ストレスフリーを目指すブログ

穏やかに健やかに暮らしたい

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できることとできないこと役割分担の話

余裕がないのか母の愚痴を聞き流せずちょっとキツく言い過ぎて反省しています。週一で実家通い、一週間分の買い出しや料理をして帰ってくるのですが、今日のリクエストはハンバーグでした。先週行ったときに、6月から通い出した週一のデイサービスが嫌だとついに父が本音を漏らし、結局8月で終わることになったことは姉から聞いていました。嫌だという父を無理矢理行かせるのは気の毒です。

認知症の症状が酷くなり脳を検査しましたが悪いところは見当たらず予想したとおり年相応の認知機能の衰えということで、心療内科に通院することになりました。先生にはできるだけ家族以外の人と触れ合う機会を持つようにとデイサービスの利用を進められました。最初は我慢して通っていましたが、やっぱり父には耐え難かったようです。

福祉施設や地域コミュニティに情報を共有してもらうために定期的に病院に通ったほうがいい、という理由で通院は続けることになりました。月一のケアマネ訪問も続けています。今はデイサービスの代わりに訪問リハビリを入れるかどうか?を話し合っているようです。母と毎日歌謡曲を歌ったり音読は頑張ってやっているようです。

以前、散歩中に道路淵で転んだときのことも早速ケアマネに連絡が入っていたようです。その連絡網の早さが素晴らしい。地域全体で見守ってくれているという安心感。警察にも何度かお世話になっています。近くに駐在さんがいるのも心強いですね。以前家を訪問してくれました。日々巡回パトロール、特に老夫婦だけの世帯を注視して気にかけてくれているようです。ありがたいです。

で、話を戻すと来月がその心療内科の通院日。病院の送り迎えをしてくれないか、と母に頼まれました。快く了解したのはいいですが、問題はそのあとです。母が「アンタも一緒にお姉ちゃんと先生の話を聞いてね、黙って聞いてるだけで口は挟まなくていいからね」と言ったのです。普段なら聞き流すのですが、何故か今日は聞き流せずカッチーン!ときてしまいました。

イラッとする気持ちを抑えながら「私は送迎するだけだから、話はお姉ちゃんが聞くし私はいいわ…」と言うと「お父さんの話なのに聞きたくないの?」と言われてまたまたカッチーン!「お父さんの話?年相応の認知症でしょ?それ以上なんなのさ、毎週来てその都度様子見てるし状況くらい分かってるわ」と言ってしまいました。

さすがに母も私が怒ったことに気付いたのでしょうね…「私何か悪いこと言った?」と涙目です。すぐ泣く。これも年だからでしょうか…泣かれるとしまったーと思いますね。冷静に冷静に、と自分に言い聞かせて私の気持ちを伝えました。

近くに住んでいて車が使える私と、遠方に住んでいて月一帰省して数泊して帰る姉、二人で役割分担している。姉と私はできることが違う。私は実動部隊、姉は精神的ケア、二人でお互い何ができるか、話し合って決めていることだからお母さんがアレコレ命令しないで。

何度も伝えているのですけどね…母も83才、父のことを認知症というけど、私から言わせれば母も相当認知症入っています。まあ、本人にそれをいうと酷なので言いませんが、とにかく役割分担は私と姉に任せて欲しい、そう伝えました。

何かあると誰かに愚痴を聞いて欲しくて仕方ない、その気持ちはよく分かります。私が聞いてあげれば良いのでしょうけど、未熟な人間なので自分に余裕がないとスルーできないのです。血の繋がった母親だから、私と母の関係性だから、ここは遠慮せず本音をぶつけました。「ご免、今、色々余裕ない。お姉ちゃんに電話して聞いてもらって…私はその話、勘弁だわ…」

思わず母の話を遮ってしまうこともあります。父がありもない話をするたびに、いちいちパニックになる母。認知症患者の話を真に受けて正論語ったところで理解するわけもない。母は「根気よく言い聞かせると納得することがある」と言いますが、そりゃ、たまには正気に戻ることもあるでしょうよ…。

でも認知症の症状が出たときに無理に説得などすると癇癪を起こすこともあるわけで、私は何度もスルーする術を覚えた方がいい、と母に伝えているのですが…いい加減もう父の虚言に免疫ついたのでは?最初に認知症の症状が出たときは流石に焦ってパニックになりましたけど、認知症の症状だと分かれば、それはそれ。病気なのだし、あー、また違う世界にいっちゃったな…くらいに思っておくしかないのです。

ある日のこと。急に私の前に来たかと思ったらおもむろに「歩いて5分の所に別宅があるんだよ、行くのは簡単なんだよ、5分だからね、避難するにはそこがいい」と父が言ったことがありました。別宅?避難?私は何の話か分かりませんでしたが「ふーん、5分?じゃあ、今から一緒に別宅まで散歩行く?」と聞くと、我に返ったように部屋に戻っていきました。そんなものです。ですが、母の場合だと…「別宅?別宅なんてありませんよ!避難?どうして避難するの?」となる。とにかく母の話し方は圧が強め。矢継ぎ早にガーガー言われて父もパニックになるのだと思います。

今回は「ここは千葉県だ」(実際は宮城県ですが…)と言って譲らなかったそうで一時間ほどバトルして疲れたらしい。大変だったのよ、と嘆く母。ボケの相手をするから疲れるのです。おかしなことを言ったら調子を合わせて聞いてあげればいいのですよ。「ここは千葉県」と言われたら私なら「そうなの?へー、じゃあ茨城の下だね」とか関係ないこと言って適当に聞き流すと思います。父がおかしな事を言う度に反論していたら身が持ちません。また始まったか…、くらいに思わないと。

母はカッチコチの頑固で何言っても無駄かもしれませんが、とにかく父に、アレやれ、コレやれ、と押しつけたり、干渉しすぎたり、うるさくギャーギャー言うと父は癇癪を起こす傾向があるので、放置するのが一番いい、と言っておきました。これを言うのも何度目でしょうか…とにかく父に対して母がしつこすぎ、構い過ぎなのですよ…父が母に癇癪を起こすのは分かるような気がします。

やりたくないものを無理強いしたりするのは止めてやりたいようにやらせればいい。ただ注意しなければならないのは、一人での散歩です。突然外出着に着替えて家を出ようとすることがあるので母もそれには困っているようです。一人で外にに出すのは絶対ダメ。徘徊が始まったら嫌だと言っても施設に入れることを真剣に考えなければならないと思っています。

母に、今度父が一人で勝手に出て行って問題でも起こしたら本気で施設に入ることも考えないとダメだよ、と言ったらシュンとしていました。ちょっと言い過ぎたかな。反省。施設には入りたくないと言う父を気の毒に思い自分の体力が持つうちは自分が面倒を見たいという母。母がそう言うなら母を支えるのみです。でもぶっちゃけ私は父を施設に入れるのは止むなし、と思っています。父よりも母が先に逝けば気の毒ですが父には施設に入って貰うことになるでしょうね…

もう十分生きた、人生悔い無し。そう言っている父ですが、自分で死ぬことはできない。生かされているうちは死ねない…ただ生きているだけ。そんな人生にも意味はあるのかな…私が80才になる頃までには高齢者の安楽死制度が整っているといいな。

あ、フツーにお米買えました。実家の近くのスーパーでは売り切れ入荷予定なしでしたが、家の近くのスーパーには結構いっぱい積み重なっていましたよ…栃木県産の新米かな?コシヒカリ5キロで2,070円イオンお客様感謝デーで5%off、税込み2,123円でした。買い漁った転売ヤー、精米したお米って長期保存すると虫湧くの、知ってるのかな?

お読みいただきありがとうございました。