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苛めたヤツは将来全てを失う話

ブックオフのポイントでジャンク品のビデオデッキを購入しました。タイムリーな話題で、バック・トゥ・ザ・フューチャーの未開封VHSがオークションに出品され7万5千ドル(日本円で約975万円)で落札されたとの記事がありました。ブックオフのポイントで購入したビデオデッキの話は別記事で

u-tantantan.hatenablog.com

オ?時代はVHSか?私のコレクションに値が付く時代がこの先くるかも?と喜んだものの、ビフ役の俳優さんが所有していた、というプレミアがついての価格。やっぱりVHSに値段がつくはずもなく、今日も粗めの映像を一人で楽しむことにします。

バック・トゥ・ザ・フューチャーと言えば、マイケル・J・フォックスですが、最初にオファーされたのはエリック・ストルツだったそう。もしエリックがマーティを演じていたらリー・トンプソンと再共演になっていた【恋しくて】を久々に見ました。

キースとワッツとアマンダ。三人とも貧乏エリアに住んでいる。(と言っても裕福ではないだけの普通の家庭ですが)でもアマンダの彼は富裕層の下衆野郎。人を見下してマウントを取る。80年代からこういう権力を笠に着るタイプの人間はいたのだ。

昔見ていた時の感想はエリック演じるキースとメアリー演じるワッツとリー演じる学園のアイドルアマンダ3人のラブストーリーだと思っていたけど、実はこの映画、ラブストーリーと言うより、3人の成長物語であることに今更気づきました。見る年齢によって感じ方は変わるものです。もちろん単純に青春ラブストーリーとしても楽しめるのですが、それだけではなくて物語の中に多くのメッセージを感じました。

学校にいるスター軍団とその取り巻き。そこに居場所を見出したアマンダ。貧乏であることを恥じ、自分を殺して富裕層と付き合う。”自分は男の飾りでしかない。自分の魅力は見かけだけ、誰も内面を見てくれない”そんな諦めがあるのかも知れません。

綺麗な人には綺麗な人にしか理解できない悩みがあるのですね。力のある彼に逆らえばあからさまに始まる友達からの無視。友達だと思っていたのは自分だけ。孤独を味わうアマンダ。そんな学園のアイドルに恋をした”はみ出し者”のキース。

そのキースと親友のワッツは密かにキースに恋している。これで三角関係の出来上がり。学園のマドンナをデートに誘いウキウキのキースだけど、誘われたパーティではキースを袋叩きにする計画があることを妹から聞きます。(キースの妹もお父さんもいい味出してます)

ワッツは大好きなキースのデート話に嫉妬しながらもプレゼントを選んだりキスの練習を申し出たり全面バックアップです。パーティーの結末を見守っていたワッツは腰を抜かしてしまいます。アマンダを見直したと言って身を引く男前なワッツ。ワッツの気持ちに気付いたキースに「私は大丈夫」と言って背中を押すアマンダ。

取るに足らないくだらない男にビンタ二発を食らわせたアマンダは、これを機に自分を卑下することなく偽ることなく青春を謳歌することでしょう。キースによってアマンダは救われたのです。それぞれが自分の居場所を見つけ自立していく成長物語が【恋しくて】という映画です。

恋しくて (字幕版)

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  • メリー スチュワート マスターソン
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自分の居場所を探し、やりたくないことも我慢して自分を押し殺す。私も若い頃そうでした。特に空気を読み始めた新社会人の頃が一番辛かったです。映画の中のアマンダと同じでかなり無理して自分とは違う世界の人達と背伸びして交流していたような気がします。身の丈に合わないことを止めた途端ストレスから解放されました。

映画でも描かれていましたが、いつの時代にもあるくだらない苛め。私が苛められたのは小学生の時です。苛めのターゲットになった理由は馬鹿げたものばかり。とにかく映画でもあったようにある日突然蜂の子散らすように私の周りから人がいなくなるのです。追っかけると逃げられる。いくら鈍感な私でも分かります。

追っかけるのも面倒だし、そのまま放置すると今度は攻撃してきます。上履きを捨てられる、給食の残飯を机に入れられる。画鋲を椅子に置かれる。机を廊下に出される、ランドセルを捨てられる。陰湿な苛めでした。でも長く続いたわけではなく短期集中型の苛めだったし、クラスのほぼ全員が代わる代わるそのボスざるの苛めターゲットになっていたので、私の番が来たか、という感じでした。

ターゲットにされるのはボスざるに逆らったか、苛めに加担しなかったからとかそんな理由です。ボスざるのお気に入りの男の子と喋ったからという理由でターゲットにされたことも。私の場合は誕生日プレゼントをあげなかったことがきっかけで始まりました。プレゼントをあげたら苛めは終わりました。卒業前にクラス全員一致団結で彼女に対し仕返しの無視を決行したのです。

やられたらやり返す、倍返しだ、じゃないですけど。「あなたが今までやってきたこと」を見せたのです。彼女は泣きながら謝ってきました。なんでもそうですけど、自分が同じことされないと、された人の痛みとか気持ちは分からないものです。多分彼女は苛めている自覚はなく遊びの一環だったのでは?と思います。

今彼女がどのような生活を送っているかは分かりませんが、幸せであるといいなと思います。人の痛みを知り自分のしてきたことの愚かさに気付いて更生してくれたなら嬉しいなと思います。子供時代にしたこととは言え、仕返しで無視したこと、謝りたいです。結局苛めをしてしまった私も同罪です。子供って結構残酷なこと平気でするのです。悪意がないから、無邪気に苛めるのが逆に怖いのです。

ジャンポケの斎藤さんじゃないですけど、本当に子供の頃の苛めって苛めた方の記憶はないけど、苛められた方の記憶は一生傷になってトラウマになって忘れられないものです。苛めっ子の名前はフルネームで忘れません。斎藤さんの記事を読んで救われる人がいっぱいいると思います。斎藤さんの活動を始め、苛められた経験がある芸能人が発信する言葉には勇気を貰います。

生きてさえいれば何とかなる。長い人生の中で小中学生の間なんてほんの一瞬です。悩みがあれば斎藤さんに相談しに行こう。高校になっても苛めている輩はホント救いようのないアホです。高校に上がってまで苛めている人間がまともな大人になれるわけがありません。まあ、そういうアホが大人になってマウント取るのでしょうけど。

高校どころじゃないですよ、社会人になってまで苛めているのですから。賞状(症状)出したパワハラ不動産会社が話題ですが、会社名もウェブページも晒されてまさに自業自得です。ってか、これだけ話題になってもウェブページ閉鎖しない根性は見上げたもんです。洒落にもならないこんなくだらない賞状(症状)作ればどうなるか?想像できないなんて知能低すぎ。苛めの証拠品バッチリ残して頭弱すぎでしょ。

子供のやることだから仕方ない、で許されるのはせいぜい中学まで。高校でも苛めが横行しているような学校なら行く価値なしですよ。中卒だってスキルがあれば全然生きていけるから。自分磨いて見返してやりましょう。

オリンピック開会式作曲担当小山田さんが過去の苛めが原因で辞任に追い込まれたように、若気の至りが後々の仕事に影響したり自分に返ってきます。悔やんでも自分の過去の行いを消し去ることは出来ないのです。

小山田さんの辞任劇は”見せしめ”みたいなもので、苛めた経験がある人達は戦々恐々でしょうね。全てを失うかもしれない恐怖にビクビク震えながら一生過ごしてください。アンナチュラルで中堂さんが言っていました。

「殺すヤツは殺される覚悟をするべきだ」

「苛めたヤツは将来全てを失う覚悟をするべきだ」

悪い行いの報いは必ず受けるから。肝に銘じ真っ当に生きたいものです。

お読みいただきありがとうございました。