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誰があなたを護るのか

青山繁晴さんの本を読みました。

前に姉から貰いました。姉がどういう経緯でこの本を購入したのかは不明ですが、私的には皇室問題にまったく興味がなくて読む気にならず一年程放置していました。ブックオフに売る本が溜まってきたので読まないで売るより暇つぶしに読んでおこうか、と思ったのです。皇室問題は小室圭がらみで興味のある人は多いと思います。

日本の尊厳と国益を守る会監修だそうで、作者が青山さん作画が弘兼憲史さんです。

私を護るのは天皇ではありません。それだけは確かです。

弘兼さんの漫画部分だけ真剣に読んで、青山さんが書いた部分は斜め読みですが、要約すると、小泉さんが検討した「皇室典範に関する有識者会議」では女性宮家の設立と女性皇族の配偶者も皇族とすることの検討がなされ、万世一系の伝統を崩壊させる危険があったが、悠仁親王が生まれたので改正の議論が棚上げ先送りになった、という話だ。

もし悠仁親王が誕生せず、この改正が実際に行われていたら女性宮家が誕生し、小室圭が皇族になっていた、そういうことだ。危ない危ない。

国民を危険に晒す結果になった規制緩和、小泉さんが起こした経済改革の弊害も多いと思いますし、そう考えると小泉さんの罪はデカイような気がします。郵政民営化に踊らされて支持をした国民も同罪ですけど。

悠仁親王の次の皇位継承について、悠仁親王男児が誕生しなかった場合、また改正問題が再燃することになるようです。青山さんは旧宮家を復活させる案押しのように感じました。現在一般人として生活をしている旧宮家(男系・父系)の未婚の男子は7人(10代5人、20代2人)いるそうだ。

跡継ぎいないから皇室に戻ってきてくれ、と言われたらどうだろう?私だったら絶対嫌だ。皇族なんかになったらディズニーリゾートに遊びに行けなくなる。自由にジャンクフードを食べることもビールを飲むことも、コンビニに買い物に行くことすらできないだろう。

自分は天皇の子孫だからいつでも声がかかれば戻る準備できてるよ、という人だったらいいですけど。その実在する7人は自分が天皇の男系子孫であることを知っているのだろうか?それが本を読んで一番気になったところです。

そういった旧宮家の人がバリバリのパリピみたいな人だとしたら?長髪ロン毛でバリバリドキュンみたいな身なりだとしたら?あり得ないことではないでしょう?

菅元総理の息子が菅さんと全然違うように、巨人の原元監督の息子が原さんとは全然違うように、一般人として暮らしている旧宮家の人達が皇族になれるようなキチンとした皇室マナーや教育を受けた人なのか?分かりませんよね。

それとも旧宮家としてそれなりの教育をされているのでしょうか?もしそうだとしたら一般人といいながら色々行動も制限されて不自由な生活を強いられているのかも知れません。皇室に戻る覚悟がある人ならいいですけど。

どっちにしろ、天皇の子孫だったり皇族に生まれたばかりに運命が決められてしまうのは不幸なことだと同情してしまいます。国民の幸せを祈るだけの人生なんて私から言わせれば最悪です。眞子さんがグレて反抗する気持ちが理解できない訳ではありません。

だったら、皇族に子供が誕生した時点で皇室から離れ旧宮家の人達と同じ一般人として平凡な子供として育てればいいと思うのですがどうでしょう。そうすれば少なくても財産狙いの小室圭みたいな下衆な男は現れないだろう。で、継承問題が出たら旧宮家に声をかければいい。それを受け入れるか受け入れないか本人の意思に託せばいい。

「あなたは皇室に生まれました。あなたの仕事は国民のために祈ることです。あなたには自由はありません。国民に尽くすことが仕事です。」

弟は断れない。どうあがいても抵抗しても天皇のなることは揺るがない。姉は弟を気の毒に思わないのか?自分の幸せだけを押し通す。国民のために祈るどころか、国民を蔑ろにしている。そんな皇室はっきり言って要らない。私は皇室不要論派だ。

一度自由を知ってしまうと皇室は窮屈に感じてしまうのは当たり前。全ての元凶は両親、そう秋篠宮にあると私は思います。

皇室に生まれたからには皇室のルールに乗っ取り教育するべき。眞子さんを海外留学させたり、小室圭に出会う環境に置いてしまったこと、自由にし過ぎましたね。それが一番の失敗だと思います。皇室としての教育がまったくできていない。

まあ自分の結婚も異例尽くめだったことを考えると歴史は繰り返された、とも言えます。自業自得ってやつですか。ご自身で撒いた種です。

子は親の鏡。前に記事で書きましたが、この親子を見ているとまさしく、”この親にしてこの子あり”という感じです。(本来はいい意味で使う)

昭和天皇の喪が明けないうちの婚約発表。皇室にも自由をってオカシイでしょ。だから覚悟が出来ていない3LDKで育った一般庶民が皇室に入ると碌なことがないのですよ。

紀子さまには雅子様の爪の垢を煎じて飲んで欲しいです。紀子さま雅子様とでは大違いです。天皇秋篠宮ではパートナー選びから天と地ほどの格差があると思います。

兄より先に結婚、喪が明ける前の発表、留学中で学生身分での婚約、全てが異例。まあ、その異例を許した親である上皇の罪も重いですね。

眞子さんに財産を生前贈与するくらいですから、上皇ご夫妻も多少なりとも責任はあるかと。可愛い孫が困っていたら助けたくなるのは仕方ない。

小室圭はそんなことは百も承知でお見通し。だから弁護士試験に落ちても痛くも痒くもない。パトロンがいるのだ。骨の髄まで吸い尽くす。寄生先は手に入れた。せいぜい眞子さんに愛想尽かされないよう頑張ることです。何が何でもしがみ付くでしょう。

眞子さんは皇室を出るのに小室圭を利用し、小室圭はその見返りに金を受け取る。それのどこに愛があるのか。愛とは奪うものではなく与えるもの。カサブランカを見て愛について学んで出直しなさい。ローマの休日を見て身分の違いを知り身の振り方を考えなさいと言いたい。

小室圭が自分から身を引き「お慕いする気持ちがなくなりました。私との結婚は諦めてください」くらいの嘘を言って身を引けばあんなに叩かれることはなかったかも知れません。眞子さんを捨てて酷い男だ、と叩く人も出てくるでしょうが。どっちにしろ、眞子さん相手に恋愛するのはそれなりのリスクがあって、それでも好きなら仕方ない。

やんごとなき一族で太鳳ちゃんが最初”嫌いになった”的な発言をして身を引く決意をしたように、私も多分同じような境遇だったら嘘をついて悪者呼ばわりされても身を引くかな。反対に眞子さんの立場だったら振られた時点で潔く諦めます。

男なんて一人じゃない。恋愛も就活と一緒。内定もらっても事件を起こしたら取り消される。取り消された人は諦めて次を探すしかない。会社だって事件を起こした問題ありの人をわざわざ採用しないでしょう?お互いご縁がなかったと諦めるのが吉。

圭も眞子さんもどっちもどっち。どーでもいい。皇室問題はこれからも続くと思うので知識としてこの本を読んでおくのはいいかも知れません。男系女系の違い、女性天皇女系天皇との違い、旧宮家女性宮家についてなど分かりやすく解説されています。日本書紀や紀元前、皇族の歴史に興味があれば楽しく読めると思います。

愛子様と眞子さんの格の違いも明らか。愛子様成人会見での「生んでくださってありがとうございます」というあの言葉に感動しない母親はいないでしょう。国民のことを真剣に憂いて考えていらっしゃる。ティアラを新調されず清子さまから借りられたことも国民感情に沿った愛子様のお考えからではないでしょうか。国民の痛みが分かる素晴らしい女性におなりになりました。雅子様の教育の賜物です。雅子様紀子さまの格の違いそのままとも言えますね。

雅子様愛子様を生んでくださりありがとうございます。私は断然天皇陛下雅子様派です。あなたをお守りします。あんなに皇室入りを拒んでいた雅子様口説き落とした男前。惚れます。雅子様の自己犠牲とご覚悟、天皇になられた時の涙。痛み入ります。何より立派に愛子様をお育てになりました。どうぞどうぞお幸せに。

愛子様天皇になってくれれば嬉しい。悠仁親王がいらっしゃる限り万が一にも愛子さま天皇になることはないでしょうけど。私には男系に拘る理由がそもそも理解不能だったりします。女系天皇でもいいじゃない…他国に乗っ取られる心配?だったらせめて女性天皇を認めてくれたらいいのに…。私は絶対愛子様押しです。

悠仁親王男児が誕生すれば次の天皇はその方で決まりでしょう。その後?そんな先の事分かりません。とりあえず青山さんが押しているように旧宮家の方々を皇室に戻すことになるのでしょうか?あるいは継承する人がいなくなったら皇室も終わりでいいのではないでしょうか。

跡継ぎがいなければお家は途絶える。天皇家も例外ではありません。天皇制廃止とかそういう文言ではなく、継承する方がいなくなりました。それでいいのでは。時の流れに身を任せ~とテレサテンが歌っております。

とにかく生まれながらに運命が決まるなんて太古の時代の伝統、そろそろ止めましょうよ、って思います。皇族も宮内庁も解散。時代が君主を求めていないし、そもそも君主制とも違うし日本の天皇って微妙なんですよね。

太鳳ちゃんのドラマじゃないですけど、木村多江が訴えてましたよ。「あなたが変えてちょうだい」と。やんごとなき一族って今でも現実世界に存在するのでしょうか?上流社会には上流社会の大変さや窮屈さがあるのですね。皇室と上流社会を同じに考えるのはそもそも間違いでした。すみません。

ただ、愛し合う者同士が結婚できないような環境にある人がいるとしたら、皇室だろうが、上流社会だろうが、同性愛者だろうが気の毒に思います。

愛する人と何の障害もなく祝福されて結婚できたことに感謝します。

つくづく庶民でよかった。

お読みいただきありがとうございました。