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生きたいように生きる老後の話

夫がヤクルトを飲み始めた。何故かと言うとテレビに影響されてヤクルト乳酸菌シロタ株が良質な睡眠を提供するらしいとの情報を得て試してみたいと言ったのが始まりだ。

1000億のヤクルト1000は値段が高いので、ここは200億の普通のヤクルトで妥協です。それにしてもピルクル日清食品)に比べると倍の値段です。とりあえずヤクルトとピルクルを併用して毎日寝る前に飲むようになりました。いつまで続くかわかりませんが、とりあえず今は睡眠改善に効果があるかお試し期間中のようです。

私は無糖ヨーグルト、チーズ、納豆などの食品で摂取するようにしています。甘い物全般苦手な私はヤクルトなどの甘味飲料は苦手なのです。餡子を始めとする和菓子も全部苦手で、ケーキや洋菓子に関してもコーヒーのお供に一口サイズで十分な感じです。疲れた時はチョコレートを食べたりもしますが基本間食はしません。

母曰く小さい頃は甘い物も食べていたようですが、ケーキを一口か二口食べて満足するのは小食だからだと思っていたようです。その頃から甘い物に苦手意識があったのか?は自分では分かりませんが、餡子だけは口に入れると吐き出していたようです。

独身時代に自分でスウィーツを買うことはあまりしませんでした。疲れた時はビターチョコを買って食べていました。ケーキだったらチョコレート系を選びます。ウィーンで食べたザッハトルテが美味しかったです。

結婚してからは夫が甘いもの好きなので付き合いで買って食べるようになりました。夫の分だけ一個買ってもいいのですが、私が食べないなら俺もいらないとか言うし、いちいち「半分にする」と言われるのが面倒なので自分の分も買うようになりました。それでもコーヒーで流し込む感じです。毎週土曜日の晩酌時に夫がたまに”ほろ酔い”で付き合ってくれるのでそこはお返しです。(基本炭酸飲料たまに”ほろ酔い”)

夫はピータータンで子供味覚です。ほろ酔いの3%でもお酒に免疫がないからなのかすぐに溶けます。食事はカレーライス、オムライス、かつ丼などの丼もの、おこちゃまが好むメニューが大好物です。殆ど一品料理なので食事の用意は極めてラクです。何一つ文句を言うことなく食べてくれます。こんな手のかからない夫はいないと思います。

私は動きながらだと結構飲めることに最近気が付きました。若い頃何度もお酒で失敗しているのでアルコールには弱い体質だと自覚しています。精神安定剤代わりに強いお酒を飲んでいた時期もあったので、依存症一歩手前だったのかも知れません。

年末大晦日おせち料理や新年三が日に意地でも料理したくないので作り置きを大量に用意するのですが、朝からワインを一日かけて一本空けます。一日だけのキッチンドリンカーです。いい感じにフワフワで足取りも軽く楽しく料理できるので結婚して以来この大晦日ワンデイキッチンドリンカーは夫公認(諦めているとも…)になりました。座ったままダラダラ永遠に飲み続けると記憶を失い失敗しますが、動きながら少しづつ飲めば楽しく記憶を失うことなく永遠に飲めることに気が付いたのです。適量なお酒は私にとって欠かすことができない生きる楽しみです。お酒は飲んでも飲まれるな、ということを肝に銘じて楽しみたいと思います。

これからは生きたいように生きる。50才になって私が決めたこと。今まで頑張ったご褒美。それが老後だと考えるようになりました。パートタイムでゆるゆるとあまり稼ぎにならない仕事をして、週一で実家に通い愚痴を溢しストレス発散、家ではひたすらブログを書く。もともと何かを目標に頑張ってきたわけではない。

何かを達成したわけでも、やり遂げたわけでもない。でも、忙しく毎日勤勉に働いてきた。自分では満足いく貯蓄もできた。出ていくお金が少なければそんなに稼ぐ必要もない。これ以上ダウンサイジングするものがないくらいミニマムな生活だけど、それが全然悲しいことだとは思わないし、自分にはこの質素な暮らしが合っているのだと思います。

華美なものだったり、ラグジュアリーなものに興味がない。食事も高級フレンチより定食屋がいいし、買物もデパートよりスーパーがいい。高級ホテルや老舗旅館よりも小さな古びた民宿がいいし、過剰なサービスを受けると居心地の悪さを感じてしまいます。

贅沢を知らない、ということは私にとって幸せなことだと思います。昔の友人で老舗高級家具屋の社長令嬢がいたのですが「ここのパン以外は不味くて食べられない」と言って高級食パンを毎回購入する人がいました。私は一斤100円の食パンで大満足です。高級食パンという一斤800円する食パンを頂いて食べたことがありますが、それ以外食べれないわけではありません。(高級食パンは確かに美味しかったです)

兄が父の運動不足を心配して運動器具を送ってくれましたが、私は85才の父にあれやれ、これやれと強制することはあまりしたくありません。父には生きたいように生きて欲しいのです。まだまだ生きる気満々の父は(夫と同じく)健康にいいと言われるとすぐに試してみたくなるらしく、今はサバ缶にハマっています。ピーナッツがいいと聞けばピーナッツにハマり、きな粉がいいと聞けばきな粉にハマり、情報に流されやすい性格は私に引き継がれているような気がします。

母は足腰を鍛えるために散歩へ行けと父に言いますが、私は心配なのでできる限り家から出て欲しくありません。外は危険だらけです。何より嫌がる父に強制したくありません。やりたくないことはやらなくていい、そう思います。

週一回実家に言った時に兄からもらった運動器具を一緒にやろうと思います。前回頼まれて運動器具のセットアップをした時に「やってみない?お父さんの雄姿が見たいな~」と言うと「そうか?」なんて喜んでやってくれました。可愛い父です。すぐに飽きて投げ出すとは思いますが、飽きるまで付き合おうと思います。普段は10時ころまで寝ている父が、私が行く日に限っては早起きするそうです。母が不思議がっていました。私が来るのを楽しみにしてくれているのかな、もしそうだったら嬉しいなと思います。

お読みいただきありがとうございました。