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時代にそぐわない時代遅れな話

葉桜しかも強風吹き荒れる中、町内会主催のお花見イベントが開催されました。キッチンカー5台出店に加え、町内会で焼きそばとフランクフルトを有料で提供したみたいです。班長の役割としては、会場の設営と後片付けということで、花見には不参加でしたが、一応班長としての義務だけは果たしに行きました。

焼きそばとフランクフルトを焼いている人たちは揃いのエプロンでみんな顔見知り。新参者を寄せ付けない雰囲気です。親世代からそのまま跡を継いだ地元の青年団。そんな古参の人たちがただ集まって飲み食いしたいだけのためにイベント開催されて、その準備や後片付けに強制的に駆り出される新参者たちは迷惑でしかありません。

花見会場には古参の人たちの関係者家族しかいないのでは?思ってしまうくらい。そんなほぼほぼ一部の人間だけの集まりに町内会を巻き込むな!

町内会費で買ったと思われる販売用のビール片手にゲラゲラ盛り上がっています。残ったビールは「おれ、こんなに飲めねーよ」といいながら車に積み込んでいました。手伝いに駆り出された気の毒な人達に一本づつでも配ればいいのに。余ったビールは花見終了後の慰労会で青年団仲間が飲むのだろう。バカバカしい。

男性陣より女性陣のほうが早く片付け終了解散したので私は先に帰りましたが、夫がその数分後、子供に配る用の余った駄菓子とお茶を貰って帰ってきました。「ビールも余っていたのに貰えなかった」という夫。自分はまったくビール飲めないくせに私のために貰おうとするのです。「要らないよ、お駄賃欲しくて手伝い参加したわけじゃないでしょ」荒んだ心が夫の気持ちにホンワカ暖かくなります。

とにかくブーブー言いながらも町内会の行事に一緒に参加してくれる協力的で優しい夫です。手伝いに来ていた同じく転入組の奥様とお話をしたのですが、二人の共通意見は”町内会に馴染めない”ということです。

古参組の団結力は強く容易に入っていける雰囲気ではない町内会。古参組と新参組がハッキリクッキリです。どこの自治体でもありがちだと思うのですが、町内会不要論者はほとんどが新参組だと思われます。

地元の青年団とか消防団とか、添乗員の仕事をしているときに担当したことがありますが、ただの呑兵衛の集まりです。30分も持たずに”トイレ”をリクエスト、高速パーキングエリアは各駅停車、観光地についても誰一人興味を示さず早々に宿へチェックイン。

宿入りも早いし仕事としてはラクなのですが、とにかくバスの中でも狂ったようにバカ騒ぎだし、なにより宴会が最悪でした。消防団青年団の仕事を受けるときは旅程管理ではなく宴会の酌婦となります。当然宴会にはコンパニオン付き。本当に嫌でした。

花見で騒いでいる集団を見て嫌な思い出が蘇ってきました。”団体職員”です。団体職員と言えばアレと想像できてしまう団体があります。あの団体の仕事は本当に嫌でした。学校関係の仕事がNG状態でしたので、それに加えて団体の仕事もNGにしたいくらい、避けて通りたい仕事でした。

修学旅行をNGにした理由は同行した先輩添乗員にイジワルされたから。「生徒の世話より先生の接待旅行だから」と言われ、生徒と仲良く話していると怒られバカバカしくてやってられないと思ったのです。いかに学校や先生方にアピールして来年も仕事を貰えるようにできるかを考えて動け。生徒と仲良くしても何の得もならない、と言われたのです。

忘れもしないのが解散式が終わり挨拶を済ませ帰ろうとしたら先輩添乗員に呼び止められ仕事のダメ出しを延々とされたことです。クソミソ言われました。それだけでは物足りず会社にも私がいかに使えない人間かを散々口説いたらしく心配したアサイナーが声をかけてくれました。

その時すでに次の修学旅行のアサインが入っていたので修学旅行は2回だけ経験しましたが、2回目に同行した先輩添乗員はとてもフレンドリーな人で楽しく仕事できました。結局は旅行会社の担当者や同行する先輩添乗員次第なのですよね。

1回目は”ただただ辛かった”ですが、2回目は”楽しいかも”と思える修学旅行の仕事でした。”辛かった”と訴えた私の気持ちを尊重してくれたのか、それ以来修学旅行の仕事は入らなくなりました。自らNGを出したわけではありませんが、アサイナーにこれ以上我儘を言って迷惑かけるのも…、と思い団体職員の仕事は快く受けていました。

まあ、酔っ払いには酔っ払いで対抗するしかない。宴会では温めの燗を飲みながらやっていました。酌婦なんて辛くて素面ではできない仕事です。抱きしめられたり触られたり、我ながらよく耐えていたなと思います。18年も前のことです。懐かしい時代ですが今の時代なら許されないこと。こんな酌婦みたいなことを添乗員に強いたらすぐ訴えられると思います。

時代と共にただただ飲みたいだけの宴会目的の団体職員旅行も徐々に減少、今では少なくなっているようです。昔は大型貸切バス5~6台、宴会は200~300名規模でしたから一大イベントだったのでしょう。社員旅行や慰安旅行も最近では少なくなったようです。飲みたい人は飲みたい人と行けばいい。強制したり強いたり、そいうのは時代にそぐわないと思います。

私が初めて就職した会社。咥え煙草で仕事をしている人が多く社内が煙モクモクでした。当時は喫煙者でしたから気になりませんでしたけど、禁煙してからは煙草の煙に嫌悪感を感じます。今は煙草を吸っている人を見るだけでも嫌悪感です。新幹線だって飛行機だって禁煙になりました。時代の流れです。

時代が変われば人も変わるもの。なのに町内会は古参住民が牛耳り支配し続けています。いい加減時代に合わせて欲しいものです。花見イベントは先代が作った行事だから続けたい、という理由みたいですが、新しい町内会に古いしきたりを押し付けているだけだと思います。だから町内会を統合するのはイヤだったのですよ。

時代は変わるもの。古い時代を引きずるのは迷惑です。変化を恐れるものに進化はない、と私は思います。私は時代と共に変化していきたいです。変化を受け入れられない人キッシーの内閣支持率が上昇したそうで…。なんだろう、このモヤモヤ感。

u-tantantan.hatenablog.com

町内会のバカバカしい花見イベントに駆り出されストレスな週末を過ごし愚痴で始まった一週間。田舎に住んでいる以上避けられないのが辛いですが、これも仕方のないことと諦めの境地です。今の内閣支持率上昇は野党が野党だから自民党で仕方ないか…という諦めの境地に似ているのかも知れません。選択肢がない辛さ。辞めるに辞めれない辛さ。ブログに発散して紛らわしています。せっかくの週末を返せ~!

お読みいただきありがとうございました。