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DIY好きだけど凝り性が面倒な話

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夫が事業用の車を購入した話は以前に書きましたが、下取りに出す車にガソリンを給油した直後に納車の連絡が入り「ガソリン入れたまま渡すのもったいないな」とケチ臭いことを言うのでガソリン消費ドライブへ誘ってみた。実家の障子がまた破れたから直してくれない?と母から頼まれていたのだ。

実家までの距離は約40キロ弱で約1時間の小ドライブになる。ドライブを兼ねてお昼ごはん一緒に食べようというお誘いに夫は乗ってきた。和室の障子紙が部分的に剥がれる度に修復依頼の呼び出しをされることに嫌気がさし、プラスチック素材でできた破れにくい障子があることを説明し一枚だけ試しに張り替えることにしたのです。

夫は何でも自分でやる質で、普通なら業者に依頼するような三枚扉のかなり大きめな物置も自分で設置してしまうほどです。ただ単に支払うべき設置代金をケチっているわけですが、それでも簡単に誰しもができることではないと思います。

但し、凝り性なので徹底的にやるのがたまに面倒くさい。どのくらい面倒なのか?というと「もう十分だよ…」と作業を止めに入るくらい面倒です。母も私と似て(否違う、私が、母に似ている)同意見です。基本私も母も親子揃って適当な人間なのです。

要するに本業ではないのにプロ顔負けのプライドがあり徹底的に仕上げたいのです。別に素人施工なのでそこまで望んでいないのが私と母の意見なのですが、夫は違います。どうせやるなら完璧に、裏を返せばいい加減にはできないのです。夫自信が納得できるまで作業は続きます。私と母には理解し難いことですが頼んでいる以上口は出せません。

「頼むのはいいけど、時間かかると思うよ」母にはいつも前置きします。

母はそれでもいいといいます。多分私が思うに何か理由をつけて夫に来て欲しいのだと思います。障子の他にも、水道水漏れ修理や玄関アプローチの修復など、これまでも頼まれて色々とやってきました。玄関アプローチに関しては泊りがけの作業になりました。さすがの母も「そこまで頼んでないけど…」と困惑している様子でした。私は「仕方ないよ、本人が納得するまでやらせよう」と最後は二人で見守っていました。

年に一回庭の剪定作業に植木屋さんが入るのですが、その業者さんが「婿が作った」アプローチの仕上がりを見てプロ顔負けの仕上がりだと感嘆していたようです。

障子張替は以外とラクな作業で午前中に剝がす作業、昼(乾かす時間)を挟んで午後に貼る作業で実質の作業時間は2時間ほどで終了しました。障子紙の張り替えは両面テープ用の障子紙を選んだので貼り付けは簡単でした。作業代としてお小遣いを貰いまた小ドライブしながら帰ってきました。

貰ったお小遣いに対して夫曰く「業者に頼んだ方が安いと思うけど」夫の気持ちは良く分かる。なにせ夫は費用を安く抑える為に自分で作業することが目的なのに、業者より高い金を貰っては意味がない、そう思っているのです。

「確かに、でもお金の問題じゃないんだよ、別に安く済ませたいから頼んでいるわけじゃない」障子一枚張り替えでいくらかかるか分からない(因みに障子張り替え価格でググった結果、一枚あたり1500円程度でした)けど、母はなにより夫と3人でお昼を食べることの方が嬉しいのだ。今回も行くのは決まって”はま寿司”です。

夫を実家に連れていくのは気が引けるのだが、以前夫に嫌ではないか、と聞いてみたところ「全然」とのことで驚きました。緊張しないの?と聞くと「なんで?家族なのに」サラリと返答されて少しホッとしたことを思い出します。

私は未だに夫の実家は緊張します。お義母さん一人だけだったら平気なのですが、長男夫婦と同居なので、嫁姑の張詰めた緊張感がたまらなく居心地が悪いのです。なので、あまり夫の実家には寄り付かなくなりました。

夫の叔父が鉄工所を営んでいるので協力してもらい、外構フェンス、テラスデッキ、庭のテラス、アプローチ、花壇はDIYです。施工はかなり本格的です。今は隣家との目隠しフェンスを作りたいと計画しています。

私は気にならないのですが、夫は隣家の目が気になるようです。特に隣家のダンナ様がまったく挨拶をしない人で更にはくわえ煙草で歩き回るような人なので気になるのだそうです。下手に干渉してくるよりよっぽどマシだと私は思うのですが、確かにこちらが挨拶しても無反応なダンナ様です。

「芝生に燃え移ったらどうしてくれるんだ!」煙草を吸うのが悪いわけではありませんが、やっぱり人に迷惑をかけるのはダメかな、家で吸ってくれればいいのにと思います。せめて歩き煙草は止めて欲しいです。

もともと工業高校出身の夫はDIY好き。家電も調子が悪かったり動かなくなるととりあえず分解してみます。ダメなら諦めますが直ると自慢げに披露するので「スゴーイ!」と褒めてあげます。

扉の建付け調整や歪み修理などもお手の物、水漏れ程度の水道修理、パッキン交換も自分でやります。その他やかんを磨いたりフライパンの焦げとりをしてみたり、食器の渋取までお掃除もプロ並みです。

やってくれるのは本当にありがたいのですが、正直そこまでしなくても、と思うこともしばしばあります。凝り性がたまに傷。私がやらないから自分がやるしかない、と。昨日掃除したばっかりなんだけどな、と思いながらも放置しています。

お風呂も毎回水滴を拭き取るように言われます。放っておくとカビが生えるから、とのことです。新婚当時に言われた時は「お風呂の水滴を拭き取る?」まさに二度聞きしたくらい衝撃的な出来事でした。私の人生の中で初めてのことだったのです。

水滴拭き取りは普通のことなのでしょうか?それとも今までしていなかった私が変なのでしょうか?今は何の抵抗もなく水滴を拭くことが習慣づいています。私も少しは進化しました。

綺麗好きな夫とどうでもいい妻。私は面倒だな、と思いながらも夫の言う通りにしています。聞き流すのは得意なのでその点は大丈夫です。

仕事でストレスが溜まる分、家ではリラックスして欲しいと思うのでなんとかストレス軽減できるように頑張っています。

「見えるところしかやらないでしょ」と嫌味を言われ掃除し始める夫に溜息をつきながらも幸せを感じています。ドMか!私はマゾなのか?

修復や物を作ることは得意だけど、デジタル関係には疎い夫。そこは私がリードしています。得手不得手は誰でもあるものですね。最近夫がやっとタッチレス決済デビューしましたので、後日記事を書きたいと思います。

そう言えば、花壇の手入れをやるように言われていました。今朝「やる、やる、そのうちやるって言ってやってないよね、やるやる詐欺じゃん」と言われたばかりです。では天気がいいので今から作業始めたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。