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お酒で失敗したときの話

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週末に嬉しいことがありました。毎週土曜日に350mlの缶ビールを一本飲むと決めているのですが、なんと、日曜日も夫からのご褒美ビールを頂いたのです。

お酒が禁止されているわけではなく、自分で一週間に一度一缶だけと決めているのです。もともとお酒に弱い体質で、今まで色々失敗していることもありこのままではマズイとは思っていたのですが、夫と結婚してある事件をおこしてから真剣にお酒の飲み方を変えなくては…、と思ったのです。

その事件とは結婚後、叔父夫婦と初めての会食でキラキラしたことです。それも夫の愛する車の中でやってしまったのです。酒豪の叔父夫婦は私が”酒好き”と知るや否や早速飲みに誘ってくれました。私は初めての親戚との会食に緊張していたのだと思います。叔父夫婦に注がれるまま飲み続け、叔父のペースに負けじと飲んだ結果、嬉しくて楽しく箍が外れてしまったのだと思います。仕舞いにはフェイドアウトしてしまう始末。店先の入り口で倒れていたそうです。

記憶を失っていた私は翌日夫から話の顛末を聞きました。急に消えたこと、車でキラキラし「ウプっ」とする度に車を停めて休みながら帰ってきたこと、やっと家についてベットに横になったと思ったら再度キラキラ始まってお手上げ状態だったこと。もう恥ずかしくて消えたい気分でした。新婚なのにこんな姿見られてしまった。私のゲップの脅威は恐ろしく、これでダメになった恋もあるのに、性懲りもなく繰り返してしまう私の愚かさに愕然としました。

夫が愛する車は強烈なキラキラのニオイで充満しておりファブリースを吹きかけながらの大掃除です。シートに溢さなかったことが不幸中の幸いでした。(天井に吹いて洋服が大変なことになっていたそうです。記憶はないものの私なりにシートは汚さないように、という緊張があったのかも知れません)こんな嫁ムリ、と言って捨てられてもおかしくない状況の中、夫はせっせと私の撒き散らしたキラキラ処理と洗濯をこなし介抱してくれました。こんな優しい夫いません。夫にキラキラの後始末などさせてはいけない、幻滅させてはいけない、二度としないと誓いました。心から猛省し謝罪しました。

私が決めたお酒のルールは以下の通り

  • 毎週土曜日に缶ビール一本頂く
  • 外で飲むときは中ジョッキ一杯(瓶ビールは中瓶一本)
  • ちゃんぽん飲みはしない

二十代の頃はビールなら大瓶で2~3本は軽く飲んでいたし、5~6時間ぶっ続けで飲んだりも平気だったのに今は全然飲めなくなりました。やっぱり年なのでしょうか。そんなに量を飲まなくてもすぐ酔えるので楽しく飲めるようになりました。

昔は量を飲まないと酔えなかったので酔えるまで飲んでしまって挙句記憶を失くすというパターンでした。少しアルコール依存気味だったのかも知れません。気持ちよくなった時点で止めておけばいいのに、気持ちよくなると自制が効かなくなるのです。気づいたらそこかしこで寝ている、そんな失敗は何度となくあります。我ながらよく無事だったなと思います。私の場合、急に眠くなり少しインターバルをおくと復活し会話も普通にするらしいので素面に見えるそうなのです。

夫にも指摘されました。「普通に会話してるから酔っぱらってるとは思えなかった」そうなのです。これこそが私の酔っぱらった時の特徴で”普通に会話ができる”そうなのです。でも怖いのは話をしている本人の記憶がまったくない、という事です。

社会人になってから覚えたお酒ですが、酒の席で調子づいて話をしたことが翌日噂になっていたり、無礼講だと思っていたことが事件になっていたり、リミットを知るまで何度も失敗を繰り返しました。

自分でリミットを知る一番のバロメーターになったのは、”足”と”目”です。席を立った瞬間ふらつくようだと限界が近いということに気が付きました。トイレに行った時の歩き方が千鳥足になって、鏡に映った自分がぼやけていたら酔っぱらっている、そう自覚するようになりました。飲んだ翌日、脚やら腕やら全身に痣ができることが多いのは、どうやら電柱やら何やら色々なところにぶつかりながら帰ってきた結果のようでした。

今の適量、ビール一缶が私の楽しみです。ふわふわ気分になれる最高に楽しい時間です。なんでビールがこんなに旨いのか。飲み始めたころは”大人はこんな不味いもの好きなんて信じられない”と思っていたのに。不思議です。今と違い昔は「飲めません」などと断ることが許されなかった。ピッチャーでちゃんぽん飲みを強要されぶっ倒れる、そんな時代でした。恐ろしい。今だったらパワハラで大問題になる案件です。

お酒は常習性のあるものです。飲み方を間違えると大変です。ただ、私の人生からお酒がなくなるのは悲しいことです。一週間無事に過ごせたことに感謝してささやかな乾杯です。誕生日と年末年始には大好きなワインを頂くことにしています。

お店でお酒を頼むと大抵夫の前にサーブされます。夫の前に運ばれたビールを手繰ることが毎回面倒なので、最近は「ビール私です」と宣言しています。「飲みたいのに運転しないとダメだから」と同伴者に我慢させてしまうと自分だけ飲むことに躊躇いがありますが、その点夫は下戸なのでありがたく頂戴しております。

日曜日にご褒美ビールを夫が用意してくれたわけは、別記事に書こうと思います。

適量のお酒は私の人生を豊かにしてくれます。ビール最高!

お読みいただきありがとうございました。