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AIが取って代われない仕事の話

83歳の母がスマホデビューしました。ショップ来店予約は開店時間の10時。もうすでに駐車場は満車状態。平日なのに繁盛しています。対応してくれたのは若い男性でした。新人さんに見えます。なぜならパッドを操作する指が微妙に震えていたからです。春にフレッシュさんに当たるとなぜか得した気分になる私です。そんな話は別記事で

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姉が最近義兄と二人でスマホ機種買い替えでショップへ行った時に、説明が長くて(説明だけで2時間、結局ショップに半日いたそうです…)疲労困憊したことを母に話したらしく、スマホデビューに前向きだった母が、せっかく来店予約をしたのに急に「行きたくない」と駄々を捏ね始めたのです。本人がいないと契約できないから一緒に来るだけ来て、と説得してなんとか予約時間にショップへ到着。

朝イチ予約ということで待ち時間ゼロ、すぐ対応してくれました。家族紹介キャンペーン利用したい。と伝えてもキョトンとした顔で困惑気味の彼に、ブクマしておいたページを見せると、確認しに裏へ下がってしまいました。十中八九キャンペーンのことを知らなかったのだと思います。

戻ってきた彼は「ポイント進呈の条件は満たしております」と早速スマホ教室の予約を取ってくれました。所要時間30分、マニュアル通りの案内がありました。やっぱり来たかスマホ教室…。姉から聞いていた通りです。極力早く終わらせてもらうから、と母に言った手前私もここは必死に食い下がります。

介護が必要な父が一人で留守番をしているので、一刻でも早く母を帰宅させたいので、スマホ教室はキャンセルできませんか?と聞いてみました。彼は切実な事情を汲んで快諾してくれました。実際は姉が来ていたので父が一人で留守番、というのは事実ではないのですが、嘘も方便です。

「そういう事情でしたら早く終わるよう努力しますね」私が契約プランや月額料金などをすべて調べていたこともあり、説明はすべて割愛してもらい、機種購入もスムーズに滞りなく終わると続いてプラン変更手続きが終了。入店から所要30分で終了しました。あとは私が貰える紹介ポイント手続きとFOMAからスマホへのデータ移行だけだったので、彼にスマホガラケーを預けていったん店を後にしました。

母を無事に家に帰し、またお店へ行くと彼がにこやかにお出迎えしてくれました。「データ移行しておきました」「え?有料ですよね?」「内緒のサービスです」何という素晴らしい対応でしょう。初期手数料は仕方ないとしても、データ移行でも手数料が別途必要とのことで、私は自分でやるから不要です、と断っていたのですが、母を家に送っている間に彼の判断でやってくれたらしいです。

後で調べたところ、店頭のデータ移行サービスは税込3,300円だそうです。私が自分のスマホを買い替えた時はオンラインショップでの購入だったので、初期手数料はなし。データ移行も店頭へ出向き、すべて自分でやったので支払いは発生していません。機種代のみ3年分割で購入しました。無駄な手数料は払いたくありません。

私の紹介ポイント手続きも滞りなく数分で終了、結局トータル1時間ですべての手続きを終えることができました。家に帰ると、機種は姉のものとまったく同じ5GらくらくスマホF52でした。本体もフリップケースも母が選んだのは予想通りのレッド。いくつになっても赤が大好きな母です。

とりあえず昼も近かったので、説明は午後からね、と私は姉と昼食に出かけました。食事をしていると、母からメールが届きました。え?スマホいじってる?まだ説明していないのにメールどうやって文字入力したのかしら…、姉と首を傾げていました。

充電が終わって、一人で色々いじっていたようです。あれほど嫌がっていたスマホですが「携帯と同じ」と、あまり混乱なく受け入れたようです。高齢者がスマホで一番苦労するのがタッチパネルの操作だと思いますが、らくらくスマホには「らくらくタッチ」があるので、タッチパネル問題はらくらくクリアー。母のようなスマホ初心者やタッチパネル操作に慣れていない人には有効な機能だと思います。

らくらくタッチとは…カチッと押し込むようにしてタッチ操作ができる機能のこと。

姉も母と同じ機種のらくらくスマホですが、らくらくタッチ機能はオフにしているらしく、らくらくタッチ設定を知らずに「反応しないね、私のスマホと違うのかね?」と不思議がっていました。らくらくタッチ機能がオンの場合、普通の軽めタッチでは反応しないよういできているのです。操作ミスを防ぐためですね。

母が使うのはdocomoメールと家族通話だけ。インターネットは私が実家に行ったときに使わせてもらいます。今月も中旬ですでに残り0.5GBで次のステップまで微妙な感じなので、母のスマホが使えるのは大変助かります。

とりあえず無事にスマホデビューができて良かったです。何より臨機応変に対応してくれた若い男性スタッフには100点満点、大満足でした。勿論、母も私もアンケートには満点評価をしておきました。

大満足と言えば、夫が注文していた車のテールランプ。今度は破損なしで無事に受け取ることができました。届いた荷物が破損していた話は別記事で

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破損リスクを少しでも減らすために営業所受け取り変更依頼をしていたのですが、確認ミスかドライバーに伝わっておらず、私が仕事から戻ると同時に来たのです。ほぼ同時到着だったので、不在にならないタイミングで良かったと思いつつ、”営業所受け取りに変更していたのですけど…”、と言うと、「え?それじゃ営業所に持ち帰ります」って…。イヤイヤ、せっかく届けてくれたのだから頂きます。と受け取りました。

荷物が着払いだったので、お金を用意する間、彼はスマホを見て「俺が見落としていました~、確かに営業所受け取りになってました、すいません」と頭を下げるので逆に恐縮してしまいました。以前届いたとき破損していたので、一緒に中身確認してもらえるとありがたい、と言うと、ドライバーの彼は快諾してくれて段ボールを開けてくれました。

4つの部品すべて破損がないことをその場で確認してもらい、すごくありがたかったです。”忙しんだよ、早くしろよ”とか内心では思っていたかも知れませんが、嫌な顔一つせず対応してくれたのはプロだなと感じました。

docomoショップ店員さん、クロネコヤマトのドライバーさん、二人ともまだ20代(に見える)の若い人でしたが、とてもしっかりした明るく爽やかな方でとっても満足でした。やっぱり最後は”人”。AIで取って代わらない仕事、AIでは得られない満足があるとすれば、それは人との繋がり、コミュニケーション能力が不可欠なサービス業なのかな、と思います。

四角四面マニュアル通りではない、人として臨機応変な対応が嬉しかった人の優しさに触れた二つの出来事でした。

お読みいただきありがとうございました。