ストレスフリーを目指すブログ

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ストレス限界が近くて心配な話

最近帰宅後の夫に電話がかかってくることが多くなった。会話の端々に不機嫌を感じる。夫としては、俺に話をされても会社の人間ではないし…という困惑だろう。どうやら、委託先の会社内の揉め事に巻き込まれているらしい。

委託先の社員(以降、”シャイン君”と呼ぶ)から毎回ある人(以降、拗らせる天才なので”拗らせオヤジ”と呼ぶ)の愚痴を言われるらしい。夫はただの委託配送業者で、はっきり言って会社内のトラブルに関しては部外者だ。夫に愚痴を言ったところで何も解決にはならないのにと思う。ただシャイン君も誰かに聞いてもらわずにはいられないくらいストレスを感じているのだと思う。

ストレスは誰かに愚痴を聞いてもらうと少しは発散できる。ただ、聞かされている方もこれまたストレスになるのだ。シャイン君からの愚痴を聞いた夫は私に愚痴を言い、それを聞いた私はこうしてパソコンに当たり散らしている。

夫は軽貨物の自営業で黒ナンバー。拗らせオヤジはハイエース持ち込みの白ナンバー、シャイン君は会社の社員で配送業務を担当している。そもそも白ナンバーで配送って違法では?と思うのだが。配送業務委託ではない違う契約なのだろうか?

拗らせオヤジは20年近くもその会社で配送を請け負っているらしいが、2年前、夫がその会社に入ってからというもの、自分の思い通りにならなくなったため、夫に難癖をつけ追い出しにかかっているようです。拗らせオヤジは自分の意に反する二人の若手社員をすでに辞めさせていて(続けることが嫌になるように仕向ける)夫が入る前は、拗らせオヤジが天下人で好き放題ラクな配達先を選んで若手社員に負担を強いていたようです。夫と一緒に仕事をしていた若手社員の一人も拗らせオヤジに執拗に苛められたことが原因で会社を辞めてしまったそうです。シャイン君もまさに今、拗らせオヤジに日々悩まされて、夫に愚痴を言わずにはいられないほど追い詰められているようです。

夫が入って間もないくらいの時だったか忘れたが、拗らせオヤジは夫に難癖をつけて喧嘩を売ってきたらしいが、夫は正当な理由で論破し黙らせた。夫の反論にぐうの音も出ない拗らせオヤジは言い返すすべもなく、それ以来社員へ媚びを売るようになり、最近では夫を悪者に仕立てるのに躍起になっていて「以前は仲良くやっていたのに険悪な雰囲気になったのはアイツのせいだ」と訴えているようです。

白ナンバーで配達しているグレーゾーンの拗らせオヤジと、正当な運送業として契約している夫とは契約内容がそもそも違う。車が違えば運べる荷物も積めるサイズも違うわけで、比較対象になり得ないのに、夫に比べ自分の方が負担が大きいと社員へ訴えているらしい。結果、そのしわ寄せが全部シャイン君の業務に支障をきたし、シャイン君は夫へ窮状を訴えている、という流れらしい。

「あくまでも俺は社員ではないから、上司に相談したら?」という夫のアドバイスでシャイン君は実践したようだが、その結果問題は先送りになったそうだ。シャイン君は春から営業に上がることが決まっていて、配送は新入社員にやらせるからシャイン君には関係なくなるからもう少しの我慢だよ、と笑って済まされたようだ。ブラックだ。シャイン君は自分の後任(新人社員)を憂いて相談しているのに、こういう体質の会社は改善することを面倒がって問題の先送りにし、そして放置し同じトラブルを繰り返す。これでは新人社員は育つはずもなく、また拗らせオヤジの天下になってしまう。

とにかく、拗らせオヤジにとって夫は目の上のたんこぶでしかなく、排除したくてたまらない存在なわけです。私は夫の負担がどんどん増えてくるのではないか?と心配でなりません。午前便、午後便、最終便と一日3便あるらしいのですが、拗らせオヤジは最近、午後便出たきり配達量の多さを理由に戻ってこないらしいのです。そしてシャイン君は配達先の振り分けに問題がある、と先輩社員から怒られるらしいのです。

同じ仕事量なのに、夫は戻れて何故拗らせオヤジは戻れないのでしょう?それって裏を返せば、”仕事できないアピール”をしているだけで恥ずかしいことだと思うのですが。

夫曰く、拗らせオヤジの回り方がオカシイ(変)とのこと。配達で重要なのはルート取りと道路の状況判断で、効率よく回れば戻れないはずはないと言うのです。例えば夫は一筆書きのようにルートを組むが、拗らせオヤジは手前から木の枝分かれのように配達するようなのです。重複するルートが多ければ倍の時間がかかるのは当然です。

配達時間指定の依頼も「無理」と平気で言うそうです。例えば、観光施設でA施設➡B施設➡C施設と巡るツアーが、急遽、C施設の都合で一番先に来てくれと依頼されたとします。ドライバーが「無理」と断ったらどうですか?っていう話です。通用しませんよね?たとえA施設➡B施設➡C施設と予定表にあったとしても、臨機応変に対応できなければプロの仕事とは言えないのです。添乗員としてそんなドライバーがいたら即刻報告しますし、そんな融通の利かないドライバーは嫌です。

そういった時間指定や重要顧客案件の依頼は、20年のキャリアを誇る拗らせオヤジではなく、夫に相談してくるようになったそうです。20年のキャリアが泣きますね。情けないと思わないのでしょうか?所詮白ナンバーの素人なのです。

私が憂いているのは、拗らせオヤジが戻れないと言って断る最終便を、夫が負担するようになること。拗らせオヤジは「一番早く戻った人が最終便全部持って行け」と主張しているらしいのです。だったら誰も戻ってこないですよね。サボって時間調整して一番最後に帰ればいいのですから。これではゴネ得ゴネ勝ちではないか。

分かりやすく例えれば、運賃契約が全く違うホワイト運送とブラック運送が出入していて、ホワイト運送は自分の担当配達分を終えて帰宅しようとすると、ブラック運送の仕事が終わらないので追加で配達して欲しいと言われるようなものです。何故、違う運送屋の荷物を配達しなければならないのでしょう?真面目に働いているほうが馬鹿みたいです。

若手社員が次々に辞めてしまう原因が、拗らせオヤジとのトラブルであることは殆どの社員が百も承知のはずなのに、20年もの長い間使い続けたお情けなのか、拗らせオヤジに同情的な社員が多いらしいことも気になります。「ここを切られたらどこも雇ってくれないだろうし」白ナンバーで契約することの違法性、拗らせオヤジとの契約が限りなく黒に近いグレーであることを認識しているように思えてなりません。

軽貨物事業者で同じ契約条件の車を増やせば、同業者同士話し合いで振り分けも可能なので、拗らせオヤジを切って軽貨物を増やして欲しいというシャイン君の切なる願いはバッサリ却下されたようだ。

いずれにせよ、春になったら改善されるかも?と少し期待してる夫に言いたいのは、「絶対変わらない」と言う事。夫の話を聞く限り、私が以前半年だけ勤めたブラック企業と同じニオイがプンプンするのだ。ブラック企業については別記事で

u-tantantan.hatenablog.com

夫はストレスを溜めやすい体質で以前も急性肝炎になる寸前まで悪化したことがあるので、またあんなことにならないか、と心配でなりません。夫がEBウイルスに感染し脾臓が破裂して死ぬかもしれない危機があった話は別記事で

u-tantantan.hatenablog.com

ストレス性下痢で朝から何度もトイレに駆け込み、ストレスサインの口内炎が酷くなってきて顔には吹き出物も出来たので限界に近いところまできていると思います。昨晩からさざえさん症候群、今朝はいつもより増して憂鬱そうに出勤していきました。

愚痴をこぼすたび、辞めたら?と提案するものの、拗らせオヤジには負けたくない、と言います。EB感染の時はお金が原因で辞めることを拒み、今度は意地の張り合いです。プーチンとゼレンスキーみたいです。勝ち負けの問題ではありません。確かに難癖をつけて喧嘩を売ってきたのは拗らせオヤジかもしれませんが、だからと言って挑発に乗っては同じレベルに成り下がることだと思います。

とにかく今私は愚痴を聞いてあげることしか出来ません。これ以上状況が悪化しませんように。戦争もいつ終わるのか、巻き込まれる人々の無事と早急な平和的解決を祈ることしかできません。無力なものです。

お読みいただきありがとうございました。