ストレスフリーを目指すブログ

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旅行でわかる本来の人間性が垣間見れる話

旅行に行くと毎回夫の優しさに触れることができます。旅行は人の本性が出るというか、思いやりがある人、ない人、どういう性格なのか、相手がどんな人か見極めるいい機会だと思います。

遠い遠い昔の話、自分から好きで好きでアタックし付き合い始めた彼とディズニーリゾートにデートしたときの経験ですが、彼の本性を見た気がして恋心が一気に冷めたことがありました。もちろん、デートの後円満にお別れしました。

年甲斐もなく手をつなぎ寄り添いながら散歩できるのはパーク内ならではの光景なのかな、と思います。街を歩いている中年カップルがイチャイチャ手をつないでいる光景は痛さ満点ドン引きですが、パーク内だったら許されるのかな、と。

そう、そこは夢の国だから。と、言うより、手を繋いでいたのは一瞬でも目を離すとチョロチョロ動き回るので迷子になり探すことが面倒だったという理由が夫の本音かも知れませんが。どんな理由にしろ離れ離れにならないように終始手を繋ぎながら歩けるのは私にとって幸せな事です。

パーク内では老若男女、カップル、友達、家族、あらゆる年齢層の方が楽しんでいます。あらゆる世代から愛されているディズニーリゾートは運営さんの努力の賜物だと思っています。金取だと批判する人もいますが、ある程度お金がかかるのは仕方ないのかな、と思います。

イベントワクワク割りが開始され人数制限も大幅に緩和された最近のパークは治安の悪さが不安要素でしたが、外国人の転売ヤーグループや目を背けたくなるようなルール違反行動に遭遇することなく平和なパークでした。多くのD系ユーチューバーが発信していた通りオタよりライト層が多いように感じました。

夕方パーク内を歩いていると私達くらい?(見た目50~60代)の中年カップルの会話が耳にはいってきました。男性「もう帰りたい」女性「ビリーブ(夜のショー)が見たい」男性「勘弁して、もう頼むから帰らせて」時間は17時過ぎのことでした。男性は疲れがピークに達し限界だったのでしょう。ショー開始は19時40分、彼女はショーを無事見られたのでしょうか…。その後のカップルの動向が気になるところです。

私はその時間、やりたいことを全部やりつくしてビリーブ以外の目的を達成していて満足していたので、ぶっちゃけ、もう帰ってもいいや、ビリーブはYouTubeで見たし…、と思っていました。夫の顔にもさすがに疲れの色が見て取れたので私は一旦駐車場に戻り車で休むことを提案しました。

夫はビリーブの鑑賞席を確保するために地蔵(場所取り)することを提案してくれましたが、ショー開始まで2時間以上も気温が下がる時間帯に待つのはさすがに躊躇したし、私自身にそんな気力も体力もありませんでした。

朝6時から開園待ちの列に並び、というより家を出発したのは前日の20時前で夜通し運転してきたので、すでに入園時から疲れていた夫。その夫が疲れを口にすることなく付き合ってくれていることに感謝ですし、逆に私の事を気遣ってくれたり、夫の優しさを肌で感じることができる場所、それが夢の国ディズニーリゾートです。

車で仮眠していると1時間があっという間に過ぎて19時を過ぎていました。一度横になると起きるのが億劫になります。再入園が面倒になり”帰ろう”と提案する私に、夫はショーを見ることを諦めません。”分かった、だったら一人で行ってくるから寝てて”、と言ったのですが、夫は”俺もいく!”と一緒に来てくれました。さして興味のないショーに一緒に来るのは、私一人で混雑する危険なところに行かせることが心配だったのだと思います。

”自由席へのご案内は全て終了しておりますので、歩きながらのご鑑賞になります”、とキャストさんに教えてもらい、再入園した時点(19時半)では立ち見もできない状態でした。仕方なくショー開始(19時40分)までアクアスフィアで待機、ショー開始とともに歩きながら鑑賞しました。移動しながらの鑑賞なので色々な角度からショーを楽しむことができ結果、大成功の大満足でした。

ビリーブは360度楽しめる構成(ミラコスタと火山にプロフェクトマッピング)になっているので、立ち止まって定位置で鑑賞するより移動しながらの鑑賞のほうがより楽しめるのかも知れません。正面ではハーバーと火山のマッピングを、裏正面ではミラコスタマッピングを堪能、歩きながらの鑑賞はどっちもオイシイどこ取りです。

ビデオ撮影したり写真撮影したりは無理ですが、全体的に雰囲気を楽しみたい、目に焼き付けるだけでいいなら絶対歩きながらの鑑賞がオススメです。個人的にはネタバレ承知でYouTubeで予習していったことが良かったのかな、と思いました。

終始歩きながらの鑑賞で立ち止まることは出来ませんが、それでもミッキー広場正面近くではバージ(船)にいるキャラをしっかりと確認できるし、かなり近い場所で迫力あるショーを楽しめます。長時間地蔵して場所取りしても結局人の頭しか見れず、キャラも豆粒、障害物に邪魔されて見辛いくらいなら、歩きながらパーク一周して鑑賞するほうがいいのでは?と思ってしまいます。

エントリーに外れて、DPA(課金制プレミアアクセス)も購入できなかった方、そして長時間の自由席場所取りが体力的に難しい方、諦めないで!移動しながらショーを見ることができます。キャストさんの努力で歩行ルートは確保されています。ショーの時間が近くなるとパーク内は混雑を避けるため一方通行になります。キャストさんがライトを持って誘導してくれていますので、ゆっくり歩きながらショーを鑑賞できます。

”一方通行逆行禁止、観覧スペースではありません、立ち止まらないように”とキャストさんが必死に声掛けしているのにも関わらずルールを無視する人もいます。歩行ルート上で立ち止まってビデオ撮影している人や逆行している人を見かけると悲しくなります。開園ダッシュ、転売目的のグッズ大量買い占め、モラル違反の場所取り、ルールを守れない残念は人はパークに限らずですがどこにでもいるものですね。

個人的には定位置で見るより全体の雰囲気を楽しむだけなら歩きながらの鑑賞がいいと思います。但し立ち止まっての観覧や撮影は禁物。長時間地蔵して自由席を確保したゲストに対しても失礼に当たりますから、流れにのって少しづつでも足を動かして進むことがルールとなります。これから増々寒くなり地蔵がつらくなります。ショー難民の方、歩きながらの鑑賞でも迫力満点でオススメです。

大体パーク一周ぐるっとゆっくり歩いて回ると30分、ショーのクライマックス(エルサの花火)の頃にはミッキー広場に戻ってきます。全キャラ勢ぞろいのエンディング(ミーシャのテーマソング)が流れミラコスタ下でショーが終わります。そのままアクアスフィアに進めば混雑に巻き込まれることなくスムーズに退場することができます。

なんとなくビリーブは意図的に”歩いて鑑賞しても360度どこからでも楽しめる”ように作られているように感じました。だからしっかり歩行ルートも確保しているし、だからこそ、歩行ルートで歩きながら鑑賞するゲストはキャストの誘導に従いルール厳守(立ち止まらず、逆行せず)で鑑賞することが望まれます。

ショー開催時の歩行ルートはミラコスタ下サウス側、フィガロズ・クロージアー(ショップ)からパラッツォカナルに出てポンテベッキオ、フォートレスを抜けて火山入り口、アクアダクトブリッジ、ドナルド通り、ポルトパラディーソ、ミッキー広場という時計回りの一方通行でした。ミッキー広場に戻ってくると、ミラコスタ下ノース側マンマビスコッティ沿いにパークへ歩く逆ルートも確保されていました。なので早く戻り過ぎた場合はその列に加わってもいいのかな?と思います。

私達は丁度いい終了クライマックスのタイミングで戻ってこれたので、そのままアクアスフィア方面に進み退場しました。大迫力のプロジェクトマッピングは素晴らしく、音楽も映像も花火も豪華でYouTubeとの違いは歴然でした。一番の違いは言わずもがな臨場感です。CDの音源とライブ生演奏との違いです。

諦めずに帰らなくて良かった。遠方なので何度も来れませんし、”次回”と言っても数年後、もう年齢的にもかなりキツイので無理は出来ません。心折れかけ諦める寸前、夫に背中を押してもらえたこと、歩きながらもショー鑑賞に全集中できたのは気遣いながら優しくエスコートしてくれた夫のおかげです。

普段はケチで節約家の夫ですが、私がやりたい事は全力でサポートして願いを叶えてくれる夫には感謝しかありません。ビールも気持ちよく飲ませてくれたし普段は小言が多い細かい神経質な夫ですが、ディズニーリゾートでの夫には”器の大きさ”を感じました。

夢のような12時間でした。またいつかディズニーリゾートに来れる日を楽しみに毎日節約に勤しもうと思います。これから11月いっぱいは高齢の両親がいる実家へ行くのは控えます。外出も極力しないように人との接触も控えます。

パーク内では終日マスク(写真撮影時や混雑していない屋外は外してもOKでした)消毒の徹底、極力人混みは避けて感染しないように注意していましたが、やはりショップでの買物やアトラクションスタンバイQ列では蜜状態でしたので数日は気が抜けません。もし感染しているとしたら今は潜伏期間なのでしょうか…。

来週は4回目のコロナワクチン接種、来月はインフルワクチン接種です。あ、そうそう、ディズニーリゾートワクワク割りチケットでしたがノーチェックでした。周りでチェックしている様子もなかったので、ランダムで確認されて証明書の提示を求められる人はレアケースなのかな、と感じました。だからと言って接種もしていない陰性証明もない人が”見つからなければいい”、的に購入するのはいけないことです。

そういう人に限ってランダムに確認されるものです。警察が挙動不審者をかぎ分け職質するように、”後ろめたさ”が滲み出てランダムなチェックを誘うのかも知れませんし、何と言ってもズルすることは気分が悪いのではないでしょうか?いつチェックされるかソワソワしながら楽しむことなどできません。

チェックされる可能性は低いと思いますが、絶対ない、とも言いきれない微妙なラインですが、ズルする人は必ずいつか自分に返ってきます。車の運転もそうですけど、捕まる人は運の悪い人、ではなくて、常習的にやらかしている人だと思うのです。いつかバチが当たりますよ。ワクワク割りチケットでたまたまランダムにチェックされた、と言う人は運が悪かったのではなくレアケースに当たったラッキーな人だったのだと私は思います。

旅行は誰と行くか?で楽しみ方や疲労度が全然違います。家に帰っても体は確かに疲れているのですが心の幸福度が勝っているので疲れの残り具合が違います。疲労感より心地いい充実感で溢れています。今回も夫の優しさに触れ夫の株がグ~ンと更にアップ。困難な状況であればあるほど夫の逞しさが際立ちます。頼りになる夫です。

これだからディズニー旅行はいくつになっても止められません。これからの年齢を考えると絶叫系アトラクションや長時間のQラインスタンバイは体力的に無理だと思われます。年相応の楽しみ方ができることがディズニーリゾートの強みだと私は思います。

長時間のドライブも年々厳しくなっているのを感じますし、やっぱりパークを楽しんだ後は近隣で一泊したほうがいいのかな。年を取ったら奮発してバケーションパッケージを利用するもの手かな、と思っています。ディズニーの魔法が解かれるまではしばらく幸せの余韻に浸れそうです。

お読みいただきありがとうございました。