ストレスフリーを目指すブログ

穏やかに健やかに暮らしたい

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何でもない日々に感謝する話

ここ数日仕事の愚痴が少なくなってきた夫。夫を悩ませる違法業者が大人しいのかも?警察に通報するよ、と言ったから一時的に大人しくなったのかも知れません。ほとぼりが冷めたらまた暴れ出すと思いますが、また暴れ出したら今度こそ警告だけでは済まないから。仏の顔も三度まで、堪忍袋の緒が切れる、です。

多分、これ以上夫と揉め事を起こすようであれば違法白ナンバー配送を理由に雇えない、とでも会社側から釘を刺された可能性はあると思います。知らんけど。とにかく夫には構わずにいてくれればそれでいい。夫に近寄るな。夫に文句があるなら営業ナンバー取得して対等な立場になってからにして欲しい。まずはそこからでしょう。影でアレコレ嫌がらせするのは卑怯だしアンフェアです。それに潜りの違法業者にとやかく言われる筋合いありません。

愚痴を聞かなくて済んでいるせいか、当たり散らす要素もなくブログも今週はまだ一回しか更新していません。これは珍しい。ブログ編集トップ画面のこよみモードを見て去年の5月を振り返ると結構荒れてました。一年前の同日にアップした記事は”叔父が倒れ孤独死寸前だった話”でした。

u-tantantan.hatenablog.com

あれから一年、あっという間です。その他にも、夫の仕事の愚痴話、父の認知症の話、Z世代の話…、色々な愚痴ばかりまあ毎日懲りずに更新していました。夫が出勤するとパソコンを開いて愚痴を書く、そんな感じでしたが、ストレスがない日はテレビを見たり本を読んだりして穏やかに過ごしています。

そう考えると今週は何も愚痴を書くことがなくて割と平穏な日々なのかな、と思います。では何故今日はブログを書く気になったか?と言うとヤフーニュースで気になる話題があったので、まあ芸能ネタです。

三谷幸喜さんが書いた鎌倉殿の13人が向田邦子賞を受賞した話。鎌倉殿の13人面白かったな、三谷さんが脚本を担当した大河、新選組真田丸見ていないので見たいな、と思ったのです。特に真田丸ではバカ殿家康を演じた内野さんの伊賀越えが話題でしたから、それを見逃したのは勿体なかったな、と。

大河ドラマにハマったのが2017年の直虎からだったので真田丸を見ていないのです。三谷幸喜さんと言えば田村正和さんの古畑任三郎ですが当時ドラマを見ていなかったので三谷さんの作品を知らなかった、というのが一番の理由だと思います。

真田丸に大好きな洋ちゃんが出ているのも番組開始後しばらくしてから知ったので、もし知っていたら最初から見たかも知れませんが、洋ちゃんが出演していると知った時には中盤に差し掛かっており、時すでに遅し、という感じでした。途中から見ても十分楽しめたかも、と少し後悔しています。話題の伊賀越は5話目だったらしいので見れてないとは思いますが…

あの当時(1990年代)古畑任三郎に限らず全てのドラマを見ていなかったのです。ドラマを面白おかしく楽しむ余裕など一ミリもなかった私の暗黒時代です。ドラマを見て楽しむ余裕がないくらい病んでいた、というほうが正解だと思います。

だから今古畑任三郎を見たいか?というとあまり見たくはない。それはなぜか?自分の辛かった時代を思い出すから。ロンバケを見れないのと同じ理由です。どうしてもあの頃の映像を見ると嫌な思い出が蘇ってくるのです。でも真田丸なら見たい。真田丸放映時は結婚して幸せだったし嫌な思い出が蘇ってくることはないから。どうする家康を打ち切りにして真田丸を2話ずつ再放送してくれないかな。なんて。

幸せになった2008年以降はドラマを徐々に見始め窪田さんにハマり、これまで見る習慣がなかったドラマを見始めるようになり、大河は2017年の直虎から見始めました。直虎を見ようと思ったのは脚本家が森下佳子さんだったから。佐藤健さんが主演した日曜劇場、天皇の料理番を見て感動したので、森下さんが書く大河ドラマを見てみたくなったのだと思います。結婚して幸せになった2008年以降にも古畑任三郎のような三谷作品が連続ドラマ化されていれば、真田丸も見ていたのかも知れません。

私の闇が始まったのが就職活動中の1991年から、と考えるとそれ以降2004年までの13年間のドラマをほとんど見ていません。一体あの頃は何をしてたのだろう?と思うくらい、何もない、ただ仕事して疲れて帰宅して酒飲んで寝る、みたいな繰り返し…。それこそ何の楽しみもなく惰性で生きていた、何のために生きてるのかなと苦しくて自分の存在意義が分からなくて辛くて考えたくなくて酒に逃げていた時代。

毎年海外旅行にも行ってたしコンサートにも行ったけど、なぜか充実感がなく満たされない空虚感。空っぽな感じ。それは多分、誰かのために何かをすることがなかったからかも知れません。今は夫がいるから料理をして掃除をして充実した毎日を送れています。これが独身だったらきっと今頃寝腐って死んでいるかも知れません。

自分一人のためだけに料理をするなんて面倒なことは絶対しないですから、食料が尽きたら買いに行くのも面倒で結果飢え死していたかも…。恐ろしい。実際一人暮らしの頃は酒とつまみだけでまともな食事はしていなかったですし…。

あのまま年を重ねていたら、と想像するだけで恐怖です。私の人生の転機は33歳の時、何もかもを捨てて海外へ逃げたことです。まさに人生リセット。吹っ切れたことが功を奏して添乗員になり夫と出会い結婚、夫が私に”生きる意味”をくれました。2003年~2004年あしかけ一年放浪して過ごした海外生活が目指す理想の老後になりました。日本を旅して歩く半ノマド生活のために今は楽しく節約生活です。

だから今は生きているだけで幸せって思える。毎日起きて夫を送り出し家事をしてまた夫の帰宅を迎える生活が何より嬉しい。無事に朝を迎えて無事に夫が帰ってきて無事に一週間が過ぎて無事に一カ月が過ぎて無事に一年が過ぎる。毎日の繰り返し、これが人生なのだと思う。人生とは?哲学な話は別記事で

u-tantantan.hatenablog.com

大河ドラマから人生観について話が飛んでしまいました。酒は現実から逃れるためのツールでしかなかった20代。今は隣に夫がいて飲めるビールが最高です。そんな私の愛する夫の誕生日は5月の平日でした。誕生日の夕食何食べる?ケーキ買っておく?と聞くと、仕事から帰ったら一緒にスーパー買い物行くから待ってて、との返事。お、これは…。夕飯作らなくていい、ということか。何と優しい。

そして夫が帰宅後スーパーへ行き、値引きになったパック寿司とケーキを買ってお誕生日をお祝いしました。ケーキにローソクを立て火をつけてハッピーバースデーの歌を歌って、「お誕生日おめでとう」と言うと、年を取るのは嬉しくない、と夫。そうだね、おめでとう、ではなくて、ありがとう、だね。

「(生まれてきてくれて、一緒にいてくれて)ありがとう」私をどん底から引き揚げてくれて人生に彩りをくれた夫に感謝です。願い事が叶うといいね。

お読みいただきありがとうございました。