自分の地位を脅かす存在を排除しようとするタイプの人間がいる。自分の思い通りにならない人間を切り捨てイエスマンだけを侍らせる。その結果、やる気がある人や有能な人が馬鹿らしくなりどんどん離れていく。
いつでも社員を募集しているような会社はそれなりに理由があるのだ。居心地のいい快適な会社であれば人は辞めません。私が過去半年間だけ働いたブラック企業は3カ所ある全営業所で事務員が揃って退社するという不名誉な快挙を成し遂げた酷い会社でした。
本社の事務員も入れ替わり立ち替わりしていたそうで、やっと定着した事務員は頭のオカシイ人のようでした。(半年間で感じたのは”キチガイみたいな人”でした)私が退職願いを出したとき「採用してもすぐ辞めちゃうのよ、なんでかしら?」と言った経理事務の人に「原因は貴方と社長と(本社)事務員にもあります」と言いたかった。辞める決断に至ったのはストレス抱えてまで仕事することが馬鹿馬鹿しくなったからです。採用してもすぐ辞めてしまう理由がわからない限り同じことの繰り返しだと思います。
あんな会社でまともに働き続けることができる人がいることのほうが驚きです。定着した本社事務員が今でも続けているか否かを確かめるすべはありませんが、あの人なら曲者社長と似た者同士ウマが合うのかも知れません。社長始め、本社経理、事務員3人とも関わりたくないタイプの人間でした。ブラック企に勤めた話は別記事で
私は今週2日の事務職パートをしているのですが、採用時は平日週5日勤務でした。業務縮小で週2日の勤務に変わり大した稼ぎになりませんが、それでも辞めるのは惜しいと思ってしまいます。今から他の職場を探すことに抵抗があることも大きな原因ですが、一番の原因は職場の居心地の良さだと思います。
自分が独身だったり稼ぎ頭だったら週2日の勤務では生活が成り立ちません。ですが、私は今夫の扶養家族で養ってもらっているのでそこは問題ありません。80才を超えた両親の世話もあり週イチで実家通いもしている今は週2日の勤務が心地よく感じています。ブログもゆっくり書けますしボッチ時間を満喫できます。
人の意見を聞かないワンマン社長だったり、自分の地位を脅かす存在の研究者を潰す教授だったり、自分にとって邪魔な存在をなんとか排除しようとする。そんな人間が夫の職場にもいる。なんでも拗らせる天才なので私は彼を”拗らせオヤジ”と命名した。ストレスの元凶である彼の話は別記事で
その拗らせオヤジが最近色々水面下で動いているような気がしてならない。どうも夫の悪い噂を社員さんに流しているらしいのだ。あんなこと、そんなこと、あることないこと言いふらされて夫の本人が戸惑っています。
噂の一人歩きというヤツです。社員さんに聞かれて夫が誰がそんな事言ったのか?聞くと予想通り拗らせオヤジだった。拗らせオヤジが社員に【夫が自分を除け者にしている】と訴えているそうだ。苛められてると訴える子供か。情けない。
除け者にした、とは心外な話で夫は常に協力体制なのですがそれを拗らせオヤジが一方的に拒むらしいのです。拒まれたらそれ以上何もできないので、側を離れると「俺だけいつも手伝ってもらえない」と言うそうです。自分で断っておいてどういうこと?多分、自分が夫のせいで孤立している、とアピールしたいのでしょう。
同情されたくて夫を悪者にしたくて排除したくて仕方ないのです。事あるごとに「アイツ(夫)が来る前まではみんな仲良くやっていたのに、アイツ(夫)が来てから雰囲気悪くなった」と言いまくっているそうで。夫はその挑発に乗って言い返してしまったそうですよ。「みんなって誰ですか?誰一人残ってないじゃないですか」
そうなのです。拗らせオヤジが主張する「みんな仲良く」の”みんな”、はもう誰もいないのです。みんな拗らせオヤジの我儘好き勝手し放題に嫌気がさしバカバカしくなって辞めていったのです。(夫は軽貨物のドライバー、拗らせオヤジは違法白ナンバー営業)出入りが激しく新人が定着しない原因が拗らせオヤジであることは明らかです。
今までは入ってきた新人が全て年下だったので拗らせオヤジが幅をきかせていたようですが、夫は拗らせより年上なうえプロのドライバーです。拗らせオヤジが今まで一緒に仕事をしたことのない小賢しいタイプだったのでしょう。自分より頼りにされる夫に嫉妬したのだと思います。何より今までは自分に逆らう人間はいないし居心地最高だったのに、夫が来てからと言うもの自分の思い通りにいかなくなり焦ったのだと思います。
所詮白ナンバーの素人です。仕事が出来ないのです。(もしくはどこかでサボっているか)社員さんは「仲良くやってくれよ」というスタンス。他人事です。事務員でも揉め事があったようですが、最近それが解消されたそうです。
事務員ごたごた問題を解消できたのは、元凶だった野口さん(仮名。ちびまる子ちゃんキャラクターの野口さんに話し方が似ているみたいで、夫が命名)が退社したから、だそうです。その野口さんは女版拗らせオヤジで、鈴木さん(仮名)を辞めさせたかったようです。嫌いな同僚の鈴木さん排除にアレコレ動いた結果、裏目に出て自分が墓穴を掘り居づらくなり辞めた、ということなのでしょう。自爆したのです。
夫曰くいつもギャーギャーヒステリックに騒ぐのは野口さんだけで、鈴木さんは極めて大人しく冷静で喋らない印象だったそうですが、野口さんがいなくなってからは普通に明るくお喋りするようになったそうです。きっと鈴木さんは野口さんを相手にしていなかったのだと思います。相手にする価値なし、スルーすれば頭に来ることもありません。聞き流しの術で乗り切った鈴木さんは大人の対応でした。
自爆した野口さんは夫から話を聞く限りとてもユニークな人です。その理由
ぬいぐるみは運転に支障をきたすほどで心配になると夫が言っていました。ぬいぐるみを買う金はあっても昼食は買えない?ノーマルタイヤに関しては事故られても困るから所長が買ったそうです。会社負担か給料天引きかは不明ですが、東北地方ではあり得ない非常識なことです。会社勤めの事務職で髪が緑色ってどうなんでしょう。アパレルとかフリーなら分かるけど、って感じです。
ツッコミどころ満載の野口さんがいなくなってからは、職場の雰囲気が良くなったそうです。配送も違法白ナンバーなんてさっさと切ってプロの運送屋を雇った方がよっぽど効率も良くなるし雰囲気も良くなると思うのですが、面倒くさいのか20年間見て見ぬふりで問題を先送りしてきた結果が今夫に降りかかっているのです。
クビを宣告したところでゴネて暴れて拗れること間違いなしだから、触らぬ神に祟りなしでみんな嫌で避けてきたのだろうけど、それではいつまでたっても現状変わらないし、拗らせオヤジの天下が続くわけで思うツボなんですよね。
夫にはとにかく挑発に乗らないこと、仕事の無理難題を押し付けられるようなことがあれば、誰かを巻き込んで正当防衛すること、と言い聞かせて落ち着かせています。正論をぶつければ違法業者なので言い返せないのは分かっているのでそこは夫が有利です。不満ばっかり言う拗らせオヤジに対し、正論で論破するとしばらくは静かになるみたいですが、ほとぼり冷めるとまた文句を言い始めて、堂々巡りです。
「あんまり文句ばっかり言ってるとヤバイよ」と社員にクビの可能性を示唆され最近は少し大人しくなったと言っていましたが、永遠に続くとは思わない。夫は改善を期待しているようだけど、断言できる。絶対に変わらない。
武器を売るために火種を蒔いて紛争を起こす人がいるように、あらぬ噂話で人を蹴落とそう、陥れようとする人がいるのです。夫がいることによって苦渋を飲まされている拗らせオヤジにとって何とかして夫を排除しようと企んでいるのだと思います。
つい最近も「色々言われてますよ」と拗らせオヤジに言われた夫は、売り言葉に買い言葉で「色々って何!」と食いついてしまったそうで。困ったものです。あれほど相手にするな、と釘をさしたのに。拗らせオヤジの挑発に乗っではダメです。私が思うに「色々」の意味は「面倒くさい奴」だと思います。本当に面倒なのはそんなセコイことしかできない拗らせオヤジのほうです。
とにかく、事務員さんの鈴木さんを見習って大人の対応をすること。同じ土俵にいない人と対等に話すほうが馬鹿を見ます。無視することが一番。但し、基本的な業務上必要最低限のコミュニケーションは取ること。同じレベルに成り下がったらダメ。何度も言い聞かせます。相手にする価値のない人間に時間を割くほど無駄なものはない。
孤立していると訴えている件も、夫は積極的に手伝いを申し出ているけど拒否されている事実があるから誰も相手にしないわけです。手伝いますよ、と言われたら素直に手伝ってもらえばいいのに、変な対抗心から夫の手は借りたくない、で孤立を訴える。
バカなのか?プロの夫と張り合って勝てるとでも思っているのか?自分は20年やっているから俺がいないと困るだろう、って自分で言うか?恥ずかしい。20年もやっているのに、社員さんがこぞって夫に相談するって、どれだけ人望ないのよ。あなたの20年のキャリアはたった2年そこそこの夫に負ける訳?情けなくなります。
夫は別に今の会社を辞めたってどこでもやっていけるからいいですが、拗らせオヤジは違法業者だから今の職場からクビを切られたら大変です。惨めでもしがみついてでも辞めないでしょう。ならばせめて夫を目の敵のようにするのは止めていただきたい。
仕事ができない人間は自分の存在を脅かす存在を排除するためあれこれ姑息な真似をします。人を陥れることでしか存在意義を見出せないなんて気の毒な人です。
愚痴が長くなりました。でもスッキリしました。
お読みいただきありがとうございました。