ストレスフリーを目指すブログ

穏やかに健やかに暮らしたい

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人が人を幸せにする話

私は夫のお父さんを知りません。義父は夫が20代の頃50代半ばで亡くなったと聞いています。今年は義父の23回忌だそうです。仏壇の写真で見る義父は大柄でとても若いです。あと5~6年で義父が亡くなった年齢になる夫は、「うちの家系の男子は短命だからな、まだ死にたくないな…」などと呟いています。

義父は年の瀬迫る寒い夜に「灯油を買い行く」と出かけたきり、パチンコ店の駐車場で倒れそのまま救急搬送されたそうです。灯油を買う前に大好きなパチンコ店に向かったのでしょうか…。救急搬送された時にはアルコールを飲んでいたようです。

そのせいでしょうか、酔っ払いの酩酊状態と診断されて、そのまま帰宅したそうです。検査することなく自宅へ帰されたのは、搬送先で意識があり会話ができたことが原因だと思われます。想像ですが、”大丈夫だから帰りたい”と本人が訴えた可能性もあるかと…。帰されることになった経緯についての詳しい事情は夫も知らないそうです。

その翌日、意識不明に陥りそのまま入院、結局一回も意識が戻ることなくそのまま病院で亡くなったそうです。直接の死因は脳卒中のようです。脳疾患は時間との勝負、適切な処置や治療が即時に行われていたら、助かったかもしれません。脳の検査をしなかったことが悔やまれます。

救急搬送から帰宅した時には普通に会話ができていて普段と変わらない様子だったらしいので、まさか翌日意識不明になるなど誰も予想していなかったようです。それを考えると、容体が急変した、ということなのだと思います。

せめてアルコールを飲んでいなければ酔っ払いに勘違いされることもなかっただろうに。せめて搬送先で意識がなく会話が不可能な状態で緊急入院して検査していれば、違う結果になっていたかも知れません。今も元気なら80歳くらい?

たられば、ですけど。不運が重なったのかな…。救急搬送時に、酔っ払いと判断して検査せず帰したことは病院の判断ミスで医療ミスだった、と今でも夫は思っているようです。

夫の家系は脳疾患が多いようです。私の家系は癌が多いです。人間ドックとかがん検診とか一度も受けたことないですけど、そろそろ真剣に考えるべきなのかな、と思いつつ、病気になってから考えればいいかな、なんて思ったり。健康診断の案内によると今年は胃がん検診が対象のようで、初めてバリウムを飲んでみるのも悪くないかな、と一応検診希望にチェックを入れてみました。病気はある程度遺伝するみたいですし。注意するに越したことはないかも、です。

お義父さんはパチンコ大好き、お酒も大好きで毎晩晩酌をする人だったようですが、反面教師になっているのでしょうか…そこは分かりませんが、夫はパチンコもしないし、アルコールも飲みません。時々私の晩酌に付き合ってほろ酔いを飲むことはありますが、飲むと気分が悪くなると言います。アルコールに弱い体質なのかも知れません。

私の父もそうで、アルコールを飲むとぶっ倒れてしまいます。なので父は一滴も飲みません。母はワインなどのアルコール度数高めなものでも平気で飲みますが、美味しいと思わないし、私のように心地いいフワフワ気分にもならないそうです。だったらわざわざ高い金払ってまで飲まなくていいよね、という感じです。

そうなると私のアルコール好きは隔世遺伝かも知れません。精神病んでいた若い頃、アル中気味だったせいもありますが、飲んでも全然酔っ払えないこともありました。ビールでは全然効かなくて、ワイン、日本酒、焼酎、ウォッカ、ジン、テキーラ、ウィスキー、あらゆるものを飲んでいました。今はビール一本がふわふわで適量です。飲もうと思えば永遠に飲めるとは思いますけど…、それは大晦日だけにしています。

一時期はカクテル作りにハマったこともあって、マティーニなんて、最後はほぼジンにオリーブ入れただけになっていました。ウィスキーもソーダで割るのが面倒で寝付けない夜は睡眠薬の代わりにショットでいっちゃってました。

ミキシング・ステアグラスやカクテルシェーカー、アイスピック、ショットグラスやカクテルグラス、ワインアイスバケット、色々揃えました。今は出番がなく埃をかぶっていますが、そのうちまた始めてみようかな…。私が一番好きなカクテルはマルガリータ。夏はフローズンもいいですね。あ~、飲みたくなりました。

私は死ぬことに対して恐怖はありません。苦しんで死ぬのは勘弁なので、苦しまなければいつ死んでもいいかな。でも、死ぬ順番は守りたいな、と常々思っています。せめて親より先に死なないこと。そんなに長生きはしたくないかな。正直な話、体が動かなくなってまで生きていたくない。と言っても今の日本では安楽死はできないし、私が年老いて寝たきりになる頃には法改正で容認されていることを祈るだけです。

体力があって動ける健康なうちに夫と好きな旅行を楽しみたいな。健康を害したらどこへも行けませんから…。美味しいお酒が飲めて、大好きな人に囲まれ、嫌なものは見ないように、好きなことだけをする。狭い世界で楽しく生きたい。

縁側で日向ぼっこをしてうたた寝する父を見ていると幸せな気分になります。父が今幸せだといいな。最近、解離性障害が頻発していて、夢と現実のはざまに迷いがちな父ですが、誰に迷惑かけているわけじゃないし、父が意味不明なことを言い出すたびに母が少し混乱気味になりますが、なんとか家族で支えていくしかないのかな、と姉と話していました。少し時間が経つと冷静になり”夢か…”と戻ってくるのが救いです。

家から徒歩15分、距離で言うと一キロくらいでしょうか、そんな少しの距離でも歩くのが困難になりました。体力は落ちて体は大分弱ってはいますが、それでも父が生きていてくれるだけでありがたい、夫のお義父さんのことを考えると、そう思ってしまいます。時々意識だけが遠くへ行ってしまう父。天国でお義父さんと会う日もそう遠くないのかな…。

今日は水曜日、録画しておいたドラマ星降る…見ました。あと一話来週で終わりです。伴さんは鈴先生を恨むことが人生の生きる目的になっていたのですね。でも、その対象である鈴先生も苦しんでいて、とてもいい人間だと分かると、生きる目的を失い自暴自棄になってしまった。

娘の叫び声に伴さんが自殺を思いとどまり崩れ落ちて号泣。そんな伴さんを一星君が駆け寄り優しく抱擁する。何の躊躇いもなく。こんな時は言葉ではなくハグが一番効く。涙腺崩壊です。最終話はディーン様演じる佐々木先生の号泣が見れるかな?天使のような一星君にみんなが癒されていく。一星君のみんなを幸せにする力が凄い。

一星君がまるで天使のよう、一星君の笑顔がみんなを幸せにする。毎回感情爆発させる一星君、甘え方、拗ね方、すべてが完璧です。何より笑顔が破壊的。あんな風に素直に喜怒哀楽できることが羨ましい。星降るは今季一番のドラマです。一星沼どっぷりです。

高評価で話題のブラッシュアップ、途中からTverで見始めましたが私にはマッチしませんでした。人の感じ方はそれぞれですね。

昨日のおもうまい店で北海道の中華屋さん岩龍らーめんの親父さんが言っていた言葉が心に刺さりました。幸せそうな顔をみると幸せになる。みんなが人の幸せを願えば戦争はなくなる。まったくその通りだと思います。テレビの中のそういった素敵な人を見つけるたびに幸せになります。

おもうまい店は料理番組という枠なのでしょうけど、ただの料理番組ではなくて、どっちかというと人間ドキュメンタリーのようで毎回楽しんでみています。岩龍らーめんの親父さん、ホントいい人そうで、心が温かくなってホンワカ幸せな気持ちになれました。カロリー半端なさそうですが、油そばかつ丼のコラボ、美味しそうでした。

夫婦円満の秘訣はパートナーより幸せにならないこと。テレビ番組で聞いた言葉。深いな~、って思います。夫の幸せが私の幸せ、夫が辛いと私も辛い。私が幸せになるには夫が幸せじゃないと、つまり、私の幸せは全て夫の幸せの上に成り立っている。

人を幸せにするのも不幸にするのも【人】なのですよね。私が幸せにできるとしたら夫しかいませんし…。夫が幸せだといいな、夫が幸せになれるよう頑張ろう。

お読みいただきありがとうございました。