前回の記事は”常識と非常識のはざまで”でした。今回は”はざまシリーズ第二弾”でケチと節約の違いを考えてみようと思います。
夫が節約家だな、と思うことを10個挙げてみます。
- 残り物の汁(鍋物や煮物の残り汁)を勿体ないから捨てないで、と言うこと(料理するのは私なので多少面倒ではあります)
- おかずが多いと一品を翌日に回したり、少しづつ残して明日は作らなくていいよ、と言うこと(炊事をしなくていいと言われることは嬉しい)
- お風呂のお湯は洗濯は勿論、洗車や掃除に有効活用して無駄に流さず使い切ること(風呂掃除は基本夫がやってくれます)
- ティーシャツは擦り切れるまで着たら細かくカットしてキッチン周りの油拭きに使い無駄に捨てないこと(勿論洗濯してからカット)
- 否定的だったiDeCoを勉強し納得して加入したり金利を考えあおぞらBANKを開設したり、キャッシュレスやポイ活も導入、定期的に支出の無駄遣いを見直すこと(資産運用や老後資金捻出について協力的)
- 外出する時はお菓子や水分を無駄にコンビニで買わないように家から持ち出しすること(昼食は必ず水筒とお弁当を持参)
- 特売チラシを毎回チェックしてお買い得品を逃さないこと
- 暇さえあればアンケートに答えてドコモポイントを貯めること
- 待機電力を減らすためのテレビなど家電コンセントは毎回抜くこと(待機電力が発生しないものも常に習慣でコンセントを抜いている)
- ボックスティッシュやトイレットペーパーが貰える日にタイミングを合わせて調整しながらガソリンを給油すること
①汁を捨てようとすると「何かに使えない?せっかく出汁がでてるのに勿体ない」と言われると面倒だなと思うこともありますが、それも今では大分慣れました。今は何でもググれば残り汁の活用法が出てくるので、アレンジして料理に使いまわししています。食品ロスに気を付けて何でも捨てないようになりました。当然ですが食品は腐らせないで使い切る。我が家のSDGsは極力捨てない、ゴミを減らすことです。
特にゴミ減量に強いこだわりを持つ夫は何でも小さく折りたたんで捨てます。ゴミ袋も隙間なく入れて週一回と決めています。プラごみに至っては一ヶ月に一回の頻度でしか出しません。ペットボトルは基本炭酸飲料だけでしかも1.5リットルのものしか買わないのでそんなにゴミも出ません。
⑤現金派の夫はキャッシュレスに否定的でしたが、やっとポイントの重要性を理解しタッチレス決済(d払い)デビューしました。dカードも作成して公共料金の支払いも全部dカードにまとめてdポイント生活始めました。夫のd払いデビューの話は別記事で
⑧ドコモポイントに激ハマり中。ドコモポイントで交換可能なローソンアプリに激ハマりで、自分は飲まないのにビール半額クーポンを毎回ゲットしてくれます。私のビールのため、と言ってはせっせせっせとポイント稼ぎしています。最近のビールは殆どがポイントで調達したものです。ありがたい。素敵な夫です。
節約ではなくケチだな、と思ったことも10個挙げてみます。
- 道の駅でラーメンを食べようと思ったら隣にあったコンビニで済まされたこと
- ケーキ屋さんでケーキを買おうとしたら山崎のケーキでいいと言われたこと
- コンビニのおにぎりを買うことを無駄ということ
- 値下がりしていない惣菜を買おうとすると要らない、ということ
- 新しい家電製品を買おうとすると壊れてからでいい、ということ
- キッチンとリビングの電気を同時につけるとすぐに一方を消すこと
- 多少暑くても寒くても着るもので調節するようにいうこと(エアコンは滅多な事では使わない。冬場はこたつ。夏は自然の風)
- トイレットペーパーの使い過ぎやティッシューの使い方を指摘すること
- お風呂の追い炊きをしないよう、すぐ入るよう急かされること
- 雨具のシームテープの汚れが目立つので買替を勧めると、シームテープを交換して使い続けていること
新品買おうよ、と言うと「あんたはすぐ買えばいいって言うけど、給料上がらず物価ばっかり上がって大変なんだよ。あんたの収入もないし…」と話しが面倒な方向に向かったので引きがります。
雨具なんてワークマンで安く買えるのに…、と思いながら、仕方なく届いたシームテープをむちむちアイロンで貼りました。こっち持って、ちが~う、やり直し!みたいな共同作業が楽しかったりします。最初は手こずりましたが慣れると簡単にできました。作業時間としては1時間ほどで出来上がりです。購入したシームテープはテントやタープの補修にも使えそうです。
①に関して夫はラーメンを外で食べることに対して物凄い抵抗感を抱いていて、ラーメンは袋麺で十分と言います。②基本的に質より量を重視する夫は高級チョコレートより明治チョコレートを好みます。③のおにぎりも同様で、おにぎりは作るもので買うものではない、と思っています。だからなのか平気で「お弁当作るの面倒な時はおにぎりでいいよ」とか言います。はーーー?お弁当は冷凍食品や残り物を詰めるだけ。おにぎりは握るのよ、塩ふって中身入れて海苔を巻くの。どっちが手間か分かってる?
④基本的に惣菜は値下がり品しか買いません。夫は光熱費も極力抑えたいので毎日料理することに否定的。3日連続同じメニューでも文句ひとつ言いません。できた夫です。ただ、値下がり品を大量に買い物かごに入れると却下されます。”安物買いの銭失い”だそうです。ケチくさっ。割引だとあれも、これも、って欲張ってしまうのです。割引にめっぽう弱い私です。
夫婦喧嘩の元である「簡単なものでいいよ」論争。料理をしたことがない人が言うセリフです。少し前に”ポテサラくらい自分で作れ”と言い放ったジジイが話題になっていましたが、冗談じゃない。ポテサラは立派な料理だし、包丁を入れればトマトだって、きゅうりだって立派な料理です。なんなら刺身や惣菜を皿に移すだけでも料理です。極力料理はしないように、って言える夫、最高です。
料理の定義
料理とは、食品を適宜にそのまま、または他の食品と組み合わせて食べよくするか、それぞれの材料に応じて加熱し味を調えるもの、あるいはその動作をいう。
ケチと節約の話から論点がずれてきました。ケチだな、と思うことも少なくないですけど、湯水のように浪費するよりよっぽどマシです。そもそもお金の使い方をあまり知らないので2000円以上で500円割引のクーポンを貰っても、二人して何か欲しいのもある?と考えるものの思いつかず「2000円も使うの大変だしね、必要ない物買うのも馬鹿らしいしね」と権利放棄してしまいます。
洋服や日常生活においてお金をあまり使わない、という点では似た者夫婦なのかも知れません。夫も私も物持ちがいいので、普段着のジーンズやトレーナーは20代の頃の代物です。20代の頃から体型がまったく変わらないのも夫婦の共通点です。
”買わない増やさない”何でもダメになったら捨てて買う買替のスタンスで買い足すことはないのでモノが増えることはありません。買物に興味がないのも夫婦の共通点です。震災で多くを失い処分してからはミニマムな生活を心がけるようになりました。
ケチと言っても遊びに使うお金に糸目はつけません。贅沢な旅とか物と言う意味ではなく、楽しむことにお金を使うことは厭わない、という意味です。旅行とかお酒とか形として残らないものに結構お金を費やしています。
500円貯金もいい具合に溜まってきたし。説得まであと少し!ディズニー脳に洗脳だ!ディズニーシーへ行く目標があるから頑張れます!節約して貯めたお金でディズニーシー行くぞ~。
お読みいただきありがとうございました。