションにハマらない理由は何だろうと考えたとき、理由の一つはキャストなんだな、と実感。全盛期のキムタクなのでしょうけど、今も昔も本当に無理なのだと再確認しました。そもそもアンチジャニーズなので興味の対象外ですが、中でもダントツでキムタクの良さが分かりません。つくづく、人の趣味趣向って色々だな、と思います。人気者にそっぽを向く性質、自分には天邪鬼な傾向があると思います。

もしメインキャストがキムタクではなく、例えばあの時の流行りだと、当時好きだった俳優、筒井道隆さんあたりが演じたらもしかしたら見たかもしれません。が、筒井さんがメインキャストなら世間であれほど注目を集めるドラマにはならなかったのかも知れません。まさにキムタク効果でしょう。

ロングバケーションはキムタクと山口さんが演じたから成立したドラマ、とも言えます。視聴をやめた最大の理由は、当時の自分を思い出して辛かったからです。ぴちぴちピタピタの当時流行った服装だったり公衆電話を見るとどうしても思い出してしまうのが辛かった東京での生活です。津波の映像を見ると東日本大震災時の被災した時の大変だった記憶が呼び起こされる感覚と似ているかもしれません。

楽しかった80年代10代の頃と違い、90年代の20代は闇でした。新社会人になって東京で働きだして挫折して田舎へ引っ込み結婚もできず人生に疲れて生きる目的も意味も見失っていた頃を走馬灯のように思い出してしまいました。

ストーリー云々ではなく、単に辛かった当時を思い出して嫌になった、という感じでしょうか…。ぴちぴちピタピタスタイルの衣装を見るだけでノーサンキュー、って感じ。それを言うと、リアルタイムで見ていたドラマ、愛という名のもとに、での衣装も今見ると笑っちゃうくらいの幅広肩パットで当時を思い出し嫌な気分になります。私もあんな感じのスーツ、何着か持っていました。全部捨てましたけど、流行りは巡ると言うので、肩パットバリバリなダブルのジャケットもこれからリバイバルするのかな…。

愛という名のもとに、はリアルタイム視聴で号泣して泣いて見ていた記憶があります。長く辛い就職活動を終えてこれから新社会人になる、という微妙な時だったので不安しかありませんでした。就活時期に体重が一気に激減したと記憶しています。

嫌な予感は的中してアホな上司のパワハラだったりセクハラだったり色々ありました。クソ上司の嫌がらせは日常的で耐えながらもなんとか働き続けていましたが、想定外の3年という短いキャリアで終えることになり、その後は契約社員として転々とするわけですが、”ロングバケーション”放送時は”愛という名のものに”で言うところの”挫折”の真っただ中だったのです。ほぼアルコール中毒でしたし…。

あの頃結婚して東京に残っていたらまったく違う人生になっていたのだろうな、と今でも時々考えます。堪忍袋の緒が切れて咄嗟に辞めた会社ですが、今となってはそのクソ上司に感謝しないといけないかも知れません。啖呵を切って辞めた、そんな挫折を味わった新社会人ホロ苦デビューの話は別記事で

u-tantantan.hatenablog.com

東京での暮らしは辛いことばかりではなく楽しいこともありました。仕事終わりの大井競馬場だったり、神宮球場だったり、秩父宮ラグビー場、ディズニーリゾートも近い、コンサートなどのエンターテイメントは充実してましたし。ただ、元来田舎者なので、都会暮らしは私には苦痛だったのだと思います。無理して背伸びしてクラブに行ったり、お洒落な店に行ったり、スキーに行ったり…。人付き合い含めてやりたくないことを無理してやっていた、そんな感じがします。

ほぼ毎日残業で忙しく、溜まったストレス発散で酒を煽り、翌日は二日酔いのまま通勤、終電を逃してカプセルやサウナで一晩を過ごすことも度々あり疲弊していました。何より”俺の注いだ酒が飲めねえのか”という時代。素面では到底無理、飲まずにやってられるか、という感じでした。当時はお酒を美味しいと思って飲んだことはなかったと思います。不思議です。今はお酒が何より大好き。一日三食ビールと柿ピーだけでいいくらい。

学生だった80年代はお気楽でした。高校生の時は祖母と暮らしていた影響か、ドラマはほぼ時代劇。ハイカラな祖母はあぶない刑事が好きで、それだけは見ていた記憶があります。中学時代はドラマは見ていなかったような…。あまり記憶に残っているドラマはありません。いや、違う、太陽にほえろ、の露口さんファンでした。長さんも好きだったな。中学生ながら渋い。露口さんはご長寿で今もご存命みたいです。

ちなみに夫はド派手なカーアクションが売りの西部警察ファン。私は太陽派だったので、西部警察は見ていませんでした。アクション好きな夫、ヒューマンドラマ好きな私。この差だと思います。

テレビ視聴に関しては結構色々制限があって厳しかった母です。我が家ではドリフターズひょうきん族が禁止でした。不思議と欽ちゃんはオッケーだったので、欽ちゃんの番組ばっかり見ていました。

わわ、速報。日本が逆転しました。ワールドベースボール、盛り上がってます。昨日の準決勝も劇的な幕切れで緊迫した面白い試合でした。夜の番組編成が急遽変更になってバナナサンドが見れなかった夫は不満そうでした。興味のない人にとっては迷惑な話なのでしょう。

私は、というとジャパンに肩入れしすぎて、ドキドキしすぎてチャンネルを変えながら時々スコアだけ見ていました。気が小さいのです。昔から応援する人やチームの試合を生中継で見るとその人(チーム)が負けるというジンクスがあるので、それ以来LIVEで見ることができなくなってしまいました。

私ごとき見ても見なくても結果は同じ。そんなことは分かっているのですが、でもファン心理なのでしょうか、その場で戦っている選手のプレッシャーを考えると吐き気がしてきて耐えられないのです。その場で戦っている超一流選手は、そのプレッシャーを力に変えて発揮できる強靭なマインドなのでしょう。ヘタレな私には絶対無理。

今も中継していますが、緊張しすぎてライブでは見れません。どっちが勝ってもおめでとう、なのですけど、どちらかが勝つ、ということは、どちらかが負ける、ということで…。なんか両方勝者でいいじゃん、と思ってしまう。それじゃ勝負になりませんけど。メキシコの監督が言っていました。

「日本が勝った、しかし今夜の試合は野球界そのものの勝利だ」

仙台育英の須江監督しかりメキシコの監督しかり、名言です。いい指導者に恵まれれば人生変わります。それに対して東北高校の監督にはガッカリですわ。ペッパーミルのパフォーマンスに対してのコメント、野球の楽しみ方を間違って教えているように感じます。監督、指導者としての力の差は歴然です。センバツ一回戦勝った須江監督のコメントがまた素晴らしい。相手チームへの称賛とリスペクトを忘れない姿勢に毎回感動させてもらっています。

どっちが勝っても勝者。それが本来のスポーツマンシップ。メキシコの監督ブラボーです。日本に勝って優勝して欲しいですけど、結果負けたとしてもいい勝負をして試合を楽しんでくれればいいのかな、と思います。

大谷さんが言うように”野球をやっているなら誰もが知っている憧れのスター選手”と同じステージに立って試合しているのですから、それだけで大したものです。今日だけは憧れを捨てて勝ちに行こう。スター選手を超えていけ!さあ、行こう!大谷さんの円陣カッコよかったです。

うわ、一点差、8回表。こうなると中継ぎ、抑え投手のプレッシャーは半端ないだろうな。先発のほうが気が楽だわ…。ダルビッシュさんに大谷さん、総力戦ですね。がんばれニッポン!ライブでは怖くて見られませんけど、あと一回抑えれば…最後は大谷さん、頼むぞ!

お読みいただきありがとうございました。