ストレスフリーを目指すブログ

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心を病んでいる孤独な人が多すぎる話

新聞は取っていません。朝の日課はyahooニュースをチェックすること。今日の気になったニュースはJR神戸線での飛び込み事故でホームにいた人にぶつかり搬送されたというニュースです。思ったことは【トラウマ】になりそう、と言う事です。

何か衝撃的な事件があるとトラウマになることは多くあります。私の場合、レーズンがトラウマで大人になった今でも食べることができません。多分味がどうのこうのではなく、子供の頃に体験したことがトラウマになっているだけで、食べようと思えば食べられるとは思うのですが、食べるとしたら飢えて命の危険を感じる時だと思います。レーズンを見ると子供の頃の嫌な思い出が蘇ってきます。

心を病むほどのトラウマではありませんが、衝撃的な体験で心に傷を負ってしまうと立ち直るにしてもかなりの時間が必要だと思います。心のケア。現在病というべきメンタルイルが巻き込まれた事件によってもたらされる不幸。ホームで事故に遭われた方の心と体の回復を祈るばかりです。

毎日嫌な事件事故が続きます。ぶっちゃけて言えば自分には直接関係ないことだし、日々の生活が劇的に変わることはありませんが、不幸な事件が続くとじわじわとメンタルが弱っていくような感じがします。

私の場合一番分かりやすいのは無力感と喪失感、無気力になります。何もやる気になれない。動くのが億劫。考えるのが億劫。独身時代は酒の力に頼っていました。辛いことがあると頭を空っぽにして眠るのです。今はもっぱらブログに発散です。

大抵なことは酒飲んで寝れば忘れることができる特技のお陰で悩みを引き摺ったり鬱になることは避けられていますが、思いっきり真面目な人で深く突き詰める傾向がある人はメンタル病む傾向にあるのではないか?と思っています。

適当が一番、私はそう思います。真面目に生きるほど、真剣に考えるほど、生きづらい。だから何かあっても適当に受け流す。怒りもそう。全ての事にいちいち怒っていたら身が持ちません。怒りは自分の命を削る行為、そう思うと怒るのが馬鹿馬鹿しくなります。

無責任かも知れませんが、自分のことだけで精一杯で人のことを気にする余裕はありません。自己犠牲の精神で世の中の役に立とうという人が政治家になるのかも知れません。信念で政治家になって議員になるためにダークサイドに落ちてその先は悪の手先になる。まるでダースベイダーですね。

弱っている時は相手を思いやる気持ちが持てません。夫の愚痴も自分が余裕のある時と無い時ではストレスの負荷具合が全然違います。だから心の平穏を保つことを日々心掛けています。自分に余裕があれば人に優しくできる。私はそう思います。

今の世の中自分に余裕のない人で溢れていて、だから色々なものに不満を抱え、誰かのせいにする。そして救ってくれるものにすがる。その対象が宗教だったり、酒だったり、ドラッグだったりするのだと思います。私の場合それが酒でした。

酒に溺れそうになった時、自分を消したいと思いました。でもそんな勇気もなく、やったことが海外へ行くことでした。私のことを誰も知らない世界へ。やりたくないことはやらない。どうにでもなれ、自暴自棄になった結果の行動でした。

自殺できなかったのは愛する家族がいたことと怖かったから。どんな死に方を選んだとしても人の迷惑になるし、死ぬ気になれば何でもできる。一度きりの人生どうせなら太く短く生きてやる。そうシフトチェンジした途端気が楽になりました。海外へ逃亡した話は別記事で

u-tantantan.hatenablog.com

結局は自分で何とか乗り切るしかないのですよね。ただ一人では無理です。私の場合家族が支えになってくれました。その支えとなる家族がいないとなるとどうなっていたか想像できません。神様に頼っても救われません。宗教は心の拠り所にはなると思います。スピリチュアルな話や宗教についての話は別記事で

u-tantantan.hatenablog.com

鬱になった兄にも言えること。もし家族が兄を理解せず否定して受け入れなかったら?兄はどうなっていたか、もしかしたら世間を騒がすような事件を起こしていたかも知れません。父が病気を理解し家に呼び戻し”何もしなくていい”そう声をかけた。これが兄を救ったのです。兄が鬱になった話は別記事で

u-tantantan.hatenablog.com

心が病んでいる人が増えた一番の問題は両親からの愛情に飢えている子供がいかに増えているか?ということだと私は思います。仕事で病んでも人間関係で病んでも誰か一人でも味方や理解してくれる人がいれば救われる、私はそう思っています。

絶対的愛情の対象であるはずの子供を虐待したり宗教や趣味にうつつを抜かし育児放棄したり、家庭を顧みない親からは親権を取り上げて縁切りさせるくらいの法律があっていいと思います。バカ親の犠牲になる子供が多すぎるような気がします。

血が繋がってなかろうが親子になれる。血なぞクソくらえ、と個人的には思っています。子供が欲しくてもできない裕福な家庭は沢山あると思いますし、養子縁組も難しいようであれば、国が面倒を見るようにしたらいいと思います。そういうことに税金を使うなら大賛成です。

精神を病んだ従兄が天涯孤独になった時、父は養子縁組を考えたそうです。母の反対にあって実現はしませんでしたが、父はその従兄の世話をずっと見ていました。一緒には暮らしていませんが定期的に連絡を取り、経済的支援と自立支援をしていたそうです。

孤独な人や苦しんでいる人、心を病んでいる人に一人でも理解し支えてくれる人がいればいいのですが。家族に愛を求めるあまり縁が切れない人がいると思うとやりきれなくなります。それこそが【愛情の搾取】です。ラプンツェルのように毒親からの目覚めがありますように。

お読みいただきありがとうございました。