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性善説の限界

三越従業員晒し事件で炎上した高齢者に続き、またもや高齢者がやってしまいました。話題の回転ずし繋がりの動画、回ってきたフライドポテトのつまみ食いした高齢者の映像です。いい年して何やらかしちゃってるの、って感じ。呆れて何も言えません。動画にバッチリ顔も映っているのですが、見た目は普通のどこにでもいそうなおばあちゃんです。何の悪気もなく、一本のフライドポテトをつまみ食いしています。

痴呆なのかな?って疑ってしまう。もし正常ならとんでもない。添乗員をしている頃に、見た感じ同じようなおばあちゃんに突然ブチ切れられて激怒されたことがあります。昼食後、集合時間まで時間があったので座って休憩していただけですが、それが気に障ったのか理由は定かではありませんが、とにかく急に怒り出したのです。

その高齢者は何らかのお集まりのメンバーで10人程度のグループの一員としてツアーに参加されていました。急に癇癪をおこして私に暴言を吐いて詰め寄ったので慌てて同じグループの人たちが止めに入ってくれました。突然の理由なき激昂、恐怖体験でした。

その高齢者を宥めていた人に「変わった人なのよ、ごめんなさいね」的なことを耳元で囁かれたことを覚えています。その高齢者はグループの中でも煙たがられていることはありありと分かりました。今考えると、もしかしたら痴呆による被害妄想があって老人性癇癪発作だったのかも?と思います。気にくわないことがあると癇癪をおこす、まるで駄々をこねる子供のよう。

私的には衝撃的な事件だったので忘れることができません。ただ座って休んでいただけなのに、あんな公衆の面前で多くの人が驚いて集まるくらいの謂れのない暴言を吐かれたのです。怒りの矛先がなぜ私なのか?訳が分からず自分でも何事かと驚いてしまいました。前代未聞の経験でした。

動画のポテトつまみ食いのおばあさんはボケていないなら悪質。認知症の子供返りの悪意ないイタズラだと、そう思いたい。高齢者ならボケてんのか!で済まされるかも(済まされない?)ですが、スシローのペロペロ君は論外。胸糞悪すぎ。無理。

特定班の素早さには驚かされます。高校も名前も住所も(真実かはさておき)特定されてネットで晒されてしまいました。高校のウィキは早速荒らされている様子。当のペロペロ君は自分のやった行為について【そんな程度なこと、やっているヤツ他にもたくさんいるじゃん】という”俺だけ被害者”的な認識らしい。

もし本当にペロペロが”そんな程度なこと”、という認識で反省もせず開き直っているとしたら人間終わってます。ペロペロ君は頭が弱すぎるし何より下品、動画をアップした人も同様に頭弱くてアホすぎ。どっちの親も無責任すぎる、ってか撮影者が親だ、という噂も…。真実なら親子して救いようがありません。育ちの悪さが容易に分かる。

はま寿司は母がお気に入りで利用頻度高めでしたが今後、はま寿司だけでなく全ての回転寿司店には行きたくありません。湯飲みペロペロは衝撃でした。怖くて行けません。誰かが口コミで書いていましたが、これからはマイ箸、マイカップ、マイ醤油持参しないと、です。

回転寿司店だけに限りませんけどね…、外食産業、大変ですね。対応を少しでも間違えると閉店に追い込まれるでしょう。今はカウンターで注文して直接受け取るタイプか目の前で調理する様子が見られるオープンキッチンのテーブルサービスが一番安全かも知れません。カウンターに置いてある調味料は使わずマイ箸持参。

もう入店お断りしていいと思います。お客様は神様ではない。客が店を選ぶように、店が客を選ぶ時代になったのだと思います。海外のアパレルブランドや高級レストランでは店にそぐわない客には例えお金を払っても入店もさせません。店のブランドと大切にしている他のお客様を守るためです。

マイナンバーカードを使って過去迷惑行為などの事件を起こした人を判別できないものでしょうか。空港のセキュリティゲートみたいにして通過させない。顔認証利用登録しないと入店できないとかでもいいかも知れません。

ペロペロ君と撮影者の方、特定班を舐め過ぎましたね。スシローは民事に加え刑事訴訟も辞さない様子、イキっていられるのも今の内、後悔するのはこれからでしょう。高額な損害賠償金を一生払い続けるだけの人生、17才にして人生詰んでしまった彼に同情します。まだまだ人生長いよ。

こんな事件ばかり続くと、今度は”アホな子供を持つリスク”を考える若者が増えて増々少子化に拍車がかかると思います。子を持つリスク。アホな子供を育ててしまう代償。そんなリスク背負うくらいなら結婚はしてもいいけど子供はいらない、そう考える若者が増えても不思議ではありません。モラルのない人間が増えすぎました。性善説の限界です。

性善説が限界を迎えているのに、いつまでも性善説が成り立っていた高度成長期から何の対策もしてこなかた末路が今の日本経済停滞だと思います。性善説崩壊が日本停滞を招いたという記事を見つけました。以下参照

20世紀は性悪説に立った資本主義と性善説に立った社会主義が対決する世紀であったが、ソ連の消滅に象徴されるように、社会主義の全面敗北という形で幕を閉じた。「成功した唯一の社会主義国家」と言われた日本においても、失われた10年を経て性善説の神話が崩壊してしまった。

競争よりも協調を重んじる社会主義高度成長期の日本は概ねこの理想に近い状況であったが、性善説が成り立った(かのように見えた)背景には、コミュニティが果す役割が大きかったと見られる。特に、企業、業界団体、政財官の協力体制というソフトな制度が、法律などハードの制度に代わって、人々の行為を監督し、反社会的行動を抑制したことが重要であろう。しかし、経済発展とともに核家族化と生活様式の多様化が進み、コミュニティとそれによって支えられた人間の信頼関係が崩壊するにつれて、こうした拘束力がもはや働かなくなった。性善説が崩れ去ったのに、無理して社会主義失楽園を維持しようとするため、様々な矛盾が「制度疲労」という形で表れてきた。

その典型は、終身雇用と年功序列を中心とする人事制度である。同制度では、社員が一旦入社すれば給与や昇進は各々のパフォーマンスとはほとんど関係なく、年次にスライドして決定され、しかもよほど大きな過失を犯さないかぎり解雇されることもない。皆一丸となって会社のために頑張る意識が支配的だった性善説の時代なら問題はないが、「自分は会社のために何ができる」よりも「会社は自分のためになにができる」という性悪説に基づく考え方が主流になった今、この社会主義国における国営企業を思わせるようなシステムは明らかに限界に来ている。

現に、ビッグバンが進む金融セクターでは、意欲と能力のある人材が実力主義に徹する外資系企業に流れてしまい、人材の空洞化が進んでいる。このように、日系企業は、人材を一人前に育て外資系企業に提供する一種の研修所になってしまっている。一方、やる気も能力もない人たちにとっては、日本企業という温室にこもりフリー・ライダー(ただ乗り)に徹した方が得策である。「給料泥棒」が増殖しているなかで、日本企業に残った優秀な人材さえ意欲を失い、その能力を「退蔵」させてしまう。このような「悪貨は良貨を駆逐する」ともいうべき現象(いわゆる「グレシャムの法則」)は人材の流出に限らず、産業の空洞化、政治家と経営者を巡る不祥事など、広い範囲にわたって見られるようになった。そして、日本経済は活力を失い、衰退の道を歩み始めたのである。このように、制度が時代の変化に対応できなくなると、個人個人が合理的行動をとっても、全体としては良い結果につながらない。

「悪貨は良貨を駆逐する」ことは、「価値」(例えば、労働力の場合、その意欲と能力を反映したパフォーマンス)が「価格」(賃金などの待遇)から乖離するときに起こる現象である。日本経済をグレシャムの法則の呪いから解放させるためには、各経済主体が市場メカニズムを活かしながら、モノ・ヒト・カネ・情報の価値を正しく評価した上で、それに相応しい価格をつけることが先決である。具体的に、まず、政治家や経営者など指導的立場にある人々(ひいては彼らを選ぶ人々)が価値を正しく判断する能力を身につけなければならない。これに加え、各経済主体が価値に見合った形で価格(例えば、企業の場合、個別社員のパフォーマンスを反映した賃金水準)を決めるべきであろう。これを通じて、性善説に助長された悪平等の弊害が是正されよう。

ホント、これ。正に、という感じ。性善説が通用する時代は変わったのです。モラル欠如の自分中心で他人を思いやれない頭の弱い人が増えすぎたのです。そんなお馬鹿な人たちが社会を日本を侵略していき真面目に生きる庶民を闇に突き落とすのです。ラクしてズルをした人が得をする日本、どうかしてるよ。

とりあえず、アホで無能な従業員をクビにできない雇用制度をなんとかすることから始めてみませんか、と提案したい。

久々に腸煮えくり返る事件が起きた(夫の仕事関連)のでちょっと冷静になれずブログに当たり散らしている自分がいます。夫がお世話になっている会社に1人ダメ社員がいるのですよ、クビにしたいけど不当解雇で訴えらることが怖くて解雇できない社員が…。まさにフリーライダー給料泥棒です。

以前勤めたブラック企業にも1人何もしないクソみたいな質の悪い社員がいて、クビ当然なことをやらかした(交通事故で人を死なせ、反省もせず被害者家族の怒りを買い訴訟沙汰になっていた)のに、雇用し続けた恐ろしいところでした。私はそんな会社の体質に嫌気がさし半年で見限って辞めました。そんな話は別記事で

u-tantantan.hatenablog.com

やる気がない、仕事ができないだけじゃなく、他の社員の負担を増やすような失態ばかり。且つ反省も学びもせず一向に成長しない。なぜ仕事ができない社員の尻ぬぐいを優秀な社員が負わなければならないのか。社員ではない夫にまでも皺寄せで影響が及ぶ由々しき事態になっているのです。

優秀が故に尻拭いをさせられている真面目な社員がバカバカしくて辞めていく、その繰り返し、残るのは能無しばかり、これでは会社が停滞するのは当然です。日本経済だって同じこと。なんでこんな簡単な事分からんかな…。

リスキリング?そこじゃない、そこじゃないんだよ、キッシー。雇用の流動性を高めるのは優秀な人材を確保するためであって流出ではないのです。優秀な人が正当な評価をされる実力主義の職場環境を作ること。資本主義、競争社会の基本です。勉強してスキルアップしたとしても発揮できる場所がなければ意味がありません。あなたの息子がまさにフリーライダー、まず、身内を何とかしてください。

あー、赤ら顔を考えるだけでストレス。昨日は帰宅後30分以上も社員さんからの愚痴溢しの電話に付き合わされた夫です。せっかく温めたおかずが冷めちゃいました。そして楽しいはずの夕食が不愉快な赤ら顔の話を永遠と聞かされて私はストレス溜まりまくりです。赤ら顔の話は別記事で

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は~、愚痴を吐いたら少し気が晴れました。今日は図書館で借りた本の返却日でしたが、無事ネットで貸出延長手続きができたので良かったです。

お読みいただきありがとうございました。