ストレスフリーを目指すブログ

穏やかに健やかに暮らしたい

50代になり感じた変化の話

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コロナ禍になって2年、空白の2年は私たち世代の中高年より若い世代のほうが影響は大きいと思います。特に高校生には同情してしまいます。甲子園、高校総体、部活動など制限を余儀なくされ、やりたいことができない。青春がまるまる奪われた、そんな感情だと思います。その他、大学ライフを謳歌したくても通う事すらできなかったり、就職しても奨学金の返済に追われるだけの新社会人だったり、先の見えない状況に希望を見いだせない人も多くいるのではないでしょうか。

そんな若者が抱く50代のイメージは”オジサン、オバサン”だと思います。その”オバサン”年齢に達した私が最近感じている心と体の変化を書いていこうと思います。

  • 五十肩になりました

左肩を痛めました。背中に手が届かなくなり痒いところが掻けません。上着を着る時に肩に痛みが走ります。バンザイをする時に耳の横まで腕が上がりません。去年の夏就寝中に左肩がバキッと音を立てたので、それが原因かも知れませんが半年以上治りません。通院するほどではなく湿布をしたり温めたりして和らげています。重いものを腰より高い位置に持ち上げることが困難になりました。10キロの米袋を車のトランクに入れる時、腰に違和感を感じました。ぎっくり腰にも注意が必要です。ロングドライブの時の乗降で体が固まってしばらく動けないことがあります。膝の軟骨もすり減っているように感じます。治癒力、回復力は確実に衰えています。色々なところがガタガタです。

  • 老眼になりました

コンタクトをすると食事の時に口の前に運ぶと何がなんだかぼやけて見えません。スマホは腕をギリギリ伸ばしたり寄せたりピント合わせが必要になります。薄暗い時間帯は目がかすんで見えずらくなります。眼鏡の時は近くの小さい文字を読むときは眼鏡を外すとよく見えます。(因みに裸眼視力は0.05くらい?測定表一番上の文字が見えない。2、3歩前に歩くとやっと目を細めて見えるくらい強い乱視)

閉経後(因みに閉経は45才の時)悪玉コレステロール値が徐々にては上がってきていましたが、50代に入り急激に上昇したため、(LDL値186)投薬治療開始です。血液ドロドロです。放置すると動脈硬化が進行して脳梗塞心筋梗塞になる危険性があります。食事的にはナッツ類、ほうれん草、カボチャなどのビタミンEには動脈硬化を防ぐ働きがあり、ニンジン、ゴボウ、海藻、キノコ類、豆類の食物繊維はコレステロールの吸収を抑える効果があります。肉(内蔵系大好き)にしろ、魚卵(明太子大好き)にしろ、糖質(白米大好き)にしろ、大好物は大抵カロリー高いです。食事制限はしていません。我慢することはストレスが溜まるのでここは気にしないで食べます。基本、3食食べなくても全然平気です。食べる量は少ないです。昼は滅多に食べません。お腹が空いたらお煎餅一枚食べる、みたいな感じです。”作る、買いに行く、食べる”全ての作業が面倒なのです。今は夫がいるので仕方なく夕飯の支度をしますが、独身時代は、お腹減って動けないってくらいでようやく食べるか…みたいな感じでした。意地でも炊事したくない時の夜ご飯は、きゅうりとビール、トマトとビール、チーズとワイン、ナッツとワインとか、そんなぐうたら暮らしでした。

  • 白髪を染め始めました

白髪染めは47才の時にデビューしました。それから一カ月~一ヶ月半毎に美容院に行くのでお金がかかります。一回染めるとエンドレスです。カラーチケット5回分(半年に一回購入)が15,000円で年2回、一回のカット代が2,800円なので、10回美容院に行く計算で締めて年間58,000円で結構デカい出費です。かと言って自分で染めるのは面倒なのでやはり美容院に行く選択になります。若い時は年2回くらいしか美容院に行かなかったので、約10倍の負担増です。美容院を変えることはありません。”いつもと同じ”説明不要なのが心地よく何も言わずに作業に入ってくれます。おしゃべりはしないで淡々と作業してくれるので、シャンプーの時などは気持ちよくて本気で眠りに入ってしまうことがあります。髪の毛がめちゃめちゃ多くて髪質も硬くて太いのですが、年齢とともに減っていくことを期待しましたが、ここは現状維持でふさふさです。両親ともに毛量豊富(毛深い)なので遺伝だと思います。薄毛に悩む夫に半分植毛したいくらいです。

  • 指先の油分が減りました

事務作業に指キャップを使うようになりました。ページをめくることが困難になりました。ビニール袋を開ける時指を舐めそうになる自分にハッとします。指先だけではなく、脂性だった肌が部分的に乾燥するようになりました。肌の張りと潤いがなくなってきました。女性によく見られる現象のかかとはなぜかツルツルです。基本男性ホルモンが多めなのだと思います。

  • 涙もろくなりました

悲しくても嬉しくても楽しくても感動しても涙が溢れます。感情の起伏が激しくなっていると感じます。大好きなドラマや映画は展開が分かっていても何度見ても同じところで号泣できる自信があります。更年期障害の自覚はありませんが、これが更年期の症状だと言えばそうなのかも知れません。最近では藤井聡太さんや大谷翔平さん平野歩夢さん羽生結弦さんなど礼儀正しい優秀な若い方の活躍を見るだけで涙が出てしまいます。さぞ親御さんの教育が素晴らしかったのだろうな、などと思います。若い方の活躍が何よりの希望です。最近では佐々木朗希さんの完全試合で感動して泣きました。

老化現象と言ってしまえばそうなんですが、私はこれを”加齢による成長”だと思うようにしています。年齢を重ねることは人間が面白くなっていくこと。色々な体験をして豊かな人間になっていく。そういう風に考えると年を取ることは悪くないと思います。

実際にブログで体験談を書きながら無駄に50年過ごしていたわけではないと再確認したり振り返ったりしています。考え方ひとつで捉え方も変わってきます。若い時は誕生日が来ると(特に20才の誕生日は年金だったり税金だったり社会人としての責任が生じることに対して)憂鬱に感じていましたが、今は誕生日が待ち遠しいほど嬉しいです。誰かに”おめでとう”と言われる嬉しさは若いころにはなかった感情です。若い時には充実感がなかったのだと思います。生きることで精一杯で充実感を感じる余裕がなかったというのが正解だと思います。我ながら色々経験をしてきたのだなと思います。

ただひたすらに突っ走ってきました。今この年になって時間的余裕が生まれて今までいかに充実した日々を送ってきたかを改めて振り返るのに自分にとってこのブログを書くことが役に立っていると実感しています。

「書き残そう、あなたの人生の物語はてなブログのキャッチコピーを見て、よし!私も書き残そうと始めたこのブログ。ネタがつきるまで、私がいままで体験したこと、感じたこと、私という人格形成の基礎(未だ構築中)になった過程などを書いていこうと思います。

お読みいただきありがとうございました。