ストレスフリーを目指すブログ

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ゴールデンウィーク後半の出来事

グレースの履歴最終話見終わりました。涙腺崩壊号泣です。涙なしでは無理です。美奈子さんの愛が深すぎるけど気持ちすごくわかります。

三カ月前 始まりの日「全部見つけてあげる、キクちゃんの失くしたもの」

一話で聞こえなかった美奈子さんのセリフがラストシーンにきた。フランス旅行前の不可解な行動はすべてこのセリフに集約されていました。自分が病気で死ぬかもしれないと思った。だからやりたいことを全部やった。ストンと心地よく着地する感じ。

私が抱く夫への執着心が美奈子さんの”まんま”なのです。このブログでも何度となく書いていますが私の人生は夫中心になっていて、残りの人生私の生きる目標は夫を幸せにすることだったりします。

だから夫がストレスに苦しんでいる今、そのストレスの原因になっている違法白ナンバー個人事業主の存在が恨めしいし、なんとか排除したいと思って色々自分なりに調べたりしています。美奈子さんだったら行動に移すのかな?なんて思ったり…。

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私は美奈子さんとは違う。美奈子さんのように強くないし行動力もないし勇気もありません。警察に通報したい気持ちはあるし通報したら間違いなく白ナンバーは摘発されると思うのですが、夫の許可なしに勝手には動きたくありません。もし私が美奈子さんのように重い病気で”死ぬかもしれない”のであればまた違うのかな…。死ぬ気になれば何でもできる。これは私が身を以って体験したことですし。そんな酒に溺れ病んでいた闇時代の話は別記事で

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毎回珠玉のエピソードで全話どれも捨てがたい。この感覚、映画スモークを見た時と同じ満足感です。総評するなら”心優しい”とか”愛おしい”作品だと思います。出てくる人全員いい人。こんな優しい作品に出合えると心が浄化されるというか、世の中も捨てたものじゃない、と思えます。私を幸せにする作品については別記事で

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そんな心温まるドラマに出会えて幸せな連休明け。ゴールデンウィーク後半の5連休はDIYをしていました。正確にはDIYをしたのは夫で私は側で見ていただけですが、天気が良かった3日間で日頃から気になっていたテラスデッキの修復とペンキ塗りをやりました。ドライブに行こうか?という話もありましたが前半に遊んだし、コロナ規制解除の反動で浮かれ気味の人が多いので引きこもりDIYプランを採用しました。

何でも自分でやる夫。大きめの物置も業者へ依頼することなく自分で組み立ててしまいます。その出来栄えは職人さんに間違えられるほどです。実家の玄関アプローチや水道の水漏れ、障子張り替え、ペンキ塗りも自分でやります。仕上がりはプロ級で工具の取り扱いもお手の物、DIYは嫌いじゃないみたいです。凝り性なのがたまにキズ。やりすぎで体を酷使しすぎる傾向があるので、今回は天気のいい最初の3日間でDIY、天気が崩れる後半の2日間は完全休養日としました。凝り過ぎる夫の話は別記事で

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完全休養日は録画していた春ドラマを見て過ごしました。早めに始まったグレースの履歴と曜日被りで録画していなかったラストマンは見逃し配信Tverで1,2話を見ていました。それ以外の春ドラマは未視聴でした。ラストマンは基本一話完結でメッセージ性もあるし、石子と羽男とかMIU404とかアンナチュラルとかそういう系統かな?と今後の展開に期待しています。連続ドラマにはメッセージ性が必要、そんな話を福山さんが福のラジオでおっしゃっていました。

福山さんの”福のラジオ”リスナーとして感じることは、FBI特別捜査官の皆実さんは福山さんのキャラを投影しているのでは…、ということです。ラストマンは黒岩さんのオリジナル脚本ですが、黒岩さんは福山さんをイメージして当て書きしたのかな?と感じてしまいます。福山さんのバディとして大泉さんをキャスティングしたのも二人の相性の良さを狙ったのかな?と。時々見える二人の素の姿にホッコリします。

休養日の二日間で教場ゼロ、合理的に…、パクリ、の3つを見ました。unknownはまだどうしようか迷い中です。三作品の中で”次回が楽しみ”と思えるものがなく今のところ残念な感じです。合理的に…はこれから面白くなるかも、と思えるカケラがチラチラありますがパクリと教場ゼロに関しては、これから面白くなる要素が今のところ見当たりません。教場ゼロで唯一楽しみなのは堀田真由ちゃんの登場シーンくらいかな。キムタクは相変わらずキムタクだし。豪華ゲスト俳優と真由ちゃんで話題集めしている感が否めません。

面白い要素が見つからないのは大河ドラマ”どうする家康”も同じです。毎回なんだかな~、って感じ。戦犯は主要キャストにジャニタレを起用したNHKのように感じます。それと脚本の軽薄さ。鎌倉殿の重厚さの中にホッコリギャグ投入するのとは訳が違う。殺伐としている戦国時代だから癒しやギャグを取り入れて重くなり過ぎないように配慮したのは鎌倉殿と同じかもしれませんが何かが違う…。脚本と演出の違いなのかな、と感じます。泣きべそばかりかいている家康にも家臣同様失望しかない。

次回が楽しみ、と思えない連ドラほど悲しいものはないと個人的には思っています。どうする家康にはエンターテインメントとしての魅力が一切感じられません。日曜18時枠(早放送)でなければ見ないと思います。いつか、いつか面白くなるのでは?と見続けていますが真剣には見ずにながら見です。盛り上がらないまま見所なく終わりそうな予感。

私が連続ドラマに求めるものは、次回を楽しみに待つ時間と最終話の心地よいオチと伏線の回収。一つ一つのセリフにも何かを感じたい。何かを考えさせるメッセージ性や余韻があれば更によし。全てを叶えてくれたのが、石子と羽男だったり、MIU404だったり、アンナチュラルだったり、最愛だったり、Nのために、だったりします。好きなドラマには心打たれるセリフと秀逸なラストがあります。

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グレースの履歴は心打たれるセリフというよりは、心癒される、そんな感じのドラマでした。私個人的にはもし私が今先に何らかの事故で突然死んだとき、交友関係が薄い夫が一人残されることに対してとても不安があります。

女性関係に関しては亡くなって一年くらいは独身でいて欲しいけど、その後は再婚しても独身でも構わないと思っています。幸せになってくれるなら過去に好きだった女性でも構わないです。ただ夫を騙したり不幸にする人がいれば絶対許さないかな。夫を苦しめるものは排除したい。魂売って地獄からゴーストライダーの如くやってきて成敗するかも。因みに夫の過去の女性関係については興味ないし知りたくありません。過去一人もお付き合いをしたことないわけないし、いなかったらいないで問題だし。

もう一つ出来事がありました。母から、4月中旬に食事したばかりの同級生が亡くなったと連絡がありました。あれから3週間しかたっていません。元気で安心した、よく喋るし、と久々の再会を嬉しそうに話して聞かせてくれました。コロナで自粛していた同級生との交流。コロナが収束してきてやっと会えた途端の不幸です。

お友達に食事に誘われたけど断るべきか、父の介護もありコロナに感染するリスクを心配して悩んでいた母の背中を押したのは姉でした。「最後になるかも知れないし元気なうちに会っておいたほうがいい」姉の言葉が現実になってしまいました。

食事会の後、お友達が入院したことは母から聞いていました。心配していたしかなり落ち込んでいる様子でした。食事会が体調に影響したかどうかは分かりませんがもともと酸素ボンベが手放せないお友達だったので疲れが出たのかもしれません。そのお友達にとっては亡くなる前に母と友達と楽しい時間を過ごせて良かったのではないかな、と思います。自分の寿命が長くないと感じ死ぬ前に親しい友人と会いたいと思ったのかも知れません。

大好きな映画スモークの最後のエピソード、クリスマスストーリーを思い出してしまいました。盲目の老婆は孫になりすました主人公と人生最後のクリスマスディナーを楽しみました。小説家は老婆を騙し孫を演じた主人公に”いいことをした”と言います。最後に老婆を幸せにした、と。老婆も孫でないことを承知で楽しんだのです。食事の後老婆の家から盗んだカメラ、返しに行ったらすでに老婆は亡くなっていて罪悪感から毎日シャッターを切り続ける主人公の贖罪の話です。

母と友達は騙されたわけではなく本当の親友だったわけで、人生の最後に楽しい時間を親友と元気な姿で数時間お喋りできたのだから幸せな最後だっただろう。私は親友の病気のことも闘病生活も知らず、会いたいね、と言いながら忙しさにかまけて先延ばしにした結果、何も知らずに親友を失いました。彼女の病気のことを知らなかった私は、いつでもこの先会える、そう思っていました。父の誕生日と彼女の命日が同じ日なので忘れることができません。そんな親友の話は別記事で

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母より4つ年上の父、今年の秋で87歳になります。夫より先に死ねない、そういう思いが母を奮い立たせています。母に会うまで死ねない、と友達は母に会うことを人生の目標にしていたのかも知れません。目的を達してしまったから心残りが亡くなって逝ってしまった、そう考えるのは都合良すぎでしょうか…。

食事した時にお友達が「幸せだ」と言っていたこと、お世話していた娘さんに伝えたら喜んでいたそうです。亡くなったと娘さんから報告の電話があった時、一時間ほど話をしていたそうです。もっぱら娘さんの病院に対する恨み節だったみたいですが、発熱して病院に駆け込んだ時、入院を断られ大変な思いをしたそうです。

何年か前、父が尿路感染で発熱して救急搬送されたとき、病院の対応次第では結果が変わっていたかも知れません。義父の件もしかり今回のお友達の件しかり生きるか死ぬかは病院の対応次第。医師の判断は人の人生を左右するものだと実感しました。義父が亡くなった時の話は別記事で

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残り少ない同級生の死は母にとっては辛すぎること。3週間前には元気だったのに…。母にかける言葉が見つかりません。長く生きれば生きるほど人との別れは多くなるのは仕方ないことです。お友達の葬儀は今週末だそうです。ご家族の都合で一週間遺体安置されるみたいです。亡くなって2~3日で荼毘に付されると思っていました。天国に旅立ったお友達のご冥福をお祈りします。

グレースの履歴、最終話のタイトルが”永遠の孤独”でしたけど、美奈子さんが遺したグレースによって疎遠だった弟家族や自分が捨てた母とも再会ができて、藤木夫妻、仁科さん家族や純也君、新たな出会いがあり美奈子さんが心配した孤独は避けられました。でもキクちゃんの美奈子さんがいない孤独は永遠に続く、ということなのでしょう。

美奈子さんの深すぎる自分への愛情を知ったキクちゃんは、美奈子さんの願った通り前向きに大切な人たちと美奈子さんのいない永遠の孤独と共に生きていくことでしょう。自分は人を繋ぐのが役目、美奈子さんのセリフが心に沁みます。理数系好きの仁科晴香さんに口説き落とされて妻の思い出と共に新たなパートナーと生きていく、そんなドラマの結末を予感させます。小説のエンディングはドラマとは違うのでしょうか?気になります。ドラマが良かったので小説も読んでみたいと思います。キクちゃんに幸あれ!

お読みいただきありがとうございました。