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自分のイビキで目が覚める話

最近夜中に自分のイビキで目が覚めることがあります。隣で寝ている夫を起こしてしまいます。イビキを指摘され始めたのはここ数年。新婚当初は歯ぎしりを指摘されました。ギリギリと響く音に夫は恐怖を感じたそうです。どれだけの力で噛み合わせればあんな音が出るのか、と驚愕したそうです。

睡眠中の無意識な歯ぎしりなので自分ではどんな音なのか想像できませんが、確かに朝、顎が疲れているな、と感じることは何度かありました。意識的に歯を食いしばっても音が鳴るものではありません。歯ぎしりの主な原因はストレスだと思うので、新婚当初はかなりストレス状態だったのだと思います。

生活が一気に激変しましたから自分では無意識ながらも実際はかなりストレスを感じていたのだと思います。長い独身生活でしたから、独りでいることに慣れすぎて誰かと一緒に過ごすことに免疫がなかったのだと思います。もともと協調性が欠如気味だったし。

震災時にバセドウ病になった時も同様で、自分では無自覚ながらもストレスは体を蝕んでいったのだと思います。歯ぎしりやバセドウはストレスが主な原因と言えますが、いびきに関してはストレスというより、老化現象のような気がします。

咽頭(のど)が狭くなって、息を吸うときに狭くなった部分に空気が通過するため、のどが振動して音がでることです。特に眠ってしまうと、のどを支えている筋肉がゆるむため、よけいに咽頭が狭くなるのです。かぜや鼻炎で鼻が詰まっている状態、極端な肥満、睡眠時無呼吸症候群などがあります。

女性ホルモンは、上気道を構成する筋肉を緊張させる働きがあります。 しかし、更年期では、女性ホルモンの分泌低下に伴い、気道の開大が、20代、30代の頃と比較すると、うまく行かなくなります。 その結果、更年期、50歳以降、中高年の女性では、いびきをかきやすい理由となります。

要するに老化による筋肉の緩み。飲酒した後のイビキがうるさい、とは新婚当初から言われていましたが、自分のイビキを聞いたことはなかったので分かりませんでした。それが最近では自分でもビックリして目が覚めるほど酷いイビキ、という自覚症状があります。自分のイビキで目が覚めるって相当だと思います。

母や姉のイビキを知っているので、私もこんな感じだろうな…、とは思っていたのですが、実際自分のイビキを聞くと興ざめしてしまいます。鼻づまりとか風邪とか肥満が原因ではなく女性ホルモンの乱れによる老化現象…。気が沈みます。

若い若いと思ってた自分が今や50代。50代で感じる体の変化や不調は以前記事にしましたが、それに加えて”イビキ”という新たな悩みが増えてしまいました。イビキ対策グッズ、口呼吸テープとか効果あるか知らんけど試してみようかな…。

u-tantantan.hatenablog.com

年齢を重ね老いを感じるこの頃、快眠グッズに興味を持ち始めました。若い頃には感じたことのない睡眠へのこだわり、何といっても人生の3分の1は睡眠ですから大切なわけです。枕を変えてみるのもいいかも知れません。今は仰向け用とか横向き用とかあるみたいです。横を向いて寝るとイビキは出にくいようです。

昔から寝つきがよく一瞬で眠りにつくというのが私の特技でもあります。もう一つ、どんなに明るくてもどんなに大音響の中でも、どんなに硬いベッドでも、極端な話、冷たいフローリングの床でも横になれる場所があればどこでも寝れちゃうという特技もあります。なんなら立った状態でも一瞬ですが眠ることができます。そして熟睡すると滅多なことでは目を覚ましません。地震や火事でも気づかないで逃げ遅れて死ぬタイプだよね、と夫に言わたことがありました。

悩み事や辛い時は多少酒の力を借りた時期もありましたが、寝れば忘れる都合のいい性格だったので、とにかく何かあって気持ちをリセットしたい時には何も考えず寝るようにしていました。そう考えると睡眠は心にとっても体にとっても健康維持に欠かせない重要な要素だと思います。

睡眠が及ぼす影響は計り知れません。夫は睡眠がデリケートなので一旦目を覚ますと再び眠りにつくまでかなりの時間を要します。今日も真夜中に私のイビキで起こされそれから私のイビキが気になりモンモンと眠れず朝を迎えたそうです。

私は自分のイビキで一旦は目が覚めても、二度寝は得意中の得意なので問題ないのですが、夫は違います。気の毒に睡眠負債を抱えながら出勤していきました。運転中に睡魔に襲われたりして事故でも起こしたら大変です。私のイビキが原因で仕事に差し支えがでるようでは都合が悪い。

そろそろ夫婦寝室を別にするのも考え時かも知れません。両親が夫婦別で寝ていた(父の帰りが残業で深夜だったこともありますが…)ので、夫婦の寝室は別であることが普通だと思っていたのですが、習慣とは恐ろしいもので今は夫が隣にいないと不安になります。添乗員の頃は仕事で一人で寝ていましたが、仕事で泊りの時は酒を飲んでいましたから一人でも平気でした。

酒を飲んだらイビキを理由にして一人で寝る習慣にしようかな…。でも冬季は人肌が温くて一緒に寝た方が経済的で省エネにもなるし、じゃあ、夏季限定で別で寝てみようかな…。いつか夫から”イビキがうるさくて耐えられない”、とNG出される日が近い将来くるかもしれないな。夫からは言い出しにくいだろうから、今度それとなく私から夫婦別寝室案を提案してみようと思います。独身時代に使っていたパイプベットが一台あるので、それで寝るのもいいかもしれません。

年を取ると若い頃には考えられなかった事態が色々と起こるものです。誰にでも起こりうること。今の若者たちだって30年もすればこうなるのだよ…。立場が変われば考え方も変わってくると思います。ぶっちゃけ若さは一瞬、あとの人生、老いとの闘いです。

お読みいただきありがとうございました。