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2023年冬ドラマを勝手に総評

大奥と星降るの最終回、視聴完了。

大奥では久通の想い、というか貫地谷しほりさんの演技にもらい泣き…。俳優さんって、すごい。のぶを将軍に、という決意。人を殺めてまでも…。吉宗を見染めた久通の覚悟たるや感嘆してしまいます。その久通の過ちも全部受け止める吉宗さんの人間力にもあっぱれです。吉宗さんは、久通なくして将軍としての存在なし、と分かっているのでしょう。

やっぱり杉下が吉宗のソウルメイトでした。種無しだけど最後は将軍の側室として葬られたのね。人生何が起こるか分からないわけです。納得。再登場の愛之助さん(藤波)も水野との熱い抱擁、みんな揃ってわちゃわちゃしたシーン、色々あったけど最後はみんなとっても良い関係になってほっこりしました。

久通の役割をシーズン②では當真あみちゃん(田沼意次)が引き継ぐのでしょうか。JIN、天皇の料理番義母と娘のブルース大河ドラマおんな城主直虎、森下佳子さんの脚本ドラマ、好きです。秋のシーズン②が今から楽しみです。

星降る、はディーン様の号泣シーンでもらい泣き。ディーン様は妻の死の原因をもっと知りたかった、もしくは救う方法はなかったのか?ということを確かめたくて、自分が医者になることで、証明したかったのかな。それが佐々木先生なりの復讐。でも、医者になってみて分かったことは、妻の死は医者にも救うことができなかった、という事実。切ない…。

出産した妊婦さんに、おめでとうございます。と心の底から言えない複雑な気持ちが、鈴先生の指摘する苦虫を噛んだ引き攣った”あの顔”になってしまう…。心から笑顔になるためには想いを断ち切らなければ…。佐々木先生が新たに選んだ赴任先(南の果てを希望したけど、北の果て)で心から笑えるようになって良かった。3人はこれからもずっといい関係のハズ。

佐々木先生と一星君は年齢差20歳。親子でもおかしくない年齢差の二人が対等に酒を酌み交わしている様子にホッコリ。とってもいい関係だな、ってほんわかしました。銭湯シーンもほっこり。裸の付き合いしたのだから、伴さんも仲間、友達ですね。半額シール貼ってくれたし。前向きになれて幸せそうで良かった。人を恨みながら生きる人生ほど辛く空しいことはない。

星降るに出てくる登場人物、マロニエ産婦人科医院の人達、遺品整理ポラリスの人達、出てくる人みんないい人ばっかり。年齢とか上下関係とか立場とか職業とか性別とか障害とか関係なしに対等で仲がいいい。みんなが他人を思いやり心配する。ちょっとしたお節介が人を救うのです。言葉なんていらない、ただ抱きしめればいいのです。ハグ最強。

一星君の影響でお節介になった鈴先生は佐々木先生に救われて、そして同時に佐々木先生を救ったのだと思います。一星君が関わったみんなが幸せになる、ということでしょう。

まあ、遺品整理では余計なお節介が仇となって失敗することもあるようですけど、そこはご愛嬌。お節介が誰にでも通用するわけではないことも現実として一星君はちゃんと分かっている。それでも放っておけないのが一星君なのです。

ラストシーン、駆け寄って抱きしめてクルクル回ってチュっ、控えめに言って最高に幸せなエンディングです。美男美女、ドラマはこうでなくっちゃ!キラキラのハッピーエンドでした。幸せ過ぎて何回も戻ってリピート再生しちゃいました。

大奥も星降るも私にとって完璧な最終回でした。星降るは録画していないので永久保存できなかったですけど、過去イチ幸せになるドラマでした。最愛の時も吉高さんと松下さんお似合い、って思ったけど、今は吉高さんには北村さんだな、って思うし、花子とアンの時の鈴木亮平さんともお似合いだったし、知らなくていいコトの柄本さんともお似合いだったし、タラレバの坂口さんも、定時で帰るの向井さんも。吉高さんにはいい男が良く似合う。いい男といっぱい共演してるな…。オバサンも惚れるいい女です。

「いつからそんなにドラマ見るようになったの?」と夫が不思議そうに言います。ドラマに興味がなかったわけではなく、見たいドラマもあったけど、結婚した当初は不規則な添乗員という仕事柄、毎週連続して見ることが難しくて録画ブルーレイも持ってなかったし見逃し配信Tverもない時代だったから、見られなかっただけだと思います。

本格的にドラマを見始めたのはブルーレイを購入した2014年からだと思います。ドラマにハマったきっかけは、”Nのために”、でした。そこで出会った窪田さんにどっぷりハマり、暇を見つけては過去の作品を見漁った感じです。

JIN-仁-はコロナ禍になり始めの頃にアマゾンプライムで一期、二期(完結編)まで一気見しました。添乗員の仕事もなく、遊びにも行けず、あり余る時間がありましたから…。仁だけではなく、見逃したドラマや映画、暇に任せて片っ端から見ていました。

JIN-仁-を見て感動してから脚本家森下佳子さんの作品を意識して見るようになりました。今では野木亜紀子さんと双璧で大好きな脚本家さんです。

若い頃は昔のハリウッド黄金期のクラシック映画にハマりましたが、中年になった今は日本のドラマの沼にどっぷりハマっております。人生に彩りを与えてくれる映画やドラマは気軽にできる気分換として大活躍しています。嫌なことを忘れさせてくれる現実逃避にもなって、今の私にはなくてはならないものです。

脚本、演出、音楽、俳優陣とキャスティング、すべてがピタっハマると素晴らしい作品になります。何をもって素晴らしいと言うか、は人によってそれぞれ違うと思いますが、私にとっての今季の心震えたドラマが大奥と星降るの2作品でした。

冬ドラマで見た作品:嘘の戦争、大奥、星降る夜に、警視庁アウトサイダー、100万回言えばよかった、大病院占拠、探偵ロマンス、ブラッシュアップライフ、ゲットレディ、以上9作品

今週最終回を迎える100万回は録画取り消しちゃいました…。先週で犯人も分かってしまったしそれ以上の驚くべき展開も無さそうで見る気を失せてしまいました。マツケン菊地凛子さんの無駄使いだったな。今季イチ残念なドラマになってしまいました。1話目が好感触だったので期待値が高かった分、幻滅度も大きかったです。

まだ最終回を迎えていないドラマもありますが、今以上の展開はないと思われるので特に感想は控えます。何かを取り立てて書くほどの感動はありませんでした。夫のチョイスで仕方なく見ているものも一部ありますし、見る前からあまり期待していなかったドラマもあるので…。夫とはドラマの趣味がまったく嚙み合いません。ドラマに関してはお互い同じ感想や感情を共有することは永遠にないと思われます。十人十色、です。そんな話は別記事で

u-tantantan.hatenablog.com

早速今週から尾野真千子さんと滝藤さんのドラマ(NHK)が始まります。楽しみです。月10の天海祐希さんのドラマも面白そう…

春も心に響くドラマに出会えますように

お読みいただきありがとうございました。