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好きなドラマが全然噛み合わない

冬ドラマが始まりました。ブルーレイを購入してからは、主演キャストや脚本家を事前に調べ、興味のあるものだけ録画するようにしています。リアルタイム視聴はしていません。私と夫の見たいドラマにかなりの温度差があるので、二人共通して見たいドラマがまったく被りません。

私が見たいものを全部録画しようとすると、ハードディスクを消耗させる(知らんけど)から厳選して、と夫に言われ、夫が見たいものを優先して録画することにしています。冬ドラマに関して言えば、録画視聴しているのは5つ(罠の戦争、警視庁アウトサイダー、ゲットレディ、病院占拠、100万回)です。

罠、アウトサイダー、ゲット・レディ、占拠の4つは夫のリクエスト、100万回は私のチョイスです。松山さんのファンなので円盤に永久保存したいかも…、と録画、その他の私が見たいもの4つ(吉高ちゃんの星降る、真由ちゃんの大奥、岳ちゃんの探偵ロマンス、北川さんのテミス)はTverとNHK+で日中一人の時に見ています。テミスは一話で脱落しました。

100万回は世の中で口コミで囁かれている通りデミ・ムーアのゴーストの二番煎じに感じます。永久保存はしないことにして視聴後削除しました。ドラマは見続けますけど、永久保存するほどでもないかな、と。それで後悔したのが、石子と羽男だったので、ドラマ終了までキープし続けるべきかな?とも思いましたが、どっちかというと松山さんより佐藤健さんがメインっぽいので止めました。

石子と羽男は最終話だけ永久保存しました。パナソニックブルーレイディスクの生産を終了するそうで、円盤に残す時代も終焉を迎えそうです。配信でいつでも見れるようになったことが理由でしょう。音楽と一緒でこれからは配信中心に切り替わるのだと思います。レンタルビデオ屋さんはどんどん潰れていくでしょう。

円盤に残しても繰り返し見るか?というとそうではありません。ここ数年のドラマで円盤に残したドラマは、アンナチュラル、MIU404、最愛の3つありますが、円盤で見直ししたのはたったの数回程度です。好きなドラマには心に残るセリフがあります。

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何度も見たいドラマ、一度見ればいいドラマ、暇つぶしに見るドラマ、色々なドラマがあります。夫が見たいというドラマはどれも”一度見ればいいや”、というドラマばかり。ドラマの趣味が夫と噛み合うことはまったくありません。

100万回と大奥を夫と二人で視聴した時も、感動する私の横で「これ面白いの?」と隣で夫は白けていました。どうやら非現実的なことは興味が無いようです。大奥に関しては設定おかしくない?と将軍が女であることから否定し始める始末。だから~、漫画が原作なんだって!二話以降は一人で見ることにしました。

いやいや、ゲットレディだってアウトサイダーだって罠の戦争だってあり得ない設定だし現実にはないけどね…と言いたいところですけど、あくまでドラマですから。フツーの日常をドラマにしたところで面白くもなんともない。非現実的なことを描くから面白いのであって、あくまでドラマとして割り切って楽しむべきです。

現実とドラマの区別がつかない人たちが影響を受けて事件を起こすことも多いですし、実際にドラマや映画に影響を受けて人格が変わったとか凶悪思考に目覚めたとか事件に発展することもあり、BPOが厳しくなるのも理解できなくはないですけど、昔のドラマのほうが刺激的で面白く、色々な意味で話題作が多かったな、と。

あくまでドラマは娯楽ですから、人の好みが100通りあるので色々な趣味趣向に沿って色々なドラマが作られるわけですが、とにかくドラマの好みがまったく夫と噛み合わない。同じドラマを見て同じ感情をシェアできれば一番いいのですが、ドラマに関しては永遠に理解し合えない壁があります。

最近のNHKで作られるドラマは民放ドラマより全然優秀で質が高いように感じます。内容も結構攻めていて、大奥でも男色、強姦、辻斬りとかなり過激なことも臆することなく描いています。ジャニタレ起用の謎解きドラマに化している内容薄っぺらな病院占拠とは大違いです。これから面白くなるのかな…?真剣に見ていないせいもあるのでしょうが、ゲットレディと病院占拠は私的にはノーです。

アウトサイダーは岳ちゃんが好きなので岳ちゃんを見る目的でなんとか見ていますが、多くの人が口コミしているように演出が寒いです。99.9で見た演出の既成感。細かいカット割りと寒いギャグ。やっぱりあの人か…、好きになれないんだよな、あの人の演出。これも好みの問題でしょうけど。

罠の戦争は安定した面白さです。草薙さんの戦争シリーズは外れが無いような感じがします。大臣のバカ息子政務秘書官がキッシーの息子に見えてしまいます。情報漏洩と外遊先での観光買物三昧、女性スキャンダル…、目も充てられません。どうして世襲ってアホばっかりなのでしょうか。

日曜劇場もね…、あまり外れはない放送枠なのですけど、今季は思いっきり外れな感じがします。キャストがいいだけに勿体ない…。妻夫木さんと藤原さんの無駄遣い。私が期待しているのは星降ると大奥の二つです。多部未華子さんの家光公もはまり役でしたが、NHK版の堀田真由さんもいい感じです。堀田さんは今大注目の女優さんです。勝手に開催した2022年アワードで注目する俳優さんで賞として挙げています。素敵な女優さんです。若手ではナンバーワンかも。これからの活躍に期待です。

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星降るは録画こそしていませんが、お気に入りドラマになりそうな予感がします。耳が聞こえない青年を演じている北村さんを見て、若い頃、自動車免許教習所で出会った美しい人を思い出してしまいました。その人は耳がまったく聞こえないわけではないもかもしれません。直接話したことはないので分かりませんが、笑ったり、”ハイ”などの返事はしていたような記憶があります。その声がソプラノのように高いのです。自分の発する声がよく聞こえないからでしょうけど、美しい顔とのギャップが凄くてなんだか気の毒だな、と見ていた記憶があります。

喋らなければモテるだろうに可哀そう…、と当時は思っていましたが、彼自身は北村さん演じる一星が楽しく人生謳歌しているように、人が思っているよりずっと面白可笑しく生きてたのかな、なんて感じます。難聴という障害を持ちながらも車の免許取りに学校通うくらいですから、精神的に強い人なのでしょう。下手なジャニタレより全然カッコいい、若い頃の草刈正雄似の彫刻のような、モデルにでもいそうな、そんな美しい人でした。遠くから眺めているだけだった美しすぎる難聴の彼、元気かなぁ…?

山ピーのアルジャーノンの時も彼を思い出したっけ…、ドラマの中で窪田さん演じる柳川くんが山ピー演じる知的障害があるサクちゃんの美貌を餌にナンパしていました。柳川くんもサクちゃんに負けず劣らずカッコよかったけどね。アルジャーノンも良質ないいドラマでした。結末には肯定的、批判的な両方の意見があって色々ですけど、ドラマって色々な感じ方があっていいと思っています。個人的には対等な友情が良かったですね。ロマンスより普遍的な愛とか友情に重きを置いている感じが好感度高くて良かったです。

一星くんの障害、遅いデビューの新人医師ディーン様も悲しい過去があるみたいですし、ただの三角関係の恋愛ドラマではなさそうな気がします。にじいろカルテの三人(高畑さん、北村さん、井浦さん)みたいな関係に恋愛感情を交えたヒューマン恋愛ドラマになるなのかな…。今後の展開が楽しみなドラマです。

お読みいただきありがとうございました。